A➡︎素朴な疑問くん

B➡︎リベラルくん

C➡︎現実主義者くん

 

 

A「敵基地攻撃能力のない軍隊って、どんな軍隊だよ?」

B「自衛隊は、軍隊ではないので、問題ありませんよ。」

C「核と軍隊に囲まれた、核も軍隊も持たない国、日本…。」

 

A「軍隊のない国って、どんな国だよ?」

B「平和憲法を持つ国です。」

C「軍事大国に囲まれた、平和国家日本…。」

 

A「平和憲法とやらで国が守れるの?」

B「平和憲法こそが、この国の守りの要ですよ。」

C「護憲信仰、ここに極まれり、ですね。」

 

A「その平和憲法さんは、中国・ロシア・北朝鮮の侵攻も防いでくれるの?」

B「前文にあるように平和を愛する諸国民の信義を信じるのです。」

C「金正恩、習近平、プーチン、文在寅の信義を信じる、か…。」

 

A「それ、どんな宗教?」

B「平和を愛する当たり前の人の心ですよ。」

C「平和教だね。」

 

A「日本って、カルト宗教国家だったんだ。」

C「昔も今もね。」

B「いえ、信仰ではなく、国の外交に軍事力など必要ないという正しい信念ですよ。」

 

B「いいですか、優れた外交力さえあれば、軍事力はいらないのです!」

A「軍事力の脆弱な国に、どんな外交力があるというんだ?」

C「まあ、ウクライナ見ていればわかるよね。」

 

 

巨星墜つ!

最後の国士政治家が逝く。

寂しい。

 

太平洋戦争の、硫黄島の、沖縄の、広島・長崎の屈辱を忘れるな!

憲法改正して、自主自立した国家たれ!

それが持論だった。

 

今日、旧暦の1月1日、午前中に亡くなったということだ。

中国では「春節」だ。

尖閣の管理と核武装の持論を最後まで主張し続けた男が、この日に亡くなるのはなんの暗示だろうか。

 

警戒せよ!

覚悟せよ!

準備せよ!

 

そういうことだろうか。

今こそ、貴方が必要な時なのに。

逝ってしまうなんて。

 

毒舌であったとか、自由な物言いがしばしば物議を醸したと言われる。

確かに、言論人・文化人として、高い見識と教養を有し、弁舌に優れた方だった。

しかし、家庭人として、一国民として、深い愛情を持った常識人であったと思う。

 

石原慎太郎氏の冥福をお祈りいたします。

 

 

オミクロン株の世界的流行によって、世界各国でワクチンのブースター接種が急がれている。

例によって、日本の各メディアは、『諸外国と比べて、日本のブースター接種率は、あまりに低い!』と、政府を非難するのに忙しい。

しかし、データを、よく見てみよう。

実は、ブースター接種率の高い国の多くは、コロナ感染による累計死者数が、日本よりはるかに多いのだ。さらに、現時点で、人口比で考えると、直近の1日の死者数も、下記の諸国の中では日本が1番低い。

例えば、イスラエルなど、国民の過半数が3回目ブースター接種を終えていて、それでも直近1週間の1日の平均死者数が日本と変わらない。イスラエルの人口は922万人で、日本の13分の1なので、人口比死者数は日本の13倍になる。この数値からは、イスラエル政府の主導するワクチンの効果があまり見られない。接種後5ヶ月で、急速に体内の中和抗体の量が半減するためらしい。

そこで、イスラエルでは、焦って4回目のブースター接種を始めているわけだが、その正当性を主張するため、「4回目を打つと、感染は防ぎきれないものの、3回目接種のみの人に比べて、死亡率を90%低下させる」との研究結果を発表している。

しかし、仮に、この数値が正しいとしても、死亡率を90%低下させて、ようやく現在の日本レベルに落ち着くことになる。

つまり、「日本人は、3回目接種が遅々として進まないと言われる今の段階で、イスラエルの人々の大半が4回目接種した場合と同程度の免疫を、すでに有している」可能性がある。

