学とみ子のブログ -66ページ目
結論ありきブログからの引用です。

1336. えり 2016年11月26日 00:11
1315. 素人さん

>この題目はSTAP細胞はES細胞から出来たと読めます。

「ES細胞から出来た」というよりも、ES細胞にすり替えたんでしょうね。
stap細胞を作成するには生後7日齢の赤ちゃんマウスを4~5匹使います。そして、ChIP-seqの実験にはかなりの量のstap細胞が必要なので、小保方さんは「かき集めた」と証言していますよね。stap細胞は冷凍できないので。それにも拘わらず、解析によって得られたデータは一種類のES細胞でした。これって、おかしいよね?というのが専門家の見解だと思います。

>「STAP 細胞由来 ChIP-seq (input)サンプルは 129B6 F1ES1 から取得された」は書いていない。

「さらに SNPs の解析、特異的な欠失変異の解析により(2-3-1-1(d)参照のこと)CAG-GFP が挿入された 129B6 F1ES1 とほぼ同一細胞由来のデータであることが明らかとなった。」の前に「ChIP-seq (input)サンプル)を」をつけて読んでください。
NGS解析の結果、CAG-GFPの挿入を持つ129×B6ヘテロ系統由来の細胞と判明し、そのあとさらにSNPs解析をして、129B6 G1ES1由来のデータとほぼ同一という結果が出たわけです。
ご理解いただけたでしょうか?

ついでに
stap細胞→小保方さんが作った
テラトーマ→小保方さんが作ったstap細胞から小保方さんが作った
キメラマウス→小保方さんが作ったstap細胞から若山先生が作った
stap幹細胞→小保方さんが作ったstap細胞から若山先生が作った
FI幹細胞→小保方さんが作ったstap細胞から若山先生が作った・小保方さんも一回だけ作った

全部に関わっているのは、小保方さんだけです。

議論を前進させるコメントを

もし丹羽先生の結果、すなわち「8系統のSTAP幹細胞にはTCRの再構成は確認できなかった」という事実が、小保方さんの最初のNature論文に記載されていたら、論文はアクセプトされていただろうか?
 
 答えはおそらく「ノー」であろう。論文の審査委員は、「それでは、STAP細胞が、細胞の「リプログラミング」でできたという証拠に乏しい。キメラマウスのTCR再構成も調べなさい」とコメントするだろう。そしてキメラマウスでもTCR再構成が確認されなかったら、こう決断を下すだろう。「この論文は、分化した細胞が「酸処理」という簡単な操作で「リプログラミング」される可能性を示した極めて興味深い論文である。しかしながら、STAP幹細胞やキメラマウスの基となった細胞が、「リプログラミング」によって生じた細胞か、CD45+細胞(白血球細胞)内に含まれる未知の幹細胞が酸処理によって「セレクション」されたのかは不明である。「選択」ではなく、「リプログラミング」であることの「確固たる証拠」を得てから再度投稿すべきである。」
 
 「農学系」さんは、「説明可能」という主張をされた。それは論理上は正しい話だと思うが、論文に必要なのは「ポジティブな証拠」であり、「説明可能」では不可なのである。
 
 12日のブログで「暗黙の前提」について述べたが、小保方さんのSTAP論文の「暗黙の前提」は、「TCR再構成を確認できたSTAP細胞からキメラマウスができた」ということだと思う。ここでは、「CD45+細胞に含まれていた未知の幹細胞」という可能性を否定する実験が行われていない。そして、論文の流れ(コンテキスト)から、一番最後の結果であるSTAP幹細胞の作製の話も、「TCR再構成を確認できたSTAP細胞から幹細胞ができた」ということが「暗黙の前提」となっているだろう。繰返しになるが、ここで「STAP幹細胞にはTCRの再構成は確認できなかった」と記載すれば、その「暗黙の前提」が崩れ、「証明が必須な事項」に変換されるのだ。論文審査員は、本当は「STAP幹細胞のTCRの再構成の有無」について指摘すべきだった。なぜしなかったのかは不明であるが、「笹井先生の信用」が大きくものをいったのかもしれない。
 
 もう一点。小保方さんの論文が投稿された時に、若山先生は「「8系統のSTAP幹細胞のうち2つはTCRの再構成が起こっていた」と聞いていたので、安心していた」ということを思い出して欲しい。そして、再構成が起こっていなかったという結果を聞いて、若山先生は愕然としたのだ。つまり、少なくとも一人の著者は、小保方さんのSTAP論文では「幹細胞」と、そしておそらく「キメラ」も、TCR再構成を確認できたSTAP細胞由来」ということを「前提」にしていたのだ。それゆえ、その前提に疑問を投げかける結果となった丹羽先生の論文は、STAP論文のプロトコールとして発表することは不適切なのである。
 
 ・・・・
  
 しかしながら、いくつかのYahoo意識調査を見ると、世論をかなりよく反映していると思われる。例えば、「調査委員会が再調査せず」については、14日現在142,000票で、「納得できる」51,40036%)、「納得できない」90,60064%)である。笹井先生の会見(60,700票)に「納得した」(19%)、納得できなかった(57%)、その他(24%)、小保方さんの会見(24,600票)に「納得した」(30%)「納得できなかった」(52%)、その他(18%)。
 ・・・・
 

このエントリー記事が書かれた当時のコメントは、まだ9名にすぎないが、その後、同ブログに多数のコメントが書き込まれるようになったことを考えると、その後はかなり読まるようになった。


一研究者氏の全文を読んで欲しい。
学とみ子がここに書き込んでいる内容とは大分異なっている。

一研究者は、自然科学の大学教官と言われているが、T細胞からキメラができるのか?については、全く考察が無い。

”当然、できるはずのものができなかった。できなきゃ、ネーチャー論文の体をなさない”と、一研究者氏は言いたいのでは?・・・と、学とみ子には読める。

農学部さんというコメンテイターは、幹細胞にTCRが無くても良いと主張していたようだ。

当時の丹羽先生は、「幹細胞にTCRが無くても良い!でピリオド」としっかり言っておきたいと思い、実際にそう行動した。

キメラにTCRができそうに無いことも、著者らは予想していたと思うし、少数の元T細胞がキメラ体細胞になったとしても、それを実験で確かめることは難しい事がわかっていたと学とみ子は思う。
しかし、そうした可能性についての説明は、多くの人には伝わらなかった・・・。

T細胞は、初期化したのだから、キメラ体細胞になるはずだ・・・と、このブログで喧々諤々の議論となり、学とみ子は、さんざんバカにされた、今でも、その状態だ。
しかし、酸浴による初期化の質は未定であるし、T細胞は増殖に不利というのは当たり前なら、元T細胞も同様に増殖は不利であろうと、ここでは想定している。

強制的にT細胞、B細胞に初期化遺伝子を導入したiPS細胞実験系で、実験者は増殖に苦労している。
もともと、専門的な思考を要する実験系だったのだと思う。

追求され疲弊していた著者らに代わって、細胞免疫学分野の専門家たちが、他の分野の科学者層や一般人に向けて、わかりやすい説明をしていたら、もう少し、反STAP論の抑制になったのでは・・・。

キメラ実験においても、少数のTCRを持つ細胞が大きく胚内で増殖できなければ、PCR増幅したゲル展開ではTCRの証明はできない!などの説明があっても良かったと思う。
こうした説明は一部の科学者層から出て来ていたと思うだが、結局、STAP擁護の議論は専門性が高すぎてかき消されてしまったのではないだろうか?



 

一研究者・教育者の意見  

2017年08月08日   

STAP事件においても、実際の実験はまったく行わず画像の捏造で不正論文を産出していたヘンドリック・シェーンと、それが不正かどうかはさておき多くの実験を行っていた小保方氏に多くの共通点があるなどという議論を展開していたので私は強く批判した。科学に関わる者ならば、言葉は厳密に使うべきであるし、相手の論点を正確に把握して受け答えをすべきであろう。





BPO勧告に対する批判を批判する

@font-face { font-family: "Arial";}@font-face { font-family: "Times";}@font-face { font-family: "MS 明朝";}@font-face { font-family: "Cambria Math";}@font-face { font-family: "@MS 明朝";}@font-face { font-family: "DFP勘亭流";}@font-face { font-family: "@DFP勘亭流";}@font-face { font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3";}@font-face { font-family: "@ヒラギノ角ゴ Pro W3";}@font-face { font-family: "メイリオ ボールド イタリック";}@font-face { font-family: "|µ&•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "|ó\"•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "˘B$•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "\1b E$•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "\1a D$•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "Àï\"•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "ª@$•⟯ˇøÚ‹";}@font-face { font-family: "@メイリオ ボールド イタリック";}@font-face { font-family: "Úî\"•⟯ˇøÚ‹";}p.MsoNormal, li.MsoNormal, div.MsoNormal { margin: 0mm 0mm 0.0001pt; text-align: justify; font-size: 12pt; font-family: "Times New Roman"; }.MsoChpDefault { }div.WordSection1 { }
 小保方氏への名誉毀損を認めたBPOの決定に対してNHKは反論し、いくつかのブログ記事では、小保方氏の主張は「大半が退けられている」、「多くが問題無しとされている」や、「名誉毀損とまでは言えない」という少数意見の方が強調して取り上げられている。また、何人ものサイエンスライターが疑問を呈している。これらに対して論評したい。
 
 「結論ありき」ブログ(http://blog.livedoor.jp/peter_cetera/)については、前の記事のコメント欄でかなり書いたがもう一度その問題点を指摘しておきたい。彼らは、小保方氏の7つの主張の内の2つが認められた事について、「小保方氏の主張は大半が退けられている」と述べ、「ゼロイチの判断で言ったら、ゼロではなかったので『勧告』ということでしょう」と結論している。これはあたかも「ほとんど問題がなかった」ということを指摘していることになるが、このような捉え方はおかしい。
 
 例を出せばわかるだろう。石井委員会では、小保方論文の6つの疑惑(研究不正)が検討された(www3.riken.jp/stap/j/f1document1.pdf)。
 
1.Obokata et al., Nature 505:641-647(2014) 論文
1Figure 1f d2 及びd3 の矢印で示された色付きの細胞部分が不自然に見える点。
2Figure 1i の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているように見える点。
3Methods の核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用であるとの疑い。
4Methods の核型解析の記述の一部に実際の実験手順とは異なる記述があった点。
5Figure 2d, 2e において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像と酷似する点。
6)2.Obokata et al., Nature 505:676-680(2014) Figure 1b(右端パネル)の胎盤の蛍光画像とFig. 2g(下パネル)の胎盤の蛍光画像が極めて類似している点。
 
 これら6つの点に関して、(1)「不正行為はなかったと判断される」、(2)「改ざんに当たる研究不正と判断した」、(3)と(4)は、「過失によって引き起こされたものであって、研究不正とは認められない」、(5)「捏造に当たる研究不正と判断した」、(6「研究不正であるとは認められない」という結論であった。もし「結論ありき」氏らの論理を使えば、「疑惑の大半(2/7と2/6の違いはあるが)が退けられており、ゼロイチの判断で言ったら、ゼロではなかったので『研究不正』ということでしょう」となるが、このような結論がおかしいことは誰にでもわかるだろう。要は「ダブルスタンダード」なんである。BPOの勧告に対する見解を「大半が退けられている」というならば、小保方氏の不正についても「大半が退けられている」と述べるべきであり、そうでないと論理が一貫しない。
 
 次に「ため息^2ばかりのブログ」氏であるが、同氏は211日の記事で以下の表を示している(http://seigi.accsnet.ne.jp/sigh/blog/?paged=2)。
 
審議事項
審査結果
小保方側の反応
NHKの反応
タイトルでの「不正」という表現の与える印象
問題なし
了承
了承
専門家の指摘の与える印象
問題なし*
了承
了承
CGやナレーション、その他演出の与える印象
独立して評価しない
了承
了承
申立人が若山研究室のES細胞を盗んだという印象を与えるか
人権侵害あり**
了承
了承できない
実験ノートの引用方法とその放送に著作権法違反があったか
問題なし
了承
了承
申立人と笹井氏との間の電子メールの放送に問題があったか
品位がないが問題なし
了承
了承
取材方法に問題があったか
問題あり
了承
お詫びした
 
*:冒頭に持ってきたのはフェアでないという委員がいた
**:9名の委員中2名が問題なし(「人権侵害があったとまでは言えない」「委員会があえて名誉毀損とするべきものではない」
 
 「ため息」氏は「審査結果(勧告)」を、基本的には「問題あり」と「問題なし」の2つに分類している。しかしながら、「勧告」はこのように単純化して述べられていない。例えば「タイトルでの「不正」という表現の与える印象」については、同氏は「問題なし」と分類しているが、勧告では「こうした表現の使用が申立人に対する否定的な印象を与えることは確かであるが、論評として許されないとは言えない」である。「論評として許される」とは書かれていないのだ。この「勧告」を読めばわかるが、ほとんどの表現が「----とまでは言えない」となっており、「問題はない」などとは書かかれていない。そして「勧告」の「結論」では、「人権侵害や放送倫理上の問題があったとまでは言えないが、科学報道番組にふさわしくない演出や、申立人に対する印象を殊更に悪化させるような箇所も見られる」と、指摘された2つの問題以外にも多々不適切な箇所があったことを指摘している。「問題あり」と「問題なし」に単純化して、「問題なし」という項目を多く見せているのは「小保方憎し」のためであろうが、「問題なし」と「問題があるとまでは言えない」では意味が大きく異なるのだ。
 
