統計学のきそのき:データ統計学ではデータとは、人やものなどのそれぞれの個体から観測される数値の集まりと考えます。 通常の実験や調査では、個体から観測する項目(変数:variableといいます)は複数あって、それらを表やグラフ、いくつかの数値で要約して、データが得られた集団の特徴を把握することが必要になります。 これを記述統計学(descriptive statistics)と呼んでおり、データを分析する場合には最初に行う重要な作業となります。