厚労省の人口動態統計の速報によると、2020年1〜11月の死者数は、前年比で15,000人減少したそうです。少子高齢化のために、毎年18,000人程度増加していたのが、11年ぶりに減少に転じたのです。12月に多少死者数が増えているのは事実ですが、例年、冬には夏場の1.4倍程度死者数が増えるものなので、たとえ、冬場の増加が、例年以上になるとしても、それによる逆転が起こる可能性は低いと思われます。

そのため、死亡数予想値に対する超過死亡に関しても、予想値に対して30,000人以上の減少になりますから、日本の場合は、2020年度の超過死亡がまったくない、ということです。コロナ禍による死者数の増加はなかったのです。

欧米諸国が、数十万人、数百万人レベルで、超過死亡数が増えているのとは、ぜんぜん違う状況です。

 

個別に見ていくと、自殺数は増えましたが、インフルエンザの感染者数が激減し、そのためか、肺炎による死者数が目立って少なく、これが、全体の死亡者数を下げました。

結局、コロナ禍によって、死者数が、例年の増加状況に比べて、3万人以上低いということになります。感染を恐れて、なるべく病院へ行かずに、自助努力で健康を保とうとした国民一人一人の努力が功を奏したということかもしれません。

また、これにより、コロナの関連死亡者数は、寿命による老衰の死亡者数と、かなりの部分、重なっている可能性が強まりました。

 

日本では、コロナが原因で亡くなった人の数は、せいぜい1〜2,000人ぐらいで、統計上、目立つほどではない、ということです。

例年のインフルエンザの方が、むしろ、深刻なレベルであったのです。

2類感染症指定を外し、私立の医療機関が、コロナの中等症・無症状の患者を診て、大病院はICUを分けて、コロナの重症者を診れば、緊急事態宣言解除、及びGo To再開も可能です。

メディアも、状況把握を的確に行なって、きちんとした報道をしましょう。

根拠のない政権批判は、本当に見苦しいです。野党も、メディアも、コロナを、これ以上、政争の具にするのはやめましょう。

新規感染者数や累計関連死者数の数字を恣意的に用いて、脅威を煽り、国民を脅すのはやめましょう。もうたくさんです。これ以上、姑息な印象操作を続けるのは、メディアへの信頼を失わせるだけです。

日本の実情は、十分経済を回せるレベルなのですから。

 

変異型ウイルスが、1.7倍の感染力だろうと、ワクチンが効かなかろうと、重症化率が1.3倍になろうと、我が国のコロナ状況に、大した影響はありません。

メディアの変異型ウイルスに関する報道姿勢については、過剰反応による恣意的な偏向報道である、と言うよりほかありません。

お願いですから、人口比で日本の15倍近い関連死者を出しているドイツの厳格なコロナ対策を取り上げて、「日本はドイツに学ばなければならない!」「さもないと日本は大変なことになる!」という使い古された印象操作を、マスコミは、これ以上、繰り返さないで欲しい、と強く思うのです。

「ドイツは、日本より優れている」という思い込みから、そろそろ卒業しましょう。

 

ただ、感染が確認されているのに、病院を抜け出して、お酒を飲みにいく人たちには、罰則を設けるべきです。海外からの渡航者が、自宅待機期間に街をうろつくのもやめさせましょう。私権の制限も、それぐらいは必要です。

この点では、諸外国の対策を、少しは学んでもいいのではないでしょうか。

マスクを着用しないと罰金とか、そういうくだらない規制は真似しないでいいと思いますが、共産や立憲やメディアの人たちのように、何があっても私権制限は許さないという態度は、本当におかしい。主権者である国民の権利として、陽性の軽症患者や無症状者が、病院や待機場所から勝手に抜け出して街をうろつくのを防ぐ権利もあるでしょう。これこそ〝公共の福祉〟というものです。

それすらできないとなると、安心してオリンピックも開催できません。

 

 

各国の100万人あたりコロナ関連死者数〜2/9

 

 

①ベルギー    1844 欧州🇧🇪👈欧州最悪❗️

②スロベニア   1757 欧州

③イギリス    1656 欧州🇬🇧

④チェコ     1632 欧州

⑤イタリア    1516 欧州🇮🇹

⑥ボスニア    1473 欧州

⑦アメリカ    1434 北米🇺🇸👈北米最悪❗️◁一人あたりGDP9位

⑧北マケドニア  1414 欧州

⑨ポルトガル   1410 欧州

⑩ハンガリー   1374 欧州

 

⑪ブルガリア   1362 欧州

⑫スペイン    1332 欧州🇪🇸

⑬メキシコ    1285 北米🇲🇽(白系69%/先住民30%/黒人0)

⑭ペルー     1277 中南米🇵🇪👈中南米最悪❗️(白系52%/先住民45%)

⑮クロアチア     1277 欧州

⑯パナマ     1264 中南米(白系80%/先住民6%/黒人0)

⑰フランス    1215 欧州🇫🇷

⑱スウェーデン  1202 欧州🇸🇪

⑲スイス     1112 欧州🇨🇭◁GDP2位

⑳リトアニア     1101 欧州

 

㉑コロンビア   1099 中南米(白系78%/黒系18%)

㉒ブラジル    1088 中南米🇧🇷(白人53.7%/黒系44.7%)

㉓アルゼンチン  1087 中南米🇦🇷(白人97%/黒人0)

㉔アルメニア   1054 欧州・西アジア

㉕ポーランド   1041 欧州🇵🇱

㉖ルーマニア   995 欧州

㉗チリ      992 中南米🇨🇱(白系95.4%/黒人0)

㉘スロバキア     985 欧州

㉙ボリビア    923 中南米(白系45%/先住民55%/黒人0)

