自民が単独で衆議院の2/3を超える316議席を得ました。

しかも、自民はいくつかの比例代表ブロックで比例代表名簿に記載されている立候補者の人数が足りなかったため、13議席を無駄に失い、他党に配分されるという大失敗をしていました。その分も加えれば、単独で329議席を得ていたでしょう。

一つの政党が、衆議院の2/3の議席を占めるのは、戦後政治で初めてのことです。

投票所で調査された高市内閣支持率は全国で70%を超えました。その内閣への支持が、今回の歴史的大勝につながったことは明らかです。

寒波の中であったにも関わらず、投票率も55.68%で、前回、衆院選の53.85%より多くの有権者が投票しました。

国民の関心も高く、浮動票が大きく動いたと考えられます。


国民は高市政権の何を支持したのでしょうか?

私が思うのは、やはり、中国の横暴な振る舞いと理不尽ないじめの攻撃の的にされながら、力強く持ちこたえ、じっと耐える高市首相に対して、国民として支援したいという強い思いが多くの日本人を動かしたのだと思うのです。

それは同時に、あまりに傲慢な中国の振る舞いや日本への卑劣な脅迫を非難せず、逆に高市首相を批判する、この国の情けないメディアや野党、主に親中派とされる公明、立憲、共産、れいわ、社民の言動に対する溜まりに溜まった強いフラストレーションを伴っていたと感じます。

なぜ日本の危機なのに、日本が悪いと非難して中国を擁護するのか、いったいどこの国の政治家なのか、どこの国のメディアなのか。

そうした国民の不満と怒りが爆発したのだと思うのです。


沖縄でも、共産と社民は小選挙区の唯一の議席を失い、4選挙区すべてで自民が勝利するという史上初の歴史的事態となっています。

沖縄も含めて、日本国民は、日米同盟の強化、日本の独自防衛力・抑止力の強化を含む、確かな安全保障環境を持つことを望んでいるのです。そして、不合理で卑怯な中国の脅しに屈しない政府を望んでいるということです。

それがはっきり示された選挙だったと言うことができるでしょう。


また、野田さんは公明にはめられたと思います。

人が良すぎて、またしても他党にだまされ、利用されてしまったのです。

斉藤鉄夫さんは、比例で公明党議員28人の議席を手堅く守り、小選挙区には公明党議員一人も立候補せず、何の努力もなしで濡れ手で粟の議席を得ました。その一方で、立憲の議席は123議席減のわずか21議席と壊滅状態になりました。

共産も4議席減の4議席、れいわは6議席減の1議席、社民は議席ゼロ。

メディアと共に中国に味方し、高市内閣を理不尽に攻撃していた政党は、すべて議席を減らしました。

高市発言を引き出す要らない質問をしつこく迫ったことで、その後の日中の軋轢を生んだ立憲の岡田克也氏も落選しました。

これが日本国民の主権者としての判断だったわけです。


これから高市首相は、国内の強い支持を背景に、諸外国と堂々と渡り合うことが可能になります。どこの国も、国内で今にも倒れそうな政権など相手にしないからです。

最初は中国から恫喝された安倍首相が、選挙に勝ち続けたことで、習近平と互角に付き合えるようになったように、国内で圧倒的な支持がある高市政権に喧嘩を売るのは危険であると中国も考えるようになるでしょう。

主権者である日本国民は、高市政権にそのような期待を持っているのではないでしょうか。

元テレビ朝日社員でテレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」コメンテーターの玉川徹氏は、「高市政権はトランプ政権のベネズエラ攻撃に対して、毅然とした対応をすべき」と仰っています。

同じく元テレビ朝日「報道ステーション」アナウンサーで、現TBSの「news23」アナウンサーの小川彩佳氏は、「高市総理は、攻撃の正当性について何も言及していない」「同盟国だから黙するのか、同盟国だからこそ問うのか、スタンスが問われています」と仰っています。

総理経験者で立憲民主党の野田佳彦代表は、「正当性の点から極めて疑問で、遺憾の意を表明せざるを得ない」「いくらなんでもやり過ぎだ」と仰っています。

玉川さん、小川さん、野田さんは、『日本政府はアメリカに対して毅然とした態度で、ベネズエラ攻撃には正当性がないと批判するべきだ』と仰りたいのだと思います。

しかし、そうであるなら、御三方は『日本がアメリカにモノ言える国家になるためには、アメリカの核の傘に依存しないで、安全保障上の自立を保つことができるよう、一刻も早く独自核武装するべきだ』と提唱するべきではないでしょうか?

それを言わないで、独自の抑止力もなく、安全保障上の担保もなく、「政府はアメリカに毅然とした態度をとるべきだ!」「政府のスタンスが問われている」と主張するのは、言論人として、極めて無責任だと言わざるを得ません。

また、橋下徹氏も、「日本は中国にはモノを言えてもアメリカには言えない」「そのくらいへこへこな国だと認識して防衛力増強すべき」と仰っていますが、残念ながら防衛力増強程度では、アメリカにモノを言えるようにはなりません。日米同盟に依存せずにモノが言えるようになるためには、戦える自衛隊、独自核武装、憲法前文と9条の削除が最低限必要ぐらい言ってもらわないと、何のための毒舌か?と批判されて当然でしょう。


JNN 世論調査 1/10・11⇨高市内閣支持率78.1%(➕2.3%)/不支持率18.6%(➖2.1%)


毎日新聞世論調査 1/24・25⇨高市内閣支持率57%(➖10%)/不支持率29%(➕7%)

日本経済新聞世論調査 1/23〜25⇨高市内閣支持率67%(➖7%)/不支持率26%(➕8%)

読売新聞世論調査 1/23〜25⇨高市内閣支持率69%(➖4%)/不支持率23%(➕9%)

FNN 世論調査 1/24・25⇨高市内閣支持率70.8%(➖5.1%)/不支持率23.4%(➕4.5%)


