バイデンは、就任式でも、それ以降も、トランプ支持者に殺されることはない。暗殺もされない。


なぜなら、ジョー・バイデンが死ぬと、トランプ支持者にとっては、誰よりも望ましくない政治家であるカマラ・ハリスが大統領になってしまうからだ。

 

左派中道よりのバイデンより、移民の娘であり極左であるハリスの方が、右派のトランプ支持者たちにとっては、なお悪い。それどころか、最悪である。

カマラ・ハリスこそが、移民の象徴、アメリカ滅亡の元凶、古き良きアメリカの最も憎むべき破壊者であって、トランプ支持者にとっては、まったく好ましくない人物だ。それだけは避けたい。

 

ただ、不安はある。

もし、バイデン大統領が、中南米からキャラバンを組んでアメリカを目指している数万の流民の群れを、国境から雪崩れ込ませるままにしたら、さすがに、多くのトランプ支持者が殺意を覚える可能性がある。

なぜなら、これ以上の移民の増加は、これまで主流派だった保守系共和党支持者を、アメリカの少数派に叩き落とすものであり、民主主義国家において、多数派が少数派に転落することは、すなわち、数の敗北が決定的になることだからだ。

もう1つは、これほどまでに急増する移民によって荒らされ、見る影も無くなってしまったアメリカ社会を、さらにドツボに落とすつもりか、これ以上メチャクチャにするのか、という古き良きアメリカを愛する人々の怒りが、さらなるバイデン政権の移民増加を促す形勢を見て、一挙に噴出する可能性がある。

いずれにしても、「移民の増加による白人のマイノリティ化」という事態は、右派を必ず先鋭化させる。数で敵わないなら、もはや、民主主義に用はない。

だから、アメリカの未来には、破局と混乱が渦巻いている。それは間違いない。

 

これまで、アメリカでは、民主党に代表される革新系左派リベラルに対して、共和党に代表される保守系右派が拮抗していた。

そして、アメリカの保守においては、右派リバタリアンと右派コミュニタリアンの精神が、分かち難く融合している。

トランプは、特に、右派コミュニタリアンを体現する大統領だった。

トランプ以前の共和党及び共和党擁立の大統領は、ネオコンと右派リバタリアンの政党・大統領ではあったが、右派コミュニタリアンの意思の代弁者ではありえなかった。

そして、これ以降、彼のような大統領は現れないかもしれない。

だから、トランプの敗北を「超大国アメリカの終焉」、そうイメージする人もいるだろう。一方で、まったく意味不明だと感じる人も多いだろう。

ある人々にとっては、トランプの敗北こそが福音だったのだ。トランプの敗北に感極まって涙を流す者もいた。

その福音をもたらしたのはコロナだ。

 

今回の選挙戦を通じて、主要メディアと民主党は、コロナ禍をトランプを叩くために最大限に利用した。「トランプは、コロナを放置することで、30万人のアメリカ国民に死をもたらした」と彼らは盛んに喧伝する。

しかし、実際には、人口比で、アメリカとほぼ同じ割合で、ベルギー、イタリア、イギリス、スペイン、フランス、スウェーデン、スイスで、コロナによって死がもたらされている。ドイツの犠牲者は、アメリカのおよそ50%にして日本の16倍(!)だが、それでも、「コロナ対策の成功例」などと、メルケル首相はメディアにほめそやされてきた。

なぜ、トランプだけが、そこまで非難の対象とされたのだろうか?

そこに、メディアの恣意的な作為がある。

 

現代の最も巧妙で、最も広範囲に影響を与え得る最強のプロパガンダは、メディアによる印象操作だ。

ついこの間の「国会議事堂襲撃?」とやらも、その良い例である。銃も持たないデモ隊の一部800人ほどが、国会議事堂に乱入し、5人のデモ参加者が死亡した事件である。一人の女性は警官に射殺された。

この事件が、トランプ叩きに大いに利用されている。

トランプは、「平和的に議事堂まで行進しよう」とは言ったが、議事堂乱入を焚きつけたわけではない。トランプは、国会に心理的圧力は加えたかったろうが、クーデターを望んでいたわけではないのだ。

ところが、反トランプ陣営は、すべてを悪意に解釈したがるので、「トランプは、国会議事堂を、暴徒をつかって乗っ取ろうとしたのだ」と思い込む者もおり、またその思い込みを利用して、トランプ叩きのキャンペーンを展開しようとする者たちが、メディアにも政治家にも、運動家にも、大勢いる。

彼ら(リベラル)のロジックはこうだ。

トランプは悪であり、我々は正義である

②正義は勝たねばならず、我々の判断や行為は正しくあらねばならない。

トランプを倒すのは正しい行いであり、そのためにはトランプ信者の洗脳を解いてあげねばならない。

④従って、我々の行なっている広範囲に及ぶ〝説得行為〟は、印象操作でもプロパガンダでもなく、善意の〝啓蒙〟である

その意味では、公平に見て、現在、大々的に行われている「トランプが暴徒を扇動した」「トランプが国会議事堂を攻撃させた」という報道は、実は明白な印象操作であり、リベラルによる世界規模の見えない巧妙なプロパガンダなのである。

事実は、暴挙ではあったが、必ずしも、議事堂への攻撃・クーデタではない。参加したトランプ支持者は、ほとんど誰も銃を持ってはいなかった。そこはアメリカだから、銃を保持していた者は数名いたようだが、現場で銃を抜いていた者は1人もいなかった。警官に射殺された女性も、銃を持ってはいなかったのだ。

 

もう一つ、メディアの気になる動きは、右派の人々を、陰謀論を信じる新興宗教の狂信者であると断じる報道が目立つ事だ。

信者の意見など聴くのは時間の無駄であり、彼らトランプ支持者の心情など考慮する必要はない、という感覚を、メディアが喧伝しているのである。

 

バイデンは、「意見の相違を分裂に導いてはならない」と、言葉では融和を唱えるが、そんなものは絵に描いた餅に過ぎない。聴こえの良いカッコイイ言葉だが、それ以上のものではない。アメリカの分断という現実に、何ら影響を及ぼしうるものではない。