また、欧州連合の医薬品規制当局は、「短期間に頻繁にワクチン接種を繰り返すことが、ヒトの免疫系に悪影響を及ぼし、免疫力の低下をもたらす恐れがある」と警告している。

そう考えると、日本のメディアは、「ブースター接種率が低い!」「政府の責任だ!」といたずらに騒ぐ必要はまったくなく、世論を喚起して3回目接種を急がせることにも、さほど意味はないのではないか。むしろ、「なるべくブースター接種の時期を遅らせることに意義がある」とも言えるだろう。だが、そのような主張を伝える報道メディアは皆無だ。

この国の社会がより成熟していくためにも、メディアの報道姿勢は、より賢明・冷静・公平であって欲しいものだ。

 

国名     ブースター接種率 2回接種率 1日の死者数 累計死者数

イギリス     55%                72%            263人          2260人

イスラエル    55%                66%              27人            913人

イタリア     53%                77%            367人          2400人

ドイツ      52%                74%            143人          1400人

韓国       51%                85%              25人            130人

フランス     47%                76%            262人          1981人

オーストラリア  29%                79%              71人            131人

アメリカ     26%                64%          2500人          2690人

ブラジル     21%                71%            416人          2906人

ロシア        7%                48%            659人          2251人

日本         3%                79%              26人            148人

南アフリカ      1%                28%            153人    1562人

※2022年1月27日の数値

※1日の死者数は、直近1週間の平均値

※累計死者数は、100万人あたり死者数の累積値

 

アフリカ南部のカラハリ砂漠で、自由で自律的な生活を営んでいた人類最古の種族である「サン族」は、彼らの生活圏に在る世界最大級のダイヤモンド鉱山を手に入れたかったボツワナ政府の手によって、その先祖代々の生活圏を取り上げられて強制移動させられ、狩猟採集による自給自足の伝統的生活ができなくなり、今では、ボツワナ政府の用意した居住地で、何もせずに、政府の援助と保護に頼って、怠惰に自堕落に食っちゃ寝の生活をしている。

朝から晩まで、酒を飲み、タバコをふかし、ビリヤードに興じる以外、何もしない若者たちを眺めて、サン族の長老はため息をつく。自立して生きていく術を奪われて、先祖代々営んできた生活から切り離された彼らは、人間としての誇りも気概も失ってしまった。こんな状態では、生きているとは言えない。

こうして、ホモ・サピエンスの黎明期の遺伝子であるA系統のY染色体ハプログローブを持ち、古代から自律的な生活を営んできた誇りある「サン族」の伝統文化は、今、解体・消滅しつつある。

ちなみに「サン族(ブッシュマン)」は、20世紀初頭のドイツ人による大虐殺で8割が殺され、残りが奴隷化された遊牧民族のコイコイ人(ホッテントット/ナマ人)と共に、現存する唯一のA系統最多頻度種族「コイサン人種(カポイド)」を形成する種族だ。

つまり、サン族の遺伝子は、およそ27万年前に発生した最初の「新人(ホモ・サピエンス)」の遺伝子を色濃く受け継いでいる、現在生き残っている中では、もっとも古い希少な系統の遺伝子なのである。

サン族の現在の総人口は約6万人で、北海道在住のアイヌとほぼ同じだが、現在、彼らは砂漠に暮らす唯一の採集狩猟民族である。身長は成人男子で155cm程度。平均成人身長150cm以下のピグミーとは異なる。吸着音・クリック音を子音に使用する古代言語(コイサン語)を使用する。

「サン族」は、かつては「ブッシュマン(茂みに住む人)」と呼ばれ、世界に広く知られていた。1981年に南アフリカで製作された「ミラクル・ワールド ブッシュマン」というカラハリ砂漠での彼らの日常を描いた映画が、当時、日本でも大ヒットしていて、サン族の自由で陽気で逞しい採集狩猟生活の様子が大いに話題となった。あの頃、この映画に主演して、世界中で人気者となっていたブッシュマンのニカウさんを知らない日本人はいなかった。