★2025年に亡くなった著名人(69人)



◼️宗教家

ローマ教皇フランシスコ(88)アルゼンチン出身 史上初のアメリカ大陸出身の教皇 史上初のイエズス会出身の教皇 ネイティブ・アメリカンに対して、カトリック教会が迫害を支えた歴史を認めて謝罪した。

 

◼️政治家

村山富市(101)老衰 元内閣総理大臣 社会党党首 自社さ連立政権(1994〜1998)※総理在任中の1995年に阪神淡路大震災(1月)、地下鉄サリン事件(3月)が起きた。

不破哲三(95)急性心不全 日本共産党中央委員会幹部会委員長(1982〜1987/1989〜2000)日本共産党中央委員会議長(2000〜2006)※1987年以降、共産党の実質的指導者/門から学校並みに巨大な屋敷に辿り着くまで森の中を車で走ることになる、広大な敷地を持つ不破御殿で、党本部から派遣された料理人・運転手兼ボディーガード・秘書やメイドを使役して王侯貴族の生活を営む「労働者の党」の王様であった。また、2024年まで、日本共産党常任幹部会委員に留任し続け、党から年収1000万円の収入があったと言われる。その他、著作の印税も大きかった。

シリキット皇太后(93)タイ王室ラーマ9世(プミポン国王)の妃/ラーマ10世、シリントーン王女の母/国民から絶大な人気

ホセ・ムヒカ(89)食道癌 元ウルグアイ大統領 世界で一番貧しい大統領 「貧しい人とは、欲望に限りがなく、満足できない人のことだ」「金持ちは政治家になってはいけない」「人は発展するためでなく、幸せになるために生まれてきたのだ」

リチャード・アーミテージ(79)肺血栓症 政治家 知日派 日米外交に大きな役割 ジョージ・W・ブッシュ政権一期目の国務副長官

 

◼️文学者・小説家・著述家・学者

福田善之(93)肺炎 劇作家 代表作⇨「真田風雲録(1963)」 脚本家 代表作⇨NHK大河ドラマ「風と雲と虹と(1976)」

曽野綾子(93)老衰 小説家 日本財団会長 保守の論客 「渡嘉敷島での集団自決は軍の主導ではない」として大江健三郎の「沖縄ノート」の記述を否定した

佐久川政一(91)沖縄大学学長 沖縄大学名誉教授 チュチェ思想研究会全国連絡会会長 金日成・金正日主義研究全国連絡会代表世話人 チュチェ思想の宣伝者 日米同盟と米軍基地に反対した

ジェームス三木(91)肺炎 脚本家 代表作⇨NHK連続テレビ小説「澪つくし(1985)」 大河ドラマ「独眼竜政宗(1987)」 ドラマ「翼をください(1988)」 大河ドラマ「八代将軍吉宗(1995)」 大河ドラマ「葵 徳川三代(2000)」

渋谷陽一(74)誤嚥性肺炎 音楽評論家 雑誌「ロッキング・オン(1972)」創刊 ラジオDJ⇨「ヤング・ジョッキー」「サウンド・ストリート」

森永卓郎(67)原発不明がん 経済アナリスト エコノミスト

フレデリック・フォーサイス(86)小説家 代表作⇨「ジャッカルの日(1971)」「オデッサ・ファイル(1972)」「戦争の犬たち(1974)」

ジョン・ヴァーリイ(78)アメリカのSF作家 代表作⇨第一短編集「残像(1978)」第三短編集「ブルー・シャンペン(1986)」

 

◼️ミュージシャン・歌手

三浦洸一(97)老衰 歌手 代表曲⇨「落葉しぐれ(1953)」「東京の人(1956)」「踊子(1957)」

アイ・ジョージ(91)歌手 代表曲⇨「硝子のジョニー(1961)」

上條恒彦(85)誤嚥性肺炎⇨老衰 歌手 俳優 代表曲⇨「出発(たびだち)の歌(1971/第二回世界歌謡祭グランプリ/上條恒彦と六文銭)」 俳優⇨「3年B組金八先生(1979)」の社会科教師役

ペドロ梅村(83)ペドロ&カプリシャスのリーダー 代表曲⇨「別れの朝(1971)」「ジョニイへの伝言(1973)」「五番街のマリーへ(1973)」

橋幸夫(82)肺炎 歌手 御三家 代表曲⇨「潮来笠(1960/デビュー曲)」「いつでも夢を(1962/吉永小百合とデュエット)」

菅原孝(81)肺炎 兄弟フォークデュオ「ビリーバンバン」の兄 代表曲⇨「白いブランコ(1969)」「さよならをするために(1972)」

川村栄二(78)編曲家 主な編曲⇨「100万本のバラ(1987/加藤登紀子)」「半分少女(1983/小泉今日子)」「輝きながら…(1987/徳永英明)」「心の色(1981/中村雅俊)」「愛しき日々(1986/堀内孝雄)」「やっぱ好きやねん(1986/やしきたかじん)」

いしだあゆみ(76)甲状腺機能低下症 歌手・女優 代表曲⇨「ブルー・ライト・ヨコハマ(1968)」

木原俊雄(75)NOBODYの片割れ 作曲(バンドとしての提供)⇨「モニカ(1984/吉川晃司)」「にくまれそうなNEWフェイス(1985)」「六本木心中(1984/アン・ルイス)」「あゝ無情(1986)」「Dance Beatは夜明けまで(1986/荻野目洋子)」

新川博(69)虚血性心不全 キーボーディスト 編曲家 主な編曲⇨「雨音はショパンの調べ(1984/小林麻美)」「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね(1984/中原めいこ)」「君は1000%(1986/1986オメガトライブ)」「六本木純情派(1986/荻野目洋子)」「1986年のマリリン(1986/本田美奈子)」「碧いうさぎ(1995/酒井法子)」