 詫摩氏についても前の記事のコメントでも少し触れたが、BPO批判の第二弾が出たようなので、彼女の論点の問題を指摘しておく。
 
  まず最初の「STAP細胞をめぐるNHKスペシャル BPO判断に問題はないか?(1)」(https://news.yahoo.co.jp/byline/takumamasako/20170228-00068084/)では、「視聴者が同判断したか」をBPOの委員が「主観」によって判断しているという点に対して、以下のように疑問を投げかけている。
 
BPOの会見を通しての私の違和感の1つは「委員が想定する視聴者がどう受け止めたか」という二重に主観的な内容が判断材料になる点だ。そうならざるを得ないことは理解できるが、放送当時や放送直後のSNSでの反応や個人ブログでの記事、NHKに寄せられた声など、何らかの委員の主観だけに頼らない根拠が出てくると思っていたのだ(もちろん、この方法にも限界はあるし、調べ方によっては偏ったデータになる可能性は否定しない)。もっと突っ込んだ表現をすれば「委員の主観を裏づける客観的なデータが何も添えられていない」ことに疑問を感じる。
 
 そして、「テレビ朝日ダイオキシン報道事件」においては「報道された地域を産地とする野菜の価格暴落といった「視聴者がどう受け止めたか」を裏づける客観的なデータがあった」と述べている。
 
  一読すると「なるほど」と思えなくもないが、「客観的データがあった」から報道側が敗訴したという詫摩氏の認識は誤っているのではないかと思われる。少なくとも、ネット上で検索する限りでは、最高裁が東京高裁の判決を覆して差し戻した理由は「摘示(=具体的に人の社会的評価を低下させるに足りる事実を告げること)された事実とは、当該報道番組の全体的な構成、これに登場した者の発言の内容や、画面に表示されたフリップやテロップ等の文字情報の内容を重視すべきことはもとより、映像の内容、効果音、ナレーション等の映像及び音声に係る情報の内容並びに放送内容全体から受ける印象等を総合的に考慮して、判断すべきである」との見解の下、「(報道が)真実であることの証明があったか否かについては、環境総合研究所の調査結果からも、所沢産の白菜わずか一検体からも「真実であるとの証明があるとはいえない」」と結論したからであるhttp://www.maroon.dti.ne.jp/mamos/tv/dioxin.html)。つまり上にも述べたが、「結論ありき」氏らや「ため息」氏のような、小保方氏の個々の主張が認められたか、認められなかったのかを議論することは的外れで、「放送内容全体から受ける印象等を総合的に考慮」すべきなのである。
 
 詫摩氏は、「STAP細胞をめぐるNHKスペシャル BPO判断に問題はないか?(2)」(https://news.yahoo.co.jp:443/byline/takumamasako/20170306-00068097/)では、「判断にはSTAP研究に対するある程度の知識は必要となる。委員会に誤解はなかったか」と、専門的知識の不十分な理解から委員会が結論したと批判している。
 
BPOの委員会はSTAP研究が行われていた時期と元留学生のES細胞が発見された時期に、2年以上の差があることを問題視していた。だが、それはおかしいとわかるだろう。勧告書の12ページには「STAP研究から2年以上経過した時点における元留学生作製のES細胞の保管状況」という文言があり、STAP研究が201111月に終了したと考えていたようにも読めてしまう。そうであったとすればそれは明らかに事実誤認だ。
 
 そして、「勧告書は「STAP研究から2年以上経過した時点の保管状況に疑問を呈する部分が放送されたのか、その主旨を理解するのが困難である」としているが、「STAP研究が行われている真っ最中」の保管状況を問題にしていたわけだ」と批判しているが、これも的外れである。Li氏の細胞についてあのように報道するならば、NHK側がLi氏の細胞を利用してSTAP細胞が作製されたという根拠(「真実性」)を示す必要があったのである。

 「勧告」14ページには、「しかし、これらの事情を超えて、若山氏や遠藤氏の解析対象となったSTAP細胞が、元留学生の作製したES細胞である可能性を裏付ける資料は示されていない。NHKは「留学生のES細胞が、STAP問題に関連していなかったと言うことは科学的には出来ない」という遠藤氏の指摘を引用しているが、可能性が否定しきれないという程度では、摘示事実c」の真実性が証明されたとは言えない。また、摘示事実c」について真実であると信じるについて相当性があることを示す資料も示されていないから、相当性も認められない。」と述べられている。ここでは「

2016年02月

「あの日」を読んで


----GFP陽性の細胞はキメラマウスに存在していたが、組織を反映しているというよりも、組織内に散在しているという表現のほうが正しいと思われた。キメラマウスの遺伝子を解析すると、割合は少ないがスフェア由来の遺伝子が存在するキメラマウスも確認された。----既存の多能性幹細胞からできてくるキメラマウスとは見た目の特徴が大きく異なっていた。多能性という既存の定義に当てはめて、このスフェア細胞を見ていいものなのかは大きな疑問であり、新たな解釈が必要であると考えられた。

 この記述は、遺伝子解析データが欠落していることを除けば、小保方氏の博士論文の図と合致する(http://stapcells.up.seesaa.net/image/Figures.pdf)。つまり、通常のキメラとは異なっていたので、自己点検検証委員会は「キメラ作製は失敗」と報告書に記載したのだろう。

 ところで、「スフェア細胞」に関して私は誤解をしていた。スフェア細胞の研究が発展して「STAP細胞」の発見につながるので、両者は共にストレスによって体細胞から生じ、単に「機械的ストレス」(スフェア細胞)か、「酸ストレス」(STAP細胞)の違いだと私は思っていた。しかしながら、両者はまったく性質が違っていた。「あの日」の記載によると、スフェア細胞は通常の細胞よりも増殖力が強く、浮遊培養で増殖して細胞塊を作れる細胞であるのに対し、STAP細胞は増殖をしない。浮遊培養ができる細胞は、がん細胞のように増殖力が強い細胞であり、一方、通常の細胞は培養皿に接着した状態でしか培養ができない(専門用語では「足場依存性」という)。「がん細胞」に似た増殖力の強い細胞ならば、細胞は未分化の状態、すなわち何らかの「幹細胞」あるいは「初期化されている細胞」である可能性はあり得る話だ。

 ということは、小保方氏のTissue論文、つまり博士論文で述べられた、スフェア細胞が「三胚葉由来組織に共通した万能性体性幹細胞」という主張は、あながち「捏造」ではなかった可能性があるように思われる。





37
1.サイエンティスト
STAP細胞もイトカワでも誤認があった訳だ。やはり、STAP細胞でも悲劇は避けられたはずだ。ブログ主の対比はSTAP騒動とその扇動者、関係者の対応の愚かしさを鮮やかに浮き彫りにした。科学に誤認はつきものだし、いちいち糾弾されては、同業者としてはいくつ命があっても足りない。不正の追求よりも、誤認を恥じ入らせようとしたマリスに、笹井さんは誤認を恥じて自死したように思う。日本人らしいメンタリティーだと同情する。一方で糾弾者たちは、その後の振る舞いを見ても厚顔無恥な人たちのようだ。分子生物学会理事長の論文は大丈夫なのか?注目すべきインパクトがないのか?悪意で見ればケチはつく。彼女の脳科学仲間?には批判の多い脳トレもあるが、それは無視なのだろうか。こんな事は馬鹿馬鹿しい。現役の研究者(評論家は知らないが)は検察官に堕してしまうべきではない。ガリレオにも、ニュートンにも、ドルトンにも、メンデルにも誤りはあったようだ。罪(罪はないのだが)を憎んで人を憎まず。人格攻撃にまで至り、優秀な研究者を失ったSTAP騒動の経緯は詳細に永く我が国の科学史に刻まれ、様々な点で繰り返してはいけない教訓(関係者と扇動者の対応を含めて)として語り継がれるべきであろう。今年の分子生物学会で議論すべき良いテーマだと思う。

41. まろん

2014年07月24日 11:02

さらに笹井氏が主導したとされるプレスリリースの資料には、
『リンパ球のうちT細胞は、いったん分化するとT細胞受容体遺伝子に特徴的な組み替えが起こります。これを検出することで、細胞がT細胞に分化したことがあるかどうかが分かります。この解析から、Oct4陽性細胞は、分化したT細胞から酸性溶液処理により生み出されたことが判明しました。
これらのことから、酸性溶液処理により出現したOct4陽性細胞は、一度T細胞に分化した細胞が「初期化」された結果生じたものであることが分かりました。』
との記述もあります。

STAP細胞とSTAP幹細胞は違うから、ということなのかもしれませんが、TCR再構成がある細胞から樹立された幹細胞にTCR再構成が見られないということについて、本来ならば何らかの説明は必要でなかったのでしょうか?






はやっsあ
6.kamokaneyoshi
STAP細胞に関する記者会見ではSTAP細胞は確率30%で作成可能であるとの触れ込みであった。また、4月9日の小保方氏の記者会見では、氏はこれまでに200回以上STAP細胞の作成に成功したと述べている。この記者会見はNature論文に疑惑が提出されてから約3ヶ月後のことである。これだけの時間があれば、小保方氏は再現実験を行って、CDBの責任者に自身の潔白を証明できたと考えるのが自然である。また、笹井氏は小保方氏がそのような形で立証責任を果たすよう小保方氏を説得する責任があった。現実にはこの2つのどちらも実行されなかったようである。このように考えた場合、STAP細胞についての信頼性が地に落ちてしまって当然と言える。私には、STAP細胞の存在を信じている研究者がこの世に存在するとは到底思えない。私は、『皆さんの言う「科学のルール」が人権を蔑ろにし社会のルールから外れてしまっている』との主張には到底承服することができない。

2014年09月07日 17:33

今回は、[ (°_°) ] さんのコメントがしたらば掲示板に流失してしまい、ご迷惑をおかけしました。この原因については、学とみ子にはわかりませんが、ヤフー側のシステムの問題ではないかと想像します。

[ (°_°) ] さんのコメントの3通はそのまま、当ブログにおいて、未承認に分類されていることをお知らせするため、未承認コメント一覧の一部コピーを行いました。
現在、[ (°_°) ] さんのコメント以後に、学とみ子が不承認をしているコメントはありません。

「そんなの、加工できる」と言われたらしかたありませんが、一応、学とみ子側の説明になるかもしれないと考えてアップしました。

未承認返信: 〇件

承認済み|未承認

全〇ページ

[1] [2]・・・ [11]


                
[ (°_°) ]
2018/11/8(木) 午後 5:29
承認する        
・・・・・・・
[ (°_°) ]
2018/11/8(木) 午後 1:22
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・・・・・・
狸氏の最近の記事である。青字

>小保方さんは捏造犯に仕立て上げられた。しかしES混入犯は別にいる、これが小保方さんの主張である。
小保方さん(ES派)の主張を曲げてまでES混入を否定し、ES派と闘う学さんは一体、何を守ろうとしているのだろうか。

この質問に対する答えは、学とみ子は“STAP細胞を守りたい”であり、そして、
“これからもSTAP研究を進めて欲しい”の希望です。

そして、小保方氏は、なにものかがESを混ぜたとは思っていないだろうとも言いたい。

以下は、あくまで、学とみ子の想像です。
若山氏が何らかの専門かつ独自の方法を用いて、STAP細胞に多能性を持たせたまま、増殖力も持たせることを可能にした!と、小保方氏は思っている・・・・?

しかし、その技を若山氏は秘密にしていると、小保方氏は思っている。
アクロシン入り細胞が出てきてしまった理由も、若山氏は知っているかもしれない。
だから、「そこを、公開してほしい、小保方をねつ造犯から救ってほしい」と、小保方氏は若山氏に対し、「あの日」で強く呼びかけている。

「(若山氏は)もっとしっかり社会に向けて、キメラ、幹細胞作製の説明をしてください。それはあなた(若山氏)の義務です。そうしてくれないなら、私(小保方氏)も覚悟決めてます。」
と、小保方氏は書きました。
少しすごみをきかせた「あの日」の印象ですよね。

単純に、若山氏あるいは何者かがESを混ぜたなどと、小保方氏は思っていないと思います。
一緒に実験をやってきたのだから、相手の様子も、感情もいろいろに分かち合っているはずでしょうし・・・。

狸さんは、本気で、”小保方氏は若山ES混入説と考えている”と予想しますか?
それとも、ES派を一時的に喜ばせてやろうと、狸さんは、いたずらしていますか?