それほどに、リベラルと保守の亀裂は大きく深淵だと思える。

「互いに絶対に相手を理解することができない間柄」と言えるかもしれない。

この場合の〝理解〟の中心にあるべきものは〝共感〟である。共感のないところに融和はありえないからだ。

そして、今日、アメリカでも日本でも、リベラルと保守の間に、残念ながら、共感はほとんどない。そもそも、「何に心の痛みを感じるか」がまったく異なるのだから。

逆に、互いに、あるのは〝無理解〟と〝侮蔑〟である。そして、メディアがその「共感の拒絶」という風潮を助長している。

リベラルの側には、さらに、根拠の薄い、勝手な〝優越感〟がある。それが、保守の側の〝憤り〟を生む。負のスパイラルが続き、対立は、より激しくなるだろう。

 

また、トランプという牙を失ったアメリカの凋落は、必然的に中国の台頭をより促すことになり、日本の安全保障環境をより厳しいものにするだろう。

加えて、バイデンには牙がないが、カマラ・ハリスは鋭い牙を持っている。ところが、その牙は、アメリカを食い潰すことに用いられるのだ。ハリスの牙は、むしろ、アメリカの凋落を決定的なものにするに違いない。

その時、私たち日本人は、生存の危機に直面することになる。私たちは持ち堪えられるだろうか。今から、その覚悟をしておかなければならない。

 

地上波メディアが、あいかわらずひどい。

メディアの報道は「医療崩壊を起こさせないためには感染を抑えるしかない」の一点張りだ。

そうして、メディアに煽られるせいで、あちこちで〝緊急事態宣言〟が出されて、経済がとまり、生活の手段を絶たれる人たちが、さらに増える。不要な社会的ストレスが増大し、命も失われる。

メディアが、現実には存在しない脅威に対する恐怖を煽ることによって、小さな脅威を過大に喧伝して煽ることによって、どれほどのものが失われているか。

これが人災である。  

 

習近平が、最近、地方政府の行き過ぎた「コロナ戦時状態宣言」乱発に対して、「大砲を持ち出して蚊を撃つマネをするな!」「オオカミ少年やめろ!」と非難しているが、日本共産党には、この中国共産党の柔軟な姿勢をぜひ学んでもらいたい。

同時に、私は、日本のメディアに対しても、「蚊を撃つのに大砲を持ち出すのか?」と、中国党中央に倣って同じ言葉をおくりたい。

日本は中国と違って民主主義国家だから、政府や自治体は、野党より世論に大きく左右される。ところが、我が国の世論は、メディアに大きく左右される。だから、この国では、メディアの責任が非常に大きいのだ。

 

もちろん、国内のコロナ医療が逼迫しているのは事実だ。

この国では、コロナ患者を受け入れる病院が少なく、受け入れている病院でも、コロナ病床を増やさないからだ。

医療崩壊を起こさないために、病院は、欧州のように「公」が運営すべきなのか?

重大な議論だと思うのだが、この国では誰も言い出さない。

 

共産党の小池委員長は、「性善説というわけではないが、政府の権限を強化して、病院に対して人権制限の罰則を課すことは不適切」「お金を出せば、病院はコロナ患者を受け入れるし、コロナ病床も増やす」と言うが、本人が医者である小池委員長が言うと、悪い意味で納得というか、腑に落ちるものがある。

メディアの主張も、これと同じ。

「『欧米では医療崩壊は起きていないのに、日本ではなぜ起きる』と言われても、欧米並みの医療とコロナ受け入れ体制を、私立病院の多い日本の医療に求めるのは難しい」「営業の自由があるのだから、受け入れない私立病院を責めてはいけない」「『専門医も看護師も足りない。これ以上、コロナ病床は増やせない。このままでは医療崩壊だ』というのが現場の声だ」というのがメディアの言い分。

「医療崩壊を起こさないためには感染を食い止めるしかない。緊急事態宣言の発表と国民へのさらなる自粛要請は当然。政府は十分な援助を!」と、テレビのコメントでは、誰もが、当たり障りのないことを言う。

政府を悪者にしておけば楽だものね。

 

ネット上でも、「政府は、欧州並みの生活援助を出すべき!」という意見もある。

しかしながら、現在でも、人口比で日本の15〜40倍の感染者や死者を出し、政府が強権的な休業命令や外出禁止令を出す一方で、病院に強力に指導・指示して医療崩壊を防ぎ、国民にも手厚く補償している欧州の状況と、起こってもいない感染爆発で空騒ぎをしている日本のコロナ状況を同等に見ることができるはずがない。それは、全く問題外だ。

1日の死者数が、初めて100人を超えた(1/19)と騒いでいる日本と、1日の死者数が初めて1700人を超えた(1/19)ドイツ(人口8302万人)や、1800人を超えた(1/20)イギリス(人口6665万人)では、まったく比較のしようがない。

欧米から見たら、日本ではコロナ感染爆発など起こっていないし、緊急事態宣言など出す意味がわからない。

このレベルの感染流行で、医療崩壊など起こるはずがないからだ。

それを、この国では「緊急事態宣言を出すのが遅すぎる!」と文句を言う。脳は大丈夫か?

 

第一、日本政府には、たとえ緊急事態宣言を出しても、病院にコロナ患者を受け入れるように監督・指導する権限も、業者・店舗・企業に休業命令や外出禁止命令を出す権限もない。14日間待機中のはずの入国者や自宅・ホテルにいるはずの無症状者が街を出歩くのを禁止する権限もない。これほどまでに、非常時に私権制限を伴う権力(法的行使力)のまったくない、脆弱な権限しか持たされていない政府は、世界の先進国に、他に例がない

例えば、ドイツでは、罰金を課しても、自宅待機期間を破って繰り返し外出する人を、州政府は収容所に強制隔離している。また、ほとんどの国で、勝手に外出した無症状者に対しては罰金刑がある。それがないのは日本ぐらいだ。

そもそも、主権者たる国民が、政府に何の権限も与えず、補償だけ要求するのは、スジも悪いしタチも悪い、最低の議論だ。

 

メディアは、そうした最低の議論を推奨・促進している。

自分たちは、いいことをしていると思っているようだが、大間違いだ。

 

コロナ治療の最前線にいる少数の医療従事者が大変なのはわかる。けれども、日本の病院の9割はコロナ患者を受け入れていないし、コロナ病床は、日本の全病床の3%しかない。

日本の病院の8割は私立病院で、小さいから、コロナ患者受け入れは無理と言う。では、エクモも感染症専門医も揃っている病院は、本当に全てコロナ患者を受け入れているのか?