明石昌夫(68)心不全 ベーシスト 編曲家 主な編曲⇨ZARDの「Good-bye My Loneliness(1991)」「IN MY ARMS TONIGHT(1992)」「あの微笑みを忘れないで(1992)」「遠い日のNostalgia(1992)」「君がいない(1993)」「揺れる想い(1993)」「もう少し あと少し…(1993)」「きっと忘れない(1993)」「来年の夏も(1994)」「こんなにそばに居るのに(1994)」

西尾芳彦(63)胆管がん 音楽プロデューサー 作曲家 1997年に音楽塾ヴォイスを設立。YUI、絢香、家入レオをプロデュース。主な作曲⇨「三日月(2006/絢香)」

皆川おさむ(62)慢性腎不全 元歌手 「黒ネコのタンゴ(1969/6歳/イタリアの童謡のカバー)」が大ヒット(1969年度年間5位・1970年度年間1位)

ロバータ・フラック(88)心不全 歌手 代表曲⇨「愛は面影の中に(1972)」「やさしく歌って(1973)」

コニー・フランシス(87)骨盤骨折 歌手 代表曲⇨「カラーに口紅(1959)」「ボーイ・ハント(1961)」「可愛いベイビー(1961)」「VACATION(1962)」

ピーター・ヤロー(86)膀胱癌 ピーター・ポール&マリーのメンバー 代表曲⇨「500マイル(1962)」「花はどこへ行った(1962)」「パフ(1963)」「風に吹かれて(1963)」

ロジャー・ニコルズ(84)パーキンソン病 作曲家 カーペンターズの「愛のプレリュード(1970)」「雨の日と月曜日は(1971)」

スライ・ストーン(82)慢性閉塞性肺疾患(COPD) アメリカのミュージシャン スライ&ザ・ファミリー・ストーンのリーダー ボーカリスト 主な作詞作曲⇨「Dance to the music(1967)」「Everyday People(1968)」「Stand!(1969)」「Thank You(1969)」「Family Affair(1971)」「If You Want Me To Stay(1973)」

ブライアン・ウィルソン(82)神経衰弱による呼吸停止 アメリカ西海岸のウエストコースト・サウンドを代表するロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」のリーダー・ボーカリスト・ベーシスト 主な作詞⇨「サーフィン・U.S.A.(1963)」 主な作曲⇨「Don’t Worry Baby(1964)」 主な作詞作曲⇨「サーファー・ガール(1963)」「アイ・ゲット・アラウンド(1964)」「Girls On The Beach(1964)」「The Warmth of The Sun(共作/1964)」「カリフォルニア・ガールズ(共作/1965)」「Please Let Me Wonder(共作/1965)」「Wouldn’t it be Nice(1966)」「グッド・ヴァイブレーション(共作/1966)」「God Only Knows(共作/1966)」

リック・デイヴィス(81)多発性骨髄腫 イングランド出身のプログレッシブ・ポップ・ロック・バンド「スーパートランプ」の創始者でリード・ボーカル グループ代表曲⇨「ブレックファスト・イン・アメリカ(1979)」(この曲を表題曲とするアルバムがビルボード4週連続1位・グラミー賞で年間最優秀アルバム賞受賞・全世界で1800万枚のセールスを記録。)

オジー・オズボーン(76)パーキンソン病 イギリスのロック・ボーカリスト メタルの帝王 1968年にヘヴィ・メタル・バンドの元祖「ブラック・サバス」を結成 今月5日、オリジナル・メンバーによるラスト公演を敢行 代表作⇨2ndアルバム「パラノイド(1970)」 ソロ1stアルバム「ブリザード・オブ・オズ(1980)」➡︎飛行機事故で夭折した天才ギタリストであるランディ・ローズが世界的に認知された出世作 ソロ2ndアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(1981)」➡︎本作発表後のツアーの途中で事故死したため、ランディ・ローズにとって最後のスタジオ・アルバムとなった ソロ3rdアルバム「バーク・アット・ザ・ムーン(1983)」➡︎新しいギタリストとしてジェイク・E・リーが参加

クリス・レア(74)脳卒中 イギリスのシンガーソングライター 日本で人気のある代表作⇨8thアルバム「オン・ザ・ビーチ(1986)」

マイク・ピーターズ(66)悪性リンパ腫 イギリス(ウェールズ)出身 ロックバンド「アラーム」のリード・ボーカル 代表曲⇨「ストレングス(1985)」「ドーン・コーラス(1985)」「スピリット・オブ‘76(1985)」「アブソリュート・リアリティ(1985)」

リンダ・ノーラン(65)乳癌 肺炎 アイルランド出身の姉妹音楽グループ「ノーランズ」のメンバー 代表曲⇨「ダンシング・シスター(1979)」※全英3位・アイルランド2位・日本1位(オリコン)

 

◼️俳優・芸能人

露口茂(93)老衰 俳優 テレビドラマ「太陽にほえろ!」山村刑事(山さん)役

仲代達矢(92)俳優 主演映画「人間の条件1〜6部(1959・1961)」「二百三高地(1980)」「影武者(1980)」「鬼龍院花子の生涯(1982)」「乱(1985)」

吉行和子(90)肺炎 女優 テレビドラマ「3年B組金八先生(1979〜2011)」桜中学家庭科教師池内友子先生役 テレビドラマ「ナースのお仕事(1996〜2002)」婦長役 兄の吉行淳之介は小説家

藤村志保(86)肺炎 女優 映画「忍びの者(1962)」ヒロイン 大河ドラマ「太閤記(1965)」のねね役 映画「古都憂鬱 姉いもうと(1967)」で初主演 映画「男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(第20作/1977)」のマドンナ