一方の笹井氏は、キメラができることより、酸浴細胞の自律的な変化に魅せられたと思います。
STAP細胞がリプログラミングする過程で、細胞形態や遺伝子発現の様などがさまざまに変化する様子が、研究者たちの目の前で起きていたのです。
臨床応用を視野に入れながら、笹井氏は、リプログラミング質の違いをじっくり見たでしょう。

OCTが良く出た細胞でなく、OCTがぼんやりとしか出ない細胞では、その遺伝子発現の様相も違っていて、その違いがその後の細胞機能といかに関係していくのかに、研究者たちは魅せられただろうと思います。

細胞に与える刺激の質次第で、細胞のリプログラミングの質も変わりうる現象を目の当たりに見て、笹井氏は感激しました。
小保方氏に、宮殿の女神を見たのでしょう。
つまり、臨床応用とは無関係のキメラより、細胞変化を臨床応用に持ち込む戦略的なことを、笹井氏は考えたのではないだろうか?
丹羽氏も、TS様からES様へと移行する細胞の持つ変容力に興味を持ったと書いていたし。

そうしたことに興味を感じている科学者は多いと思います。
細胞は胚を形成する時点で、一旦分化を止めて周りを見渡す時があり、分化していく遺伝子制御が一旦、止まるからこそ、多能性を持ったまま増殖も可能な状態の細胞があるのだろう。
この細胞を人工的に外を取り出して、人工培地に慣れさせたのが、ES,TS細胞だろう。

狸氏はこのようなことを言っています。青字
>太陽のように学さんに接していたLさんにまで見放された。

Lさんは、学とみ子にやさしくはない。
Lさんの学とみ子評は、「少しはおもしろいことを言う人だけど、全体的にはだめよね!」との調子は、最初から変わらない。

TCRについては、ため息氏より学とみ子の方が文献に基づいていることを、Lさんに認めてほしかったのだが、その期待は裏切られた。
これで、学とみ子にとってはLさんは天の声ではなくなったのである。

Lさんの解説は、ES派、STAP派の双方にとって、とても有用なものだ。

しかし、気をつけなくてはいけないのは、Lさんは、キメラはESから出来たと言う立場にいるということだ。
Lさんは、桂報告書は正しいと言い続けるだろう。

Lさんは、臨床医を飛び出し、女だてらで、外国の研究室で頑張っているので、尊敬しています。
だから、今回、学とみ子の書いた“セラピスト考”について、ポジティブコメントをもらえたのはうれしいです。
Lさん、ありがとう。
2014-08-03の狸氏の記事である。
>Nature の査読者にそう勘違いさせるには「キメラマウスの細胞についてTCR再構成について調べた」と書くことが必要だ、笹井さんはそう思ったのである、と考えるのは下種の勘ぐりであろうか。

>笹井さんは嘘つきではない。また笹井さんはもちろん馬鹿ではない。したがって馬鹿正直ではない。馬鹿正直に「キメラマウスの細胞についてTCR再構成について調べたが、再構成は見られなかった」などと書くと、「STAP現象は揺るぎないものに」ならない。
さすが、論文の天才である。

狸氏はこのように書いている。
こうした状況を思えば、このTCR問題は、STAP疑義の盛り上がりにはとても大切な要件であったことがわかる。
数学者(と思われる)狸氏は、当然、知識人であるが、この知識人をして、TCR証明がSTAPの正当性証明の重要なキモでなると印象づけたのである。
学とみ子のブログでも、複数の人たちが、TCRはキモだと書いている。

学とみ子が、NHKの番組を見て、「キメラマウスのTCRで立ち止まるべきと・・・」とのナレーションを聞いて、ここっておかしいなあ~と思った心境は、当然、他の人とは異なる。

この差は、言うまでもなく、元T細胞からキメラはできそうか?のところで、できるかもしれないと考える狸氏やES派の人たちと、できるわけないだろうと想像する学とみ子の違いである。

両者とも専門家でないのだから、正解はないのだが、実は、専門家であっても正解は出せない難問である。なぜなら、誰も実験をしたことが無いからである。

種類の異なる細胞を一緒に酸浴ストレスを浴びせ、その後、それら細胞を一緒に胚盤胞に入れたら、どの細胞が生き残って、キメラ体細胞を形成するかは誰も知らない。

過去に、種類の違う細胞を胚盤胞に入れたら、どの細胞が生き残るのかの別の実験はあるかもしれないが、当然、その場合は酸浴細胞ではない。

専門家のLさんは、「できる可能性はある」と根拠を示して言っている。
しかし、あくまで可能性である。

慶応の吉村氏は、胚盤胞に入れる細胞の数は、20個程度だと言う。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20140317stap-2.html
これは恐らくES細胞の場合であるだろうから、バラバラにしていれれば数は数えられる。

しかし、STAPは数えられない。
それでも、専門家であれば、だいたい何個位の細胞が入るかはわかるのだろうが、正確ではないのでSTAPの場合は書かれていないのだろう。

20個のうち、1個位は、TCRを持つ元T細胞が入ってそれが大いに増殖し、キメラマウス臓器形成の主要細胞となれば、その組織からのサザンブロッティングで、体細胞のTCRラダーは証明されるはずだ。
この場合、体細胞DNAは、ホスト血液細胞より圧倒的に多くなっていれば、モノクローナルTCRで入れた場合と同じように、きれいなバンドが見えるのかもしれない。
しかし、STAP細胞の場合、そこまで大きく元T細胞は増殖できるのか?

科学未来館の吉村氏のコメント記載で示されている考え方を見ている。茶字

>胚盤胞に入れられる細胞はせいぜい20個でそのうちマウス組織になるのは数個なので、この方法で見れるバンドはせいぜい1本です。

この2Nキメラの解析結果が不自然であることを理研の先生たちは理解しているからこの図をもって『キメラにTCR再構成がある』と言わないのだろうと思います。

こんな形而上学的な議論は実はたいした意味がなく、純化したT細胞から作ったSTAP細胞でキメラを作製するとか、4Nキメラで解析するとか、キメラの子孫でTCRの解析をするとか、不確実性を可能な限り排除した感度の高い方法で実験すれば何の問題もないはずです。
・・・・・・
実験的にはD2J2のプライマーで検出されるGLをもつT細胞は10%程度ではないかと言われています。もし1個のT細胞がマウスになったとすると、可能性としてはGLもしくは組み換えの1本のみ、GLと組み換えの2本、組み換えの2本、あるいは全く検出できない、となります。よってバンドが見えるとすれば1つか2つでともさんの考えは正しいと思います。

この吉村氏のコメントで問題になるのは、
>純化したT細胞から作ったSTAP細胞でキメラを作製する
これは可能なのか?ハンナさんの実験でも示されたように、iPS細胞でも元B細胞を多能性を持たせたまま増殖させることの困難さが示されている。
T細胞をモノクローナルに増やすことは難しいと言われている。
これらを想像すると、この実験ができない可能性が高い。

>4Nキメラで解析するとか、
>キメラの子孫でTCRの解析をする

この両方法も、元T細胞がキメラの体内で増殖しなければならない。
元T細胞がキメラの体内で増殖しなければ、当然、卵子、精子にTCRの情報が伝わらない。
ホスト細胞の血液細胞の影響を無視できるまでに、元T細胞のキメラ寄与率は高くなければならない。

4Nキメラは、元何細胞から作られのるか?
元T細胞やB細胞からキメラが出来れば当然、免疫不全だが、それで胎児がどこまで成育できるのか?
STAPの場合は、T細胞以外からキメラができた可能性があるが、4Nキメラは、出生したとは書いていない。

狸氏は以下のように書いている。
>馬鹿正直に「キメラマウスの細胞についてTCR再構成について調べたが、再構成は見られなかった」などと書くと、・・・

以下は、学とみ子の考えに過ぎないことを先に断ってから書きたい。
(素人のくせに、出鱈目書くなといわれるだろうからだが、では、ここにコメントをくれる人は玄人だと証明しているわけではないのだから、学とみ子と条件は変わらない・・)

笹井先生は、他の科学者たちの指摘のように、キメラのTCRに本当にこだわっていたのか?
笹井先生は、ごまかした論文の書き方をしたのであろうか?
について、私はそうは思わない。

笹井先生がキメラでTCRが出にくいことを考えていたなら、キメラTCRにはこだわらないはずである。
むしろ、これらの実験が若山研究室でやられた場合、笹井氏の若山研究室への遠慮があり、多くは触れないでいたのではないか?

笹井先生は、キメラ形成より、酸浴という現象で初期化する事実を重視していたと思う。
ライブセルイメージングで、細胞の初期化を確認し、その実態の解明に夢中だったと思う。

笹井先生にとって、酸浴による初期化の状態は、まだ未知の世界であり、iPS細胞並みに初期化するとは考えていなかったと思う。
iPS細胞並みに初期化したと証明する必要は無いし、ましてT細胞がキメラ体細胞に寄与することを求めていなかったのではないか?と思う。
笹井氏は、記者会見でそう話している。
ただ、一部の学者たちがそれを認めないのである。

何の細胞がキメラ構成細胞になったのかはわからなくても、若山氏がキメラを作ってくれた事実、ネーチャー査読者が受理していてくれたことで、十分、論文の価値が評価されたと笹井氏は思っていたのではないか?

STAP論文には、STAP細胞のTCRは確認し、シークエンスもしたと書かれているが、キメラについては、書かれていない。
以下がその部分である。

 PCRbands from STAP cells were subjected to sequencing analysis and identified as rearranged genomic fragments of the (D)J recombination.



コメント(77)
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>複数の人たちが、TCRはキモだと書いている。

この「キモ」の意味は分かりますか?それがなければSTAPは偽物とかESねつ造という意味じゃないですよ。それがないと「選択でないという主張の証明が不十分」という意味で「キモ」なのです。そしてその証明は著者らも必要と考えたから、論文に(中途半端に)記載されたのでしょう。不要であれば学さんの言うように書かなければいいですからね。

>ライブセルイメージングで、細胞の初期化を確認し

どうやって【初期化】だと確認するんですか?

>酸浴による初期化の状態は、まだ未知の世界であり

学さんの言う【初期化】の定義ってなんですか?それを明確にしない限り議論が意味をなしません。削除
2018/11/4(日) 午前 0:34[ 匿名 ]返信する
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若山氏に遠慮したのでも、初期化の程度が未知だと思っていても、あんまり関係ないんですよ。
STAPに先行してMUSEがあり、それとの差異性をはっきりさせなければ有名誌にアクセプトされないと、論文書きの名人にはわかっていました、だから入れてしまいました、それだけの話。
問題なのは、どれだけ不確実なデータであるかを笹井氏が認識していたかというところ。有名誌にアクセプトされるために、そういうデータを混ぜ込むという決して褒められないような行為をしたということ。
全く科学の分野の話ではないんですよ。
キメラに何個の細胞がとかはこの問題の論点には全く関係がない。削除
2018/11/4(日) 午後 0:45[ plus99% ]返信する
> plus99%さん
>褒められないような行為をしたということ。

世間がアンチSTAPになるよう、マスコミ、一部科学者が情報操作しました。これは、STAP派の捉え方です。反論者はいろいろにいるでしょう。

STAPアイデアを日本に有利に利用できるよう、かつ、バカンティ派の立場も守れるよう、若山研究室のクレジットが示せるよう、笹井氏は、四方八方に気を配りました。削除
2018/11/4(日) 午後 1:53学とみ子返信する
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学とみ子さん

だからその情報操作した科学者はだれですか?どの発言ですか?一年にもわたって繰り返し尋られているのに一回も答えたことがない。これが答えの全てでしょう。

TCRに関係する発言を端折ってもキメラの実験ははしょれないですね。だから若山研のクレジット云々なんて言説にはなんの意味もないことは明白です。削除
2018/11/4(日) 午後 3:24[ plus99% ]返信する
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学さん

こちらの本題からハズレますが
お邪魔するのをご容赦ください。

文系的な報告は、根本さんのところが
相応しいのですが、現在動いていません
ので、こちらで報告させてくださいませ

昨日
パートナーが10月28日付けで送付した
桂報告書撤回申請書と
理研、松本紘理事長宛に直々届く
内容証明書簡の配達証明書がパートナーに届けられました。

同じ日付で
調査委員会の委員各位に送付した

調査委員の立場から理研に対し
「出所不明調査サンプルで報告書を
作成させられた文書に名を連ねる訳にいかないでしょうから」と
撤回を申し入れ要請をした配達証明も
パートナーに届いたとのことです。削除
2018/11/6(火) 午前 1:06[ Ooboe ]返信する
> plus99%さん

TCRについてのあなたの理解は進んだと思うのですが、まだ、疑問に思うことがあったら、書いてくれませんか?