大学病院は何をしているのだ

それでも、「我が国は、コロナ対処能力が、欧米の20分の1以下しかないのだ、それが我が国の医療の実力だ」と言うのなら、おとなしく諦めよう。

愚鈍で無能な最低の国に生まれた不幸を呪うしかない。このレベルで、国に緊急事態宣言を出させ、敢えて経済を止め、自殺者が増えるのも致し方ない。

しかし、本当にそうなのか?

 

また、Go To停止や国民の自粛で、飲食業や関連産業、ホテルや旅行社やタクシーや航空会社が厳しいのはわかる。

けれども、国民の預金残高は、昨年、前年度比で過去最高の1031兆円を記録した。余力のある人は株を買うから株価も上がる。2019年度に過去最高を記録した、国内企業の475兆円の社内留保は、一年や二年のコロナではびくともしない。公務員はもちろん、国内の多くの社員の給料も下がっていない。コロナで業績を上げている企業も多い。

苦しんでいるのは、社会のある部分の人たちなのだ。

どうにもならなくなって自ら命を絶つのは、そういう人たちだ。

全国民に経済援助が必要なわけではない。

 

コロナ感染で亡くなる人たちと、そうして、ストレスや経済苦や見捨てられた孤独で亡くなる人たちと、どちらを救う?

トリアージというなら、そういう考えも可能だろう。

 

しかし、現実には、この国が、一丸となって、コロナに対処するなら、この程度のコロナ感染流行は、本当は敵ではないはずなのだ。

本当に、その程度の感染状況なのだから。

日本人含む東アジア人種にとって、コロナがインフルエンザ以下の弱いウイルスなら、SARSレベルの2類感染症にしておく何の意味がある

一年かけても、コロナ病床数を増やさない。これは、誰の都合だ。

コロナが2類感染症でありつづけることで、病気の深刻さが過大に考えられて、病院がコロナ患者の受け入れを拒否したり、コロナ病床数を増やさない〝言い訳〟になっている面もある。

そして、2類に留めていることが、保健所が逼迫し続ける理由でもある。

「コロナの恐ろしさ」を過大に評価して、いつまでも保健所をいたずらに逼迫させておくのはなぜか、意味がわからない。

何がおかしくてこうなっている?

 

メディアは、そうした〝主権者たる国民〟が当然持つべき疑問に応えていない。

それどころか、現状では、私立病院の圧力団体である日本医師会の代弁者に成り果てている。

このままでは、国を滅ぼすのは君たちだ。

本来、メディアと識者は、政府がとるべき最善の政策を後押しする議論を国民に提示すべきなのに、実際には、最善を目指す政府の足を引っ張り、国民を疑念と不信の渦に陥れ、国の行く末を危うくしている。

なぜそのことに、気づかない?

 

 

 

【感染症分類】

1類⇨エボラ出血熱、ペスト

2類⇨SARS、MERS、結核、ポリオ

3類⇨コレラ、細菌赤痢、腸チフス

4類⇨E型肝炎、A型肝炎、マラリア、狂犬病、デング熱、日本脳炎

5類⇨インフルエンザ、アメーバ赤痢、梅毒、破傷風

欧州主要国のコロナ事情

100万人あたり死者数(〜1/13)

①ベルギー     1738

②イタリア     1321

③イギリス     1222

④スペイン     1127

⑤フランス     1053

⑥スイス       977

⑦スウェーデン    954(人口1022万人/GDP5561億ドル)

⑧ポーランド     848

⑨ポルトガル     794

⑩オーストリア    760

⑪オランダ      732

⑫ドイツ       517

⑬ギリシャ      513

⑭アイルランド    483

⑮ウクライナ     464

⑯ロシア       434

⑰デンマーク     280(人口578万人/GDP3557億ドル)

⑱フィンランド    109(人口551万人/GDP2767億ドル)

⑲ノルウェー     89(人口533万人/GDP4342億ドル)

⑳アイスランド    85(人口36万人/GDP259億ドル)

 

※日本          32

※韓国        23

※アメリカ      1173

※カナダ       454

 

上記のデータを見る限り、政府が一切の強権的処置を取らず、休業要請もせず、マスク着用の推奨すらせず、飲食店の時短営業もせず、あらゆる施設をオープンにして、経済を回し続けてきた国としては、スウェーデンは比較的悪くない数値である。

強力なロックダウンを三度にわたって強行しているイタリア、イギリス、スペイン、フランスよりも、死者が少ない。

同じ、北欧のデンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランドは、欧州の中では、極端に死者が少ないが、これらの人口も非常に少なく、その割に国土が広く、密集する大都市もなく、工業よりも農業・漁業などの一次産業が盛んな国々と、北欧最大の経済国家であるスウェーデンを比較するのは、あまりフェアではない。

 

日本の場合も、一切の強権的措置を取らずに、なるべく経済を回している国としては、比較的悪くない数字である。

ところで、はたして、日本が、スウェーデンのように、マスクも推奨せず、飲食店の時短営業も要請せず、あらゆる施設を通常通りオープンにして、経済を回し続けたら、現在のスウェーデン並みに感染者や死者が出るだろうか。

 

結論として言わせてもらえれば、それは絶対にありえない。東アジア人のコロナに対する強い免疫は、欧米の白人(印欧語族)の脆弱な免疫力とは全く異なることは、これまでのデータが証明している。新型コロナへの抵抗力が強い日本人(アジア人)の場合は、スウェーデン方式が可能なのだ。

 

現在、冬の到来によって、北半球を中心に、コロナの感染状況は、悪化の一途を辿っている。それでも、欧米とアジアでは、状況はまったく異なる。

日本と欧州で、1月13日/14日の新規感染者数と関連死者数を比較してみよう。

 

 新規感染者数ーーーーー1日の関連死者数

▼イギリス(人口6665万人) 

 47525人→48682人ーー1564人→1248人

▼ドイツ (人口8302万人) 

 25566人→21343人ーー1207人→1111人

▼日本  (人口1億2650万人)

 5819人→6594人ーーーー97人→60人

 