和泉雅子(77)原発不明がん 女優 吉永小百合・松原智恵子と「日活三人娘」と称された 主演映画⇨「非行少女(1963)」「絶唱(1966/共演舟木一夫)」「私は泣かない(1966)」「花と果実(1967)」 冒険家⇨海氷上から北極点に到達した(1989)世界で2人目の女性

櫻井智(53)多臓器がん 声優 代表作⇨「マクロス7(1994)」ミレーヌ・ジーナス役 「怪盗セイント・テール(1995)」主演 「るろうに剣心(1996)」巻町操役 「スーパードール★リカちゃん(1998)」ドールリカ 「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(2006)」シロナ役

遠野なぎこ(45)女優 NHK朝の連続テレビ小説「すずらん(1999)」主演 映画「海は見ていた(2002)」メインキャスト 昼ドラ「冬の輪舞(2005)」主演 昼ドラ「麗わしき鬼(2007)」メインキャスト

ジーン・ハックマン(95)アルツハイマー病 ハリウッド俳優 主演代表作⇨「フレンチ・コネクション(1971)」「ポセイドン・アドベンチャー(1972)」「スケアクロウ(1973)」「フレンチ・コネクション2(1975)」

ブリジット・バルドー(91)フランスの女優 1950〜60年代のヨーロッパを代表するセックスシンボル/フランスのマリリン・モンロー

ロバート・レッドフォード(89)ハリウッド俳優 主演代表作⇨「明日に向かって撃て!(1969)」「追憶(1973)」「スティング(1973)」「愛と哀しみの果て(1985)」 映画監督 代表作⇨「普通の人々(1980)」

クラウディア・カルディナーレ(87)女優 イタリア人 主演代表作⇨「ブーべの恋人(1963)」「山猫(1963)」

ダイアン・キートン(79)肺炎 ハリウッド女優 主演代表作⇨「アニー・ホール(1977)」「ミスター・グッドバーを探して(1977)」「レッズ(1981)」「赤ちゃんはトップレディがお好き(1987)」「恋愛適齢期(2003)」 出演作品⇨「ゴッドファーザーⅠ・Ⅱ・Ⅲ(1972・1974・1990)」アル・パチーノの妻 「花嫁のパパ(1991)」のママ役

 

◼️スポーツ・格闘技

新間寿(90)コロナ後遺症から肺炎 アントニオ猪木のマネージャーとして、ストロング小林戦、アリ戦をプロデュース 佐山聡をタイガーマスクとしてプロデュース UWFを旗揚げ 「スポーツ平和党」の幹事長

長嶋茂雄(89)肺炎 プロ野球選手 読売巨人軍選手・監督 ミスタープロ野球 守備はサード 背番号3 打席は3番 4番の王貞治と合わせて「ON砲」と呼ばれた 引退時の言葉「我が巨人軍は永遠に不滅です」は有名 国民的なヒーロー

釜本邦茂(81)肺炎 サッカー選手 東京五輪(1964)メキシコ五輪(1968)日本代表 メキシコ五輪銅メダルの功労者(エース・ストライカー)にして大会の得点王

ジャンボ尾崎(78)S状結腸がん プロゴルファー 男子国内ツアーで最多の通算94勝 

増位山太志郎(76)肝不全 大相撲力士 大関 歌手 ヒット曲⇨「そんな夕子にほれました(1974)」「そんな女のひとりごと(1977)」

グラン浜田(74)プロレスラー 小さな巨人 メキシカン・レスリング(ルチャリブレ)の先駆者

西村修(53)食道癌 プロレスラー 闘う哲学者 クラシカルなグラウンドの攻防を主体としたレスリング・スタイル 東京都文京区議会議員

ジョージ・フォアマン(76)プロボクサー 世界ヘビー級統一王者(1973・1994)一度、引退してから、再び、世界王者に返り咲いた

ハルク・ホーガン(71)急性心筋梗塞 アメリカを代表するプロレスラー 〝超人〟 得意技はアックス・ボンバー 映画「ロッキー3(1982)」出演 「イチバーン!」のかけ声で有名

サブゥー(60)プロレスラー アラビアの怪人ザ・シークの甥 インディーの帝王 有刺鉄線デスマッチなどハードコアレスリングのパイオニア 机にのせた相手にムーンサルトプレスを連発した

 

◼️その他

西本喜美子(97)フォトグラファー 自撮りおばあちゃん

篠田正浩(94)肺癌 映画監督 代表作⇨「瀬戸内少年野球団(1984)」「少年時代(1990)」「写楽(1995)」※細君は女優の岩下志麻

俵孝太郎(94)肺癌 ニュース・キャスター ジャーナリスト

栗山富夫(84)悪性リンパ腫 映画監督 代表作⇨「釣りバカ日誌(1〜10/1988〜1998)」「花のお江戸の釣りバカ日誌(1998)」

みのもんた(80)焼肉を喉に詰まらせて心肺停止 アナウンサー 司会者 ニュース・キャスター

堀越謙三(80)間質性肺炎 映画プロデューサー 1982年に渋谷にミニシアター「ユーロスペース」を開館/87年ドキュメント映画「ゆきゆきて、神軍」を独占公開、ロングランヒット/ミニシアター・ブームを牽引した

ジョルジオ・アルマーニ(91)イタリアのデザイナー 「アルマーニ」ブランドの創業者 モード界の帝王

デイヴィッド・リンチ(78)肺気腫(COPD) アメリカの映画監督 代表作⇨「イレイザー・ヘッド(1977)」「エレファント・マン(1980)」

ロブ・ライナー(78) アメリカの映画監督 代表作⇨「スタンド・バイ・ミー(1986)」「恋人たちの予感(1989)」「ミザリー(1990)」「最高の人生の見つけ方(2007)」

 

糖尿病と判断される指標の一つは、血液中のブドウ糖の量(血糖値)が、空腹時で126mg/dl以上、食後2時間で200mg/dl以上を示していることです。そして、一般的には、1日の血糖値が平均して150mg/dlを超えている場合、糖尿病と判断されます。糖尿病は、基準よりも血糖値が慢性的に高い状態にある病です。ただ、初期には自覚症状がほとんどありません。

