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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

財務の視点で、BS(バランスシート:貸借対照表)、PL(プロフィット&ロス:損益計算書)の見るポイントを超簡単に解説しましょう。



BS・・・これは会社の資産、負債、資本のバランスを見るツール


倒産するリスクを把握します。

①流動比率=流動資産/流動負債

②自己資本比率=自己資本/総資産


PL・・・これは売上、コスト、利益の状況を見るツール


①売上の伸び

②営業利益額


まずはこの二つの指標を見ます。


最後に、BSとPLのバランスとして

資産回転率=売上高/総資産

をチェックすることで、資産と売上の関係を見ます。


まずは、このあたりの指標をざっと見てから、詳細の分析に入るとよいでしょう。




中小企業を経営されている方はみなさんおっしゃいますが、

「うちは経営資源がないので、いつも後手後手に周りがちで・・・」と言う声をよく耳にします。

後手後手に回るということは仕方ないのかもしれませんが、少し工夫してみて「違い」を出してみることが大切なのではないでしょうか?

大きな差別化みたいな話になると、「こりゃ大変!売上がポシャるかもしれないし、博打になるなあ」のような議論になりますが、

「違い」を少しつける議論をすべきだと思います。

特に、品質と価格の期待値と満足値でヒトや企業はモノを買います。
しかし、そこへ「配慮」みたいなものをもう少し議論してみてはいかがでしょうか?

配慮するには「ヒトの力」が必要です。でも、タダです。無料です。

書類を渡すときの配慮。
電話を受け答えするときの配慮。
お客様対応をするときの配慮。
お店自体に配慮を取り入れる。などなど

従業員の力を借りながら、知恵を振り絞って、配慮の「違い」を作ってみませんか?
方向性や戦略を策定するときに、環境分析をします。

その際に、「5年後・10年後のありたい姿を描いてください」「業界はこの先どうなっていると思いますか?」みたいな質問を投げかけてしまいます。

あくまで、「したい・なりたい・ありたい」という願望レベルです。

事実、予想なんかできるわけがない。これは勝手に想像してくださいといっているだけで、精密に分析してほしいといっているわけではありません。

しかし、研修や会議などで、このような質問にみなさん苦しみます。


無理だと思った方が良いです。
あくまで「希望的観測」「願望」でいいんです。


むしろそれよりも、流れを掴んでおく方が重要だと考えています。


流れとは、過去や現在の振り返り、どういう方向に行こうとしているのかを肌感覚で掴む事です。

かの有名な、P.ドラッカー氏も「未来は予測できない。過去の歴史からしかわからない」みたいなことをおっしゃっていて、確かに納得できます。

だから、経営者は歴史が好きな人が多いのかもしれませんね。
肌感覚で大きな社会のうねりなどに身を置いてみたいからなのかもしれません。


「会社」は、「社会」の反対文字です。社会と言う大海の舵取りを会社という船はしていかないといけません。だから社会の波やうねり、風向きや地質など・・・様々な現状をしっかりと見ることが大切になります。

売上を上げたい経営者は世にごまんといますが、シェアの検討はどれくらいされておられますでしょうか?


業界や商材には、マーケットがあります。

新しいニーズでマーケットが創造できることがありますが、基本そういった発明ごとはないと考えたとき、ユーザーマーケットや競合シェアをしっかりと見据えたうえで売上を立てていかないと、計画倒れになってしまいます。


また、従業員にただ売上を上げろといっても、どうあげたらよいのかやり方がわからず、路頭に迷います。

全体としてこれくらいマーケットがあるので、「シェアをこれくらい確保していこう」と伝えるほうが伝わりやすくないですか?


中小企業において、シェアとはいったい何をしめすのでしょうか?


私は、小さな物事で構わないと思っています。

たとえば、自分たちの主力商品だけを見たときに、「お客様の中で取扱い率を30%から40%に増やす」

いうだけでも立派にシェアのことを語っていると思います。


世界シェアとか国内シェアとか大層なことを検討する必要はありません。

経営者と話をしているとよく、

従業員が「うちの会社の方向性はわからない??」といわれるケースがあって、一生懸命に方針を作るんですが、それがいっぱいになってしまい困っています。

そんな経営者からの悩み事を聞いたとき、私は
「従業員に、それだけ方針を伝えても全てできるんですか?」
「社長が従業員の立場なら、やりますか?」
と問うようにしています。

何事にも重要度で計る優先順位というものがあります。

何をやればいいのか?

一つ二つでいいのです。




具体的なことは現場が決めればいい。


大抵「方向性が分からない」と言う人の特徴として、具体的に指示してくれないと動けない方というイメージありますので、そういう方には先輩が意味を伝えたり、フォローしてあげないといけないでしょう。

きれいでカッコ良くなくてもよいので、根幹になる一つ二つの方向性を見つけるわけです。
根幹ですから、簡単ではありません。考えに考え抜いた一つ二つになるわけです。

その方向性には徹底的にこだわる。ここを経営者は見守るしかありません。