ソリューションのおぼえがき -223ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

あなたの会社は一体何のためにあるのでしょうか?

一儲けして、自分へのご褒美?
それもあるでしょう。

では一儲けした後はどうなるの?

終わり?会社をたたむの?あなたの野心実現に一緒に取り組んでくれた従業員はどうするの?

あなたの会社はあくどい事をして儲けてきたのでしょうか?

ではあなたの会社が無くなれば、困る消費者も出てくるのでしょう。

ではどうするの?

そうです、会社は社会のためにあるのです。
また従業員など働く仲間のためにもあるのです。

経営者であるならば、このことを、逆境に置かれても忘れてはならないと思います。
「正しい」とはいったい何なのでしょう?

価値観は人それぞれなものです。
もちろん、信念も人それぞれ。

多くの人が長い時代を経て「正しい」と信じてきたことを正しいと思うのでしょうか?

そうなると、聖書、仏教、論語に人は正しいということを見出すのでしょう。

哲学や倫理観の話になってきます。

本当に難しいものです。

経営に正解はありません。しかし、こうやったから失敗したという事例は沢山あります。
失敗の鉄則みたいなものはあります。

成功の事例に関してもたくさんあるのですが、ではその通りやれば成功するのか?その点では怪しい部分があると考えるのは普通で、「負けないためにどう確実に勝利をつかんでいくのか」その観点にこだわりたいです。


「勝ちに不思議な勝ちあれど、負けに不思議な負けは無し」
野村監督がおっしゃった言葉なのですが、私は、負けないためにどうするのか?という考えを経営としては大切にしていきたいと常々考えています。
「従業員のモチベーションを高めたい」これは、経営者側の理屈です。

私は「従業員の働きがいを高める工夫をしていますか?」と問うようにしています。


仕事は「楽」ではありません。しかし、「楽しく」することはできると思うのです。
楽でない仕事を楽しくすること・・・、それが「働きがい」です。

そのためには、仕事の意味や価値を本人に考えてもらうこと。
その意味や価値を理解した上で自分の存在意義は見い出せるのか?

簡単に問いただすと・・・

「居場所はあるのか?」
そして、
「ヒトから評価されるのか?」
この両輪が回ると、ヒトは働きがいを高めることができます。
経営者は、現在の視点と未来の視点をバランスよく持たないといけません。しかし、現実にはそう簡単に事は進みません。会社のために、従業員のために、今、この時間をしっかりと稼がないといけません。

そんな時に、未来の視点になんかなれるわけがない。確かにそうでしょう。

しかし、自己犠牲をして従業員の力も借りて、そして事業が軌道に乗って、収益構造がしっかりとしてきたときには、遠慮なく配当をもらえればいいのだと思います。

好き放題もダメ、自己犠牲だけもダメですよ。あくまで

「現在より未来」
「うわべより本質」
「自分より他人」
「順境より逆境」
を優先すべきと、とある社長もおっしゃられました。

経営者は、現在のことは現場に任せるような状態に持っていき、そして、未来視点も持てるようになりたいものです。

(自分でもできていませんので、私に言っているようなものですが)
ES(従業員満足)を優先するという会社がありますが、考え方として、基本CS(顧客満足)を優先できない会社は、ESなど満足できないという認識があります。

たしかに、従業員が生き生きと働ける環境づくりによって、お客様に満足を提供できるようになる。
という考えもあります。

しかし、度を超したESを優先してはいけないのだと思います。

やはり、CSを高めて、そしてESを高める。それが順序だと思います。
CSを高めることで業績を向上させます。そして、その利益を従業員や株主に還元する。その方が自然です。

従業員の待遇を真っ先に考えられることは、大企業にしかできない芸当です。中小企業は顧客に信頼をもらい取引をいただくこと。そして、適正な利益を還元すること。そして働きがいある会社になってもらうこと。

そういうことです。