㉚オーストリア  893 欧州🇦🇹

 

㉛モルドバ    883 欧州

㉜エクアドル   843 中南米(白系72%/先住民25%/黒人3%)

㉝オランダ    841 欧州🇳🇱

㉞ジョージア     830 欧州・西アジア

㉟南アフリカ   778 中南アフリカ🇿🇦👈中南アフリカ最悪❗️

㊱ドイツ       746 欧州🇩🇪

㊲アイルランド  742 欧州◁GDP5位

㊳ラトビア      728 欧州

㊴イラン     693 中東・西アジア🇮🇷👈中東最悪❗️

㊵チュニジア   610 北アフリカ👈北アフリカ最悪❗️

 

㊶ギリシャ      577 欧州

㊷イスラエル   564 中東・西アジア🇮🇱

㊸カナダ     549 北米🇨🇦

㊹ウクライナ   546 欧州🇺🇦

㊺レバノン    540 中東・西アジア

ロシア     532 欧州・アジア🇷🇺

㊼コスタリカ   526 中南米(白人94%/黒人3%)

㊽アルバニア   512 欧州

㊾モナコ       482  欧州

㊿セルビア    475 欧州

 

51ヨルダン    427 中東・西アジア

52パラグアイ   396 中南米(白系95%/黒人0)

53デンマーク   382 欧州◁GDP10🟢コロナ対策9位👍

54ホンジュラス  374 中南米(白系91%/黒人2%)

55パレスチナ   367 中東・西アジア

56エストニア     357 欧州

57グアテマラ   327 中南米(白系59.4%/先住民40%/黒人0)

58イラク     322 中東・西アジア

59トルコ     317 欧州・中東・西アジア🇹🇷

60アゼルバイジャン310 欧州・西アジア

 

61オマーン    296 中東・西アジア◀︎世界平均300🔵

62リビア     286 北アフリカ

63エルサルバドル 261 中南米(白系99%/黒人0)

64ドミニカ    260 中南米(白人10%/黒系84%)

65モロッコ    226 北アフリカ

66クウェート   225 中東・西アジア

67バーレーン   221 中東・西アジア

68キルギス    217 中央アジア👈中央アジア最悪❗️

69ベラルーシ   191 欧州

70サウジアラビア  182 中東・西アジア🇸🇦

 

71ナミビア     146 中南アフリカ👈中南アフリカで2番目に高い❗️

72ウルグアイ        143 中南米(白系96%/黒人4%)

73カザフスタン    134 中央アジア

74フィンランド   127 欧州🟢コロナ対策5位👍

75ジャマイカ    121 中南米(黒人91.2%)

76インドネシア    116 東南アジア🇮🇩👈東南アジア最悪❗️

77インド         112 南アジア🇮🇳👈南アジア最悪❗️

78ノルウェー    107 欧州◁GDP4位🟢コロナ対策6位👍

79フィリピン     102 東南アジア🇵🇭

80アラブ首長国連邦 95 中東・西アジア🇦🇪

 

81エジプト     94 北アフリカ🇪🇬

82モーリタニア   90 中南アフリカ

83カタール     89 中東・西アジア◁GDP7位

84ジンバブエ      89 中南アフリカ

85アイスランド   85 欧州◀︎欧州で最も低い❣️

86ボツワナ       75 中南アフリカ

87ネパール     70 南アジア

88アルジェリア   66 北アフリカ

89アフガニスタン  61 中東・西アジア

90ミャンマー    58 東南アジア🇲🇲

 

91パキスタン    54 南アジア🇵🇰

92シリア        54 中東・西アジア

93日本      51 東アジア🇯🇵👈東アジア最悪❗️🟢コロナ対策2位👍

94バングラデシュ  50 南アジア

95ザンビア         47 中南アフリカ

96マラウイ       45 中南アフリカ

97ベネズエラ    44 中南米(白系88%/黒人10%)

98スーダン     41 北アフリカ

99セネガル     41 北アフリカ◀︎北アフリカで最も低い❣️

100オーストラリア 35 オセアニア🇦🇺👈オセアニア最悪❗️🟢コロナ対策7位👍

 

101ケニア      33 中南アフリカ

102韓国       29 東アジア🇰🇷🟢コロナ対策4位👍

103マレーシア    28 東南アジア🇲🇾

104ニカラグア    25 中南米(白系86%/黒人9%)

105香港       25 東アジア🇭🇰

106コンゴ      22 中南アフリカ

107ハイチ      21 中南米(黒人95%)

108キューバ     21 中南米◀︎中南米で最も低い❣️(白人65.1%/黒系34.9%)

109イエメン     20 中東・西アジア◀︎中東で最も低い❣️

110ウズベキスタン  18 中央アジア

 

111エチオピア    18 中南アフリカ🇪🇹

112カメルーン    18 中南アフリカ

113ルワンダ    17 中南アフリカ

114スリランカ    17 南アジア

115リベリア     16 中南アフリカ

116マリ       16 中南アフリカ

117ガーナ      15 中南アフリカ

118モザンビーク  15 中南アフリカ

119アンゴラ     14 中南アフリカ

120中央アフリカ   13 中南アフリカ

 

121シエラレオネ  10 中南アフリカ

122マダガスカル  10 中南アフリカ

123トーゴ     10 中南アフリカ

124タジキスタン  9 中央アジア◀︎中央アジアで最も低い❣️

125ソマリア    8 中南アフリカ

126ナイジェリア  8 中南アフリカ

127ブルネイ    7 東南アジア

128コンゴ民主     7 中南アフリカ

129ウガンダ    7 中南アフリカ

130チャド     7 中南アフリカ

 