そうすることで、研究者以外たち(学とみ子を含む)の理解は進むし、T細胞キメラ説が煮詰まる?と思うのですが----

結局、STAPの悲劇は、STAP著者たちの分裂、心身疲弊、アンチSTAP世論により、論文解釈がねじ曲げられた事件だと感じます。

あなたが、T細胞からキメラができそうだと考えているなら、その根拠を教えて下さい。削除
2018/11/6(火) 午前 8:11学とみ子返信する
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学とみ子さん

あなたは結局TCRについて、何が問題なのか、なぜ疑惑になったのか全く理解していないんだと思いますよ。
私がTCRからキメラができると考えていようといまいとなんの関係もない。
STAP論文の著者はできました、と主張した。だけれど裏づけとなるデータがない。これで事件は全てです。

あなたの主張、T細胞からつくったSTAP細胞は幹細胞やキメラにはならないというのは「笹井氏が論文にできると書いたのは不正である」ということなんですが、まずそこから理解できていないんじゃないですか?
原理的にできない、またはほとんど確率的に成功しないなら、ネガティブな結果が出た時に、立ち止まって違う方法での証明にきりかえたほうがよかった、ということで、Nスペの科学者のいうとおりだということなんですが。

そしてやっぱり、どこの科学者が情報操作したのだか例示できないというわけですね。削除
2018/11/6(火) 午前 8:40[ plus99% ]返信する
> plus99%さん

>どこの科学者が情報操作したのだか例示できないというわけですね

名前の特定はできません。
世論は、STAPが捏造ではないかと考えた。そう思わせたのは、一部の学者層とそこから情報を得たマスコミです。

情報操作したのは、特定の人ではありません。科学者たちごとに、STAP細胞に対して抱く疑問点、攻撃点は異なります。

研究者は相互にライバル同士なのだから、当然の事として攻撃しあいます。
攻撃には反論はつきものです。

しかし、STAP細胞は、著者間で問題が起きた。結果、役職者が守られた事件かと思います。削除
2018/11/6(火) 午前 11:39学とみ子返信する
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学とみ子さん

わらっちゃうね。
どの発言だかあげられないなんてね。
あなたの物の言い方だと10も20もの発言をあげられそーなもんだけど。
どこの世界でも、競い合っているのは当たり前、誰でも自分を守ろうとするのは当たり前。
誰がどの程度その普通の行動から逸脱しているのか、それが特定できないならただのやっかみにすぎないですよ。
くーだらない。なーんの具体性もない。
よーするにわーわー言うだけで何も調べる気なんて無いんでしょ。おあそびなんですね。大体の人は学とみ子さんがそのような人だとわかっているようですが。
gen**ronくんやらセイヤくんやらxyzくんやらがいろいろ示してくれても右から左へ全部忘却。おかわいそうにね。削除
2018/11/6(火) 午後 0:12[ plus99% ]返信する
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> Ooboeさん

遠藤氏もkahoの日記のスラドで、とても大事なことを言っています。
https://srad.jp/~kaho/journal/588494/
11ページ目に示したデータはFES1とFES2という2つの細胞の遺伝的関係が示されて初めて意味を成します。
FES1とFES2を,同系統のマウス(岡部研B6マウスと129X1SLCマウス)から得られた別の細胞を外郡として比較し,それらが遺伝的に近いのか遠いのかという基本データがあって初めて意味を成す情報になります。削除
2018/11/6(火) 午後 10:12学とみ子返信する
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続き
>最後に感想として驚いたことを。
25ページ目
なお小保方氏への書面調査で、小保方氏はSTAP細胞を作製する際に若山氏から渡されたマウスの遺伝的背景を把握していなかったこと、また、若山氏から(Oct4-GFPを有す る)GOFマウスを渡されたものと思っていたことが明らかになった。この説明は「明らかになった」で済ませることはしてはいけなかったと思います。あまりにも絶句してどう説明してよいか分かりませんが,論文の論理を根底から覆すことになるからです。
その認識が論文出版時まで同じであったとしたら,あの原稿は書けませんし読むことすらできないはずです。

ここもとても大事なところです。現在、したらばで論議中の部分です。Oct入りES細胞などもレラー論文Fig3eで比較のために使われているので、ここではOct入りGOFマウスからできたFI細胞がないといけないと思います。もし、無いというなら、これらの実験は、ねつ造判定をしないといけないと思います。削除
2018/11/6(火) 午後 10:18学とみ子返信する
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>根拠なきものに

STAP細胞の残存サンプルがES細胞由来であろうというのは、サンプル同士の遺伝子解析結果が同一細胞由来としか説明できないほど似ていることだけでも導かれるんです。仮にFES1が見つかっていなかったとしても、違うマウス個体から作られたのでは説明できないないことで十分なんです。
これは同一のマウス個体から一回の酸浴実験によって作られたもので複数の実験をしたのだと説明するなら、それは違う捏造になるだけなんですね。

また、FES1の移動の真偽は資料とやらの公開を待ちますが、不正調査のガイドラインを読めばわかりますが、調査委は警察のような捜査権限がありませんから、調査の証拠はすべて疑義をかけられた人が自らの潔白をはらすために用意して調査委に提出されたものです。仮にFES1がooboeさんが言うように若山氏を経由して解析にかけられたのだとしても問題があるということになる理屈がわかりませんが。

MTAについては詳しい人がもう何度も説明されているようですが。削除
2018/11/7(水) 午前 10:52[ plus99% ]返信する
> Ooboeさん

>桂調査報告書を武器としてのES説はもう成り立たなくなります。

科学的手法を用いてES混入と決めて良い、関係者証言もそれで良いと、科学者の調査員が決めたのが桂報告書です。つまり、調査員たちはそう思ったのです。

科学は捏造でなければ間違っても良いです。調査員たちは間違ったのではないか?とのSTAP派の主張はありです。

今、STAP派は、種々の事実解明を明らかにして、世論形成に向けて、報告書の間違いを啓発しましょう。

ES混入とは決められないとするのがSTAP派の主旨であり、混入かどうかさえわからないのに、まして犯人は決められません。削除
2018/11/7(水) 午前 11:13学とみ子返信する
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調査委が間違ってないかと疑問をいだくのは自由だし、証拠探しなりするのも自由でしょう。
ただし実際に生活している人に迷惑かけないようにしたらいいんじゃないないかね。
パルサ氏にちょいと疑惑を公言されただけで慌てふためいてサイトを閉じて見せたんだから、言われている意味がわからないなんて言わないよね。
常日頃ここのブログであなたがしていることはパルサ氏があなたにしたことと同じなんだということだよ。削除
2018/11/7(水) 午前 11:24[ plus99% ]返信する
> plus99%さん

>調査の証拠はすべて疑義をかけられた人が自らの潔白をはらすために用意して調査委に提出されたものです

そうですね。FES1は若山研究室から提出されたものなら、小保方側はその問題点を指摘することはできます。

そうした関係者間の対立点を調整するのも、調査委員会の役割でしたが、どうもそうなっていなかったようだと、STAP派は言ってます。

今回、桂報告書には、公正性が欠けていたとの主張は、STAP派から出されているのです。

科学の手法は、人の内密な作業までは明らかにできません。削除
2018/11/7(水) 午前 11:30学とみ子返信する
> plus99%さん
>パルサ氏があなたにしたことと同じなんだということだよ

全く違いますね。ネット環境では、HNが通用する、一人で複数のHNを使えるなど、個人情報はありません。そして、他人の個人情報は明らかにしてはいけないのがルールとなっています。本人がしゃべるのは除きます。

桂調査委員は、身元が明記されています。

彼らの科学的判断に対して、第三者が科学的異論を言うのはありです。
論文発表後に、いろいろな異論が書き込まれるのは普通です。
科学は間違いもうっかりミスも許されます。削除
2018/11/7(水) 午後 0:26学とみ子返信する
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学とみ子さん

>そうですね。FES1は若山研究室から提出されたものなら、小保方側はその問題点を指摘することはできます。

結局、小保方氏と代理人はそれに異議を申し立てませんでしたよ。
だから当事者間の見解の対立があろうとなかろうと問題はそれで終わりです。

調査終了時にも代理人はいたのですから、異議申し立て期間に何も言わずにあの手記で何を書いても調査委に対して反論することにならないことは重々承知のはずですので。削除
2018/11/7(水) 午後 2:42[ plus99% ]返信する
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学とみ子さん

詳述はさけますが、医療を受ける側にとって、医療が正しいルールに則って行われているかは関心を持つべきことです。よって疑問に思うことは「あり」なんですね。
問題なのはその疑問を公の場で広めたその方法にあります。その疑問の広め方によっては、疑問を呈された側の人の身には色々なことが起こります。

あなたの持つ科学的疑問とやらの広め方について、誰かに迷惑をかけていないか自省しようというつもりはないなら、パルサ氏の件ではあなたの肩を持ちましたが、今後はそのつもりはありません。削除
2018/11/7(水) 午後 2:43[ plus99% ]返信する
> plus99%さん

>パルサ氏の件ではあなたの肩を持ちましたが、今後はそのつもりはありません。

その節はお世話になりました。
plusさんをはじめ、いろいろな方にご心配をおかけしてすみません。

関係された方にはご迷惑をおかけしました。

学とみ子の個人情報につながる恐れを懸念して、当方でリンクをはずしました。

この電話相談のネット呼び掛けは、実際に機能しませんでした。

どこの誰かがわからずの相手(私)に相談する人など全くいなかったのです。

機能できない状態で、そのままに残っていたのでリンクを止めました。削除
2018/11/7(水) 午後 6:02学とみ子返信する
> plus99%さん

>異議申し立て期間に何も言わずにあの手記で何を書いても調査委に対して反論することにならないことは重々承知のはずですので。

名誉回復をしたくても、心身が動かないという状態を、私は想像します。エネルギーが切れるという状態です。削除
2018/11/7(水) 午後 6:09学とみ子返信する
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学とみ子さん

>名誉回復をしたくても、心身が動かないという状態を、私は想像します。エネルギーが切れるという状態です。

想像するのは自由です。
でもすでに代理人がいたのでね。
石井調査委の時には心身とも動かない状態であると述べ、代理人が抗弁しました。
だからそういう状態でも反論できるんです。ご本人が証明しています。
桂調査委の時にはなにもしませんでした。
だからあなたが想像するのは自由ですが、世の中で同調する人は少ないと思いますよ。削除
2018/11/7(水) 午後 6:53[ plus99% ]返信する
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>STAP細胞の残存サンプルがES細胞由来であろうというのは、サンプル同士の遺伝子解析結果が同一細胞由来としか説明できないほど似ていることだけでも導かれるんです。

どうやって混入したか説明出来ないのにES混入だというだけあって、やっぱり考え方が雑だね。②だけじゃ、ダメでしょ。
①混入したという元の細胞株はES細胞である。
②サンプル同士の遺伝子解析結果は同一細胞由来としか説明できないほど似ている
③STAP細胞由来とされる細胞株もES細胞である。削除
2018/11/7(水) 午後 8:16[ カツラ報告書 ]返信する
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>若山氏を経由して解析にかけられたのだとしても問題があるということになる理屈がわかりませんが。

ドーピング検査を考えれば、おかしさが分かるよ。ちゃんと別箇所に保管された検体があるのに、検査対象者から任意提出された尿を調べてるんだから。もっとも調査委員会はFES1がそのようなルートで送られてきたFES1だったことを知らなかったんじゃないかな。FES1が理研に送られたのは2014年7月頃、調査委員会の発足は2014年9月3日で、発足したときは既に理研にあるから、京大にあったやつとしか聞いてないんじゃないの。削除
2018/11/7(水) 午後 8:23[ カツラ報告書 ]返信する
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> 学とみ子さん
>名誉回復をしたくても、心身が動かないという状態を、私は想像します。エネルギーが切れるという状態です。

小保方晴子日記に当時の状況が描かれていますね。かなり長期間に亘って人との接触を断っていて、代理人とも連絡を取っていない状況にあったと思われます。
桂調査に異議申し立てをしなかった云々と言っている人達は、人の血が通っていないと僕は思います。病に臥しているいる人間に対して甘えるなと言い放つのは鬼の所業です。削除
2018/11/7(水) 午後 8:27[ ひとこと ]返信する
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論点すかされないよう
補充報告します

【FES1】は山梨大学、若山氏からと
いう理研内部共有の出所報告が判明したのは
パートナーの3年にわたる検証作業の
結果、今年になってからです。

当事者に於いて、このパートナー情報が
認識されているかは、分かりません。

パートナーは当事者ではありません。
一国民として
国民の付託を受けて運営している
国立機関に対して
行政対応を要請しているものであります

ですから、当事者とに関わらず
パートナーの取り組みは
重大齟齬が判明した今、国民にとって
問題は終わっていないのです。

ES説、科学知識保有者は
サンプル取り寄せ出所齟齬報告問題は
終わりにしたいでしょうが、、、削除
2018/11/7(水) 午後 9:03[ Ooboe ]返信する
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昨日の根本さんプログで
詳細に報告している通り

この調査用サンプル取り寄せ出所経緯は
単なる、科学コミュニティ規程遵守の
範疇を越えた、国民的事案となりました

通常の研究者間のサンプル取り寄せ
事案ではありません。
公的調査による作業でありました。
文科省ガイドラインには
国の研究者間のサンプル提供、受領
の簡素化の指針がありますが、
そのような研究の為のサンプルの
やり取りではないのです。

公的委員会が文書的明朗性を
もってサンプルを扱わねばならない
全国的、世界注視の特別事案で
ありました。事案を矮小化して
文科省ガイド事案に
該当すると問題をすかしては
なりません。削除
2018/11/7(水) 午後 9:34[ Ooboe ]返信する
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>世の中で同調する人は少ないと思いますよ。

多数決か(笑)。結論を出した調査委員会に異議を申し立てても、認められることはないと石井調査委員会のケースで分かったからだろうね。調査委員会にとって異議を認めることは、自分達の下した判断の間違いを認めることになるから。申し立て先が第三者委員会だったら申立てたと思うよ。削除
2018/11/7(水) 午後 9:36[ カツラ報告書 ]返信する
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> plus99%さん