逆に、血糖値が低い状態も問題です。血糖値70mg/dl以下の状態は低血糖であり、症状としては、めまいやふるえや冷や汗や倦怠感に襲われます。血糖値50mg/dl以下では脳への影響が強まり、非常に危険な状態で、意識の混濁や消失もありえます。低血糖では、症状がすぐに現れやすいです。

血糖値は高すぎてもダメ、低すぎてもダメなのです。

そして、血糖値は刻一刻とどんどん変化していきます。ですから、今、現在の血糖値を知るためには、血糖値測定器を常備しておく必要があります。測定器の示す数値をスマートフォンのアプリでデータ化し、1日の血糖値の変化をグラフ化して、何を食べた後に血糖値が上がるか、就寝後は血糖値がどのくらい下がるかなど、24時間の変化を、毎日、自分で確認することができます。

これによって、病院に行かなくても、日々の血糖コントロールを自分でできるのが、血糖値測定器のありがたい点です。

糖尿病治療の問題点の一つは、医師が患者の1日の血糖値の変動を把握していないことです。その点、患者が自分の1日の血糖値の変動を知っていることは、治療法を相談する上で非常に重要なことです。


もう一つの指標はHbA1c (ヘモグロビンエーワンシー)の値です。

HbA1c とは、血液中の赤血球のタンパク質であるヘモグロビンに結合したブドウ糖の割合を示す数値です。ブドウ糖がくっついたヘモグロビンは糖化ヘモグロビンになります。そして、血中のすべてのヘモグロビン量中の糖化ヘモグロビンの割合(%)がHbA1c の値なのです。

血糖値が高いとブドウ糖がヘモグロビンにくっついて糖化ヘモグロビンの量が増えます。逆に、血糖値が低いと糖化ヘモグロビンの量はあまり増えません。

ただし、一度、糖化ヘモグロビンになると、赤血球の寿命(120日/三ヶ月)がくるまで、元のヘモグロビンに戻ることはありません。

ですから、HbA1c の値は、直近1〜2カ月で累積した糖化ヘモグロビン量の割合を表しており、ここ1〜2カ月の平均的な血糖値を表す指標といえます。

血糖値は、株価のように一分一秒数値が変動を続けますが、HbA1cの数値 は過去1〜2カ月の血糖値の状態を総合的に示してくれるので、糖尿病判定の重要な指標となっています。

HbA1c の数値は、5.6%未満を基準値とし、4.6〜6.2%は正常値であり、6.5%以上を糖尿病としています。

このHbA1cの値は、血液検査によってわかりますが、家庭用の検査キットはありません。ですから、病院で検査する必要があります。ただし、薬局の中には、ゆびさきセルフ測定室が設置されていて、自分で検査できる薬局もあるようです。


糖尿病は、すい臓から分泌されるインシュリン(細胞がブドウ糖を取り込むのを助け、血糖値を下げる働きをするホルモン)が出なくなったり、働きが悪くなったりする病気です。

糖尿病には1型と2型の2種類の糖尿病があります。

小児や若年層での発症が多く、自己免疫がすい臓の細胞を攻撃することで、インシュリンがまったく出なくなるのが1型糖尿病ですが、糖尿病患者のおよそ3%しかいません。この1型糖尿病は、完治(寛解)することはなく、一生、インシュリン投与による糖質コントロールが必要になります。

40代以降の中高年での発症が多く、疲労やストレスや睡眠不足、暴飲暴食や運動不足といった生活習慣や加齢による体質の変化などが原因で、疲弊により、すい臓からのインシュリンの分泌が減ったり、血中でのインシュリンの働きが悪くなるのが2型糖尿病で、糖尿病患者のおよそ95%を占めます。この2型糖尿病は完治(完全寛解)が可能です。

糖尿病は、症状が軽いうちは、自覚症状がほとんどありません。ただ、血中のブドウ糖濃度が高い状態が続くと、細かい血管を傷つけるため、合併症の起こる確率が高くなります。

糖尿病にはいわゆる三大合併症と呼ばれるものがあります。一つは眼を傷つけ、失明の恐れもある糖尿病性網膜症です。もう一つは、手足のしびれや消化不良などの症状を伴う糖尿病性神経障害です。三つ目は腎臓の機能の低下による糖尿病性腎症です。これが進行すると、人工透析が必要になります。

現在、我が国の糖尿病患者は推定で1000万人とされ、その予備軍も1000万人と推計されています。また、糖尿病患者のうち、医療機関受診し治療中の患者は552万3000人(2023)です。

問題なのは、多くの場合、血糖コントロールによって、血糖値を下げることには成功していても、糖尿病を治す(寛解する)ことには成功していないことです。そのため、病院に通いながら徐々に悪化していく患者さんが多いのが糖尿病の特徴です。


一般に、昔ながらの糖尿病治療は、HbA1c 6.0未満に持っていくように、食事・運動のみでなくインシュリン投与などで血糖コントロールを行うことで合併症が起こらないように強化療法を行います。

その際、日本の伝統的な治療としては、『炭水化物(米)をたくさん(1日のエネルギー摂取量の50%)摂って、それによって生じる血糖値の上昇を、インシュリンなどの投薬によって抑える』といういわゆる〝血糖マッチポンプ療法(東海大学名誉教授大櫛陽一先生の命名による)〟が採られることが多かったようです。

ところが、インシュリンなど血糖値を下げる薬剤は、その副作用として低血糖症になるリスクがあります。

また、1型糖尿病患者に炭水化物を1日のエネルギー摂取量の30%に抑えた食事を与えたことで、平均血糖値が下がったというスウェーデンの研究発表があります。エネルギー摂取量の50%も米を食べる必要があるのかということです。