131ニジェール   7 中南アフリカ

132ギニア     6 中南アフリカ

133南スーダン   6 中南アフリカ

134ブルキナファソ 6 中南アフリカ

135コートジボワール6 中南アフリカ

136シンガポール     5 東南アジア🇸🇬◁GDP8位

137ニュージーランド5 オセアニア🇳🇿🟢コロナ対策1位👍

138ベナン     4 中南アフリカ

139中国       3 東アジア🇨🇳🟢コロナ対策8位👍

140エリトリア   2 中南アフリカ

 

141パプアニューギニア1 オセアニア

142タイ       1 東南アジア🇹🇭

143ブータン    1 南アジア

144モンゴル      0.6 東アジア🇲🇳

145ベトナム    0.4 東南アジア🇻🇳🟢コロナ対策10位👍

146台湾      0.4 東アジア🇹🇼🟢コロナ対策3位👍

147タンザニア   0.3 中南アフリカ

148ブルンジ    0.2 中南アフリカ

149カンボジア   0 東南アジア

150ラオス     0 東南アジア

 

※サンマリノ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、フェロー諸島、アンドラ、マルタ、キプロス、ジブラルタル、モンテネグロ、ガボン、ガンビア、赤道ギニア、ギニアビサウ、エスワティニ、コモロ、レソト、サントメ・プリンシペ、ジブチ、セーシェル、レユニオン、マヨット、モルディブ、モーリシャス、フィジー、サモア、バヌアツ、ニューカレドニア、グリーンランド、グレナダ、バチカン、セントルシア、バハマ、グアドループ、スリナム、アルバ、ガイアナ、ベリーズ、キュラソー、バルバドス、トリニダード・トバゴ、カーボベルデ、マルティニーク、シントマールテン、セントマーチン、仏領ギアナ、フランス領ポリネシア、東ティモール、マカオなど、人口が極少なく、地理的にも目立たない数十カ国・地域は、割愛させていただきました。

 


【分析】

100万人あたりコロナ関連死者数470人(世界平均300人)以上の上位50カ国で、

欧州→33カ国(最高位👉1位ベルギー)

南北アメリカ大陸→12カ国(最高位👉7位アメリカ)

中東→3カ国(39位イラン、42位イスラエル、45位レバノン)

中南アフリカ→1カ国(35位南アフリカ※白人10%)

北アフリカ→1カ国(40位チュニジア※白人5%)

★アジア→0

 

100万人あたりコロナ関連死者数1100人以上の上位20カ国では、

欧州→15カ国(1位ベルギー、3位イギリス、5位イタリア、12位スペインなど)

南北アメリカ大陸→5カ国(7位アメリカ、13位メキシコ、14位ペルーなど)

 

100万人あたりコロナ関連死者数33人(日本は51人/93位)以下の下位50カ国で、

中南アフリカ→28カ国(カメルーン、エチオピア、ガーナ、ルワンダなど)

東南アジア→7カ国(マレーシア、ブルネイ、シンガポールなど)

東アジア→5カ国(モンゴル、台湾、中国、韓国、香港)

南アジア→2カ国(ブータン、スリランカ)

中央アジア→2カ国(タジキスタン、ウズベキスタン)

中南米→3カ国(キューバ、ハイチ、ニカラグア)

オセアニア→2カ国(ニュージーランド、パプアニューギニア)

中東→1カ国(イエメン)

★欧州→0

 

100万人あたりコロナ関連死者数6人以下の下位19カ国で、

中南アフリカ→8カ国(タンザニア、ベナン、ギニアなど)

東南アジア→5カ国(ラオス、カンボジア、ベトナム、タイなど)

東アジア→3カ国(モンゴル、台湾、中国)

南アジア→1カ国(ブータン)

オセアニア→2カ国(ニュージーランド、パプアニューギニア)

 

 

上記のデータから、ともかく、白人(印欧語族)とネイティブ・アメリカンの死亡率が異常に高く、一方で、アフリカ系黒人とアジア系黄色人種の死亡率は極端に低いということがわかります。

以前から述べているように、私は、欧州を中心とするネアンデルタール遺伝子の割合と、中国産ウイルスに対する交差免疫の強さが、致死率と感染率の民族差となって現れていると考えています。

感染率に関しては、雲南にルーツを持つ中国発のウイルスに対して、地理的な近さから最も交差免疫が強い東アジアと東南アジアが、コロナ感染率が一番低く、逆に中国から地理的に距離が遠いために交差免疫が弱い欧州とアフリカ、さらに南北アメリカ大陸では、感染率が段違いに高くなります。

一方で、致死率に関しては、肺炎の悪化をもたらすネアンデルタール人由来の遺伝子をまったく持たないアフリカ中南部の黒人が、もっとも致死率が低く、次に、ネアンデルタール遺伝子保有率が比較的低いアジア系の黄色人種の致死率が低い一方で、交雑によるネアンデルタール遺伝子の保有率が最も高い印欧語族の白人は、最も重症化しやすいために致死率が異常に高くなります。

よって、「感染率と致死率が、ともに、極端に高いのは、人種的に欧米の白人であり、逆に、感染率は高いが致死率が異常に低いのは中南アフリカの黒人で、致死率は比較的低いが感染率は最も高いのがネイティブ・アメリカン致死率・感染率がともに低いのは東アジア系黄色人種である」ということです。

 

ただ、アジア系黄色人種の中では、交雑が比較的多かったためにネアンデルタール遺伝子の保有率が比較的高い古モンゴロイドは、肺炎が悪化しやすく、そのため、古モンゴロイドの割合が高い日本人は、東アジアの中では、最も致死率が高くなる可能性があります。とは言え、欧米の白人に比べれば、ネアンデルタール遺伝子の保有率はずっと低い上、交差免疫が非常に強いので、欧米とは比較にならないほど感染率・致死率が低く抑えられているものと考えられます。