どこぞのブログから戻ってこられたようですが、それは置いといて。

>だからあなたが想像するのは自由ですが、世の中で同調する人は少ないと思いますよ。

自分が思うに、あなた方は「想像力」が欠如していると思います。
人類は、「こうかもしれない」という想像から(仮説から)進化してきたのではないのですか?
えらい人(権力者)が言ったからと言ってそれが必ず正しいとは限らない事は歴史が証明しています。

一度、自分の身に置き換えて自分の頭で考えて見れば(洗脳を捨てて)学さんの言いたいことは自分のようなバカでも理解できますけどね。削除
2018/11/7(水) 午後 9:36[ m ]返信する
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文科省不正調査ガイドラインは
調査対象者自ら、疑議をはらす権利を
認めています。

ガイドには、まず予備調査を設置し
本人調査に至る
さい、調査に係わる物品の適切な
保全処置をうたっています。

そして調査対象者が調査機関から現在
他機関に転出している場合
転出先の機関は協力して
転出先での保全処置をしなければならないと、あります。

これらの、機関保全処置がなされた上で
調査対象者は、保全されたサンプルを
使用して自ら証明作業が出来ます。

ところが第一回の調査委は
これらの、文科省不正ガイドを
遵守せず

若山氏の勝手なサンプル提供、
しかも知人の個人に解析を
依頼していたのに
【公的第三者機関】に依頼したと
権威付け錯誤を全国に与えてました削除
2018/11/7(水) 午後 10:03[ Ooboe ]返信する
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第一次調査委は

調査委を設置する決定をした時

小保方研の試料保全と同時に
ガイドラインに従い
山梨大学の機関協力を得て
若山研究の試料保全も
なされていなければならなかったのです

パートナーはこれらの、問題も
取り上げるべきとの思いもありましたが
アプローチ分散になりますから
取り上げませんでした。削除
2018/11/7(水) 午後 10:13[ Ooboe ]返信する
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さて

2014年6月時点での

調査用サンプル取り寄せ出所報告事案の
公的資料から、複数の報告齟齬が厳然と
存在していることが判明しています。

【FES1】の出所報告資料齟齬

〔イ〕京都大学、大田氏が出所→理研
〔ロ〕山梨大学、若山氏が出所→理研
〔ハ〕京大→山梨大経由→理研

その資料類は10点余り
これらの、根拠資料を
理事長や調査委員だった方々に送付して
います。

これらの、報告齟齬は何故
どこで発生していたか、をパートナーは特定していますが、
今回は、その特定証明が目的では
ありません。

解析結論を導いた、サンプル出所報告
齟齬の
複数錯綜資料存在そのものに於いて
報告書の信用性は毀損されているから
撤回すべきとの主張であります削除
2018/11/7(水) 午後 10:40[ Ooboe ]返信する
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カツラ報告書さん

>どうやって混入したか説明出来ないのにES混入だというだけあって

「②サンプル同士の遺伝子解析結果は同一細胞由来としか説明できないほど似ている」だけで、STAP実験が正しい方法で行われなかったことは確実になり、なぜそうなったのか実験を行った方々は説明ができない。だからその実験の科学的意義はゼロでです。これが一番大事なこと。
あとはその責任はだれにあるか特定するために調査されただけなんですね。
ES混入自体は難しいことではないんですよ。もっとも簡単な方法はぽとっと一滴垂らすだけなんですから。誰の目にも触れず誰でも実行できる期間が7日間もある。だからそれは謎でも不思議でもない。説明できないなんてことではありません。
一つの方法、一人の行為者に絞れないというだけなんですよ。絞れないから、故意による不正と判定できないとちゃんと書いてあります。
なんたら129なりFES1なりが混入に使われたとは書いてありませんよ。極めてにているES細胞が存在していると書いてあるだけなんでね。だから「ES細胞の混入で『説明できる』」と書いてあるんですよ。削除
2018/11/8(木) 午前 10:00[ plus99% ]返信する
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カツラ報告書さん

>検査対象者から任意提出された尿を調べてるんだから。

調査委には資料を提出させる権限がない。だから任意提出の検体だけしか調査できないんですが。
小保方氏も任意に自分を弁護する材料となるものをいくらでも提出できたんですよ。
するようにと再三にわたって言われていることが調査報告に書いてありますよ。

>多数決か(笑)。

多数決もクソも、学とみ子さんは想像を述べているだけだと自分で言っているのだから、その想像に同調する人といない人がいる、それはそれだけ。どちらが多くてもそれもそれだけ。なんの意味もないことです。
広く人に訴えたいというのが学氏の希望だそうなのでそれに感想を述べただけ。削除
2018/11/8(木) 午前 10:01[ plus99% ]返信する
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カツラ報告書さん

>結論を出した調査委員会に異議を申し立てても、認められることはないと石井調査委員会のケースで分かったからだろうね。

調査委が認めなくても形だけでも異議を申し立てるのには意義があるのですよ。
まずは自分は反論する意思がある、つまり間違ったことをしていないという表明。
またそれをしないと、調査結果不服の訴訟などを起こす時に大変不利になるということ。これを代理人が説明しないなんてことはないでしょう。その時にひとこと氏が推察するように誰も受け付けない程の病状であるなら、それを述べて、認められようと認められまいと異議申し立て期間の延長を願い出て、異議申し立てする意思のあることを記録に残さなかったら、代理人はお仕事をしていないと誹られるんではないかと思いますね。
調査報告は研究社会でオフィシャルな結果として残っていくのですからね。調査結果に反論する姿勢を見せたか否かは先々科学に関連する仕事に就く気があるなら重要でしょう。削除
2018/11/8(木) 午前 10:04[ plus99% ]返信する
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mさん

えらい人が言ったことで判断するんじゃないですね。
小保方氏の行動を見て判断するんですよ。
石井調査委でも早稲田の博論でも結果に反論を述べていますから、世の人々は桂調査委の時だけ反論をしなかったと見ているであろうと述べたのですね。
また桂調査委の結果が一番重大な結果であるのにも関わらずあそこだけ反論しなかったと見ているであろうというわけです。

体調不良についてはずっと言い続けているようですが、検証実験に参加したり、きちんとタイムリーに反論が行われたり、手記を書いたりしていますから、そのような程度のものであると考えられていることでしょう。
確かに体調は上下動があることでしょうが、桂調査委の結果は言わば本丸ですので。

じつにシンプルです。削除
2018/11/8(木) 午前 10:17[ plus99% ]返信する
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ooboeさん

>論点すかされないよう

ですからFES1の出所経路が問題かどうかは理研や調査関係者からの反応を待てば良いのではないでしょうかね。
まず集めた資料がその経路を証明しているのかどうかも公開されなきゃわかりませんし。
あれだけすったもんだしましたから調査に形式上の瑕疵がないと思っている人などいないでしょう。
しかしどんだけの人がまだこの問題に関心を持っているかは知りませんが、世の中動かすほどの人数はいないんじゃないでしょうかね(笑)
派手な売り文句ばかり並べても効果があるかどうか。

言えることは部外者が審判に瑕疵があると訴えても原則として審判がやり直されることはないです。それが法というものなのだし、そうであるから当時者は真面目に審判に挑むのです。
集めた資料に意義があると思うなら、自分で訴えたりしないで当事者に渡す方が意味があると思いますよ。削除
2018/11/8(木) 午前 11:41[ plus99% ]返信する
> plus99%さん
>桂調査委の結果は言わば本丸ですので。
>じつにシンプルです。

小保方氏は体調も含め戦力を消失したでしょう。一旦は、濡れ衣を受け入れたのか?
不服申し立てはしてほしかったですけど----。

すべては、小保方氏のみ知る事です。

ES派は、次第に理研内権力を拡大させ、批判を押し潰せるようになりました。だから、小保方氏は戦っても勝目はないと思ったのでしょう。

しかし、どうして、世間にはこのストーリーがおかしいと思う人は多かったのです。
どんなES派からの反論を聞いても、ES派は大事なポイントを避けてます。削除
2018/11/8(木) 午前 11:52学とみ子返信する
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学とみ子さん

>ES派は、次第に理研内権力を拡大させ、批判を押し潰せるようになりました。だから、小保方氏は戦っても勝目はないと思ったのでしょう。

12/19にすでに理研からは辞職してしまったんだし、理研内部と戦う必要なんてないでしょう。
石井調査委への異議申し立てを見ればわかるでしょう。その後生きていくために異議申し立てするんですよ。
悪気があってやったんじゃない、無知だっただけだ。再教育を受ければ研究者としてやっていけるんだという主張だったんですね。
でも桂調査委の調査結果についてはそういう発言をしなかった。
そういう話です。
ES派がどうであるとかなんて、なーんも関係ないですよ。削除
2018/11/8(木) 午後 1:45[ plus99% ]返信する
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>もっとも簡単な方法はぽとっと一滴垂らすだけなんですから。

すぐに増殖が始まるからすぐ分かるというので早々にボツになったやつ(笑)

>一つの方法、一人の行為者に絞れない

あのねー、集団で捏造したとなると捏造したのは若山研になるんですけど、それでもいいの?

>調査委には資料を提出させる権限がない。だから任意提出の検体だけしか調査できないんですが。

強制的に提出させられないだけで、調査委員会が調べたい試料の提出はお願い出来る。そうじゃないと調査委員会の意味がないでしょ。

>桂調査委員会に何故、異議申し立てをしなかったか?

新しいエントリー記事「学とみ子は“STAP細胞を守りたい”であり、そして、“これからもSTAP研究を進めて欲しい”の希望です」を見て思ったんだけど、若山さんがESを使って捏造したと思ったから、異議申し立てをしなかったという可能性もあるな。自分は捏造していないからESによる捏造というのなら、若山先生がやったこと。削除
2018/11/8(木) 午後 5:47[ カツラ報告書 ]返信する
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カツラ報告書さん

>すぐに増殖が始まるからすぐ分かるというので早々にボツになったやつ(笑)

すぐに増殖が始まってなにも不都合はないですよ。行為できる者の範
はなさん、

>自分のPCのディレクトリを書き込んだ時も、こちらでため息先生が教えて差し上げました。

ミスでアップされた文字列をあなた方は面白がり拡散しました。医師登録制を調べました。パルサさんが都道府県先を決めたのも、そのいい加減な情報のせいです。こんな不確定情報で役所は動きませんよ。

あなたはとにかく、学とみ子ブログをやめさせたいようです。
私の悪口が書き込まれると、あなたが出てきて、
ソーダ、ソーダだと書きますね。

もし、学とみ子がブログを閉鎖したら、どなたかに
[はなさん、良くやったー]
と褒めてもらえるのですか?

あなた自身でSTAP細胞やES細胞を語らずして、付和雷同的にES混入を支持してると思われちゃていますよ?

そんなにあなたに、学とみ子を指導するようなこと言えるの?削除
2018/11/9(金) 午前 7:14学とみ子返信する
> アホかいなさん

>だから不服申し立てしなかった時点でオシマイなの。

お久しぶりです。根本さんのブログ、止まってますね。一緒に心配しましょう。
小保方氏も口があるから、この先も何らかの抗議はあるでしょう。この先、半世紀以上の月日があるのだから----。削除
2018/11/9(金) 午前 7:35学とみ子返信する
oTakeさんへ、

今回は、内密希望の情報が何者かにコピペされしまったようでごめんなさい。

学とみ子は、したらば掲示板のどこにコピペされているかの場所がわかりませんでした。この件については、申し訳なく思います。

ヤフーブログの仕組みは、一旦承認すると、それを未承認には戻せず、削除ボタンのみになります。

但し、今回のコピペの原因について、昨日の時点で問い合わせしました。削除
2018/11/9(金) 午後 0:58学とみ子返信する
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ooboeさん

「FBがんばれ、小保方晴子先生!」に理研に送られたという申し入れ文書が、全部ではないと思いますがUPされたのを見ましたが、それを見終えてtea*r*akt2氏の8/27の記事(下記URL)とほぼ同じ感想を持ちました。
ttps://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/18535375.html