加えて、2008年の大規模臨床試験(ACCORD試験)では、『インシュリン治療によってHbA1c 6.0未満を目指した強化療法群が、通常療法でHbA1c 7.0〜7.9を目指した通常療法群より、心筋梗塞や脳梗塞の死亡リスクが高い』という結果が報告されました。原因はインシュリン投与によって引き起こされる低血糖症です。症状の軽い2型糖尿病にインシュリン投与は本当に必要なのかという疑問が生じます。

こうした臨床試験のもたらすエビデンスは、当時、医学会に大きな衝撃を与えました。そして、HbA1c はただ下げれば良いのではなく、低血糖を避けなければならないとして、血糖値の変動の少ない〝質の良いHbA1c 〟を目指す治療が、近年、推奨されるようになってきたのです。


一方で、血糖値を上げる米などの炭水化物の摂取を控えて、タンパク質や脂質を中心とする食事(ケトン体生成食)にして、インシュリンなどの投薬をなるべくしないという方法もあります。

かつて(10年ほど前)は、『糖質不足を補うために肝臓で脂肪酸から生成されたケトン体が血中で増えすぎると血液の酸性化(糖尿病ケトアシドーシス)が起こるから、タンパク質・脂質中心のケトン体生成食によるケトジェニックダイエットは、糖尿病患者には勧められない』と言われていました。

しかし、実際には、糖尿病ケトアシドーシスが起こる割合は0.3%程度に過ぎないという報告もあり、現在では、『ケトン体生成食は2型糖尿病治療に有効である』とする見解が増えているようです。ただし、この場合、SGLT2 阻害薬の使用はケトアシドーシスの起こるリスクを高めるため、厳禁です。

一方で、インシュリンがすい臓からまったく分泌しない1型糖尿病では、ケトアシドーシスが起こる可能性が高いため、ケトン体生成食はお勧めできません。

2型糖尿病におけるケトン体生成食によるダイエットの最大の利点は、食後の血糖値の上昇が少なく、治療にインシュリン・SU薬・グリニド薬など血糖値を下げる作用が強力な薬剤を使用する必要がないため、低血糖症に陥るリスクが避けられることです。これによって、薬に依存することなく生活でき、糖尿病の悪化を防ぐことができます。

また、野菜もなるべく意識して摂り、炭水化物も少しは摂るようにして、血糖値の変化を観察しながら、自分のバランスを考えて食生活を調整していくことができれば良いのではないかと思います。


上記したHbA1c 6.0%未満という糖質コントロールの目標値は、現在の日本の標準医療において、高齢者を含むすべての人に当てはまるわけではありません。

日本糖尿病医学会・日本老年医学会によると、2016年の改訂以降、65歳以上の高齢者の場合は、認知機能が正常で、生活行動が自立していて、低血糖症に陥るリスクのあるインシュリンなどの薬剤による治療を受けていない人については、糖質コントロールの目標値はHbA1c7.0%未満とされています。

これは、一般に高齢者は、血糖値が若い人より高くなりやすく、血糖値の変動も大きくなりやすいため、糖質コントロールの目標を低く設定すると、低血糖症に陥るリスクが高くなるためです。

ですから、もしも、あなたが65歳以上の方でHbA1cの数値が 6.8%であったなら、あなたは糖尿病であるかもしれませんが、糖質コントロールの目標値の範囲内にいますから、そのままでも合併症になる可能性は低く、投薬治療の必要性はそれほどありません。インシュリンなどの投薬によって無理にHbA1c 6.0未満に下げようとする強化療法は、低血糖症になるリスクを高めるため、むしろ危険なのです。

低血糖だと、脳の働きが阻害され、ひどい場合には、せん妄状態や意識障害が起こる場合もあります。ある程度、血糖値が高い方が、脳の働きが活性化され、アルツハイマーや認知症になりにくいということもあります。


65歳以上〜75歳未満で、認知機能正常で、生活行動が自立していて、インシュリンなど低血糖症になるリスクのある薬を使用している場合、糖質コントロールの目標値はHbA1c 6.5(下限)〜7.5(上限)未満の範囲とされています。投薬治療を受けていない人と違って下限が定められているのは、高齢者が若い人のようにHbA1c 6.0%未満を目指すのは、特に投薬による強化療法では、低血糖症に陥るリスクを高めるため、逆に危険であると考えられているからです。だから、薬物治療中の高齢者は、HbA1c6.5を下回らないように気をつけなければなりません。

75歳以上の後期高齢者は、認知機能正常で、生活行動が自立していて、インシュリンなどの薬を使用している場合、糖質コントロールの目標値はHbA1c 7.0(下限)〜8.0(上限)未満の範囲とされています。ですから、もし、あなたが75歳以上の後期高齢者で、投薬治療中で、HbA1c 7.8%であったなら、糖質コントロールの目標値の範囲内なので、治療はうまくいっており、今以上に強い薬に頼って血糖値を無理に下げようとする必要はありません。HbA1c7.0が下限なので、薬物治療中の後期高齢者は、これを下回って血糖値を下げすぎないように注意が必要です。


以上が、2025年現在の糖尿病の治療(糖質コントロール)に関わる基礎的な情報です。

病院で治療してもらおうとする2型糖尿病患者にとって、最大の問題は、「(1日のエネルギー摂取量の50%)炭水化物(米)を食べろ!」「脂質を摂りすぎると血液が酸性化するからダメだ!」そして「血糖値が上がるのはインシュリンなど薬剤で抑える」という治療方針の病院・医師と、「ケトジェニックダイエットは悪くない」「炭水化物(米)をなるべく控えて野菜と脂質とタンパク質を中心に食べなさい」「薬はなるべく使わない」と、真逆のやり方を勧める病院・医師がいることです。