ドイツでは、1日のコロナ関連死者が、過去最多の1207人を記録し、「コロナ重症者用の集中治療室のベッドの空きが19%しかないため、危機的状況」と国立感染症研究所の所長が述べている。

イギリスでも、1日のコロナ関連死者が、過去最多の1564人を記録し、ジョンソン首相が、「入院患者数が、去年4月のピーク時より70%増加しており、医療が逼迫している」と述べている。

その一方で、人口比で考えると、日本の状況は、新規感染者数がイギリスの15分の1、死者数が40分の1だ。普通に考えれば、それほど心配する状況ではない。

 

ただ、唯一の問題は、わずか欧米の40分の1の死者数でありながら、医療が逼迫してしまうという、我が国の情けない医療の現実だ。日本の場合、この〝医療体制の欠陥〟だけが、経済を回すための障害となっているのだ。

だから、今回の緊急事態宣言について言えば、医療の不備のツケを国民が払わされていると言っていい。

 

「自助」は国民の努力。「公助」は政府の補助・援助・保護。では「共助」は?

この国の議論には、国民の自粛を求める自助努力要請と、政府の支援を求める公助要求しかない。互いに助け合う意識、国民の間で信頼と使命感を持ち合う「共助」の重要性だけが、取り残され、無視され、うち捨てられている。

そもそも、誰もが自分のことだけを考えていては、本当には経済は回らないものだ。そこが、リバタリアンの盲点だ。

情けは人の為ならず。袖擦れ合うも他生の縁。金は天下の回り物。利己だけでなく、利他の精神があってこそ、お金は動く。

みんなが100均に殺到するようでは、経済など回るものか。株価や社内留保や個人の預金残高だけが増えていき、景気はいっこうに良くならない。

政府の政策が悪いのではない。人間の「せこさ」が経済を潰すのだ。

菅総理はそのこと(共助の必要性)がよくわかっている。だから、Go Toを行った。残念ながら、国民の方が、意識がそのレベルにない。メディアもまた、国民の意識を引き上げるのに、なんの役割も果たしていない。

医療だって同じだ。日本の医療の何が問題なのか、一番わかっているのは医療従事者のはずだ。だが、その医師たちが、一番肝心なこと(都合の悪いこと)には口をつぐむ。

 

現在、日本のすべての病院の中で、わずか8%の病院だけが、コロナ患者を受け入れている。全病院の8割を占める私立病院だけでなく、公立病院でも、コロナ患者を受け入れていない病院は多くある。

感染症の専門家がおり、エクモも人工呼吸器も持っている急性期の病院でも、コロナ重症患者の受け入れを拒絶している病院は、実はかなり多い

ところが、政府も自治体も、これらの病院に対して、コロナ患者を受け入れるように強制する法的権限はない。

たとえ公立病院であっても、政府や知事の要請を、きっぱり断ることができる。すべては院長の判断に委ねられている。

その院長たちが、問題なのだ。

 

日本は、国民皆保険の整った世界に冠たる医療大国である。優秀な専門家も機材もそろっている。エクモも人工呼吸器も十分ある。しかし、世界一の病床数のうち、わずか3%しか、コロナ病床に使用されていない

そして、国内の9割以上を占める〝コロナ受け入れ拒否〟病院は、一般の患者が(コロナ感染を恐れて)来院しないので、ひまを持て余している。それらの病院では、優秀な医師や看護師が、無為に待機を続けている状態なのだ。

たとえ受け入れ可能であっても受け入れていない病院が、あまりにも、あまりにも多い。

人材も機材も、適切に投入されていない、ひどいミスマッチだ。まさに「宝の持ち腐れ」。

これでは、慢性的な人手不足に陥り、欧米の10分の1程度の感染者数で、医療崩壊が起こるというのも当然である。

 

この状況を改めることができれば、日本では、十分スウェーデン方式が通用すると思われる。

コロナを2類から5類に、というのは当然として、さらなる方策は二つ。

一つは、医療界自体の自覚と状況改善の努力を促すこと。そのためには、識者やメディアによる強い批判(医学会・医師会への外圧)が不可欠である。

もう一つは、病院側の〝経済の自由〟を、非常時における〝公共の福祉〟を理由として、国や自治体が制約(主権制限)することを可能にする法令の整備である。このためにも、識者やメディアによる国民的な言論の喚起(国会への圧力)が必須である。

残念ながら、現時点において、我が国のメディアは、一部の自覚的なメディアを除けば、その責任を果たしているとは言い難い。

むやみにコロナウイルスを怖がるだけの人が日本に多いのは、データやエビデンスを無視して、ひたすらコロナへの恐怖を煽るメディアの偏向報道と印象操作に問題がある。

 

社会的ストレスを極度に高めるだけの不必要な同調圧力によって、コロナ禍を乗り切ろうとするのは、まったく無謀である。

ストレスは、免疫を弱める。自殺も増える。何もいいことはない。

ともかく、メディアの報道姿勢が酷すぎる。「自分は『科学的』である」という識者やメディアの自己本位の態度が、国民の科学的思考の芽を摘み、的確な状況判断を阻んでいる

 

日本の年代別累積コロナ関連死者数4059人中

0〜19歳     0人

20代        2人

30代      10人

40代      40人

50代      120人

60代      360人

70代以上  3500人以上

 

若年層は、感染しにくく、感染させにくいというエビデンスもある。

大学をリモートにする意味がわからない。

学問の府が、すでに知性を放棄している。

 

 

参考までに、

日本の年代別自殺者数(2015)2万4547人中

0〜19歳     529人

20代      2451人

30代      3403人

40代      4406人

50代      4204人

60代      4009人

70代以上    5545人

 

自殺者の数は、コロナどころではない。

全年代において、コロナ関連死者よりも、自殺者の方が多い

ただでさえ、神経症的な人の多い、精神的許容度の低い、心の余裕の少ない、この国で、これ以上、余計なストレスを生じさせてどうするというのだ。

社会的緊張状況を、さらに悪化させ続ける識者とメディアの罪は、あまりに大きい。大きすぎる。

中には「万死に値する!」と言ってもいい発言者たちもいる。

 

さらに、参考までに、

欧州主要国の100万人あたり自殺者数(2016)

