ソリューション・フォーカス 解決志向の実践 『ザ★ソリューショニスト』 -30ページ目

リフレクティング・チームDVD収録に参加

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


土曜日、リフレクティング・チームのDVD収録に参加しました。


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-リフレクティングDVD収録
こんな風景(たぶん休憩中)


リフレクティング・チームって何だ、という人は基礎コースに参加してほしいのですが、
およそ、次のようなプロセスです。


1.参加者の1人が悩み・問題について、他の参加者にプレゼンする。
(DVDでは、問題の発表者を「ソリューションオーナー」と呼ぶ)
2.残りの参加者がソリューションオーナーに問題について質問する。
3.ソリューションオーナーは一時退席(というか、横を向いて)して、
残りの参加者が解決に向けて自由闊達(!?)に語り合う。
4.最後に、ソリューションオーナーがフィードバックや実行してみようと思うことを語る。


たった10分でできることなのですが、なかなかおもしろいものがあります。
他者の視点、思考を借りているようなもので、
自分が問題にはまりすぎていて見逃していたことに、はたと気づいたりもできます。


いつ発売になるのかな~。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
前日寝ないで参加したので、眠気で落ちそうになりました。
それが録画されてないことを祈ります…。

ざっくりしたソリューションフォーカスな会話の流れ

皆さん、こんにちは。渡り鳥みたいな生活をしているソリューショニストの五島です。


今日はザーボ本の第3章「Overview: Elements of a Solution-Focused Conversation」です。
この章はざっくりとSFの流れを示しています。
こんな流れになっています。


1.セッションのスタート
2.好ましい(望ましい)未来を描く
3.すでに起きている解決の兆しを探す
4.次の1歩の手がかりをつかむ
5.セッションを締める


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-ソリューションフォーカス的会話の流れ
これまたわかりやすい図だなぁ。


さて、ざっくり見ていきます。


1.ゴール、何について話をしていくかをはじめに決めます。次の質問が重要です。
「有意義な時間だったと言えるには、今日ここでどんなことが起きればいいですか?」


2.問題が解決したその先、目標を達成してしまっている状態を描かせます。
ミラクル・クエスチョンを投げかける。
「問題や取り組んでいる課題が一夜にして解決してしまう奇跡が起こったと想像してください。
次の朝、奇跡が起きたに違いないということを、あなたはどのようなことから気づき始めますか?」


3.すでに起きている解決の兆しを探していきます。「そんなものないでしょ」というのはいけません。
ソリューションフォーカスでは、解決そのものか、一部か、解決に近い状態がすでに起こっている
(または過去にあった)というのが重要な考えとなっています。
そのような解決の兆しを作り出したクライアントのがんばり、スキルやリソースを確認していきます。
「最近、あなたの望んでいる未来が1度でも、少しでも起こったのはどんなときでしたか?」


4.ソリューションフォーカスでは、もう1つの重要な仮説があります。
それは「変化は不可避である」ということです。ソリューショニストは変化が起こることを信じます。
スケーリング・クエスチョンを用いて、
クライアントが進歩していることがどのようにしてわかるかを考えてもらい、
場合によっては具体的にやることを決めていきます。
「10が目標を完全に達成している状態、1がその逆だとして、
今は1から10の間でどのあたりにいますか? 1歩進んだことをどのようにして知りますか?」


5.最後に、すでに達成していること、クライアントのリソースを認めて、それらを伝えます。
そして、目標達成のためにクライアントにやってほしいことを伝えます。


以上、ざっくりと流れを見ていきました。
『解決志向の実践マネジメント』でも7つのステップがあったように、
このように流れがあるとやりやすいです。
杓子定規にやっちゃうのはよくないと思いますが、こういうのは便利。


あとは個々の状況に合わせて、それぞれの要素を使いましょう。
順番だって変わっていいと思います。
着眼大局、着手小局、臨機応変。
1つとして同じケース、クライアントはいないのです(だから、not knowing が重要)。


次回は第5章(4章は飛ばしちゃいます)です。


歯科医院経営今日のピカッと歯科 経営コンサルタント
守・破・離の精神で、まずはやってみるといいですよ。

すでに解決している状態を経験している?