さらに、高齢者にとっては、「(インシュリンなど)薬でHbA1c 6.0未満にまで下げないといけない」と断言する医師と、「HbA1c 8.0ぐらいであれば、高齢者なら心配するほどではない」「投薬の必要はあまりない」と、ここでも真逆のことを言う医師がいることです。

患者としては、戸惑うばかりだとは思いますが、少なくとも、上記のガイドラインを参考に、自ら判断して信頼できる医療機関を選んでください。

大切なことは、効くかもしれないと思ったものは恐れずチャレンジすること、そして、自分の身体の反応を通して判断すること、さらに、自分自身で医学的な知識や病理に対する理解を深め、すべてを医師任せにせず、治療方針に関しても、鵜呑みにすることなく、常に疑問を持つことです。

自分の命は自分で守るという姿勢が大切になります。





巷では、高市首相が中国を怒らせる発言をしたので、中国が日本に対して非常に抑圧的・脅迫的になっており、これもすべて高市首相の不用意な失言のせいだという論調の報道が目立ちます。

しかし、本当にそうなのでしょうか。

高市首相は失言したのでしょうか。失言だとするなら、いったいどのあたりが失言だったのでしょうか。

国民民主党の玉木代表は、「高市首相は発言を撤回すべきだと思いますか」というメディアの質問に対して、「では、あなたなら、どこをどう訂正したらいいと思いますか」と質問し返しています。質問を返された記者は、完全に口をつぐんでしまいました。実に卑怯な態度です。


今月の7日のことですが、立憲民主党の岡田氏は、高市首相に「台湾有事(中国による台湾統一への動き)は日本の存立危機事態(国家の存亡に関わる事態)になるのか」「なりうるとするなら、それはどのような場合なのか」と、繰り返し国会で質問しました。この時、しつこく武力行使、武力行使と言っていたのは岡田氏の方です。

それに対して高市首相は「(中国が)戦艦などを使って(台湾に)侵攻した場合、日本の存立危機事態になりうる可能性がある(したがって、米軍の出動があれば、自衛隊も後方支援で動く)」と答えました。

これは、ごく当たり前の回答です。何もおかしなことは言っていないのです。


ですから、高市発言では「台湾有事に(日本が)(単独で?)武力行使(する)」なんて一言も言っていません。むしろ、高市首相は、岡田氏の言及した「武力行使」というワードを否定しました。

そもそも、自衛隊は、法令上、同盟国でもない台湾を守るために武力行使できません。できるのは、日本が攻撃を受けた時、あるいは自衛隊及び同盟国軍隊が攻撃を受けた時、自衛のために迎撃することだけです。自衛隊は憲法上、武力ですらなく、交戦権も持たないからです。

高市首相は「台湾有事が、中国が台湾に直接的に武力侵攻するものであるなら、日本の存立危機事態(米軍が台湾海峡に出動し、自衛隊が後方支援する状況)になりうる可能性がある」と述べた(11月7日)だけです。

これは、当然、起こりうると想定されている事態であり、高市首相は何も間違ったことは言っていません。むしろ、この発言を後から撤回すると、安全保障上、非常にまずい事態になります。


中国は台湾を核心的利益(武力行使も辞さない絶対に守るべき領土)としていますが、尖閣もまた核心的利益としているからです。

日本は現在、国土防衛の基本は日米同盟です。アメリカの核の傘に依存し、通常戦力においても、自衛隊は盾であり、米軍が矛です。つまり、自衛隊に敵基地攻撃能力はないので、日本に軍事侵攻があった場合、自衛隊は迎撃(専守防衛?)に努め、敵基地攻撃は米軍に任せることになります。

台湾有事において、米軍が単独で出動し、自衛隊は一切関与しないとすれば、「日本が攻められた時、なぜアメリカの若者だけが(一方的・片務的に)血を流さねばならないのか?」というアメリカの問いかけに、日本側は答えることができなくなります。

だから、「米軍が出動する時、自衛隊も後方支援する」という高市発言は、日本の安全保障上、至極真っ当な発言なのです。


ただ、問題だったのは、その直後にネットに出た朝日新聞の煽り記事(同7日速報)です。その見出しは「高市首相、台湾有事に『存立危機事態になりうる』認定なら武力行使も!」というものです。これだと、まるで、台湾に侵攻した中国軍に自衛隊が単独で武力行使に出るかのようです。高市首相が憲法無視の発言をしたかのように、朝日記者によって完全に意図的な改ざん(印象操作)が為されています。

繰り返し指摘しておきますが、厳密に言えば台湾は日本の同盟国ではないので、法令上、自衛隊は台湾を救うために戦うことはできないのです。それは自衛の範疇に入らないからです。

つまり、この記事は、控えめに言っても印象操作であり、もっと大雑把に言えば捏造報道です。


ところが、このデマ記事に対して、大阪の中国総領事が脊髄反射しました。Xで上記の朝日の記事を貼り付けて、記事の真偽を確かめもせず「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」と大暴言をやらかしました。いわゆる「斬首発言(同8日)」です。

これで、高市発言は、完全に歪んだかたちで中国政府へ伝わることになり、その後の中国の極端に抑圧的で脅迫的な態度を生み出すことになります。

朝日の記事が発端となって、日中の激しい外交的な軋轢が生まれたのです。

東京の中国大使館は、国連の「旧敵国条項」を理由として「安保理の承認なくとも、中国は日本に対して直接軍事行動をとる権利を有する」とまで言っています。


情勢がここまで激化した、この問題の元凶は、朝日新聞の捏造記事と中国総領事の無体な斬首発言にあります。

どちらも真実の高市首相の発言からかけ離れたフィクションに基づくネット上の記事・発言であり、不適切極まるもので、どちらも、謝罪も説明もなく、こっそりと訂正・削除されています。

