6月21日から、イタリアでは高校卒業の国家試験・maturità (マトゥリタ)が始まった。
536.008 人の学生が受験。そのうち521.015人が現役高校生で、14.993人が外部受験。外部とはなんらかの理由で高校に通わず、自宅なり、ある機関で補修し、受験する者のことを言うが、学生たちの中には曾祖母くらいに当たる90歳の女性もいたと言うではないか!
我が家の次男もMaturita受験者。我が家3人目、3回目。ここまで来れたということは、試験中相当なことをしない限り、脱落、ということはないが、それでも無事終わって欲しいと思う。そして、全くわかっているのか?いないのか?気遣っているのか?いないのか?の夫に親としてしっかりしてくれ~!今回は最後なんだから!と思うのだ。
話はずれたが、試験初日は、高校の専攻学科に関係なくイタリアの国語にあたるイタリア語の筆記。そして、翌日専門学科の筆記と口頭の3日に渡る。口頭試験に関しては、一日に受験する生徒数が決まっているので、順番待ち。(次男はくじ引きでクラスで最後になってしまったようで2週間間が空く。)
ちなみに、このマトゥリタの結果に、高校在学中 の成績や勉学態度も加味した内申点と併せて評 価され、内申点 25点、筆記試験 45点(15点x 3)、口頭試問 30点の計100満点で60点をクリ アしないと、卒業証書、大学への入学資格を入手することができない。
イタリアでは、小学生の頃から、口述試験が多い。ただ暗記するのではなく、自分の頭で考えそれを理論立てて、それを言葉に出すことで、理解が増すのであろう。筆記は、言語、表現、論理的議論の側面の理解と、批判的な考察が重要で、またその構成力が求められる。
初日イタリア語では、イタリア人作家によるテキストの分析または小論文、並びに現代におけるトピックなど7種類のうちから選択し、制限時間6時間でまとめる。前述したとおり、試験中、カンニングはもちろん、携帯電話が鳴ろうものならその場で試験終了となるが、ほぼほぼ不合格になるということは少ないというが、それでもこの点数は、大学受験をするものにとっては重要になる。(我が家の場合は、卒業さえできれば万々歳だが!)
翌日は、次男は機械に関する筆記試験。図面を書いたり、計算などもあるようだが、とにかく制限時間は8時間。非常に長いので、お弁当持ち込み可というイタリアならではの、試験。
試験前日はもちろん、当日もスケートボードに出かけていた次男。とにかく怪我だけは気を付けて欲しい。(骨折中の私が言うのもおこがましいというか、説得力ないのだが…苦笑)