こんにちは、ソリューショニストの五島です。


大切な『Coaching Plain & Simple』を水につけてしまいました。
ゴワゴワで厚さが2倍以上に…。
まぁ、ものすごく読み込んだふうに見えるのはいいんですけど。


さて、ソリューションフォーカスでは「うまくいっていることを見つける」
という原則(というのでしょうか)があるのですが、これもザーボ本では
当然に扱われています。


P.13「Clients Have Already Experience With the Solution」
(クライアントはすでに解決の経験を持っている)で触れられています。
問題が起きているのに「解決している経験がすでにある」というのはどういうことか。
これは「ずっと四六時中、同じレベルで起こっている問題はない」という考えによります。
問題が起きていないときや起きていても少しはマシになっているときがある、ということです。


この「問題が起きていないときや起きていても少しはマシになっているとき」が例外(exception)です。
冷静に考えてみれば当たり前のことです。
でも、ドツボにはまっていると忘れてしまう。


たいへんな問題でも、「例外」をじっくりと見つけ出すことが大切です。
ひょっとしたら、宝物(重要なリソース)が見つかるかもしれません。


「例外」はできれば自分でコントロールできるものが望ましいのではないかと私は思っています。
例えば「うまく仕事ができないんです。だって忙しくて大変だから!」なんて訴えてきた人の
例外(少しはうまく仕事ができているとき)が「お客さんが少なくて、忙しくないとき」だったら、
ちょっと困ります。段取り・事前準備をしっかりやったから忙しくない、だったらOKです。
(もちろん、仕事量を自分で調整できる立場の人ならいいですけど)


なお、この例外の概念を知ってしまったら、何かをできない言い訳ができなくなります。
どこかに何かほんの少しでも、解決のタネがあるんじゃないかと、探すようになるからです。
ソリューショニストはそうであってほしいと思います。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
クライアントはすでに問題が解決した状況を経験していることを知る。

クライアントこそが専門家

みなさん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


ザーボ本を寝ぼけて水につけてしまいました。ゴワゴワです。
でも、意外と読めるので、日本の本より丈夫に思えます。


さて、今日は前回と同じく第2章です。第2節から4節まで一気にやります。
2節から4節は、順に「Clients Already Have Expreience with the Solution」、
「When in Doubt, Trust the Client」「Not Knowing Is Useful」となっています。


問題が起こっている状況には例外があること、クライアント中心であることが説かれます。
クライアントこそが(クライアントの問題の)解決の専門家であるから、
相手のリソースや能力(「Competencies」という言葉が使われています)を
信頼する必要がある、というわけです。


本文中には、クライアントを信頼することがソリューションフォーカスの神髄、
みたいな表現もありました。
このあたりは世間一般でも常識になりつつあるし、
以前、Not Knowing についても書いたことがある<ので大丈夫かな、と。
(ただし、忘れがちなので要注意)。


時間が来たので、今回はこのへんで~。
次回は今日書ききれなかった「例外」についてです。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
Not Knowing の資料がダウンロードできなかったら、ご連絡ください。

ソリューショントークとプロブレムトーク

こんにちは。ソリューショニストの五島です。


明日とかいいながら、数日経過。
大阪出張から関東に戻ったら言われなき迫害を受けました…。
なんだかな~。


さて、今日はザーボ本の第2章の1節「Solution Building Is a Fast Track to Problem Solving」より。
この節では、ソリューションフォーカス(解決志向)とプロブレムフォーカス(問題志向)の
違いが端的に説明されています。この図がたいへんわかりやすいです。


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-サーボ本10ページ
P.10の図をごとうが勝手に改変。


とっても直観的ですよね。
よい兆し、リソース、ゴール、解決について話すのがソリューショントークです。
「ぶっちゃけ、問題の原因なんてどうでもいい」。
問題の分析は無視して、目標、期待できるポジティブな結果やこれまでの成功(うまくいったこと)を
見つけるために、ほとんどの時間を費やすわけです。


ここで私は思うのですが、日本人はけっこうソリューショントークが苦手です。
問題分析することが善、なんて価値観があるのかもしれません。
でも、ただ問題について語るだけで終わってる、ということがよくある。


かといって、プロブレムトークを目の敵にしても、仕方ないですし、
相手の話をさえぎって、ソリューショントークに無理矢理もっていこうとすると、
「話を聞いてもらえてない」と思われる。


ソリューションフォーカスについて学んでいくと、
問題志向な会話をつい避けがちになりますが、じっと耳を傾けることです。
私は、じっと耳を傾けながら、どこかにソリューションへの手がかりがないか、
探すようにしています。


じっと待っていると、必ずその瞬間が訪れます。
そのチャンスを逃がさないこと。
ソリューショニストにとって、大事なポイントかもしれません。


今日のソリューションフォーカス・ポイント
ソリューションが見える瞬間を逃さず、捉える。