マーケティングは一言でいうと、「買い手の指向からプロセスを立てて、結果を出す」という事だと考えています。
基本的なマーケティング・プロセスは以下の6段階の流れで検討を重ねます。
①環境分析と市場機会の発見
ここでは、自社の強みを活かす事ができて、規模(ポテンシャル)の大きいマーケットか成長しているマーケット、を見つけることがキモです。
②セグメンテーション(市場細分化)
顧客の潜在的なニーズやプロフィール(性別・年齢・地域など)によって細かく分けます。
③ターゲティング(市場絞込み)
分けた集合体(セグメント)の中から、自社の強みを活かす事ができるセグメントを決めます。
→決められない会社や事例がたくさんあります。
④ポジショニング(商品の位置付け)
決めたセグメント(ターゲット)が求めている提供価値(ニーズやウォンツ)を考え、言語化します。
⑤マーケティングミックス(4P)
提供価値に合った、作戦を考えます。
その際、Product(製品) Price(価格) Place(流通) Promotion(プロモーション)を元に検討すると整理しやすいです。
⑥マーケティング戦略実行と評価(行動と振り返り)
作った作戦の実行結果をしっかりと振り返り、次につなげるための評価を行います。
戦略策定プロセスとほとんど同じ考えだといっていいでしょう。
留意点は、それぞれのプロセスでうまくいかない場合は、より上流に戻り、プロセスを見直すことです。
このプロセスに基づいて、自社商品の位置づけを決めることになります。