これまでのお話とアフリカ旅行のごはんシリーズもよろしく(*^ー^)ノ
(一番最後にリンクが張ってあります♪)
**アフリカ旅行記30**
ひどく放置状態だったアフリカ旅行記の続きです
再モロッコ4日目、フェズから砂漠の町メルズーガ(厳密に言うとハッシドビル)へ移動しました。
フェズからリッサニへ
フェズからメルズーガまで行くバスはないので、まずはメルズーガに近い町、リッサニを目指します。
フェズ21:00→リッサニ 翌6:00 CTMバス
140DH
大きい荷物はバスターミナルに預けておくことが可能です
※バスの荷台に預ける代金とは別。
荷物預け代 CTMバスターミナル 5DH/バス荷台 2.50DH
宿
メルズーガでは日本人の女性が経営している Wilderness Lodge に宿泊したかったので、フェズから予約の電話を入れました。
その際
「リッサニに着いたらタクシーに乗ってきて下さい。“ハッシドビル”という町の名前とロッジ名を運転手に言って下さいね」
と言われていました。
ドライバーさんがいる時はリッサニまで迎えに来てもらえるそうなのですが、わたしたちが到着する日はちょうどドライバーさんが不在なので…というお話でした。残念
タクシーに乗る
途中どこだかわからないけど、いい感じの風景が広がる場所がありました。←エルフード辺りかも
そんな景色を通り抜けてリッサニに到着。
本当はそこでグランタクシーに乗るはずだったのですが、バスの発着所に待機していた怪しい四駆(3,4台いた)に成り行きで乗ることになり…
タクシーとかいって観光客から代金をぼったくるのが目的の、白タク的な人たちなんだろうと思っていたら結局のところそれはとあるホテルの客引きたちで…
行きたいホテルじゃないホテルに着いちゃった。
てなことになりまして
またしてもこんな展開
だけどなんと、今回はうっかりしてるのはわたしたちだけじゃなく、バスに乗ってた1組のカップルを除く観光客みんな揃いも揃ってそのホテルに連れて来られてました
きっとお互い「みんな乗るなら大丈夫か」と思ったのではないかと思うんですけどね。
少なくともわたしはそう思った(笑)「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な
そんなこんなで、かなりの勢いで客引きの思うツボなわたしたち(笑)
籠城
他の人たちは車から降りて荷物も降ろしてホテルに入って行く中…
運転手にホテル名を伝えて、「本当に連れて行ってくれるんでしょうね?」と確認した時に
最初からそんな気もないのに「OK~。大丈夫」と言っておいて結局は自分たちのホテルに連れて行くっていう、ちょっと人をバカにしたことをするので(←自分たちがボケっとしてるだけなんだけど(笑))
このまますんなり降りて客引きの思うツボなのもつまらないよね
という話になり、「Wilderness Lodgeへ連れて行け~」と訴えて車に籠城してみることにしました。←超面倒くさい観光客(笑)
「最初からそっちのホテルに行きたいって言えば連れて行ったのに」とか(←わたしたち言いましたけどね)
「まー、せっかくこのホテルに来たんだから降りてお茶飲んでゆっくりしなよ」とか
車の外からそんな事を言ってなんとかわたしたちを車から降ろそうとしていた客引きたちでしたが、30~40分程籠城した結果、このまま立て籠もられると次の客を運ぶ車が1台潰れてしまうのがイタかったらしく
今、君たちを運ぶための小さい車がこちらに向かってるからそっちに乗り換えて
という、前向きなお知らせがきてこりゃーラッキー
だけど、ここで気を緩めてはいけないので ←というか、実はこの状況をかなり楽しんでるわたしたち(笑)
その車が来るまでは信用ならねぇ
と言って車から降りずに待っていると、本当に小さい車がやってきました ウソじゃなかったー
劇団ひまわり
そんなこんなで小さい車に乗り換えて荷物も積み直し、いざ出発~イェ~イ
こんな状況をちょっぴり楽しんでいたわたしたちは、これですんなりご機嫌になるのもつまらないので
砂漠に来るのをすごく楽しみにしてたのに…こんなことになっちゃって悲しいなぁ
とか
モロッコっていい所だと思ってたのに。騙されてなんだかショック
とか言いながらすごく落ち込んでる演技をしていたら
そんな事を言わないで。
モロッコはいいところだから、どうかモロッコを嫌いにならないで
と、なんとかわたしたちの機嫌を直そうと必死な感じがちょっと不憫に思えてきたところで、劇団ひまわり終了~。
と、そんな頃、すごーく時間がかかったけど無事に Wilderness Lodge に到着しました
そんなこんなで
宿に着くと、宿主ののりこさんが待っていてくれました
↑途中で放り出されたら困るので、出発前に念のため連絡させておいた
わたしたちを運んでくれた客引きのお二人、のりこさんにこの出来事の経緯を説明…というより、お客を横取りしたと思われないように必死に弁解してました(笑)
で、ちょっと面倒な事にはなったけどちゃんと運んでくれた事には変わりないのでタクシー代を払おうとしたのですが頑として受け取らず、彼らは帰って行きました
ていうか…
なんやかんやで…
タクシー代浮いちゃって超ラッキーなかなかない経験しちゃったし結果オーライ
宿主ののりこさんの話によると、こうやってよその宿に連れて行かれちゃう人がわりといるらしく、わたしたちがなかなか来ないので「よその宿に行っちゃったかな?」と思っていたらしいです。
で、そのまま泣き寝入りして「こっちの宿で過ごします」と連絡をしてくる人やなんとか自力で来る人は今までいたけど、車に籠城して連れて来させた人は初めて見たと言われましたそうだろうね…
まー、そんなこんなでなかなかなスタートでしたが、これでようやくメルズーガでのまったりライフ開始です
これまでのおはなし↓↓↓
1.はじまり 2.イタリア到着。 3.おしゃれな街のおしゃれなおやじさんとドゥオーモ。 4.ガレリアのおしゃれマック&広場とお城。
5.サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。 6.イタリアからモロッコへ。 7.合言葉は「ラマダンだから」inマラケシュ。
8.マラケシュ町の臭いと親切なおじさん。 9.マラケシュ・アグノウ門とコウノトリ。 10.フナ広場でのあんなことこんなこと。
11.マラケシュからカサブランカへ。 12.ハッブース街で買い物スイッチオン! 13.ニセ物乞いブラザーズinカサブランカ。
14.ザ・ガマン大会。 15.そうすんなりとはいかないモロッコ。 16.さらば、モロッコ。お初スペイン♪ 17.スペインに来てよかったっす。
18.フラメンコ観賞ツアー。 19.安宿へお引っ越し。 20.アルハンブラ宮殿(行き方と当日券のこと)。
21.アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿以外の写真)。 22.アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿前半)。 23.アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿後半)。
24.アルバイシン地区散策&その他いろいろ。 25.再びモロッコ(グラナダからティトウアンヘ)。 26.ウザい、ウザいとは聞いていたけれど…フェズ。
27.2日目もウザいフェズ。 28.そしてフェズ。 29.ごり押しガイドと小さなおともだち。
アフリカ旅行のごはんシリーズもよろしく☆