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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

戦略とは、「あるべき姿に現実を近づけるための計画的な方策」であり、「期間」を軸として「経営理念」、「ビジョン」、「(狭義の)戦略」に分類されるというものでした。

全社戦略は、事業戦略を縦軸、職能戦略を横軸としたとき、縦軸・横軸を統括する役割をもちます。

 

全社戦略の目的は、第1に「企業全体を方向づけること」です。
経営の姿勢を示し、社員がそれに則り、判断を行うように仕向けます。自社が参入する事業ドメイン(事業領域)、言い換えれば何を武器に戦っていくのかを社員に示し、未来の姿をイメージさせ、納得性を醸成させていきます。これが適切に行われると、自社が将来に向けて強化したいと考える「組織としての能力」が蓄えられます。

 

第2に「自社のバランスをとること」です。
自社が現在もっている経営資源と、これからの成長のために生みだしていこうとする資源のバランスを図ることが求められます。


のちに説明する、「事業ドメイン」の考え方では、「顧客(市場軸)、技能(製品軸)に加えて顧客に対して果たす機能(機能軸)から開かれることが多い」と言われます。「軸」とは企業がこれまでに培った保有能力のことで、新しく事業を展開する時には、どれかを軸として固定した上で新たな展開をすると成功しやすいというものです。

じゃかじゃかじゃかじゃかじゃか    

 

 

 

 

 

 

 

じゃん

 

 

 

 

 

見事   落選・・・。   しょぼん。

 

 

 

戦略の構成するものの基本はこの8つでした。

(1)「経営理念」・「企業理念」・「社是」、

(2)「ビジョン」・「長期戦略」・「中期戦略」、

(3)「(狭義の)戦略」・「戦術」
経営戦略は、(1)のグループ(「企業理念」など)から1つ、(2)のグループ(「ビジョン」など)から1つ、そして(3)の「(狭義の)戦略」を組み合わせて構成されます。

 

具体的には、永久の目標である「企業理念」に少しでも近づくために、手の届く範囲を区切りその期間までの具体的目標「ビジョン」を設定し、さらにより短期、具体的な目標である「(狭義の)戦略」を設定し着実に実行していくという内容になります。

 

ビジョンや(狭義の)戦略は、経営理念の方向性と一致し、整合性がとられていなければなりません。また社内における、マーケティング、人事戦略、マネジメントの手法などとの一貫性が必要です。これらを企業の内外に示すことで、

・外部に対しては顧客、投資家、従業員、そして社会全体からの信任を得ることにつながり、

・内部に対しては企業全体として目標に沿った一貫した行動を従業員に求めていることを伝えることにつながります。

 

「ビジョン」や「(狭義の)戦略」は、目標期間は異なりますが、どちらも「あるべき姿を実現するための計画」です。このために、まずは現状を正しく認識しなくてはなりません。

「経営理念」・「企業理念」・「社是」、「ビジョン」・「長期戦略」・「中期戦略」、「(狭義の)戦略」・「戦術」といった専門用語の違いを理解すると、経営戦略の組み立てが容易になります。

 

(1)信念や価値観を示す:「経営理念」・「企業理念」・「社是」
「経営理念」とは、経営に対する普遍性をもつ信念や価値観を示すものであり、戦略の中の最上位概念です。これには企業が目指すべき性格を決めるという大きな役割があります。
長期間にわたって目標にするものですから、決めた後は簡単に変更する性格のものではありません。「企業理念」も経営理念と同様の意味で使われます。経営理念や企業理念が社外に向けて発信するのに対して、「社是」は社内に向けて発信するものです。

(2)中長期を見据えた数値目標:「ビジョン」「長期戦略」「中期戦略」
「ビジョン」は、経営理念などの最上位目標を実現するために設定します。経営理念には普通、具体的な数値目標は含みませんが、ビジョンは3年から10年程度の期間を経た後に実現すべき目標を、数値や具体的な手段を明確にして策定されます。「長期戦略」は期間として10年程度、「中期戦略」は期間として3年から5年程度を見据えたビジョンです。変化の激しい近年のビジネス環境では、長期戦略よりも中期戦略が優先されることの方が多くなりました。


(3)1年で何をするか:「(狭義の)戦略」
「(狭義の)戦略」とは、ビジョンを実現するためのさらに具体的な道筋として、1年(場合によっては半年)程度の期間で実現を目指す、数値目標や詳細な手段を記したものです。
前回も書きましたが、「戦略」は高い立場や高い視点からの経営判断であり、持続的な競争優位性を確立するための基本枠組みです。
現場での行動の方針を指す「戦術」とは区別されます。

戦略(Strategy)はもとは軍事用語で、ギリシャ語の「将軍の術」Strategos(ストラテゴス)に由来します。

 

一方、戦術(Tactics)は「現場の策」を意味し、戦略とは区別されます。

 

戦略は高い見地から、長期的な視点で計画されなくてはなりません。
企業にとって経営戦略の機能は多様です。
このことが経営戦略をわかりにくくしているのですが、以下のような機能が定義されています。
・いかに競争に成功するか、ということに対して企業がもつ理論。
・持続的競争優位性を達成するためのポジショニング(立ち位置)を構築すること。
・企業が複数の市場における活動を組み立て調整することによって、価値を調整する方法。
・企業内の人々に将来像とそれを達成するための道筋を示し、意思決定や組織行動の指針とするもの。

 

つまり経営戦略とは、将来達成したいと思っているあるべき姿を描き、またそのあるべき姿を達成するために自分のもっている経営資源(能力)と自分が適応すべき経営環境とを関連付けた地図と計画(シナリオ)を提供し、それを企業内部にも示し、組織に一体感をもたせるものです。

 

働いていると、日々の業務に忙殺され、つい本来の目的を見失いがちです。
経営戦略は長期的な視点をもたらします。