また、1982年にサンリオから出版されたヴァン・デル・ポストの名作「風のような物語」と続編「遥かに遠い場所」も、ブッシュマンのカップルとカラハリ砂漠を旅する白人のティーンエイジャーカップルのお話だった。

一ヶ所に定住することなく、大自然の中に溶け込んで生きる「サン族」の生き様は、当時、とても眩しく感じられたものだ。1980年代前半、昭和末期の日本は、管理と依存、利潤と効率、競争と欲望の資本主義にがんじがらめになって首まで浸かっていた。ニカウさんのカラッとした陽気さ、足るを知る充足感と幸福感に満ちた、厳しくも明るい生活は、そうした資本主義社会の対極にあるものだった。彼らの存在は、本当に眩しかった。

ところが、その「サン族」が、今、ボツワナ政府によって、種族としての息の根を止められようとしている。ボツワナ政府は、サン族の強制定住を「自然保護のためだ」と言っているが、真っ赤な嘘である。「サン族の生活圏にあるダイヤモンド鉱山を手に入れるためである」ことは、誰の目にも明白だ。

ボツワナは、総人口235万人の小国でありながら、世界第二のダイヤモンド産出国であり、それゆえに、ボツワナの経済は、ダイヤモンド産出の収入に強く依存している。ダイヤモンドの採鉱による収入は、ボツワナのGDPの3分の1を超え、輸出総額の90%を占める。外貨獲得の手段は、ダイヤモンドの他に、ニッケルや銅などあるが、いずれも鉱物資源である。そうした世界有数の豊かな鉱産資源が、カラハリ砂漠にはあるのだ。

しかし、そんなことは、貨幣経済の外で自給自足の生活をしていたサン族には、何の関係もない話である。

人間の肥大し偏った目先の欲望が、文化人類史上もっとも重要な文化を滅ぼし、ヒトの生物多様性を狭め、長い目で見て、人類社会を滅亡の危機に陥らせる結果となる。実に愚かな所業である。

 

パリ大学病院の名誉教授が「ワクチン接種拒否の選択をした人は、集中治療室に入るのも辞退すべき」と発言して、賛否両論を呼んでいる。

マクロン大統領も「ワクチン接種拒否者は、無責任であり、もはや市民ではない」「彼らの社会生活を、めいいっぱい制限して、とことんうんざりさせてやる!」と、ワクチン拒否派に対する徹底した抑圧を宣言した。

フランスでは、繰り返される市民の激しい反対デモにも関わらず、1月24日から、飲食店・公共交通機関などの利用の際に接種証明書の提示を義務付ける、事実上の16歳以上のワクチン義務化の法律が施行される。イタリアでも、50歳以上にワクチンを義務化する方針である。

 

フランス国内では「ワクチン未接種で感染し重症化したコロナ患者に対して、怒りを感じる」とメディアに表明する救急医もいる。誰も、コロナで重症化したいとは思っていないのだが、件の医師は重症化した患者に「それ見たことか!」と言いたくなるのだそうだ。

オーストリアでは、18歳以上の成人のワクチン未接種者に3月中旬から最大で46万円の罰金が課せられる。ドイツのショルツ政権、アメリカのバイデン政権も、一般市民へのワクチン義務化を推進している。彼らの言い分は「ワクチン接種拒否者は社会を危機に陥れている」「ワクチン接種は市民の当然の義務である」というものだ。

 

では、「ワクチン接種拒否者は、自らの個人的なわがままによって、社会を危機に陥れている」という、これら一部の急進的なワクチン推進派の見解・主張は、本当に正しいのだろうか?