ネイティブ・アメリカンの場合は、古モンゴロイドなので、致死率は日本に近いレベルでしょうが、交差免疫の低さから、感染率が非常に高いと思われます。

また、白人の国の中では、唯一、オセアニアのニュージーランドだけが、白人の国でありながら、日本以下の死者数に抑えられています。政府のコロナ対策を評価すべきでしょう。

それから、アメリカやブラジルで、黒人のコロナ死亡率が高いのは、食生活の偏りと栄養過多とストレスのせいで、肥満が多く、糖尿病・高血圧の割合が高いせいではないでしょうか。

もう一つは、本来の生息環境からかけ離れた環境で暮らしている人々は、当然ながら、生き残るのに不利な条件の下にある、ということです。例えば、強い直射日光の下で生きるのに適した黒人やアラブ人が、日光の弱いイギリスで生きるのは、非常に不利です。細胞そのものの生命力が弱っているのです。

また、日常的に、多くのウイルスや感染に晒されている環境の方が、無菌状態の温室育ちよりも、自然免疫が発達していることも確かです。不潔な環境で生き抜いてきた個体は、新種のウイルスにも抵抗力があります。

ですから、アフリカに住む黒人は、欧州や米国に住む黒人より、生存に有利である、と言えます。

 

 

【2020年12月中旬の記述↓】

現在、日本では1日に30〜60人が関連死で亡くなっていますが、アメリカでは、1日に3000人が、ドイツでは、1日に1000人が亡くなっています。また、日本では累計関連死者数が3000人ですが、イギリス・フランス・イタリアなどでは累計関連死者数が、すでに5万人を超えました。

日本は、欧米に比べて、感染者数も死者数も、はるかに低いということです。『最終的に、超過死亡から算出されるコロナ関連の年間累計死者数が、インフルエンザ関連の年間累計死者数(10000人)を超えることは、まず、絶対にあり得ない』というのが、識者の一致した意見です。

ところが、この日本で、コロナ感染症の治療に従事している医療関係者の子どもたちが、学校でいじめられているという話を聞きます。比較的安全な日本に住んでいながら、コロナ感染を恐れるあまり、医療従事者を差別してしまうとは、脳みそが膿んでいるのではないでしょうか。

世界平均の6分の1以下(2021.2.1)の犠牲者しか出ておらず、今後も、そのレベルで犠牲者数は推移することが確実な国に住んでいて、何を恐れているのか。この程度の脅威しかない恵まれた環境で、不安に駆られ、一生懸命頑張っている医療従事者を差別するなど言語道断です。そこまで利己的かつ愚鈍な人間は、始末に負えないので、さっさと死んだ方がマシではないか、と憤りを感じます。

 

 

【付録】

ブルームバーグは、複数の指標を総合して、「コロナ禍によく耐えている国」ランキングを集計・発表しています。11月23日のランキングとスコアは以下の通りです。( )内は、当時の100万人あたり累積死者数。

 

★各国のコロナ対策評価ランキング

1位 ニュージーランド🇳🇿👉85.4◀︎オセアニア(5)

2位 日本🇯🇵👉85◀︎東アジア(16)

3位 台湾🇹🇼👉82.9◀︎東アジア(0.3)

4位 韓国🇰🇷👉82.3◀︎東アジア(10)

5位 フィンランド🇫🇮👉82◀︎北欧(71)

6位 ノルウェー🇳🇴👉81.6◀︎北欧(60)

7位 オーストラリア🇦🇺👉81.2◀︎オセアニア(35)

8位 中国🇨🇳👉80.6◀︎東アジア(3)

9位 デンマーク🇩🇰👉77◀︎北欧(142)

10位 ベトナム🇻🇳👉74.3◀︎東南アジア(0.4)

11位 シンガポール🇸🇬👉74.2◀︎東南アジア(5)

12位 香港🇭🇰👉73.6◀︎東アジア(14)

13位 カナダ🇨🇦👉73.2◀︎北米(316)

14位 ドイツ🇩🇪👉71.2◀︎西欧(195)

15位 タイ🇹🇼👉70.2◀︎東南アジア(0.9)

16位 スウェーデン🇸🇪👉68.7◀︎北欧(660)

 

スコア上位16カ国中のうち、

東アジア→5カ国(上位👉2位日本、3位台湾、4位韓国)

北欧→4カ国(上位👉5位フィンランド、6位ノルウェー、9位デンマーク)

東南アジア→3カ国(上位👉10位ベトナム、11位シンガポール、15位タイ)

オセアニア→2カ国(1位ニュージーランド、7位オーストラリア)

 

日本への評価の高さは、他国と異なり、強制力を伴う法令なしで、経済を止めずに、コロナを抑え込んでいることへの評価です。欧米先進諸国の中で、強権的なロックダウンを行わず、あくまでも国民の自主性を重んじて、コロナ禍を乗り切ろうとしているのは、日本とスウェーデンだけです。そのことに、日本人のほとんどが、なんの誇りも抱いていないのは悲しいことです。

また、感染者も死者も非常に少ない中国が、完全にコロナを封じ込めたにもかかわらず、評価が低いのは、私は妥当な判断だと思います。なぜなら、中国発のウイルスに対して、中国人が〝強い〟のは、交差免疫の観点からしても当然ですし、新モンゴロイドである中国人は、ネアンデルタール遺伝子をほとんど持っていないので、重症化しにくいからです。

中国政府の対策が良かったから、コロナ封じ込めに成功したわけではないということです。

 

 