①ロシア      310

②ウクライナ    224

③ベルギー     207

④フランス     177

⑤スイス      172

⑥ポーランド    162

⑦フィンランド   159

⑧オーストリア   156

⑨スウェーデン   148

⑩アイスランド   140

⑪ポルトガル    140

⑫ドイツ      136

⑬デンマーク    128

⑭オランダ     126

⑮ノルウェー    122

⑯アイルランド   115

⑰イギリス       89

⑱スペイン       87

⑲イタリア       82

⑳ギリシャ       50

 

※日本         185

※韓国       269

※アメリカ     153

※カナダ      125

 

私たちは、コロナの数値に敏感になりすぎ、自殺の数値には鈍感になりすぎている。

誰からも顧みられず、孤独に死んでいくのは、コロナ患者よりも、むしろ、自殺者である。

特に、日本人と韓国人は、コロナより自殺を問題視すべきだ。

 

 

さらに参考までに、

〈2019年の日本の死亡者の内訳〉

死亡者総数⇨138万1039人

①ガン⇨37万6392人

②心疾患⇨20万7628人

③老衰⇨12万1868人

④脳卒中⇨10万6506人

⑤肺炎⇨9万5498人

⑥不慮の事故⇨4万人

⑦腎不全⇨2万6000人

⑧アルツハイマー病⇨2万1000人

⑨自殺⇨2万169人

 

現在、コロナ関連死者数には、「コロナに感染してはいても、直接・間接の死因はガン・心疾患・老衰・肺炎・腎不全、アルツハイマー病であった」という人も、すべてカウントされていると考えられる。つまり、コロナ関連死者としてカウントされている人の相当数が、コロナが死因ではないために、死亡率を上昇させていない可能性があるということだ。

一方で、高齢化によって、例年、我が国の前年度比超過死亡数は上昇傾向にある。

コロナ関連の死亡者の総数(4000人)は、例年のインフルエンザ(10000人)以下であること、世界的な交通の遮断によって、インフルエンザの流行が例年の1%もないことなどから、2020年度の超過死亡数は、例年並み、あるいはそれ以下の上昇率となると思われる。

 

例えば、インフルエンザの場合、例年、直接インフルエンザによって亡くなっている人は3000人ほど。一方で、超過死亡数から割り出されるインフルエンザ関連死者数は1万人。関連死者数の3割程度が、直接の死者と考えると、直接コロナによって亡くなっている人は1200人ぐらいと類推できる。

一方で、コロナの場合、インフルエンザよりも、高齢者の亡くなる割合がはるかに高いことから、小林よしのり氏などのように、コロナに感染してはいても、老衰(つまりは寿命)で死亡した人も、コロナ〝関連〟死者に含まれており、超過死亡から割り出されるはずの実際のコロナ〝関連〟死者数は、4261人(1/17現在)どころか、その半分もいないだろうという意見もある。

そうであるなら、コロナ関連死者数は、自殺者の10分の1に過ぎないことになり、「命を守る」という観点からすると、日本人は、コロナを気にするより、経済に気を遣った方が10倍マシということになる。

 

 

※2020年の自殺総数は、これまで毎年減少していたが、11年ぶりに増加した。

 

今、この国に、なんの必要もない緊急事態宣言が発令されようとしている。

なぜ、こんなことになった?

 

東京都医師会の尾崎会長に殺害予告が届いたそうだ。

その行為は、絶対に、してはならない犯罪行為だ。

しかし、気持ちはわかる。

 

現状の東京で、緊急事態宣言を出すとか、自殺行為である。

医師会は「医療がもたない」と言うが、経済の方がもたない。

そもそも、なぜ、この程度で、医療がもたないのか。

はっきり言って、サギである。

極言すれば、『日本を滅ぼすのは医師会である』。

 

桁違いの犠牲を出し続けているドイツやスウェーデン、イギリスやフランスでさえ、医療崩壊せずに持ちこたえているのに、なぜ、この日本で、日本医師会は「このままでは医療崩壊する!」「緊急事態宣言を出せ!」「経済を止めろ!」とさわぐのか。

世界平均の10分の1しか犠牲が出ていない日本が、医療崩壊するわけがない!!!!

日々の新規感染者数が、イギリスの10分の1で、なぜ医療が逼迫するのか。

OECD平均の3倍近い病床を持つ日本が、なぜ病床数が足りなくなるのか。

インフルエンザより、1日平均の関連死者数が少ない状況で、なぜ恐怖を煽るのか。

『2018年インフルエンザ関連死者1万人vs2020年新型コロナ関連死者3900人』。

年間のコロナの関連死者は、インフルエンザの3分の1に近いのだ。

 

冬にはインフルエンザもコロナも猛威を振るう。

2018年1月、1日平均で、インフルエンザを直接の死因とする死者数は54人。

2021年1月(1〜10日まで)、1日平均で、コロナ〝関連〟死者数は56人だ。

たいした違いはないし、むしろ、コロナの方が死者数が多いようにみえる。しかし、ここで、注目して欲しいのは、インフルエンザの死者数は、感染による直接の死者数であり、コロナの死者数は、慢性疾患の悪化や老衰も含む〝関連〟死者数であるということだ。

少なくとも、我が国においては、実質死者数は、インフルエンザの方が圧倒的に多いということだ。

 

では、3年前に、インフルエンザで、経済を止めたか?

医療崩壊が叫ばれたか?

 

日本では、未成年の死亡者は0、20代の死亡者はたったの2名だ。そのうちの一人は、糖尿病の相撲取りだった。

コロナが怖くて相撲を辞めた22歳の力士がいるが、持病があるならまだしも、健康ならば何も恐れる必要はない。

コロナが怖くて相撲がとれないなら、2年前のインフルエンザの方が、もっと怖かったはずだ。

自宅で容態が急変した死亡者がいるとメディアは騒いでいるが、自宅で容態が急変する病気は、コロナ以外にも沢山ある。インフルエンザだってそうだ。

 

インフルエンザで、Stay Homeが叫ばれるか?

