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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

ビジネスパーソンは日々数字にさらされています。

 

思考するときに以下のポイントに留意して考えるくせをつけると、本質的な課題や新たな疑問が生まれてくると思います。

 

①大きな数字を、小さく分けて考える

ニュースなどでは、よく「売上」が使われ「○億円」という数字が出てきます。しかし、本当に大切な数字は「○億円」といった売上に代表される大きな数字ではなく、本質を語る数字を探しだすことです。大きな数字を分解していき、売上を構成している本当に大切な数字は何?と小さく分けて考えていくようにしましょう。

 

②会社の数字を考えるときは、「利益」から始める

会社の数字を考えるときに必要なのは、「利益」から考えることです。会社の使命の一つに「利益の最大化」がありますが、利益は「売上を増やす」か「費用を減らす」でしか増えません。会社の利益から数字を考えれば、「今回の課題は何だろう?」という本質的な問いに、いち早くたどりつくことができるものです。

 

③1人あたりの数字に分けてみる

「日本の借金が〇〇〇兆円」と言われてもピンと来ませんが、「国民1人あたり〇〇〇万円の借金」といえば、実感も湧きますよね。会社で使う大きな数字も、1人あたりに分けて考えてみるようにしましょう。

 

④比較する数字を見つける

数字は単体ではあまり意味を持ちません。数字は2つ並べて、比較することではじめて活用できるものになるのです。自分の扱う数字の比較対象の数字も調べ、常に「くらべる」ことを意識するようにしましょう。

 

⑤あまり細かいことは気にしない

数字を覚えるときに、大切なのは「ざっくり」と覚えていることです。あまり細かいことを気にしても、仕方ありません。コンビニの店舗数は、ざっくり「約4万店舗」です。これくらいで覚えていればOKです。完璧に覚えようとすると、面倒くさくなり、覚えられなくなりますので、細かいことはあまり気にしないようにしましょう。

 

⑥平均では何も伝わらない

「平均」という先入観を捨てることです。平均年齢33歳という職場に転職しても、実態は50歳と19歳しかいない職場かもしれません。「平均という数字は何も語らない」と考え、より掘り下げて考えるくせをつけるようにしましょう。

 

「ヒトは3つのグレードがあると真ん中を選ぼうとする」という行動特性があるようです。

 

あなたはデジカメを買おうと家電ショップに行き、同一メーカーの3つのモデル、

 

A:¥50,000

B:¥35,000

C:¥20,000 を見ています。

 

それぞれ、グレードが違い値段も異なりますが、あなたは3つのなかで、どのモデルを買いますか?

 

実験によると、選択肢がBとCしかない場合、それぞれの売り上げは半々になりました。

 

ところが、Aを加えた3種類の場合、Bの売り上げが約6割を占め、Aの売り上げも約2割に達したそうです。

 

これは日本でも、昔からお寿司などで「松」「竹」「梅」とあるように、一番下のグレード「梅」ではちょっとセコく感じるし、「松」では贅沢すぎるだろうから「竹」を選ぼう、といった人の心理を突いた商売人の知恵としても見ることができます。

 

こうした、真ん中のものを選ぶ性質を行動経済学では「極端性回避理論」といいます。

「3つあれば、あなたは真ん中を選びますか・・・」

みなさんはどちらを選びますか?

 

A:社長が従業員に「この給料の2割を毎月貯金しなさい」と言いました。

→従業員は「それは無理です」と答えました。

 

B:社長が従業員に「この給料の8割で生活してみなさい」と言いました。

→すると、従業員は「やってみます」と答えました。

 

あなたは病気にかかってしまい、治療の為には手術を受けなければなりません。

 

そのとき、医者から以下の2通りの説明を受けました。

 

「この手術は死亡率が10%です。 」

「この手術は生存率が90%です。 」

 

結局言っている事は一緒なのですが、なぜか2つの説明から受ける印象は違ってきます。

 

「フレーミング理論」とは、「物事のどの部分を基準とするか、数字データなどの見せ方を変える事で、その物事に対する判断を大きく変えてしまう」という考え方です。

 

こんな事例はどうでしょう。

 

「不良品率が10%から5%になった」

「不良品率が50%減になった」

これも同じ事を言っていますが、これら2つから感じ取れる印象はまったく異なります。

 

よく、上場企業の決算報告やプレゼンテーションの上手な方の常とう手段として、こういう手法は使われます。

 

リスクやネガティブワードは小さく、ベネフィットやポジティブワードは大きくがフレーミングのコツです。

「モノの見せ方で印象を変えてしまう・・・」

自分がいた会社の営業研修の資料に、

「トップセールスになるためには、セルフマネジメントができないといけない。」

また目標を追求する者でないといけない・・・。

 

「目標追求者は、個人的責任が強く、また手段よりは結果に関心が高い。

そのために、上司からは仕事を乱すものと見られる可能性を含んでいる。

また、何をするかではなく、なぜしなければならないかを絶えず尋ねる傾向があるため、問題の人材となる危険性も含んでいる。

しかし、目標を追求しない者は、最終成果に関心を持たず、仕事をするだけに関心を持つ。

彼らはフィードバックや評価を避けようとして、むしろ上司からの承認を求める。

そして、集団の一部であることを望み、環境に適応することだけを望む。」

 

・・・・・・・まあ見事に、企業組織の弱点をオリジナルな視点で言い当てています。

自分がいた会社の営業研修の資料に、

「トップセールスになるためには、セルフマネジメントができないといけない。」

そのためには3つの自己管理のコツがあると書いてありました。

 

①時間を有効に使うこと

・時間を必要としない生産はない

・すべての人に平等に与えられているものは時間である

 

②機会を最大限に生かすこと

・ベテランと新人との間で大きく違ってくるもの

・機会は運ではない、自分で見つけるもの

 

③目標を高く掲げること

・自律できる人間は目標を置くことができる

 

ビジネスキャリアやビジネススキルにあたるものでもあり、

人間道に通じるところがあると思います。