 

考察すべきポイントは「ワクチン接種拒否は、無責任でわがままで愚劣な態度であるとする判断は妥当なのか?」という問題と、「ワクチン接種拒否は、本当に社会を危機に陥れていると言えるのか?」という問題の2点だ。

 

まず、1点目、「ワクチン接種拒否は、無責任であり、個人的なわがままであり、非科学的であるのか」について考察してみたい。

「無責任である」という判断が成り立つためには、「自分のことしか考えていない」ように見える自己中心的で非科学的な行動に対する正当な批判であることが必要だ。

しかし、多くの人にとって、ワクチン接種拒否という判断は、自分の身体の健康や命の問題について、真剣に論理的に考えた結果である。大抵の人にとって、命のかかった問題に関して下した判断を自己中心的と批判されては立つ背がない。

具体的に考えてみよう。

たいていの人にとって、ワクチン接種拒否の理由は、大まかに考えて以下の3点に集約される。

 

ワクチンによる後遺症が怖い。

コロナの後遺症と同様に、仕事にも学校にも行けず、数ヶ月という長期に渡って非常に強い副反応(ひどい倦怠感や全身の痺れ、頭痛・発熱・吐気など)に苦しんでいる人も多いのだが、なぜかほとんどニュースにならない。医学的にも、ワクチンとの因果関係が、公的には認められず、無視されている状態だ。現実に苦しんでいる人たちが、ワクチンの後遺症を訴えると、ワクチン反対派の嫌がらせと思われて、冷淡に扱われるということもあるようだ。

また、ワクチン接種による人体への後遺症は、すぐに現れるものとは限らない。もしかしたら、数年後に現れるかもしれないし、その後遺症が、深刻なものであったり、致命的であったりする可能性もある。

はたしてこのワクチンを、3回も4回も打って大丈夫なのか?

5歳の子供に打って大丈夫なのか?

これに関して、これまでの世界の薬害の歴史の蓄積から、欧米の2〜3割の人は、製薬会社も大学も政府も信じていない。だから、彼らはワクチンを拒絶する。

特に、将来ある子どもたちに対してのワクチン接種は、若年層のコロナ重症化の可能性の低さもあり、はたしてリスクをおかす必要があるのか、と慎重にならざるを得ない、と考える人が多いのは当然であろう。

 

ワクチン接種後の死亡リスクを重視。

ワクチン接種後の死亡件数は、接種翌日から接種後3日目までに、極端に偏っており、一定でない。そこから、接種後の死亡とワクチンとの因果関係を推測できる。

コロナ感染による死亡リスクと比較して、どちらが上とは言えないが、各国政府も医師たちも、ワクチン接種と死亡・重篤化の因果関係をほとんど認めようとしないことから、各国のかなりの割合(2〜4割)を占める懐疑的な人々の間で、むしろ、ワクチンへの信頼より不信感が醸成されている。

リスクの大きさは、当然、個々人の体質や体調と深く関係するだろう。しかし、「体調や体質によっては死をもたらすが、事前に察知することはできない」というのは、多くの人々にとって見過ごせない脅威である。

予防のためにワクチンを接種して、重篤化したり死に至ることもある」と考えると、いかにその可能性が低いとはいえ、命に関わるリスクが明らかに存在するわけだから、接種には慎重にならざるを得ないのである。

 

ワクチンの効果を疑問視

「ワクチンは本当に感染防止に役立つのか?」という点について、いろいろなレベルで疑義がある。変異株、特にオミクロン株に関しては、ワクチン接種完了者と未接種者の感染率に大きな差はない。イスラエルからは「たとえ4回目ブースター接種をしても、予防効果は限定的であり、感染は起こっている」という報告がある。一年に3回も4回もワクチンを打って、それでも、やはり感染はするというのだ。

そして、ワクチン接種後の感染で無症状であっても、他者への感染は起こるのだから、ワクチン接種拒否者だけが、ウイルス感染を広めているとは言えない。ワクチン接種完了者も、そう変わらない割合で感染を広めていると考えるのが妥当である。

一方で、重症化率については、かなりの差があるようだ。一般にワクチン未接種者の方が、重症化率が高い。ところが、一方で、「一旦重症化してしまうと、むしろ、ワクチン接種回数の多い人の方が、致死率が高くなる」というデータもある。つまり、ワクチン接種者、未接種者、それぞれの重症者数を母体とした致死率は、ワクチン未接種者の方が低くなる可能性がある。

