ざっくりしたソリューションフォーカスな会話の流れ | ソリューション・フォーカス 解決志向の実践 『ザ★ソリューショニスト』

ざっくりしたソリューションフォーカスな会話の流れ

皆さん、こんにちは。渡り鳥みたいな生活をしているソリューショニストの五島です。


今日はザーボ本の第3章「Overview: Elements of a Solution-Focused Conversation」です。
この章はざっくりとSFの流れを示しています。
こんな流れになっています。


1.セッションのスタート
2.好ましい(望ましい)未来を描く
3.すでに起きている解決の兆しを探す
4.次の1歩の手がかりをつかむ
5.セッションを締める


ソリューションフォーカス  『ザ・ソリューショニスト』-ソリューションフォーカス的会話の流れ
これまたわかりやすい図だなぁ。


さて、ざっくり見ていきます。


1.ゴール、何について話をしていくかをはじめに決めます。次の質問が重要です。
「有意義な時間だったと言えるには、今日ここでどんなことが起きればいいですか?」


2.問題が解決したその先、目標を達成してしまっている状態を描かせます。
ミラクル・クエスチョンを投げかける。
「問題や取り組んでいる課題が一夜にして解決してしまう奇跡が起こったと想像してください。
次の朝、奇跡が起きたに違いないということを、あなたはどのようなことから気づき始めますか?」


3.すでに起きている解決の兆しを探していきます。「そんなものないでしょ」というのはいけません。
ソリューションフォーカスでは、解決そのものか、一部か、解決に近い状態がすでに起こっている
(または過去にあった)というのが重要な考えとなっています。
そのような解決の兆しを作り出したクライアントのがんばり、スキルやリソースを確認していきます。
「最近、あなたの望んでいる未来が1度でも、少しでも起こったのはどんなときでしたか?」


4.ソリューションフォーカスでは、もう1つの重要な仮説があります。
それは「変化は不可避である」ということです。ソリューショニストは変化が起こることを信じます。
スケーリング・クエスチョンを用いて、
クライアントが進歩していることがどのようにしてわかるかを考えてもらい、
場合によっては具体的にやることを決めていきます。
「10が目標を完全に達成している状態、1がその逆だとして、
今は1から10の間でどのあたりにいますか? 1歩進んだことをどのようにして知りますか?」


5.最後に、すでに達成していること、クライアントのリソースを認めて、それらを伝えます。
そして、目標達成のためにクライアントにやってほしいことを伝えます。


以上、ざっくりと流れを見ていきました。
『解決志向の実践マネジメント』でも7つのステップがあったように、
このように流れがあるとやりやすいです。
杓子定規にやっちゃうのはよくないと思いますが、こういうのは便利。


あとは個々の状況に合わせて、それぞれの要素を使いましょう。
順番だって変わっていいと思います。
着眼大局、着手小局、臨機応変。
1つとして同じケース、クライアントはいないのです(だから、not knowing が重要)。


次回は第5章(4章は飛ばしちゃいます)です。


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守・破・離の精神で、まずはやってみるといいですよ。