 

加えて、2020〜2021のコロナの累積関連死者数3962人vs2019年自殺者数19959人。

100万人あたり、これまでの累積で、コロナ関連死は31人、自殺は年間累積158人。

また、2020年度は、確実に自殺者数は増加しているという。

コロナの死者数と、自殺者の増加数と、どちらが上になるのだろうか。

医療崩壊より、精神崩壊の恐れが先ではないか。

 

そもそも、今、コロナ感染者が増えているのは、Go To  トラベルのせいでも、人が移動するせいでもない。

単に、冬が来たからに過ぎない。寒いからだ。

観測史上稀にみる寒波が到来しているのだ。おそろしく寒い。

寒い時には人が死ぬものだ。身体の抵抗力が弱まり、ウイルスが活性化するからだ。

移動しようがしまいが、家にいようがいまいが、冬が来たら人は死ぬのだ。

これからも、感染者・死者は増えるだろう。

しかし、これは、自然の問題であって、政治の問題ではない。

 

そして、冬が来ているのは、日本だけではない。

現に、同じように冬季にある北半球の国々は、ロックダウンを続けている国でさえ、日本以上に、感染者も重症者も関連死者も、急速に増加させている。

ドイツも、イギリスも、フランスも、イタリアも、オランダもだ。

どこの国も、厳しい事態に直面している。

さらに、1月中旬以降、寒波は欧州を襲う。

日本のメディアは、しきりにコロナ関連の数値を「過去最多!」と、毎日、飽きもせずに騒ぎ立てるが、連日、あらゆる数値が「過去最多」を記録しているのは、どの国も一緒だ。

以下に、我が国の状況を、それらの国々と比べて記す。

 

12月26日、日本の新規感染者3892人、死者46人。

12月31日、日本の新規感染者4515人、死者36人。

1月8日に、日本の新規感染者7863人、死者72人に対して、

 

ドイツは、26日、新規感染者13504人、死者366人。

さらに、30日に、新規感染者49044人、死者963人。

さらに、1月7日、新規感染者45333人、死者1152人。

 

イギリスは、26日、新規感染者34693人、死者210人。

さらに、30日には、新規感染者50023人、死者981人。

さらに、1月8日に、新規感染者68053人、死者1325人。

 

フランスは、27日、新規感染者8822人、死者173人。

さらに、29日には、新規感染者11395人、死者969人。

さらに、1月5日に、新規感染者20489人、死者867人。

 

イタリアは、26日、新規感染者10405人、死者261人。

さらに、30日には、新規感染者16202人、死者575人。

さらに、1月6日に、新規感染者20326人、死者548人。

 

オランダは、26日、新規感染者9848人、死者46人。

さらに、29日には、新規感染者7502人、死者170人。

さらに、1月6日に、新規感染者7099人、死者173人。

 

上記の国々は、昨年の11月から、長い国では、すでに2ヶ月以上、ロックダウンを続けている。それでも、状況は悪化するばかりだ。冬だから、仕方がないのだ。

それについて、政府を非難する愚か者は、欧州には少ない。

しかも、上記のどの国も、日本より人口が少ない。例えば、イギリスやフランスやイタリアの人口は日本の半分に近いし、オランダの人口は日本の7分の1である。だから、人口比で考えれば、日本は、欧州より、はるかに感染者も死者も少ないのだ。

イタリア、フランスより、ドイツ、イギリスの方が、被害が大きいが、それは、ドイツ・イギリスの方が、寒さが厳しいからかもしれない。このほか、スウェーデンやデンマークなども、感染死者は過去最多を更新している。

 

ちなみにアメリカの場合は、日本の3倍の人口ではあるが、1月7日には、新規感染者280292人、死者4112人を記録している。桁が違うように見えるが、人口あたりで考えれば、イギリスレベルと言える。新規感染者で日本の10倍以上、死者数では20倍以上である。最近では、ドイツも、このレベルだ。

 

にも関わらず、メディアや野党や有識者らは、「日本は大変な状況だ」「それもこれも、ぜんぶ日本政府が悪い」と言う。毎度のことながら、辟易させられる。この国の知識人たちは、根本的に脳みそが膿んでいるのか、国民を馬鹿にしているのか、どちらかとしか、思えない。

実に不可思議なことだが、彼らは、日本の10倍以上の死者を出しているドイツのメルケル首相の方を、演説が素晴らしいとか、菅首相よりも評価している。

別に、コロナ禍が悪化するのは、メルケルさんのせいではなく、人種による免疫力の差と北半球の冬が悪いのだが、つまり、逆に言えば、コロナの悪化は、菅さんのせいでもトランプのせいでもないのだ。

ドイツのメルケルは素晴らしくて、トランプやジョンソンやスウェーデンはアホで、菅内閣もけしからん?

いかにもリベラルに特徴的な、まったく意味不明の判断力だ。

そのうち、習近平の礼賛も始まるかもしれない。

さらに、その日本の10倍のコロナ禍に喘ぐドイツですら、医療崩壊していないのに、この国の医師会は、声を揃えて「このままでは、日本は医療崩壊だ!」と叫ぶ。奇妙奇天烈な話である。

 

メディアは、こうした現実と言論の乖離について、是正しようとしない。むしろ、乖離を深刻化させるばかりだ。特にテレビの報道番組は、注視すべきデータを完全に無視し、至極真っ当な指摘を黙殺し、国民にコロナを怖がらせようと、無闇に騒ぐことしか能がない。これでは、報道機関としての存在価値がないどころか、社会の害悪である。

医師会、メディア、ともにひどすぎる。

そして、国民が、そのひどい情報に踊らされすぎである。

なぜ、これほどまでに、日本人の判断力は、迷走を続けるのであろうか。

この国の民度は、それほどに低いのか。

 

日本は、交差免疫の強さとネアンデルタール遺伝子の低さから、感染率と重症化率と致死率が、欧米に比べて圧倒的に低い。

日本人にとって、コロナは、医療崩壊するほど致命的なものにはなり得ない。

誤解を恐れずに、はっきり言えば、「日本人はコロナでは死なない」ということだ。インフルエンザほどには。

これは、3密回避やマスクやStay Homeのおかげではなく、主に、先祖から受け継いだ遺伝子と交差免疫と自然免疫のおかげだ。そうでなければ、これほどの民族差・地域差は出ない。

一方で、今、感染者が増えているのは、Go Toのせいでも、国民の気の緩みやコロナ疲れのせいでも、飲食店のせいでもなく、単に冬が来たからに過ぎない。

冬が来たら、風邪をひきやすくなるのと同じだ。

 