「ワクチンを打たなかったために重症化したが、ワクチン接種拒否したおかげで、死なずに済んだ」という可能性もあるわけだ。

少なくとも、数ヶ月の間は抗体が増えて、感染時の重症化を抑えられるとしても、5ヶ月程度で体内の中和抗体は半減する。そうすると、変異株が出てくるたびにブースター接種を繰り返すのかという問題もある。度重なるブースター接種で身体をワクチン漬けにしてしまっては、かえって免疫力の低下を招くのではないか、という恐れもある。

 

以上、三つの論点は、論理的・科学的に考えて、もっともなものである。ワクチン接種拒否の理由として、十分に理解できる。これは命のかかった切実な選択の問題であり、ワクチン接種拒否を、身勝手、わがまま、自己中心的、非科学的な判断と断じるのは、それこそ、ワクチン推進派による自己都合で一方的すぎる断定ではないか、と感じる。

なぜなら、ワクチン接種を受け入れた側の判断もまた、一義的には自らの健康と命を守るための最良の選択と信じて決断しているわけで、自分の命よりも周囲への義務を第一に考えて接種したという人は、それほど多くはいないはずであるからだ。

上記したように、たとえワクチンを接種したとしても、感染自体は防げないし、たとえ軽症・無症状であっても、自分が他者に感染させる可能性も減りはしないのだ。そう考えると、ワクチンを接種した人ほど、安心して活動範囲を広げがちであることから、その後、他者に感染させてしまう恐れは、むしろ大きいとすら言える。

 

一方で、「感染者急増時には、ワクチン未接種者のせいで重症者が増え、そのせいで医療が逼迫する」というワクチン推進派の主要な言い分は、正当なものとして成り立ちうる。

しかし、ウイルス自体(オミクロン株)の毒性(重症化率)が、パンデミック初期の株と比べて10分の1に弱毒化している現状では、それほど説得力のある言い分とも思えない。

また、人口比死亡率が、地域や国によって、あまりにも異なるため、ワクチン以外の未知の要因が大きすぎて、「ワクチン接種拒否者に重症者増加の原因を安易に押し付けていいのか?」という問題もある。

例えば、日本とアメリカでは、人口当たり累計死者数で17倍の差がある。一方で、ワクチン接種拒否者がアメリカに日本の17倍いるわけではない。

一般に、中国とその周辺の東アジア圏、赤道直下の中部アフリカでは、コロナによる人口比死亡率が、大まかに見て欧州や南北アメリカ大陸の10〜100分の1と、極端にコロナ犠牲者が少ない。感染率も低い。

そもそも、保健・医療が進んでいない中部アフリカの国々のワクチン接種率は、欧米に比べて非常に低いのだが、ワクチンを打っていないのにも関わらず、彼らは重症化しないのだ。だから、中部アフリカ諸国では、誰もワクチン接種に関心がない。

例えば、コンゴ民主共和国では、ワクチン接種率が1%未満であるが、無料接種会場に接種希望者が集まらないので、各国から寄付されたワクチンの7割を返還している。というのも、人口比累計死者数は、日本の10分の1以下に過ぎないからだ。

また、例えば、南アフリカでは、医療もあまり発達しておらず、ワクチン未接種者が72%もいるのに、オミクロン株は医療逼迫をもたらすことなく、既にピークアウトしている。死者・重症者も欧米より若干少ない。ここでも、ウイルスに対する抵抗力の地域差が、ワクチン接種率の低さをカバーしているように見える。

それに対して、同一地域におけるワクチン接種の有無による重症化割合の個人差は3〜10分の1程度にとどまる。

したがって、医療逼迫の要因としては、地域間の差の方が、ワクチン接種の有無による個人差より、はるかに大きいのが現状である。「ワクチンを打っているか、いないかよりも、日本に住んでいるのか、アメリカに住んでいるのか、コンゴに住んでいるのかの方が、リスクの違いが大きい」ということだ。

 