何を問題にしようとしているのかさっぱりわかりません。
これで「桂調査報告書がES説の根拠にならなくなる」とは思いませんでしたが。削除
2018/11/9(金) 午後 6:17[ plus99% ]返信する
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根本さんは
私達の齟齬事案の取り組みには
徒労になる危惧をいだき、率直に
ご意見下さいましたが。
その頃は、大事な資料を提供できない
タイミングのため、
根本的さんの認識に入っていない段階でした。またMTAの所見も私達とは相違が
ありました。
今回Upされてくる、資料で
根本さんにもご理解いただけると
思っています。
吉村 より:
たまたまこちらの議論を見かけました。この状況でもSTAPとTCRについて科学的な議論をされているので大変感激しました。多くの疑問は"最後にもう一度TCR” http://new.immunoreg.jp/modules/pico_boyaki/index.php?content_id=350 をお読みいただければご理解いただけるのではないかと思います。発生学者はCD45陽性の分化した細胞からでもOct4陽性の細胞ができたのだから『未分化細胞からでも万能細胞が出来た』と割と気楽にポジテイブに結論ずけようとします。つまりよい面を評価して伸ばそうという姿勢でそれはそれで評価できます。しかし論理性の強い免疫学者は『仮説以外のあらゆる可能性を排除しなければ仮説は正しいと認めない』という堅苦しい人が多いのです。もしSTAP幹細胞やキメラでTCR再構成がひとつでもあればそれはもう逆らえない証明なので『未分化T細胞から万能細胞が出来た』と肯定せざるを得ません。しかし今回のようにSTAP細胞と呼んでいる細胞のかたまりにしかTCR再構成が見つからない場合(幹細胞やキメラには見られない)、現在の知識で一番合理的に説明可能な『ESの混入』あるいは『未同定の組織幹細胞』の可能性を排除しない理由は考えられません。それらの混入の可能性を実験的に排除するためにTCRを持ち出したのに結局それに答えていないのでさらに疑惑が深まるという構図になっています。CD45陽性分画からスタートしたのだから組織幹細胞は入らないというのは幻想で、FACSの純度は不明ですし、未知の幹細胞はCD45陽性かもしれません。
もとさんの『一つの細胞から分化した細胞ならTCR再構成で見えるバンドは1つ(または2つ?)のはずなので、こんなにいっぱいバンドが見えるのが何故かは私にはさっぱり判りません。』は完全に正しい推論です。胚盤胞に入れられる細胞はせいぜい20個でそのうちマウス組織になるのは数個なので、この方法で見れるバンドはせいぜい1本です。この2Nキメラの解析結果が不自然であることを理研の先生たちは理解しているからこの図をもって『キメラにTCR再構成がある』と言わないのだろうと思います。
こんな形而上学的な議論は実はたいした意味がなく、純化したT細胞から作ったSTAP細胞でキメラを作製するとか、4Nキメラで解析するとか、キメラの子孫でTCRの解析をするとか、不確実性を可能な限り排除した感度の高い方法で実験すれば何の問題もないはずです。現在丹羽先生が再現実験をされているそうなので次回ぜひこのような疑問点を解消していただければと思います。
ただ今回の議論で免疫学者は『もっぱらアラさがしをしてポジティブな面を評価しようとしない』傾向があることに自分でも気がつきました。厳密な論理性を要求する学問であるからか、免疫はなかなかとっつきにくく若い人に敬遠される理由がはからずもわかったような気がします。
なおTCRが単一の4Nキメラマウスでは免疫不全になるかもしれませんが、通常の動物実験室の環境でしたら生存できます。TCRトランスジェニックマウスと似たようなものです。
追伸です。
特許の申請書、ドキュメントがダウンロードできますね。
みたところ、いろいろ?てな感じです。教えていただいた特許申請書のFig20の写真と、理研の中間報告の生データ、一致しません。ここでも切り貼りがありますね。2Nキメラマウスのデータもどこからか切って貼ってますね。ま、これが真実ならキメラマウスの細胞にTCRの痕跡があるのかも?しれないです(決定的な証拠ではないけれど)。
特許のFig20とFig12Eが一部分で一緒と言いましたが、Fig2BとFig13Bも同じものです。特許の書類は書いたことないのでわからないですが、同じデータの図を複数回、引用するときに図の番号を変えなきゃいけないのでしょうか。私にはよくわかりません。弁理士の皆さん、教えてください。
吉村先生
まさか私の重箱の隅をつっつくようなコメントに答えていただけるとは、恐縮しております。TCRの再構成のところで「バンドが1つ(または2つ?)」と書いたのは、免疫細胞では対立遺伝子排除(allelic exclusion)がおこるので未編集の(再構成していない)ゲノムが残るからGLのバンドがあってもおかしくない、という議論があったのでGLのバンドが残ってるから(2つ?)って書きました。完全に分化したTリンパ球にはallelic exclusionでもとのゲノムって残ってるのでしょうか?もしまだご覧になってたら教えていただければ幸いです。
あと、吉村先生の論理的な考え方は、アラ探しなどと批判されるようなものではなく、科学という学問に対する真摯な姿勢として後に続く研究者たちへの規範となるものだと尊敬しております。
詫摩さま
特許の書類に関して、おっしゃられてることはごもっともです。お知り合いの弁理士(のタマゴ)の方のご意見も大変参考になりました。ありがとうございます。
私の特許情報に関する先のコメントは軽率のそしりを受けても仕方がありませんので、削除していただいて差し支えありません。でも、(切り貼りに関しては)私は間違いないと考えてますので、コメントをそのまま残していただいても大丈夫です。この類いの電気泳動の図は自分でも数えきれないくらい撮影してますし、写真を見たらすぐわかるので、自分の分析には絶対の自信があります(なんちゃって)。
コメント欄を通していろいろコミュニケーションがとれたことは、とても楽しかったです。お礼を申し上げます。またよろしくお願いいたします。
詫摩さま
一つ、参考になるかどうかわかりませんが、胎盤とES細胞についてです。
胎盤の組成は、wikipediaからの引用ですが、
「胎盤は、母体由来の基底脱落膜と胎児由来の絨毛膜有毛部とから構成されている。」
とされています。
ということは、胎児由来の細胞が胎盤に分布していても不思議はないですよね。ということは、何故、ES細胞やiPS細胞から胎盤にならないのか、そっちの方が不思議じゃないですか?
一つの可能性としては、キメラマウスなどを作る際には胚盤胞にES細胞(またはiPS細胞)をインジェクションするので、「胎児由来の絨毛膜有毛部」の細胞が胚盤胞に由来するせいなのでは?と考えられます。この仮説が正しいとすれば、STAP細胞のキメラマウスで胎盤の細胞になることがあり得ないことになります。
逆説的ですが、STAP細胞由来で胎盤ができるなら、ある意味ES細胞やiPS細胞から胎盤が形成される可能性は残されているのです。それがまだ発見されていないだけとも言えます。例えばですが、GFPの発現を目安にしてES細胞やiPS細胞が胎盤にならないって結論しているなら、それは全然証明になってません。単純に胎盤の細胞ではそのGFPタンパク質に使ってるプロモーターが働いていないだけかもしれませんし、もっといえばGFPタンパク質が作れない(または光らせることができない、クエンチングという現象もあり得る)ってことかもしれないです。
だからこそ、STAP細胞が今までに見つかっていない新たなES幹細胞であっても価値があるんだ、という考え方が成立します。これはこれで発見で、STAP細胞の正体が明らかになり多能性獲得のメカニズムが解明されれば、明快に説明できることなので、今後の研究の進展を待ちましょう。
一般人です。ここで行われている、専門研究者同士の議論こそは、stap論文の著者達との間でなされてほしかった、と思うのは私ばかりではないと考えます。著者達の直接的な弁明がなく、出てきたコメントが、論文撤回を含む「お詫び」とは、何か不明朗なものを感じます。著者達は、修正案をネイチャー送ったようですが、その内容が分かればある程度著者達の考も分かりますが、撤回が問題になっている以上、修正案が載るとは思われません。加えて、文部科学大臣が、論文の撤回・再提出に言及する珍現象(これ重大な問題だと、私は思いますが)まで表れました。このような科学的・専門的な問題に対して「しばらく、専門研究者同士の議論にゆだねる」という余裕のある社会では、日本はないのでしょうか?
とも様
私も粗忽者で間違いが多く、とてもとても尊敬されるような立派な学者ではありません。仲間にはザルと言われています。ただ一応免疫学の専門家ですので学生や一般のかたに興味を持っていただけるチャンスと考えて解説をしているだけです。
ともさんの疑問についてですが、VDJ組み換えではDJが先行して起こりますので両方の染色体でDJ組み換えが起きます。
次にVDの組み換えが起きますが、対立遺伝子排除の機構は主にこの時期に働きます。つまりまずD1J1, D1J2, D2J2の組み換えのいずれか、あるいはD1J1とD2J2の両方の組み換えが両アレルで先に起こって、それからどちらかのアレルのVがDJとくっつく。ここで機能的なTCRβができればもう片方のVD組み替えは起こりません。これが対立遺伝子排除といわれる現象です。もし機能的なTCRβが出来なかった場合はもう片方の染色体でVDの組み換えが起きます。
ですので理論的な組み合わせは相当数ありますが、実験的にはD2J2のプライマーで検出されるGLをもつT細胞は10%程度ではないかと言われています。もし1個のT細胞がマウスになったとすると、可能性としてはGLもしくは組み換えの1本のみ、GLと組み換えの2本、組み換えの2本、あるいは全く検出できない、となります。よってバンドが見えるとすれば1つか2つでともさんの考えは正しいと思います。それぞれの可能性の確率がどれくらいなのかは原著をあたらないとちょっとわからないのですが、明らかにこの方法ではTCR再構成が起こっても全く検出できない不確実性がついてまわります。もしTCR再構成をT細胞由来の染色体のマーカーとして使うのであれば、さらに確実な方法で確認したほうがよいと思います。例えば汎用型のVDJでのPCRプライマーで検出する方法、サザンブロッテイングを行う方法、あるいはwholeゲノムシークエンスシングを行う方法、TCRβレパトア特異的抗体によってFACSで解析する方法などいくつか考えられます。いづれにしましても出発細胞を純化したT細胞やB細胞にすることでCD45+よりも検出感度が格段に上がるはずですのでぜひ再試験ではそうしていただければより確実だと思います。
吉村先生
詳細な解説、ありがとうございました。いろいろ疑問もはれました。とても勉強になるとともに、自分の知識の浅さを痛感させられます。
また、今回のやりとりの中で気づかされたことは、私は細胞というものを一つの遺伝子バックグラウンド(モノクローン)として扱う必要がある場面と、雑多な細胞集団(ポリクローン)としてとらえる必要がある場面の使い分けがきちんとできていなかったんだな、と感じました。うまく表現できていないかもしれませんけれど。いろんな機器の検出感度が向上するとともにごく微量なサンプルから膨大な情報が得られる時代になり、結果の解釈は慎重にしなければならないと、あらためて認識しました。
詫摩さま
ES細胞に関する詳細な解説、ありがとうございました。蛋白質核酸酵素、廃刊になって悲しく思ってましたが、アーカイブで読めることがわかって感謝しています。
ここでも自分の知識の浅さを痛感させられ、脳みそにいい刺激でした。胎盤になる細胞が胚盤胞由来だとわかっているのですね。ということは、新たな疑問として、マイクロインジェクションで導入した細胞由来で胎盤ができるということは、胚盤胞由来の細胞を押しのけて胎盤になっているのか、それともお互いが共存しているのか、興味深いです。胎盤でお互いの遺伝子が異なる細胞が共存する(いわゆるキメラですね)といろいろ不都合がありそうな気もしますし。。。この発見だけでも新たな研究テーマが設定できそうです(といっても自分じゃできないのですけど)。丹羽先生の詳細な報告が待たれます。
コメントは全文読んだわけではないのですが…
説明文は全文読ませていただきました。普段科学とは程遠い仕事をしている
馬鹿な私にも解りやすくて大変興味深い内容でした
研究面とは少し外れるのですが、理研は国から予算をもらう切り札としてSTAP細胞をこんな事件にしているという点はないのでしょうか?
オヤジに聞けば本人を再実験メンバーに入れようともしないし、彼らの小保方さんに対する3/31~4/1に関する行動がエイプリルフールか!すぐ再契約て…
と思わず言いたいほど不可解な行動だらけです
STAPの幹細胞に関することについても真っ先に小保方さんから離れた人が大きく関わっていますし…
なによりマスコミの印象操作が酷いです 200回の成功というのは200皿の成功例ということですよね? 普段実験って何十、何百皿も使って一度にやると思われるのですが…
馬鹿な私でもそのくらい思い浮かぶのに東大の教授がこの事について今朝あげ足取りとかをされていました
ごめんなさい、何が言いたいかわからなくなってきました ええと、そう、
純粋な研究という立ち位置から関係のないところばかりで小保方さんって被害にあっていませんか?
この辺の話が何故かメディアで全く取り上げられないものでして
吉田 より:
冷静な論考ありがとうございます。
生命科学分野で研究をしている者ですが、一点お伺いしたいことがあります。
「脾臓にもともとあった別の万能細胞や、何らかの理由で混入したES細胞などである可能性を捨てきれません。」
この点についてですが、おっしゃる通り本当にT細胞由来か証明するにはキメラ個体を取ってきて、血球系以外の組織のTCRのPCRを確認するとか、単一細胞で培養を始めてTCRを確認した上で実験全部やり直す事が必要になるかと思います。
ただCD45陽性、GFP陰性で選別した細胞を使っているので、当初Oct4陰性であり、その後Oct4陽性になった細胞であると考えられます。であればT細胞以外の血球系細胞由来の可能性はあっても、別の万能細胞の可能性というのは考えにくく、再プログラム自体は起きていると考えられるのではないでしょうか?
私もこの件に関してはそこまで詳しくないので、ご教授頂ければ幸いです。
詫摩さん
ネイチャーの仕事を離れて、別の筋から、この話をよくフォローする必要が出てきて、ここを見つけました。わかりやすい説明、ありがとう。
要するに、T細胞から多能性を獲得したOct4陽性細胞ではなく、CD45陽性細胞でキメラができた。さて、それはT細胞から多能性を獲得した幹細胞(STAP細胞)由来なのか、それとも未知の幹細胞由来なのか、ということですか? う〜ん。後者だとしたら、酸の処理に負けないタフなやつ。
詫摩様
返信ありがとうございます。
CD45陰性の細胞がコンタミした件ですが、フローサイトメーターの信頼性は99.5%と言われており、CD45については非常に感度がいい抗体があるため一般的にはコンタミは無いと考えられます。ですので論文の査読の時にこれに対する突込みがなかったのは無理のないことと思います。ただ一個も含まれていないことを要求されるような研究では二回かけて100%陽性であることを確認することをやったりするそうです。
体細胞中の他の幹細胞の関与ですが、基本的に体細胞ではOct4陽性の細胞はなく、そのままの状態で万能性を持つ細胞は存在しない(いろいろやられてるけど見つかっていない)というのが現在のコンセンサスなので、もしそういう細胞がいるのであればそれはそれでSTAP級の発見だと言われています。
やり取りの中で改めて考えましたが、まず酸処理で万能性を獲得する細胞を確認し、そのあとでこの細胞がもともとどんな細胞であったかを確認するのがいいのかもしれません。STAPでなくとも万能性を示す細胞があればいいわけですので。
キメラ動物におけるSTAP細胞の関与の確認ですが、T細胞以外の体細胞ではTCRの組み替えは起こらないので、2Nキメラであっても体細胞サンプルにTCR組み換えのバンドが検出できれば問題ないと思うのですが、血球のコンタミの可能性を否定するのは難しいですね。
いずれにせよ不正が発覚した時点でこれらのことを敢えてやろうとする他人はいないと思いますので、著者の方々が行うしかありませんね。
詫摩さま
判りやすい解説記事でありがとうございました。私も1人の生化学者の端くれですが、大変参考になりました。
最初に論文を読みながら違和感を感じたのが、キメラマウスに使った細胞(cag-gfp)と、STAP細胞(Oct4-gfp)が違っている点でした。GFPを目安に実験する手軽さについつい流されがちですが、キメラマウスでTCRの再構成を確認していない点は、レフリーが指摘していないのかな、と不思議でした。レフリーの意見を無視して、natureのエディターが掲載した可能性も高いですが、こんな実験はPCRを一回やるだけだし、なんでやってないんだ?、と思いました。慶應の吉村先生のブログを見て、その考えが間違ってないんだなー、とちょっと嬉しかったり。
そのうち、TCRのPCRの写真で切り貼りが発覚して、ああ、こりゃダメだと思い、もう疑いの目でしか見られません。今となってはキメラに使ったのがSTAP細胞に由来するものじゃないんだろう、と思っています。
一つ、世間でみんながあまり指摘していないことについてご意見を聞かせて下さい。
理研の会見で石井委員長がTCRの電気泳動図を見せながらしゃべったときに、この電気泳動はパルスフィールド電気泳動の図です、と言われてました。ん?、そんな面倒なことしてんの?と思ったんですが、サイズの大きいDNAの電気泳動ならしょうがないかな、と考えました。でも、原著論文を見るとこのPCR産物の電気泳動はGLのバンドでもせいぜい2kbくらいの短い断片です。多分、こんなDNAの解析にパルスフィールドなんて面倒な装置、使わないですよね。どう思いますか?
誰がパルスフィールド電気泳動だって言い出したんでしょう?(小保方さんかしら)。参考文献を見て適当にパルスフィールドです、って言っちゃったんじゃないの?、なんて思ってしまいました。小保方さんのラボにパルスフィールドの泳動装置(結構、高価な代物です)があるかどうか、誰か知ってませんかね。
軽口はこれくらいにして、これからも科学的な観点からの情報発信を続けて行ってください。今回の記事で初めて読ませていただきましたが、ブックマークに登録させていただきました。
詫摩様
ご返信ありがとうございます。
こちらこそ大変お世話になりました。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
詫摩さま
ご返信ありがとうございました。理研の中間報告のスライドが公開されていたのは知らず、見ていませんでした。教えていただいたファイルを拝見いたしました。ありがとうございます。
まず、特許の申請書の方の写真ですが、若干、老眼が進行しつつあることと画像も圧縮されていることもあり、小さすぎてよく見えませんが、Fig20の泳動の写真は左から5レーン分はnatureの論文と全く同じものなので、切り貼り加工されているはずです。なので、他のレーンのデータも信用できません(笑)。ただ、それではミもフタも無いので、よく見てみましたがレーンの説明の文字がつぶれて見えなくて解析できませんでした。スミマセン。
Gel2の2Nキメラのレーンってのは、どの組織のどの細胞のTCRを見ているのか、判らないので、私も何とも言えませんです。
あ、キメラマウスでTCRの再構成を見て証明にする、ってのはご指摘の通り、キメラマウス由来のT細胞がコンタミしたら何も言えなくなるでしょう。でも、どこかT細胞がコンタミしないような組織(そんなのは難しいけど、血液を還流して血液を減らすことができるはず)を使ってれば、僕はSTAPを信じます。それか、キメラマウスから何らかの組織の細胞のプライマリーカルチャー(簡単に言えば単離細胞)を作ってPCRで確認してくれれば良いのかなと思います
いずれにしても、一つの細胞から分化した細胞ならTCR再構成で見えるバンドは1つ(または2つ?)のはずなので、こんなにいっぱいバンドが見えるのが何故かは私にはさっぱり判りません。最初にキメラマウスを作るために胚盤胞にいれたSTAP細胞が1つの細胞じゃないから、いっぱいバンドがあってもいいんだよ!、ていわれたらそうなのかな、と思ってしまいます(ここらは専門ではないのでよくわかりません)。

