ソリューションのおぼえがき -364ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

テクノロジーライフサイクルは、ジェフリー・ムーア氏が「キャズム」という本で考案した考え方です。


新技術によってできた製品がマーケットに受け入れられていくプロセスのモデルです。


①Innovators=革新者

この層は、新しいテクノロジー製品を追い求めます。絶対数は少なく、収益源にはなりませんが、この層の意見はマーケットへの影響が大きいと考えられています。

いわゆるオタク層です。


②Early Adopters=初期採用者

この層は、新製品のメリットや目新しさに満足して購入する層です。比較的テクノロジーに対する情報感度は高いとされています。


※新製品に飛びつく層とそうでない一般的顧客の間には、深い溝(キャズム)があると考えられています。

この「キャズム」を乗り越えないと製品は普及しないと言われています。


③Early Majority=初期多数派

この層は、実用性を重んじる層です。顧客全体の1/3を占めるため、この層をどう取り込むかが最重要課題です。


④Late Majority=後期多数派

この層は、さらに保守的で、「まわりのみんなが使ってるから、自分もそろそろ使おうか」と考える層です。この層も顧客全体の1/3を占めます。


⑤Laggerds=動作の遅い人

新しいテクノロジーが苦手だけでなく嫌いな層です。


「キャズム」を超えることは困難です。というのは実用重視派のアーリーマジョリティと新しいもの好きのアーリーアドプターには嗜好に大きな違いがあるために、テクノロジーの特殊さだけでは普及しないからです。

マーケティングを駆使した、テクノロジー製品であるならば超えることが可能になります。





どんな商品・製品にも寿命があるとするプロダクトライフサイクル理論(PLC理論)です。


導入期 成長期 成熟期 衰退期
市場成長率
資金需要
マーケティング戦略 市場拡大 市場拡大 シェア維持 生産性確保
製品戦略 製品開発 多角化 差別化 縮小
価格戦略 高い やや低い 低い 高い
流通戦略 限定 拡大 重点的 限定
プロモーション戦略 啓蒙 特徴強化 実利 効果減退





売上 少ない 伸びる 安定 減退
利益 少ない 少ない 拡大 減退


従来の商品・製品はこのPLC理論にあてはまりますが、あてはまらない場合もあります。


一発屋型・・・ブームになるが、さっと引くように消えていく商品


サイクル型・・・一定のサイクルでブームが再燃する商品


持続型・・・そこそこしか人気がないものの、長い間寿命が尽きない商品



ロングテールの法則

商品数と売上の関係をABC分析のように取ると、長い尻尾のような形となるため名付けられた法則です。

パレートの法則による売上下位80%を重視する考え方です。


昨今の時代はWeb2.0の時代といわれていますが、ネットショップの出現によって、

①在庫を抱えなくてよい

②リアルな売り場が必要ない  ことで、多品種少量での販売が可能になりました。

そのため、1品でも買っていただけるお客様にも対応することが可能となり、その積み上げによる収益モデルが可能となるため、このようなビジネスモデルのビジネスが現れてきました。


パレートの法則

商品数と売上の関係をABC分析のように取ると、上位20%の商品によって売上の80%を占めるという法則です。


この考え方ですと、売上上位20%の商品を発見することと、その絞込みによって死に筋商品を削減することが重要と考えられます。


ではどちらの考え方が正しいのか?

TPOによるとされています。

しかし、リアルビジネスではパレートの考え方を、オンラインビジネスではロングテールの考え方を重視するとされています。




いくら、すばらしい商品が手元にあっても、知らせないことには買ってもらえません。

プロモーション活動は重要です。


プロモーションミックスは以下の5つの組み合わせのことです。

①Advertaising:広告

電波・・・テレビ・ラジオ

印刷・・・新聞・雑誌・チラシ・フリーペーパー

ネット・・・バナー・検索連動・コンテンツマッチ・アフィリエイト


②Sales Promotion:販促

サンプル配布

グッズ配布

成約プレゼント

割引キャンペーン


③Sales:人的販売(営業・販売)

直接コンタクト

間接コンタクト

カウンターセールス


④Publicity:広報

報道

ペイドパブリシティ(有料広報)


⑤Buzz:口コミ

ネットでの口コミサイト



特徴としては以下の通りです。

特徴 対象 コミュニケーション コスト
広告 不特定多数 一方的 有料
販促 特定多数 一方的 有料
人的販売 特定少数 双方向 人件費
広報 不特定多数 一方的 無料
口コミ 不特定多数 双方向 無料


プロモーションミックスを検討する際の留意点は、

目標値と予算を設定すること

②実施後、成果を振り返ること

だと思います。


特に目標値については、色々な指標が考えられるので、売上・シェア・認知度・到達率など、商品特性に応じた効果的な指標を選びましょう。



4Pは1960年代にアメリカのマーケティング専門家のマッカーシー氏が編み出したフレームです。


マーケティングプロセスの中でも、最重要なプロセスとして、「マーケティングミックス」があります。

ようは、設定したターゲット顧客に商品の提供価値を届けるためのマーケティングの施策を整理するのです。


そのフレームとして使われるのが、4Pフレームです。


①Product:製品戦略


②Price:価格戦略


③Place:流通戦略


④Plomotion:プロモーション戦略

この4つを決定することです。


昨今では、売り手至上主義から買い手(顧客)の視点でマーケティングを実行しなくてはならない時代なので、

売り手視点の4Pフレームでは対応しきれないという考えも増えてきており、


「顧客の購入メリット」という視点での4Cフレームという考え方がでてきました。


①Customer Value:顧客価値


②Customer Cost:コスト


③Convenience:利便性


④Communication:コミュニケーション

この4つを決定します。


昔は、顧客の渇望感が高かったので、作れば売れました。

ところが、今はいくら売りたい商品があっても、顧客が欲しがらない商品ならば売れない時代です。


やはり、まずは顧客の購入メリットから検討することを考えたほうが良さそうです。