百歩譲って、ワクチンのお陰で医療崩壊せずに済むのだとしても、それは過渡期の一時的な問題に過ぎないのに対して、ワクチンによる後遺症(ワクチン害)の話は、むしろ、これから長く数十年にわたって検証されなければならない問題である。

「人類全体が、猫も杓子も全員一致で、一方的にワクチン接種推進に向かうわけではない」という現状は、種の保存や生物多様性の確保の観点からも、むしろ、好ましいのではないだろうか。

ワクチンを打っていない人の身体が、将来、希少価値を持つ時代が来ないとも限らない」のである。

その意味では、ワクチン接種拒否者は、長い目でみて、人類に大きな利益をもたらす可能性がある。

はたしてワクチン接種拒否者が人類社会にもたらす害と利益のどちらが大きいか、我々は偏見抜きで冷静に考えなければならない。

 

私が非常に奇妙に感じるのは、普段であれば少数派意見の圧殺に対して「民主主義の危機だ!」「権力の横暴反対!」と猛反発して大いに憤るリベラルが、このワクチン問題に関しては、なぜか人口の7割を占める多数派のワクチン許容派を良識を持つ人々と信じ込み、人口の3割を占めるワクチン接種拒否派を〝脳がおかしい〟と上から目線で決めつけて、問答無用で圧殺する姿勢を露わにしていることだ。これは日本のみならず、欧米各国にも共通の傾向である。

本来なら少数派の味方であるはずのリベラルが、コロナに関しては、むしろ理性を失っているように感じる。特にジャーナリストがひどい。製薬会社のエージェントかと思われるほどに、ワクチン推進派支持に意見が偏っている。

こうして「ワクチン接種拒否派を追い詰めていくことが社会にとって良いことだ」という迷いのない信念を表明するのは、政治家であるマクロン氏としては問題ないのかもしれないが、学識者やジャーナリストとしては、あまりにもナイーブに過ぎるのではないだろうか。

上記の発言によってマクロン大統領の1月23日の支持率は、先月より4ポイント下落して37%になち、不支持率は60%に上昇した。バイデン大統領も、事実上のワクチン義務化法案を、連邦裁判所に違憲と判断され、取り下げることを余儀なくされ、バイデン大統領もの支持率も、就任丸一年の1月20日の調査では、就任以来最低の43%(ロイター)、41%(ギャラップ)などとなり、いずれも支持率を不支持率が上回った。

国民はむしろ、メディアや政治家よりも、公平・冷静に、このワクチンをめぐる問題と向き合っているのかもしれない。

学識者の権威を利用して、操作されたデータを振り翳して、反知性主義の本音を覆い隠しながら、科学の名の下に、最も科学的・論理的な思考を有する少数派の人々の口を封じて抑圧しようとする、唯我独尊のリベラルメディアとリベラル政治家たちが展開する『常に、より迅速に、より多くの人が、ワクチン接種を繰り返すのが正義』というワクチン・プロパガンダに騙されてはいけない」と、市井の人々の方が、よくわかっているのだろう。

 

〈参考〉

国名    ワクチン接種拒否 1日の死者数   総人口  人口比累計死者数

韓国       16%                33人    5178万人      115人

デンマーク    19%                16人        583万人      570人

日本       21%                11人     1億2580万人      146人

カナダ      21%              111人    3801万人      798人

イタリア     24%              346人    5955万人    2292人

フランス     25%              231人    6739万人    1906人

台湾       27%                  0人    2357万人      36人

ドイツ      28%              157人    8324万人    1353人

オーストリア   28%                10人      892万人    1522人

イギリス     29%              268人    6722万人    2182人

イスラエル    34%                26人      922万人      885人

アメリカ     37%            2168人   3億2950万人    2556人

インド      50%              485人   13億8000万人      345人

ロシア      52%              671人       1億4410万人    2149人

南アフリカ    72%              116人    5931万人    1515人

コンゴ民主共和国 99%                53人    8956万人      13人

※2022年1月14日現在のワクチン接種完了していない人の割合

※2022年1月23日現在の7日平均死者数

※2022年1月6日現在の100万人あたり累計死者数