ソリューションのおぼえがき -71ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

野心のない若者が増えているといいますが、私は少し違う解釈の仕方をしています。

 

野心のある若者は海外に出ています。色々とチャレンジしている人はたくさんいます。

また、様々な分野で選択肢が広がっている社会です。

大企業でサラリーマンだけが人生ではないと考えるのが普通でしょう。

 

また、人口が減少している昨今、絶対数が少なくなっているということと、アジアの各国の経済成長で野心のある若者がどんどん日本に来ているから、相対的に見てそう見えるのだという認識を持っています。

 

では、大企業の若手従業員などで管理職になりたい人が減ってきているという明確なデータがあります。

これは何を意味しているのでしょうか?

 

・管理職とは名ばかりで、酷使されるだけ。

・管理職の諸先輩を見ていて、みんなしんどそうに仕事をしている。

・責任は取らされるけど、手柄は上に取られているように見える。

・決断することは怖いこと、会社にクビにされるかもしれない。

インタビューではこのようなことが聞こえてきます。

ようは、「割に合わない職務」に見えているのだろうということなのでしょうか。

 

人は変化を容認することが苦手な動物です。

責任や決断を求められることが一番嫌なことだと考えると、今の管理職の立場になりたくない若手従業員の気持ちもわかってきます。

 

責任や決断を迫るとき、経営者は、その管理職の立場を理解してあげることが重要です。

また、失敗への許容と権限の付与も必要になることを頭に入れてください。

「認める」はよく「ほめる」と誤解されて解釈されることがあります。

 

「認める」スキルの目的は、「相手に安心して話してもらう」ことです。

文字通り、相手を全人格的に認めることであり、相手の言うことをそのまま受け止めることです。

ありのままの事実や存在あるいは変化を、ただそのまま受け止め、認めます。内容について同意したり、評価したり、他の誰かと比較したりすることは含みません。

 

「ほめる」との違い

「ほめる」とは、相手の良い点や上げた成果(好ましい事実)を取り上げ、相手を肯定的に評価し、それを伝えることです。

それに対して「認める」は、事実・存在をそのまま相手に伝えることであり、肯定・否定に関わらず評価を含みません。

中小企業における成長の源泉は「ヒトのやる気」です。

 

やる気が高いほど、会社の成長のスピードが加速することは間違いありません。

それでは、やる気のある人の「特徴」とはいったい何なのでしょうか?

 

社員のやる気を人事評価の基準にしている会社は殆どありません。

しかしながら、答えは簡単です。

 

やる気のある人の特徴は、

・心が豊か

・プラス思考

・変化への耐えることができる

・自分に原因があると考える

・自分を奮起させることができる

・他人のせいにしない

・常に自己努力できる

などが挙げられます。

 

簡単に言えば、素直で、謙虚で、前向きということです。

 

やる気のある人に課題を与えると「はい分かりました。やってみます!」という元気の良い返事がすぐに返ってきます。

「でも、しかし、それって・・・」など等の否定的な言動はありません。

 

何もやらないうちから諦めるようなことはせず、障害があっても乗り越えようと努力します。

決して、他人のせいにするようなことはせず、誰も見ていないところでも努力します。

心が明るく、プラス思考で、変化への耐性が強いので、どんどん進化し、月日が経つほどに成長します。

 

こうした、やる気の高い人財は会社の宝であり、成長をけん引する強力なエンジンになります。

しかも、エネルギー源は「自分」にありますので、素晴らしくエコで、極めて高い生産性を発揮します。

 

ですから、やる気の高い人財は、たとえ少数でも、掛け算の効果で、考えられないほど大きな成果を生み出します。

人も、会社も、成長の源泉は「やる気」です。

 

会社においては、「社長のやる気」が社員のやる気を高め、会社の生産性をけん引します。

そのために必要なことは、社長が率先して、素直で、謙虚になることです。

「認める」スキルはコーチングにおいて基本になります。

 

人は認められることで安心感を持ち、自分自身をより信頼する気持ち(自己信頼)が生まれます。安心感を得ると、次の目標へ向けて前向きな行動を起こすことができるようになることに加え、自己信頼が増すことでモチベーションを高めることもできます。

 

コーチは、クライアントの話から聞こえてきた事実を受け止め、認めることで、クライアントが安心感や自己信頼を得られるようにします。そのことにより、クライアントのコーチに対する信頼感が醸成され、何でも話せる雰囲気が生まれます。

 

「認める」ことは、コーチングの基本姿勢であり、クライアントを心から信頼し、存在そのものに敬意を払っているということを、クライアントに効果的に伝えるためのスキルです。

会社をうまくいかせるためには、やはり「質より量」を意識することだと感じることが多いです。

 

「経験の回数」×「スピード」で、きっかけの量が決まるからです。

「質」はあとでも改善できます。

 

とにかく、高速回転で挑戦・改良・改革・変化・流転等を回し、量を稼ぐことです。

そうすれば、会社経営の質が高まります。そして、最終的には大きな成果が生まれやすいのではないかと思います。

 

ビジネスの世界は、最初から成功することなどほとんどないといっていいでしょう。

たいていは、失敗しながら、長い時間をかけて気が付けば「何とかなっていた」という感覚が普通です。

 

そうであれば、最初から失敗ありきで質より量を優先し、成功チャンスを沢山手中に収めた方が賢い選択ともいえます。

 

質より量を優先すべき局面は沢山あります。

 

イチロー選手は、「小さなことを積み重ねることが、とんでもない所に到達する唯一の方法である」といいました。

その通りだなあ、と改めて思います。