【追記】

ミンクから人へコロナウイルスが感染した例が、18例出たことから、デンマークでは、農家の飼育しているミンクの無差別殺処分を実施した。1000万匹以上のミンクが毒ガスで殺された。そのほとんどは感染していなかったと言われる。

この殺処分の不手際の問題から、デンマークの農相が辞任した。

オランダでも、35万匹のミンクの殺処分が行われた。ギリシャでも、2500匹が殺処分された。

これだけのミンクが、毛皮を剥ぐために飼育されていたわけだ。何が、動物愛護だ。

 

「鯨はけしからんがミンクは問題ない」by シー・シェパード

 

 

【追追記】

菅内閣の支持率が下がり、政府のコロナ対策が批判を受けて、急遽、年末年始のGo To トラベルが停止されました。医療崩壊を防ぐためだとされています。しかし、世界平均の10分の1、ドイツの12分の1、スウェーデンの37分の1、フランスの45分の1、イタリアの50分の1の死者数で、それらの国々でも医療崩壊せずに持ちこたえているというのに、それでも日本が医療崩壊の危機にあるというなら、この国の医療は何と貧弱なレベルなのでしょう。

日本の感染レベルで医療が崩壊するなら、世界はとっくに破滅しているのではないでしょうか。

特に、毎度のことながら、この国のメディアの報道姿勢は、あまりにも恣意的で、著しくバランスを欠いています。「悪質な印象操作が蔓延している」と言っても、過言ではない状況です。

敢えて言いますが、「我が国では、コロナ禍は決して致命的な状況にはならない」のです。バンドワゴン現象に囚われることなく、情報は、知恵をもって用いましょう。国民の判断力が試されています。

 

今、感染者が増えているのは、日本の個別の問題ではなく、北半球全体がそうなのです。理由は、冬だからです。これから、1月から2月にかけて、状況はさらに悪化するでしょう。しかし、それは寒さのせいであって、政府のせいではありません。たしかに状況は世界的に悪化しつつありますが、その中でも、日本は、良くしのいでいるほうです。問題はありません。いい加減、騒ぐのはやめましょう。メディアも、国民も、です。

 

12月15日、日本の1日のコロナ関連死者数は53人で、最多を更新しました。けれども、昨年1月のインフルエンザ関連死者数は、1ヶ月間の平均で1日54人でした。今のコロナ禍より、2年前のインフルの方が、深刻だったのです。また、同12月15日、ドイツの1日のコロナ関連死者数は952人です。1日の新規感染者数で比べても、日本が3000人強なのに対して、ドイツは4万5千人です。人口あたりで考えれば、死者も新規感染者も、日本はドイツの20分の1に過ぎません。

つまり、現状、我が国のコロナ禍の現状は、昨年冬のインフルエンザ流行以下であり、感染者・死亡者は、人口比でドイツのコロナ禍の20分の1のレベルなのです。

これで日本が医療崩壊するなら、日本の医療はドイツの20分の1の能力しかないということになります。また、感染による犠牲者が、たかだかインフルエンザ以下でしかないウイルスによって、医療崩壊することになります。

連日40人の死者が出ている日本で、病床が逼迫し、医師や看護士が足りないというなら、連日500人以上の死者を出しているイタリア・イギリスはどうなりますか。日本で、1日の感染者が3000人でて、医療現場が青くなるなら、1日の感染者が5万人を超えたフランスはとっくに医療崩壊しているはずです。

日本人とは、そんなに無能なのですか。そんなはずないでしょう。

コロナに携わる医療関係者が差別されている、と言う前に、日本中の病院が、実は一番コロナ差別をしているのです。日本の人口あたり病床数は、OECD平均の3倍近いのです。もしも、日本中の医師や看護士や病院が、一致団結して、コロナに向き合うなら、病床数は余っているし、医療崩壊など起こるはずがないのです。

なぜそうならないのか。答えは、「そこまでコロナ禍が深刻じゃないから」です。

コロナ患者を受け入れようとせずに、一般患者相手に儲けている個人病院が、この国にどのくらいあるでしょうか。彼らは何も困っていないでしょう。それどころか、「この国の開業医の多くが、医師としての義務を、一部の良心的な開業医や大病院に押し付け、責任回避している」現状を知っていながら、〝専門家たち〟は「このままでは医療崩壊だ!」と、すべてを政府のせいにしているのです。とんでもない話です。

誠実で良心的な医療従事者ばかりが貧乏くじを引いて、腹黒いお偉方の医師たちは、安全な場所で私腹を肥やす世の中は、間違っています。

医師会は、コロナ患者を拒否している傘下の各病院や医療従事者に対して、コロナ治療に従事するように強く働きかけ、メディアを通しても、知らんぷりしている開業医たちに、医療従事者としての道義的義務を果たすように訴えるべきなのです。ところが、彼らは、政府や国民に自分たちに都合のいい要求を訴えるばかりではありませんか。こんな医師会は、まったく信用できません。

少なくとも、「我が国の医療資源は、病床もICUも、医師も看護師も、十分にあるが、そうした医療資源が必要なところに配分されていないために、多くの医療資源が使われないまま、一部で医療崩壊が起きる恐れがあるのです」と、正しい説明を心がけるのは医師会の最低限の良心であるはずです。

ところが、医師会は「自分たちまでが、コロナ患者を診たら、通常の医療に支障をきたす」と言い訳ばかりです。

現在、コロナ禍を恐れて、通常医療の患者数は例年よりかなり減っています。患者があまりいないガラガラの暇な病院も多いことを国民は知っています。

あんまり、国民を馬鹿にしないでいただきたい。

 

国民も、メディアや医師会に簡単にだまされて、間違った恐れを抱くのは馬鹿げています。繰り返しますが、適切な情報を正当に評価し、状況を正しく判断しましょう。

 