理研の中間報告のデータについて、切り貼りしたのはTCR再構成のバンドがよく見えなかったから、なんて言ってましたが、そんなもの全くウソでしょう(多分、石井委員長も判っているはず)。CD45+ cellのレーン(いろんなリンパ球が混在している状態)と、sorted-Oct4+ 1のレーン(緑色に光ったものだけを集めたはず、つまり、TCR再構成のパターンが異なったクローンが分別されているはず)の電気泳動バンドのパターンが全く同じなので、これではOct4+で分別したはずなのにちゃんとクローン化できてないように見える、ってのが論文掲載には不都合だと思ったから切り貼りしたのでしょう。
ちょっと踏み込んで推測すると、石井委員長は会見で、切り貼りに使ったCD45+/CD3+と、もとの図にあるCD45+の細胞はどちらも同じリンパ球のことです、なんて言ってますが、分離するときに使う抗体が1つだけのCD45+のリンパ球と、CD45とCD3の抗体2つを使って分離したリンパ球では、リンパ球の純度が違うはずです(2つの抗体を使った方が純度が高いはずでしょ?)。
STAP細胞を作るのに使ったCD45+細胞のPCRのレーンに、純度の高いと思われるCD45+/CD3+のPCRの泳動レーンを切り貼りするのは何らかの意図があるとしか考えられません。そのあたりを石井委員長ははっきり言明するのを避けたのではないでしょうか(理研ぐるみで問題を隠そうとしてるんじゃないの?、なーんちゃって思いました)。
実際にCD45+/CD3+のレーンではGLのバンドがほとんどないので、分化したリンパ球細胞の割合が多いと思いますから、ここからSTAPが出来たならそれはすごいことだ!ってミスリードされてしまいます。でも、STAP細胞でまたGLのバンドが復活しています(ゲノムが短くなったはずなのに、なんでまた長くなるんじゃ?)。実はこのデータを見て、なんか実験がおかしいんじゃね?と思ったのが、最初に論文を読んだときの違和感でした。多分、論文を読んだ生化学の専門家たちはみんなそう思ったんじゃないかなと思います。
長文で失礼しました。
キメラマウスになった細胞は、本当にSTAP細胞だったのか?
科学の視点からすると、一番の疑問はこれになるかと思います。「STAP細胞は本当にあったのか」と言い換えてもいいでしょう。
Nature誌2014年1月30日号に掲載されたSTAP細胞の論文をめぐって、さまざまな疑義が生じています。筆頭著者の過去の論文にも疑義が生じており、その多さに、STAP細胞の存在そのものが疑われているような状況になっているのも、残念ながら事実です。
現在、筆頭著者の所属機関である理化学研究所(理研)をはじめ、関係する機関がそれぞれ独立に、疑義に関して調査をしていると表明しています。
私たち未来館の科学コミュニケーターは、指摘されている疑義に関して、それが不正であるかどうかを判断できる立場にはありません。しかし、倫理的な問題の大きさは別として、疑義の中には、STAP細胞の実在を根本から揺るがすものと、それほどでもないものがあります。今回は、それを紹介していきたいと思います。
まずは、STAP細胞とは何かの要点をしっかりと押さえておきましょう。STAP細胞は日本語では「刺激惹起性多能性獲得細胞」といいます。この「多能性」は、英語では2つの専門用語に対して同じ訳語が使われてしまっています。ややこしいので、理研のプレスリリースでも使われている「万能性」を使うことにします。
STAP細胞とは、
①体細胞が
②刺激(酸に漬けるなど)を受けることで
③万能性を獲得した細胞です。
少ししつこく書くと、
身体にもともと万能細胞があったわけではなく、
「いったん分化し終えた細胞」が
「刺激を受けて」初期化され
「万能細胞になった」、という意味です。
万能細胞としては、ES細胞やiPS細胞が知られていますが、ES細胞は初期胚からとるので、「いったん分化し終えた細胞」由来ではありません。iPS細胞は遺伝子などを加えることでつくるので、「刺激を受けて」の部分がSTAP細胞とは異なります。
「いったん分化を終えた細胞」の部分の根拠
Natureの論文でこの部分の論拠にしているのは、下の写真で、これで T細胞という白血球の一種がOct4陽性細胞に変化していることを示しています(Oct4陽性細胞とは、万能細胞の条件の第1ステップをクリアした細胞程度にお考えください)。T細胞はまさに「いったん分化し終えた細胞」です。http://blog.miraikan.jst.go.jp/images/20140317_takuma_STAPgel.jpg上の写真は理研・調査委員会の中間報告書から。もとの写真はNature誌
なぜ、この写真でT細胞からOct4陽性細胞になったと言えるかというと、真ん中のT細胞(Lymphocytes)と右の2つのOct4陽性細胞のレーンには、ほかの線よりも薄いはしごのような複数の線があるからです。このはしごのような線は、T細胞に特有の特徴で、これが現れるということは、これはT細胞か、T細胞から変化した細胞である、といえるわけです。
このはしごのような線が見えると、「TCR再構成があった」と専門家は表現します。(TCR再構成の意味は、また別の機会に)
 この写真は切り貼り加工がされているという指摘が早くから出ていました。3月14日発表の理研の調査委員会の中間報告によると、筆頭著者は切り貼りを認めたそうです。真ん中のT細胞のレーンは切り貼りだったのです。
な~んだ、じゃあ、ダメじゃないの。
と、言われそうですが、そう簡単でもないのです。TCR再構成(はしごのような線)はT細胞に特有だと書きました。そして、写真の2つのOct4陽性細胞にはそれが現れているのです。2つのOct4陽性細胞のレーンに不可解な点があれば、「ああ、結果をごまかしたのね(=本当は、Oct4陽性細胞はT細胞由来ではなかったのね)」とすぐになりそうですが、切り貼りされたのは比較参照のために置かれているT細胞のレーンです。
中間報告では、切り貼りが行われる前の写真も公開されました。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/assets_c/2014/03/20140317_takuma_STAPgel2-thumb-365x540-15806.jpg
写真は理研の調査委員会の中間報告書から(写真の一部を抜粋)
4のレーンが前の写真の真ん中に相当し、5と6が前の写真の右2つのレーンです。調査委員長の石井俊輔先生は「なぜ、これをそのまま使わなかったのか」と仰っていましたが、私もまったく同感です。T細胞の線が薄いので見えにくいから、もっとはっきりしたものを切り貼りしたというのが理由だったそうです。
釈然としませんが、「TCR再構成」の点はもう一度、後で触れるとして、次に行きましょう。


「万能細胞になった」の部分の根拠
STAP細胞の特徴はなんといっても「万能性」があることです。
細胞が万能性を持つかどうかについては、おもに以下が重要とされています。
前段階: Oct4遺伝子を発現しているか(Oct4陽性細胞になっているか)
培養皿上でほかの種類の細胞に分化できるか
マウスに移植するとテラトーマ(奇形腫)がつくれるか
初期の胚(胚盤胞)に入れるとキメラマウスになるか
前段階のOct4陽性細胞になっているかどうかは、「万能性の証明」ではなく、ふるい分けの条件のようなものです。実験ではOct4を発現すると緑色に光るようになったマウスの細胞が使われていました。光った細胞と同じ操作で得られた細胞だけが、次の①(培養皿上での分化)、②(テラトーマ)や③(キメラマウス)の実験に進むわけです。注1)注2) ①から③に行くほど、万能性のチェックとしては厳しくなると考えていいです。
②のテラトーマは良性腫瘍の一種ですが、その中には、表皮や筋肉、腸など、さまざまな種類の組織になりつつある細胞群が含まれています。万能性とは「身体のあらゆる種類の細胞になれる」ことですから、このような腫瘍が生じてくるわけです。論文にはOct4陽性細胞から作ったテラトーマの写真があります。3枚ひと組で2セット載っています。このうち、下段のセット(下の写真で赤い太線)に関しては、調査委員会は調査中としていますが、まったく違う実験結果の写真と同一と見なしています。テラトーマ形成の証拠と見ることはできないのです。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/assets_c/2014/03/20140316_takuma_STAPtelatoma-thumb-427x286-15808.jpg理研の調査委員会の中間報告書から。元の写真はNature誌に掲載
上段のセットの写真は今回の中間報告では触れられていませんが、「移植後7日目のテラトーマの写真にしては、分化が進みすぎていて、おとなのマウスの組織片の写真ではないか」といった指摘が実名でも匿名でもネット上に出ています。
 
