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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

意思決定の合理性と考える上で、経営人モデルを考えなければなりません。

H.A.サイモンが提唱した「限定された合理性」とは、組織の中における「意思決定」という概念を提示した研究で画期的なものでした。

なぜならば、それまでの経済学の考え方のベースであった「人間は必ず合理的に動く」以外での理論構築が可能になったからです。

「人間は限定された合理性しか持ちえない」
そのうえで意思決定を行うものだと考えました。

 

この考えが経営人モデルのベースです。

統計学ではデータとは、人やものなどのそれぞれの個体から観測される数値の集まりと考えます。

 

通常の実験や調査では、個体から観測する項目(変数:variableといいます)は複数あって、それらを表やグラフ、いくつかの数値で要約して、データが得られた集団の特徴を把握することが必要になります。

 

これを記述統計学(descriptive statistics)と呼んでおり、データを分析する場合には最初に行う重要な作業となります。

経済人モデルの考え方

経済人とは、「もっぱら「経済的合理性」にのみ基づいて、かつ個人主義的に行動する(するだろう)」と想定した、人間に関する像・モデル・観念のことである。」(wikipedia)

まず「経済的合理性=客観的な合理性」とは
①人間は決定する前にすべての選択肢を理解し、把握することができる。
②ある選択肢を選択した際の結果を的確に把握できる。
③そして、ある価値基準を用いて正確に決定を行い、その種々の決定には矛盾がない。

この前提で意思決定を行う人を想定して様々な事象について考えていくことが、経済学のベースの考え方です。

経営管理の源流として経営管理論と呼ばれる分野が発展していきます。
 

経営管理論の始祖は、フランスの鉱山技師出身の経営者ファヨール(H.Fayol; 1841-1925)です。

ファヨールは、6つの本質的職能の一つとして管理的職能(予測、組織、命令、調整、統制)を挙げました。
さらに、自身が組織を動かすために用いた管理の一般原則として14の管理原則を挙げました。

面白いことに、2つの原則を除けば、いずれも「……すべきである」ではなく、
むしろ「……には気をつけて、その程度をうまく定めなさい」という表現であったようです。

要するに、経営管理の「チェック・ポイント」とでも言った方がぴったりきます。

 

組織論の源流を考える
 

J.G.マーチ=H.A.サイモン(March & Simon,1958)によれば、20世紀以降の組織論の源流は、大きく二つに分かれると述べています。

一つは、20世紀初頭のテイラー(F.W.Taylor; 1856-1915)の研究を起源としています。
工場で人間を効果的に使うことを研究した時間研究と動作研究がその代表となり『科学的管理法』(Taylor, 1947)と呼ばれます。

二つ目の源流は、科学的管理法と比べて大きな組織問題、部門間分業や調整に関わっており、一般に経営管理論と呼ばれる分野です。
経営管理論の始祖は、フランスの鉱山技師出身の経営者ファヨール(H.Fayol; 1841-1925)です。
ファヨールは危機に直面していたフランスの大企業コマンボール社を立ち直らせました。
社長在任中に出版した『産業ならびに一般の管理』(Fayol,1917)により、経営管理論の始祖と称されるようになりました。