この程度の感染状況で「医療崩壊」するなら、日本の医療は、ハイチなど途上国以下であるということになります。そんなはずが、あるでしょうか。どこかに嘘があるのです。

このような状況下では、そうしたウソ誤魔化しを許してはなりません。

東京医科歯科大学(国立)の学長・院長がこうおっしゃられました。

「昨年4月、世界中が恐怖でパニックになっている時点で、コロナから背を向けることは、医療従事者の教育機関として、あり得ない選択肢だと思いました。それは、これから医師として、病気と向き合っていくことになる学生たちに、よくない影響を与えるだろうと考えました。むしろ、コロナ患者を診るという経験は、臨床医として必ず良い経験になるはずです。それで、一時的に、外来をコロナに特化した病院として、コロナ患者を全面的に受け入れることにしました。」

医師としても、教育者としても、素晴らしい見識です。

最初は、「他の病院に研修に行っている研修医は、誰もコロナ患者を診ることなど求められないのに、どうして自分たちだけが、コロナ患者を診なければならないのか、不公平だ」という不平もあったそうですが、決して無理はさせず、少なくとも、感染可能性のないリモートの診断に参加するだけでも、必ず、その経験はプラスになる、と言い聞かせて、自分がどこまで参加したいか、研修本人の意思に委ねたところ、最終的には多くの研修医たちが、コロナ治療に加わってくれたと言います。

 

感染症医の病院内でのステータスが必ずしも高くない現状で、感染症部門が、病院内のイニシアティブ(主導権)をとって、病院首脳部に対してコロナ患者を受け入れるように働きかけることが、ほぼ不可能なのが、今の日本の医療の現実です。

実際、コロナ禍以前には、感染症医になろうとする研修医は、非常に少なく、ヘタをすると〝落ちこぼれ扱い〟されてしまうという面もあったと言われています。「何で感染症なんかに行ったの?」と言われてしまうわけです。

そうした中で、政府が国立大学にコロナ受け入れを指示する権限もない日本では、院長・学長の権限による個人的判断によって、コロナ患者を受け入れるかどうかが、決められてきたのです。

その意味で、東京医科歯科大学の決断は、この大学の非常に高い見識を、内外に知らしめることになりました。

特筆すべきことは、この病院が、これまで一度も院内クラスターを出していないことです。コロナ患者と非コロナ患者の仕分けが、スムーズに行っているためです。

第一派が収束した後には、どこの医療機関よりも早く、ICUを、コロナ患者専用と、その他の患者用に半分に分けるように改修し、現在では、コロナ患者とそれ以外の患者の両方を受け入れる体制を整えています。さらに、中等症の患者は、回復し次第、系列病院や信頼関係のある病院に転院してもらうシステムが機能しているために、現在の第三波の最中にも、中等症の病床数には余裕があるということでした。

 

メディアは、このような『トップの見識の高さこそが、病院の良心を救う』ということ、そして、結果的に「善意の献身的な医療関係者を見殺しにせず、無為にせず、活かすことになる」ということを、強く強調して報道すべきです。

もちろん、私は、東大病院や慈恵医大がコロナに特化すべきだとは思いません。それぞれの病院には、それぞれの使命があって然るべきです。すべての病院が、医科歯科大のようになるべきだとは思いません。

けれども、病院同士の協力体制は、早急に構築されなければならないし、その上で、多くの系列病院を持つ大学病院の使命は大きいということは、絶対に確かなことだと思うのです。

コロナ病床手当も、国から1床につき7.1万円支給されるわけですし、中等症の患者や回復期の患者は私立病院が看て、重症者はICUの完備した大学病院などの大病院が、ICUを二つに区分けし、感染対策をしっかり講じた上で引き受けるという体制が、全国で早急に構築されることを願います。

各都道府県も、患者が退院したら72時間以内に病床手当を打ち切るなどという沖縄県のようなことはせず、確実に病床確保に向けて働きかけて欲しいものです。

 

一方で、琉球大学病院では、県の「協力金」を財源にコロナ患者対応にあたる医師や看護師へ支給される特別勤務手当を、コロナ禍での収入減を理由に、他大学の半額に当たる日額2千円を提示したことで、労使が紛糾し、物議を醸しています。ちなみに県立病院などは日額4千円です。

いずれにしても、上記の医科歯科大の話とは、意識のレベルが違いすぎ、低俗極まりない、あまりに情けない話で、言葉もありません。

 

コミュニタリアン(共同体主義者)にとって、最も大切なことは、異なる世界や価値観への好奇心と理解力、そして、深い人生経験から養われる豊かな共感力を持つことです。

コミュニタリアンであることは、リベラルやリバタリアン(自由至上主義者)を、全面的に否定することではありません。むしろ、リベラルの最も美しい部分と、リバタリアンの最も雄々しい部分を自らのものとすることは、コミュニタリアンにとって、非常に有意義で有益なことです。

リベラルやリバタリアンから学ぶことは、コミュニタリアンの教養を豊かにし、知性を研ぎ澄ますのに大いに役立ちます。

 

例えば、私は、リバタリアンならば誰もが嫌悪し、リベラルならば誰もが共感する思想ではありますが、有名なロールズの格差原理について、基本的には正しいと思っています。

特に「自由な競争社会における、最も有利な状況にある豊かな人々の得る利益は、最も不利な状況にある貧しい人々の利益に資する(利益を最大化する)ものでなければならない」とするロールズの平等思想は、コミュニタリアンの〝共助〟の感覚に、自然に合致するものです。ですから、私は所得税の累進課税にも賛成です。

一方で、私は、たとえ金権選挙と言われようと、現在の小選挙区比例代表並立制の選挙制度よりは、以前の中選挙区制の方がはるかにマシだったと感じています。その方が、自由な競争があり、共同体を結びつける力があったと感じるからです。