では、万能性を示す、一番厳しいチェック項目であるキメラマウスはどうでしょう。キメラマウスは、初期胚に注入した細胞が、生まれてきたマウスの身体のどこにはいっているかを調べるテストです。目印として、注入する細胞にはやはり緑に光る細胞を使います。例えば注入した緑の細胞が血液にしかなれない細胞だったとすると、マウスの血液には緑の細胞がまじっていますが、身体のそのほかの部分には緑の細胞はできてきません。論文には、全身が緑に光るキメラマウスの写真が載っていました。注3)
おわかりでしょうか?
テラトーマ形成を示すデータには、「確かだ」といえそうな証拠が示される状態になっていません。ですが、より厳しい万能性チェック項目であるキメラマウスの写真はあるのです。
そっか、やっぱりSTAP細胞はあったんだ~
となりそうですが、これもやはりそうではないのです。
 
キメラマウスになった細胞は何だったのか?
先ほど、釈然としないまま残しておいた、T細胞について思い出して下さい。ここで、最初に詫摩がどのようにあの論文を読んだのかを振り返ります。
①マウスの脾臓の細胞群(CD45 陽性細胞:T細胞やB細胞など、いくつかの種類の細胞のミックス)を酸に漬ける
②多くの細胞が死に絶えた後、Oct4遺伝子を発現して緑に光る細胞が出現した(Oct4陽性細胞)
③Oct4陽性細胞はT細胞に由来する細胞だった(TCR再構成があった)
④Oct4陽性細胞をマウスに移植したらテラトーマが生じた(ただし、確実と言える証拠なし)
⑤Oct4陽性細胞と同じ条件で処理をしたCD45陽性細胞をマウスの初期胚に入れたらキメラマウスが生まれた
いかがでしょうか?
私と同じ"早とちり"をしてしまった方もいるのではないでしょうか。
②のT細胞に由来するOct4陽性細胞と⑤のキメラマウスになった細胞が同じタイプの細胞だと、私は思い込んでいました。
ですが、酸に漬けたもともとの細胞群(CD45陽性細胞)がいろんな細胞が混ざったミックスですので、キメラマウスになった細胞がT細胞由来であるとは言え切れないのです。
STAP細胞の要件である「いったん分化を終えた細胞」が「刺激を受けて」「万能細胞になった」の最初の部分の証明がされていないのです。
これでは、脾臓にもともとあった別の万能細胞や、何らかの理由で混入したES細胞などである可能性を捨てきれません。
この点は慶應義塾大学の吉村昭彦先生や明石市立市民病院の金川修身先生、広島大学名誉教授の難波紘先生が比較的早くから指摘していらっしゃいました。匿名での指摘もありました。
証拠が論文に十分に示されていないわけですから、本来は査読の段階で見つけられるべき不備です。ですが、なぜか見つからずに掲載されてしまいました。
はっきりさせる方法はあります。
キメラマウスの細胞を採って、TCR再構成が見られるかどうかを調べればいいのです。TCR再構成があれば、もとの細胞はT細胞由来という証拠、つまりはSTAP細胞という証拠になります。
キメラマウス作成の実験をなさった著者のお一人、山梨大学の若山照彦教授は、STAP細胞からつくったSTAP幹細胞を手元にお持ちだそうです。この細胞もキメラマウスづくりに使われた細胞です。これを第三者機関に渡して解析してもらうと仰っています。注4)
ただし、STAP幹細胞に関しては、著者のうちの3人が3月5日に公表したSTAP細胞づくりの手順書によれば、TCR再構成はなかったと書いてあります。注5)
STAP細胞からつくられたキメラマウスは胎盤も緑に光っていました。これは、万能細胞として知られるES細胞でも、一般的にはない性質です。注5)
キメラマウスづくりに使われた"STAP細胞とされる細胞"がT細胞由来だとされれば、本当にSTAP細胞があったのだ、ということになります。
 
でも、もうしそうでなかったら......。
「ない」ことを証明することはできません。T細胞由来ではなくても、刺激で万能性を獲得した別な細胞だった可能性は否定できないのです。
 
結論が出すには、STAP細胞が「ある」ことを誰かがもう一度、示して、検証しなければならないのです。いつまでたっても、それがなかったら、STAP細胞は「なかったようだ」ということで、忘れられていきます。
ですが、正直なところ、調査の途中とはいえ、これだけの傷のある論文となると、第三者が再現をする気になるかどうかさえ疑問です。
調査委員会の会見によると、著者のお一人である理研の丹羽仁史先生は、すべてのプロセスの再現実験をすると仰っているそうです。著者グループが再実験をしても本当の意味での再現にはなりませんが、その成功が、STAP細胞の存在を明らかにする最初の一歩になるはずです。
 
最後になりますが、データの改ざんや捏造、盗用などを考えたこともなく、日々、真摯に科学と向き合っているすべての研究者に、とくに理研の方々に、私ごときで僭越ですが、心からのエールを送らせていただきます。
 
 
注1)STAP細胞の再現に成功したといういくつかの非公式な報告は、いずれも緑に光るところまでだったようです。

注2)緑に光る細胞の写真についても、そのまわりで画像がカクカクしているという不自然さが指摘されていましたが、「問題なし」と判定されました。Nature誌に投稿した写真では不自然さがなかったためです。

注3)キメラマウスに関連した写真も、別々の実験の結果なのに、同じマウスの写真が使われているとの指定がありました。中間報告では、最初は比較のために2つの実験の写真を並べていたが、あとから文章では比較するのをやめたのに、写真は削除し忘れたという説明があり、「不正ではなく、単なるミス」と判断されました。

注4)山梨大学のサイトや一部報道では、若山先生が調査に出すのは「STAP細胞」となっていますが、ご本人にお聞きしたところ、「STAP幹細胞」でした。STAP細胞は、培養状態ではあまり増殖しないのですが、培養条件を変えると盛んに増殖するようになります。これがSTAP幹細胞です。この細胞からも、キメラマウスはつくられています。
注5)上の若山先生のお持ちの細胞に関して、STAP細胞かSTAP幹細胞であるかを詫摩が混乱していたため、この2つの段落は3月17日19時30分頃に加筆しました。
※このほか、中間報告では他の論文からの文章の盗用と思われる箇所についても発表がありました。これに関しては、1つは「盗用ではない」、もう1つは「検討を継続」となりましたが、どちらもSTAP細胞の実在を根幹から揺るがす部分とは言えません。
※中間報告では6つの項目が上がっていますが、これ以外にも調査対象にすべき疑義、対象にすべきかどうかを検討している疑義があるそうです。
David Cyranoski記者は、日本国内に、STAP騒動を冷静に見直す動きが出てくる事を期待して、この記事を書いています。 記事をクリップするクリップ追加

上記のヤフーブログ、tea*r*akt2さんのサイトに、ネーチャーニュースのDavid Cyranoski記者が書いた英文記事が紹介されています。 
tea*r*akt2さんのブログでも、興味深い記事として、サマリー日本語訳を載せて紹介しています。
 
日本の大手マスコミでは、決して紹介されない内容になっており、岸東大名誉教授を批判しています。
 
実態も無かった専門家のいない改革委員会の独断的決定で、その後の神戸つぶしが現実化した事を、書きたかったようです。
 
この記事によると、今の岸氏は、神戸CDセンターの縮小化は、怒れるマスコミ対策であったと言っているそうです。
恐ろしい事に、実態のないマスコミに責任転嫁をしている発言だと思います。
 
改革委員会のメンバーで、今の時点で、しっかり意見を言うのは、岸氏と、中村氏だけで、岸氏は、工業関係者、中村氏は科学歴史研究者のようです。すなわち生物科学者ではない・・・(涙)。

この記事の中で、写真に写っている改革委員会メンバーであった若い女性委員たちへもDavid Cyranoski記者は、コメントを求めたようですが、彼女たちは自らの意見は拒否していたり、回答できないと言って来たと書かれています。
 
驚くべきことだと思うのですが、この改革委員会は、理研自身がつくったということです。
どういう立場の人を選ぶかは、理研の判断だったのでしょう。
必ずしも、政府からの圧力ではなかったようです。
 
自らの分身を切り刻む事を、理研がしたということです。
その理由は、神戸CDBのやり方に反対する理研関係者が多くいたということのようです。
 
神戸理研は、笹井、武市氏のリードする体制で、若手研究者は、自由に研究の機会を与えられ、多くの業績を出してしまった!からでした。
 
従来、身分や給料が保障されていた理研職員ですが、こうした既得権を持つ理研研究者たちは、研究競争激化を招くような内部の体制は、つぶさなければならなかったのでしょう。
(このブログでも、以前から、理研の職員は見て見ぬふりをしているのではないか?と、書いています。)
 
すなわち、改革委員会のメンバーとして、最初から、STAP捏造疑惑を材料に、神戸批判を強化して、神戸解体を唱えてくれそうな知識人を、理研は選んだようです。
 
神戸以外の理研が、神戸をつぶそうとしていたということのようです。
そうした構図の説明が、はっきり、今回のネーチャーニュースの記事内容となってきます。
 
ひどい改革委員会と、かわいそうな神戸CDBの構図です。
かわいそうな神戸CDBの多くの研究者の声を載せています。すなわち、証人をおいて、STAP騒動を解説しているのです。
 
実名をあげられた研究者が、今後の日本で改革の道を開いてほしいと、David Cyranoski記者は、期待しているのではないでしょうか?
 
しかし、実際に、神戸CDB解体を実行に移すには、政治家や官僚の力が必要です。
今回も、こうした政府関係者からの力が働きました。しかし、政府関係者は、一般的に顔をみせません。
 
又、STAP捏造騒ぎを演出した大手マスコミの上層部の顔も見えません。
実際に、本や雑誌を書いた須田氏らは、今後、記者として大成できないでしょうし、マスコミ上層部は、彼女たちも、いとも簡単に切り捨ててしまうでしょう。
 
マスコミにとっても、STAP捏造論を成功させることが、必須のタスクだったと思います。
マスコミの権威を、人びとに知らしめるためです。たとえ、真実でなくても、マスコミがこれだ!と決めた事に反論する奴は、ただではすまないぞ!と、マスコミの権力をちらつかせます
。これは、政府でも、警察でも、権力あるものしかできない脅しの手段です。
 
David Cyranoski記者は、日本国内に、STAP騒動を冷静に見直す動きが出てくる事を期待して、この記事を書いています。
 
記事の中に、多くの日本人の神戸CDB研究者を登場させています。
 
記事は、ヒロノブフジワラ氏という研究者の紹介から、文章を始めています。彼は、研究所の責任者として、神戸の理研(CDB)研究所に異動となっています。
 
2014年8月5日、その日に、ヒロノブフジワラ氏は、笹井氏の自殺事件に遭遇してしまいます。ヒロノブフジワラ氏は、デレクターとして、抜擢されたものの、着任後は、論文不正問題に巻き込まれ、多くの批判を浴びると言う大変な経験をした人として、記事で紹介されています。
 
小保方の仕事に無関係だった科学者たちも、一緒に汚名を着せられました。
 
次は、元大阪大学で発達生物学教室から、理研に移ってきたHiroshi Hamada氏の言葉を紹介しています。
STAP問題が起きる前から、大学付属の研究所との、理研は仲が良いわけではなかったと。なぜなら、教育研究の義務が重い大学研究室と、理研の研究室の働く環境に違いが大きかったからだと言います。
 
国立研究開発法人科学技術振興機構 のYuko Ito氏も、結局、科学者の多くが被害者になったと語ったとのことです。
 
ニュージャージーのPrinceton University から来た 2013年10月に、Jersey.Yu-Chiun Wang氏も、同様の扱いであったと言っています。
 
神経科学者のTakeshi Imai氏も、ラボの同僚も同様に批判され、神戸以外の理研も同様であったと言っています。
 
実際に、さまざまな経験をした研究者たちがいながら、日本国内では、こうした声を聞く機会がないのです。マスコミが報道しないことや、研究者がしゃべらないことも理由ではないのでしょうか?
 
David Cyranoski記者は、こうした日本の科学界の閉鎖性を指摘し、神戸CDB解体や岸改革委員会への批判が高まって欲しいと願っているのだと思います。
 
David Cyranoski記者は、神戸CDBの研究をずたずたにした改革委員会の責任者が、マスコミからの圧力に負けたなどとコメントしてしまう現状を記事に書き、日本人の猛省を促し、STAP騒動の再考を、日本人がすべきとアドバイスしているのでしょう。
 
日本人は、これに答えなければいけないのではないでしょうか?