マーケティング・ミックスを考える2つの視点 | ソリューションのおぼえがき

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客に価値をどうやって届けるのかを考えるマーケティング・ミックスは4つのPで検討します。

 

4Pは1960年代にアメリカのマーケティング専門家のマッカーシー氏が編み出したフレームです。(アメリカではこの時代にすでにマーケティングという考えがあったこと自体驚くのですが。)

 

マーケティング・プロセスの中でも、最重要なプロセスとして、「マーケティング・ミックス」があります。

設定した顧客に対して、商品の提供価値を届けるための施策を整理するのです。

 

そのフレームとして使われるのが、4Pフレームです。

 

①Product:製品戦略

②Price:価格戦略

③Place:流通戦略

④Plomotion:プロモーション戦略

この4つを決定することです。

 

昨今では、売り手(企業)至上主義から買い手(顧客)の視点でマーケティングを実行しなくてはならない時代なので、売り手視点の4Pフレームでは対応しきれないという考えも増えてきており、

 

「顧客の購入メリット」という視点での4Cフレームという考え方がでてきました。

 

①Customer Value:顧客価値

②Customer Cost:コスト

③Convenience:利便性

④Communication:コミュニケーション

この4つを決定します。こちらのフレームの方が今の時代はしっくりくるかもしれません。

 

昔は、顧客の渇望感が高かったので、作れば売れました。

ところが、今はいくら売りたい商品があっても、顧客が欲しがらない商品ならば売れない時代です。

 

やはり、まずは顧客の購入メリットから検討することを考えたほうが良さそうです。