だから、経済を止めるべきではないのだ。

緊急事態宣言とか、本来ならば絶対に要らない。

 

ところが、日本医師会の中川会長や、東京都医師会の尾崎会長は、「医療崩壊は近い!」と叫ぶ。「病床が足りなくなるのは時間の問題」として、国民に一層の自粛を求め、政府に「経済を止めろ、緊急事態宣言を出せ!」と強く迫る。

が、しかしだ、彼らの発言には、何重ものウソ・ゴマカシがある。

権威に頼りきりにならず、自分の知恵と良識を働かせて、冷静に考えれば、誰でもその嘘に気づく。

 

日本は世界一の病床数を持つ国である。

人口あたり病床数は、OECD平均の2.8倍である。

さらに、日本の新規コロナ感染者数は、欧米諸国の10分の1以下である。

これでコロナ病床が足りなくなるのは、コロナ患者を受け入れる病院が少ないためだ。

実際には、日本の病床数のうち、コロナ病床として用意されているのは、ほんの1.8%に過ぎない。

そもそも、医師会に属する私立病院のほとんどは、コロナ患者を拒否している。

コロナ患者を受け入れている病院は、全体の8%程度と言われている。それ以外の92%の病院は、患者さんが来なくてヒマしているのだ。

皆、コロナを警戒して病院に来ないのだから、ヒマになるのは当たり前だ。

患者がいないガラガラの病院で、余裕をこいているくせに、「通常の医療が不可能になる!」とか、よく言えたものだ。

 

『私立・公立含めて、9割以上の病院が、今、コロナ患者を受け入れていない』という事実を、どう考えるか。それらの〝我感知せず〟の病院の中には、感染症や呼吸器疾患の専門医が揃っており、エクモを扱える技術を持つ専門家を擁している病院が沢山あるというのに。

この怠慢が、我が国の医療資源の不毛な偏りを生じさせている。

医療関係者の使命感はどこにいった?

ごく一部の大病院や公立病院が、しかたなくコロナ患者を受け入れている。

ごく一部の良心的な開業医や勤務医や看護士に、負担が集中している。

だから、医療が逼迫する。

正直者が馬鹿を見る。

医師の良心はどこへいった?

 

医師会は、私立病院(開業医)の業界団体である。利権団体であり、圧力団体でもある。

日本は世界一開業医の多い国だ。

一方で、欧州では6〜9割を占める公立の病院が、全体の約2割しかなく、国民皆保険の国としては異常に少ない。

医師会が、公立病院を増やすのを阻止してきたからだ。

しかも、医師会傘下の病院の多くは、コロナ患者を受け入れない。

東京都医師会の尾崎会長は、これまで「公立病院が、コロナ患者を受け入れるべきだ」と言ってきた。

そもそも、尾崎会長の病院も、中川会長の病院も、コロナ患者の治療をしてはいない。

それなのに、一方では、彼らは医師会の代表として、自分たちがコロナ対策の最前線にいるかのように振る舞っている。

ある意味、医師会は、コロナ患者の受け入れを拒否しながら、いかにも自分がコロナ対策の最前線にいるかのような偽りの仮面をつけて、コロナ医療の逼迫を叫んでいるのだ。

これはサギではないか。

 

病床が足りなくなるのは、何よりも、彼ら開業医たちや公立病院までもが、コロナ患者を受け入れないから、である。

この国の医師や看護士たちは、他国の医師や看護士たちと比べて、臨機応変の判断力や適応力が、そこまで低いのか。専門以外は何もできない無能の者たちなのか。それとも、自分は専門じゃないから、と我感知せずと他人事ですましているのか。

無能な上に、権威の上にふんぞりかえるとは、言語道断!

ともかく、ひどいものである。

 

しかも、日本では、政府にも、知事にも、コロナ患者を受け入れるように病院に強制する法的な権限はない。

私立病院に対してだけでなく、公立病院に対してもだ。公立病院に対してさえ、知事や国は、コロナに対応するように命じることはできない。

非常時において、政府には何の権限もない。

我が国においては、営業の自由は、人命よりも尊いらしい。

こんな国は、日本をおいて他にない。

 

だから、現状では、医師会自体が、傘下の病院に「この国難に際して、コロナ患者を率先して受け入れよう」と呼びかけるより他に、コロナ病床を増やす方策はないのだ。

「このままでは医療崩壊だ!」と言うのなら、医師会は、なぜ、それを指摘しないのか。

 

「我が日本医師会傘下の私立病院よ、医師としての義務を果たすため、コロナ患者の診療を拒否せず受け入れよう!」

「政府は、コロナの2類指定をやめ、インフルエンザ並みの5類指定にして欲しい。」

「そうすれば、一般病院はコロナ患者を受け入れやすくなる。」

「それで、医療崩壊の恐れはなくなるから、経済をどんどん回しましょう!」

と、なぜ、日本医師会は主張しないのか。

なぜ、中川会長も尾崎会長も、真摯に自己反省せず、「もっと自粛せよ」「あなたたちが悪い」と、政府と国民にばかり責任転嫁するのか。

患者を引き受けようとしない医師の道義的責任はどうでもいいのか。

あまりに無責任かつ自分都合ではないか。

 

日本医師会は、人の移動を止めようと躍起になる前に、逼迫する最前線へ向けて、専門の医師と看護師の移動に必死で取り組むべきだ。

現状では「もし、日本が医療崩壊するとしたら、最大の元凶は日本医師会にある!」と言っていい。

分科会の尾身会長も、「ステージが3に上がった」とか、くだらないことは言わなくていいから、コロナの2類指定を5類に下げるよう提言しろ!

日本医師会の中川会長も、「政治家は会食するな!」とか言う前に、コロナを5類指定にして、全国の私立病院がコロナに対応できるようにするため、自分の領分で真摯に動け!