 

共同体の崩壊が進んでいる現代社会では、多くのコミュニタリアンが、新興宗教やカルトにハマりやすい傾向があります。

ここで、私が言うカルトとは、「外の世界には通用しにくい特殊な価値観や文化や信仰を共有する集団・組織・共同体」という意味です。

この「新たな価値観に基づく共同体」を生み出そうとする傾向は、政治的志向に関わらず、右派・左派共に見られるものです。また、そうした新たに構築される共同体には、良いものも悪いものもあります。

古くは、トルストイ主義者や日本の白樺派の「新しき村」なども、そうした共同体の一つでした。

戦後の連合赤軍などの極左武装闘争組織、中核派・革マル派などの新左翼運動の組織などもそうです。現代の宗教カルトでは、アーレフ(旧オウム真理教)、統一教会、顕正会など日蓮宗系カルト、幸福の科学など、数多くあります。国際的にも、エホバの証人、モルモン教、ラエリアン、Qアノンなど、いろいろあります。

繰り返しますが、それらのカルトには、良いカルトも悪いカルトもあり、また、一つのカルトにも良い面と悪い面があります。

また、カルトにハマりやすいのは、コミュニタリアンだけかというと、実は、そうではなくて、リベラルもリバタリアンも、いずれも多かれ少なかれカルトを生み出しやすい精神的・社会的土壌を持っています。

そういう意味では、人間社会はカルトを生み出しやすい、と言えるのかもしれません。また、それは、人間にとって必要なものなのかもしれません。

 

ただ、私が、いつも思うことですが、より広く深い知を求める知の探求者であれば、一つのカルトにとどまることはないと思うのです。

「オメラスから歩み去る人々」のように、あるいは「この歌を、ライアに」捧げた若者のように、または「剣と絵筆」の狭間で苦悶し、彷徨の末に、絵筆を選んだ若者のように。

具体的に言うと、例えば、もし、その人が、幼い頃から読書に親しみ、グリムやアンデルセンやルイス・キャロル、C・S・ルイスやル・グィンやサトクリフ、ディケンズやデュマやマーク•トェイン、ユーゴーやトルストイやドストエフスキー、フィリップ・K・ディックやスタージョンやコードウェイナー・スミス、プラトンや論語やヒルティ、萩尾望都や三原順や中山星香などを愛読してきた人であれば、そう簡単に一つのカルトにハマるということは、ないのではないでしょうか。また、「変な新興宗教に取り込まれる」「危ない思想に洗脳される」「偏った情報を鵜呑みにする」ということも、起こらないと思うのです。

その意味で、私は教養の大切さを感じます。

 

 

「私たち日本人の生活行動が、コロナ感染拡大を防いできた。」

「しかし、今、変異種が次々と現れている。」

「今後の感染抑止のための唯一の武器はワクチンだ。」

そう考えている人は多いようだ。だが、本当にそうだろうか?

 

実は、これまでも、私たち日本人にとっては、コロナ感染を防いできた最大の武器は、マスク着用でもなく、三密回避でもなく、行動自粛でもなかった。清潔な生活環境のためでも、飛沫を飛ばさない話し方のおかげでも、ハグをしないからでもなかったのだ。

そう考えるには、欧米全体の感染拡大の状況と、アジア全体の感染状況との間に、あまりに大きな差がありすぎる。

影響が皆無とは言わないが、どんなに努力して気を遣っていても、うつる時はうつる。逆に、特段気を遣わず、普通にしていても、うつらない時はうつらない。それがウイルスだ。

また、現在の北半球における急激な感染拡大も、冬の到来によるものであって、「コロナ疲れ」による気の緩みのせいなどではない。

 

それでも、多少の感染拡大はあるとしても、曲がりなりにも、ここまで、我が国が、他国と異なり、私権制限を含む強権的な政策を一切とることなく、世界平均の7分の1の関連死者数で、犠牲を抑えられているのは、医療現場の献身によるところも大きいだろう。しかし、決して、それが主たる理由ではない。

 

1/28

ドイツ  新規感染者数14883人  1日の死者数1385人

イギリス 新規感染者数28680人  1日の死者数1239人

フランス 新規感染者数23770人  1日の死者数344人

イタリア 新規感染者数14360人  1日の死者数492人

アメリカ 新規感染者数165073人  1日の死者数3862人

日本   新規感染者数4162人      1日の死者数115人

 

 日本以上に医療が充実している国々で、人口比で日本の10倍以上の死者が出ているのだ。

このとてつもない差を生み出している未確定要素を「ファクターX」と山中教授は名付け、疑問を提示している。

「ファクターX」とは何か?

実際に起こっている事象を、つぶさに検証することで、それは見えてくる。

 

地球規模の事象からわかること、それは、つまり、要するに、中国と地理的・歴史的に深い交流を続けてきた地域ほど、感染者も、重症者も死者も、驚くほど少ない、ということだ。

これは、交差免疫(歴史免疫)の差だ。中国に近いほど、中国産ウイルスに対して、人々の免疫系が慣れているのだ。

加えて、呼吸器系の重症化をもたらすネアンデルタール遺伝子の保有割合が、白人>>黄色人種>黒人であることも、大きく影響している。

 

だから、日本人を含む東アジア人・東南アジア人・アフリカ中南部の黒人は、世界で最もコロナへの抵抗力が強い

この地域間による免疫力の差は甚だしく大きく、東アジア諸国の場合、死亡者数から推測して、コロナに対する免疫系の働きの効力は、実に、欧米諸国の20〜30倍と考えられる。

 

 