その上で、なぜか高市首相の発言だけが、謝罪と撤回を求められているわけです。


最大の問題は、朝日新聞という日本の大メディアの失態について、日本国民が問題としないことです。

同じことが、これまで何度も繰り返されてきました。従軍慰安婦問題は特に朝日の罪が大きいのですが、社内体質的に、なんの反省も変化もないということが、今回、証明されたわけです。

それなのに、国民がこれを許しているのです。言論の自由って、素晴らしいですね。


垂元中国大使が「高市首相は、絶対に発言撤回をしてはならない」「これまで、民主党時代の『東シナ海ガス田問題(鳩山政権)』や『尖閣諸島中国漁船衝突事件(菅政権)』などでもそうですが、中国が脅せば、日本は屈するということを繰り返してきました。ここで高市さんまで屈したら、日本は向こう20年対中戦略を立てようがなくなってしまう」「戦略的互恵関係という魔法の言葉が効力を持った時代は終わったのです」「私たちは、経済的にも対中依存度を減らし、日本を中国に依存しない国にしていかなければならない」「アメリカと中国が大きなディールをして、日本が苦しい立場になっても耐えうる戦略が必要なのです」とおっしゃっていました(「大下容子のテレビ・スクランブル〈25日〉」「報道ステーション〈25日〉」)が、その通りだと思います。

特に「中国へ行く特派員や社員は、家族を連れて行かないことだ」とおっしゃっていたのが印象的でした。


今回の騒動ですが、主権者である日本国民が、垂さんのおっしゃっていたような「中国の覇権主義的な傲慢さを痛感して、どんなにバランスをとって穏便におとなしくしていようとも、知らないうちに緩やかに抑圧と支配が強まり、ある日、この国が独立を失うということだってありうる」と実感できたならば、むしろ、価値のある騒動だと思うのです。

私たちは中国政府によって香港の自治が奪われる過程で、香港の独自性が失われ、支配と抑圧が段階的に強化されていく実際の様子を見てきたはずです。

香港⇨台湾⇨尖閣⇨沖縄⇨日本へと、中国が勢力を強め、呑み込んでいかないと誰が言えるでしょうか。


国民が、この件を通じて、たとえアメリカに梯子を外されても、日本が独立を維持できるように、経済的に中国依存度を減らすだけでなく、憲法改正し、自衛隊が敵基地攻撃能力を有するようになり、非核三原則を捨てて、独自に戦術核・戦略核武装できるオプションを持つことの必要性を痛感したならば、高市発言は万金の価値があると言えるでしょう。

日本を取り巻く情勢は、戦後、最も厳しいと言われています。この国がサバイバルしていくために、現実的な抑止力を早急に構築する必要があり、高市政権は、その重大性を深く自覚しているように思われるのです。


残念ながら、この国のメディアは、高市発言を非難するばかりで、実に不毛な報道を続けています。

この国を守る現実的な抑止力を高めるための議論を起こそうという姿勢がどこにも見られません。

日本のメディアは、自分たちが日本で活動していることのありがたみを感じないのでしょうか。

中国では、中国人であれ外国人であれ、習近平主席のことを、習主席と呼ばず、習近平と呼んだだけで、それがネット上であろうと、プライベートな会話であろうと、チェックされ、逮捕監禁されることになります。数年は出てこれないでしょう。

日本では言論の自由が保障されていて、国民もそれに慣れており、在日外国人の傍若無人な態度に対してあまりにも寛容です。

少なくとも、中国で日本領事が「習近平を斬首する」などと発言したら、即刻国外退去になるでしょうが、見せしめのために国民を動員して卵を何万個か大使館・領事館にぶつけさせたでしょう。領事自身も身の危険を感じることになったはずです。外交特権がなければ、逮捕されて収監され、10年は出てこれないでしょう。

それでも、現実的な抑止力を否定し、この国の独立を危うくし、中国の一部になりたいですか?

ジャーナリズムの本分を履き違え、不合理な政府批判を繰り返すばかりでは、この国を破滅に導くことになるのではないでしょうか。


一方、国民は、高市発言をメディアに比べてはるかに冷静に受け止めているようで、そこが救いでもあります。

〈毎日新聞11/22・23世論調査 高市発言は問題ない(50%) 問題ある(25%)〉

〈FNN11月22・23世論調査 高市首相の台湾有事答弁は適切(61%) 適切でない(36%)〉

〈読売新聞11/21〜23世論調査 高市首相の対中姿勢を評価する(56%) 評価しない(29%)〉

〈テレビ東京・日経新聞11/28〜30世論調査 高市発言は適切だ(55%) 適切だと思わない(30%)〉

上記の世論調査の結果から考察して、「高市発言を撤回すべきか?」についての世論調査が行われていないのは、「撤回すべきでない」が多数派(過半数越え)になる結果を予想して、メディアとしては、その数字を公表したくないからではないかと推測しています。


また、12月に入っても、中国の圧力にも関わらず、日本国内の高市内閣は非常に高い支持率を維持しています。11月と比べて、全体的にほぼ横ばいで、FNN・読売・毎日のように就任以来最高値を示している調査もあります。メディアによる連日の内閣批判報道が続いていますが、それが逆効果になって、国民の高市政権を支えたい気持ちが強くなっているというか、中国の傍若無人な姿勢とメディアの偏向した報道姿勢に反感とフラストレーションを感じている国民が高市政権のサポートにまわっているように思われます。

〈FNN 世論調査 高市内閣支持率(12月20・21日)75.9%〉

〈テレ東・日経 世論調査 高市内閣支持率(12月19〜21日)75%〉

〈NNN・読売 世論調査 高市内閣支持率(12月19〜21日)73%〉(11月/72%)

〈朝日新聞 世論調査 高市内閣支持率(12月20・21日)68%〉(11月/69%)

〈毎日新聞 世論調査 高市内閣支持率(12月20・21日)67%〉(11月/65%)

〈共同通信 世論調査 高市内閣支持率 67.5%(調査日不明)〉