 

なぜ、この国の専門家のお偉方は、揃いも揃って、医療体制の改革を提言せず、無責任に国民を脅すことしか言わないのか。国民を舐めているとしか思えない。

保身と自己利益しか考えない、こんな日和見主義の人たちの言うことなど、到底、信じられるものか。

「コロナへの恐怖を煽る専門家の言葉に振り回されるのはもうたくさんだ。」

多少とも、理性を持ち合わせていれば、皆、そう考えるはずだ。

 

ところが、この正しい認識が、国民の間に広まらない。

この国のメディアが、専門家の権威にあまりにも弱く、「何もかも政府のせい」にしておくのが楽だからだ。

医師会もメディアも、「私」の事情に拘泥し、「これ以上、患者が増えたら医療崩壊だ!」と、自分都合で「公」の意識を欠く身勝手な発言をし、国民もまた、「空気」で1つの方向を向くことに慣れているため、「コロナはこわい!」「医療崩壊だ!」と、たかだか欧米の10分の1以下の規模の流行で、なかば恐慌をきたしたかのような情けない状況に陥る。

「県外から来ている親戚を帰宅させて欲しい」「他府県ナンバーのクルマが来ている」「スーパーで間隔を空けずに並ぶ客がいた」と、110番に電話するアホどもがいる。

あんたたち、インフルエンザの流行でも、そんな電話するんかい?

二年前のインフルエンザ大流行の時の方が、たくさん死んでいたんですが。

「コロナは、インフルエンザ並みではない」と専門家は言う。

しかし、それは国や地域によるだろ!データをみろ!

東アジアでは、明らかに、過去のインフルエンザの方が深刻だったのだ。

 

近年、高齢化の進展に伴って、死亡者数の前年度比、つまり、超過死亡数は例年増加傾向にある。

ところが、2020年度上半期の超過死亡数は、前年度を下回っている。

下半期は、10月になって、初めて前年度比3.3%増加したが、その理由は自殺者の増加によるものだった。11月もコロナによる死者数の増加は認められない。

ということは、コロナ関連死亡者数にカウントされている人たちの相当数は、本来、持病の悪化や老衰によって亡くなるはずだった方たちであり、コロナに感染してはいたが、コロナが直接の原因で亡くなったわけではないということを示唆している。

はっきり言えば、『2020年度の死者は、例年より増えていない』ということだ。

一方で、本来なら天寿を全うして亡くなるはずの人が、たまたまコロナに感染したがために、重症者病棟に入って延命治療を施されているとしたら、コロナ患者の重症者病床が足りなくなるのも無理はないという気もする。

 

ともかく、日本人含め東アジアが、コロナにたまたま強かったから、この程度ですんでいる。欧米並みにコロナが流行していたら、今頃、どうなっていただろうか。

善意の医療現場は崩壊し、「早急に強権的な特措法を制定して、国内の全病院に協力させろ!」という声が、はるかに強まっていただろう。

世界一政府の権力が弱いこの国の体制も、病院がイヤがる重症者病床を増やすために、国家権力強化の方向へ変わらざるを得なかったろう。

それをファシズムと言うなら、公助に頼らず、共助を強めるしかないはずだ。

状況に甘んじるな!

 

私立病院は、楽しようとせず、コロナ患者を受け入れろ!

政府はコロナの2類指定をはずせ!経済を止めるな!

国民は旅行しろ!食事に行け!

マスクは密な場所だけでいい!

医療従事者差別など、言語道断!阿呆丸出しだ!

無知なバカのように何でもかんでもコロナを恐れるな!

大学は、対面授業を復活せよ!

メディアは、権威におもねるな!正しい情報を発信せよ!

医師会は、自らを正し、医療態度を改めよ!医療改革を提言せよ!

コロナ病床を増やせ!

1.8%とか、ありえんだろ!

国会は、有事の際に、政府が、医師会をコントロール下におき、公立・私立病院に、コロナ対応を強制できる特措法を成立させよ!

 

 

追伸➡︎小室圭くん問題では、真っ向から対立する小林よしのりさんと、コロナ問題に関しては、なぜか意見が合うんですよね。

コロナが終息した後、超過死亡数のデータがそろった時、コロナウイルスが、日本人にとって、本当にインフルエンザウイルスよりも強い生命の脅威であったのかどうか、はっきりするでしょう。

 

2020年度幸福度ランキングが発表されている。

 

株式会社ブランド総合研究所によるアンケート調査では、「現在の生活について、あなたは幸せですか」という質問に対して、「はい」と答えた人の割合が一番高かった県は宮崎県であり、2位は沖縄県であった。コロナ禍の中、去年の5位からアップしている。沖縄県民の主観的な幸福度は、かなり高いと言える。

 

1位宮崎県(1位)

2位沖縄県(5位)

3位大分県(18位)

4位福井県(3位)

5位石川県(7位)

 

43位新潟県(43位)

44位青森県(45位)

45位福島県(42位)

46位佐賀県(17位)

47位秋田県(47位)

※( )内は前年度順位

 

 

一方で、一般財団日本総合研究所の調査では、基本指標と5分野(健康・文化・仕事・生活・教育)の実情を数値化し、点数を合計して各県の幸福度を算出した。総合ランキングで、1位福井県、2位富山県であり、沖縄県は45位であった。特に、仕事・生活・教育の3分野に関しては、沖縄県の数値は、例年、不動の最下位である。

 

1位福井県▶︎仕事1位/生活4位/教育1位

2位富山県▶︎仕事3位/生活1位/教育2位

3位東京都▶︎仕事13位/生活35位/教育10位

4位石川県▶︎仕事7位/生活8位/教育4位

5位長野県▶︎仕事9位/生活12位/教育22位

 

43位長崎県▶︎仕事37位/生活41位/教育16位

44位青森県▶︎仕事42位/生活45位/教育11位

45位沖縄県▶︎仕事47位/生活47位/教育47位

46位大阪府▶︎仕事46位/生活40位/教育42位

47位高知県▶︎仕事44位/生活44位/教育38位

 

 

仕事・生活・教育環境が最悪なのにも関わらず、沖縄県民は、自分たちの生活に、かなり満足しているようだ。他県と比較して評価する知識がないために、こういう結果になっているのかもしれない。

別の言い方をすれば、沖縄県民は、勝手に「沖縄は素晴らしいところだ」と根拠なく思い込んでいるが、実際には、劣悪な生活環境に甘んじているのである。こんな主観的幸福感と客観的生活環境評価のギャップが激しい極端な県は、ほかにはない。

そう考えると、笑っていいのか、泣くべきか、わからない。