地域や人種によって、まったく状況が異なることは、当然、前提の話ではあるが、ワクチンの本格運用が可能となる、これ以降についても、コロナウイルスに対する我々日本人の唯一の武器は、ワクチンではなく、むしろ、個々人の免疫力につきるのではないだろうか。

 

ここで言う免疫力とは、自然免疫と交差免疫(歴史免疫)と獲得免疫を含み、人間の身体が持っているウイルスへの抵抗力全般を指している。

そもそも、コロナ感染者を重篤化させるのは、自然免疫細胞の適応不良(暴走)によるサイトカイン・ブラジキニンの過剰生成であり、それによる肺・心臓などの器官に与える深刻なダメージである。

わかりやすく言うと、コロナウイルスは、我々の免疫系の繊細で緻密な連絡回路をかいくぐり、免疫系の働きを狂わせて、自分の身体を攻撃させる、一種の強烈なアレルギー反応を引き起こすスキルを持っている、ということだ。

 

このスキルに対処するためには、我々の免疫系が、より柔軟に、相手(ウイルス)のスキルに対応することが求められる。

子どもがほとんど重症化しないのは、子どもの免疫系が、細菌やウイルスにさらされた経験が少なく、鋭敏で柔らかい反応をするため、コロナウイルスのスキルにもうまく対応して、素早くウイルスを排除してしまうことができるため、と考えられている。

 

要するに、免疫系さえ正常に働いていれば、ウイルスは正常に体内から排除される。つまり、コロナは何も怖くない、ということだ。

逆に、老人の免疫系は、一般に柔軟性に乏しく、ウイルスに対して硬直した反応をしやすいため、コロナのワナに翻弄されてしまい、免疫系が暴走する確率が高くなる。

さらに、老人・男性は、若者・女性と比べて、獲得免疫が弱いことから、自然免疫の暴走を制御する力が弱いことも知られている。また、慢性病などの持病を抱えた人も、健康な人に比べると、免疫が低下している。

実際、コロナで重症化した人の血液中には、獲得免疫系の中心的役割を果たす白血球(特にT細胞)の極端な減少が目立つ。

これが、老人(特に男性)の感染率・重症化率・致死率が高い理由だ。

 

だとするなら、自然免疫の柔軟性を保ち、獲得免疫を維持することが、コロナウイルスに対抗する上で、最も重要な要素となるわけだ。

この点で、注意すべきことが、いくつかある。

 

①マスクの長期にわたる使用は、正常な呼吸を妨げる恐れがあり、それによって、血中の酸素濃度を低下させ、身体の免疫力を弱める可能性がある。

 

②三密回避などに過度に気を使うことで、ストレスが高まると、免疫力が弱体化する恐れがある。

 

③経済活動の停滞による生活の困窮は、栄養面と精神的ストレスの観点から、免疫を弱める恐れがある。

 

④ワクチン接種によるウイルスとの人工的な遭遇体験によって、獲得免疫を得られる。しかし、その一方で、かえって身体の自然免疫系を硬直化させ、変異ウイルスへの対処力については、むしろ劣化する可能性もある。

 

以上の要素を重ねて考えるに、我々のコロナに対する最大の武器は、ワクチンの接種よりも、もともと身体に備わった免疫系・自然治癒力を高めること、あるいは、弱めないこと、である。

そう考えると、ワクチン接種が、吉と出るか、凶と出るか、一概には言えないと思うのだ。

その判断は、個々人に委ねられており、各人は、後悔しないように、自分自身で決断しなければならない。

「コロナ・ワクチン、みんなで射てば、怖くない」というわけにはいかないのだ。

 

 

 

★オセアニアの感染抑止の成功の理由に関しては、①人口密度の低さ、②海を隔てており、初動の水際対策に成功したこと、③感染が激化している現在、南半球に位置していること、などが考えられる。

 

★欧米の黒人・アラブ人などの死者数が、人口比で白人より高いのは、貧困の問題で、満足に医療を受けられないという格差の問題というよりも、むしろ、元来、その民族が適応してきた生活環境・自然環境からかけ離れた環境に長期間いることによる免疫低下の問題が大きいのではないだろうか。

例えば、キューバやハイチやジャマイカやドミニカなどカリブ海諸国に住む黒人は、アフリカ中南部に近い熱帯の環境にいるために、免疫が落ちていないものと考えられる。そのため、コロナによる死亡数は、欧米に比べると比較的少ない。

もう一つの理由としては、欧米では、黒人・アラブ人は、大都市部に集中して暮らしている事が挙げられる。そのため、感染の確率が高くなっているのではないかと考えられる。


★ノルウェーでの21人の高齢者の死亡事案について、EUは、「ファイザー社のワクチン接種との因果関係は認められない」との調査結果を発表した。ワクチンのせいでなく、持病のせいか老衰であると判断したわけだ。

しかし、同じことは、コロナ関連死者数についても言えるだろう。日本でも、コロナのせいでなく、持病や老衰で亡くなっている人は多いのではないか、と考えられる。

ワクチンの因果関係調査と同じくらい強い意志で、「本当にコロナが原因で亡くなったのか?」誰も調べようとしないのは実に不思議である。

もっとも、年間の超過死亡を見なければ、はっきりした判断はできないが。


★ファイザー社のワクチンが、アメリカで95%の免疫生成能力が発揮されていると言われるが、日本ではどうだろうか。

コロナの発症率や重症化率が95%軽減されるということは、現在のアメリカの死者数が、最初からワクチンの接種がなされていれば、現状の100万人あたり1434人から、わずか72人に減少していたはず、ということだと思うのだが、日本の場合は、ワクチンを打っていない現段階で、死者51人である。

では、日本では、ワクチンを最初から全員が打っていたら、死者2〜3人で済んでいたのだろうか?