三八五グループとは八戸に本社を置き、八戸では知らない人はいないという地場企業。元々は運送・物流系の会社で、「385引越センター」が一番有名だろうか。
他に、三八五タクシー、三八五バスなどもあるが、この三八五観光は旅行会社であると同時に、八戸空港のJALの地上業務を請け負っている、八戸地区JAL総代理店だ。
マリサポならANAで…といきたいところだが、残念ながら八戸空港にはJALしか飛んでないので今回もJALで。
だけど、これで安心して横浜に行ける!

しかし、いま航空券ってこんなカタチのになったんだなぁ。
もぎ取り式から、いまやQRコードをかざすのが標準なんだよな。
385観光をあとに、三沢に車を置いて十和田観光電鉄の七百工場でのイベントへ。
十和田観光電鉄といえば、駅そばがおいしいとのこと。三沢店と十和田市店があり、人気はまっぷたつに分かれるそうな。
基本的に十鉄の電車は東急からのお下がり。
目蒲線や池上線を走ったお下がりが、こんなところに来ている。



工場には昔の車両や機関車が展示されており、また駅舎では写真展も行われていた。
「観光」とつく通り、かつては三沢から十和田市まで十鉄電車で、そこから十鉄バスに乗り継いで十和田湖に向かうのがスジなのだが、道が良くなったからかアクセス駅は十和田市よりも八戸や青森にコンバートされ、いまや十和田市から十和田湖へのバスは1日1本のみである。「観光電鉄」の役目はほとんどなくなってしまった。
で、なにを血迷ったのか、マリノスのユニを着てたら、以前マリノスにいた武藤コーチの後輩の方が十鉄にいた。いま調べてわかったんだが、武藤コーチは十和田の三本木高校出身かぁ。
ちなみに、十和田市はかつて三本木市と呼ばれており、今でも「三本木」の名はそこかしこに残されている。
工場でのイベントを楽しんだあと、電車で三沢へ戻り、古牧温泉「青森屋」へ。
温泉宿は数あれど、八戸に来る人にはこの宿をおすすめしたい。
まぁ、八戸ってあんまりいいホテルないんだよなぁ。
青森屋はかつて「古牧グランドホテル」と呼ばれていたものを改装し、青森を体感できる宿として「青森屋」となった。郷土料理はもちろん、青森のねぶた、弘前のねぷた、そして八戸の三社大祭を一度に体感できる。
日帰り入浴なら、通常は1200円なのだが、食事つきのプランがおすすめ。食事は「十和田バラ焼きセット」か「八戸ラーメンセット」のどちらかが選べて、入浴とセットで…なんと1200円!というわけで、自分は古牧温泉に来るときはいつもこれです。
こんなことを書いてると、「ヴァンラーレ八戸が早くJ1に上がってくれないかな?」とか思う人がいるかもしれませんね。八食センターにマリサポが押し寄せる日も、いつか来るのかな?
ちなみに温泉は内風呂も素晴らしいのですが、やっぱり露天風呂です。
ここの露天風呂は庭園の池の中にあり、秋には紅葉が、そして冬は雪見の露天風呂!
実は、八戸に来るなら冬がおすすめです。魚がおいしいのも冬ですからね!そうだ、ぼちぼちスタッドレス予約しないと。八戸ではこれがないとマジ死にます。
で、今日は南部バスのイベントがあったので行ってきた。
南部バスは、ウィラートラベルと提携し、東京~盛岡・八戸・三沢間にツアーバスを走らせます。私鉄系のバス会社がツアーバスにバスを出す例はあまりなくて、本件はバス業界に大きな波紋をもたらしました。



試乗用は本来東京~名古屋・大阪ルートで運用されているウィラーのエアロキング、展示用は件の東京~盛岡・八戸・三沢ルートで運用されているウィラーのガーラとセレガです。
ガーラは前が3人掛け、後ろが4人掛けですが、ともにフードつきで、隣が気になりません。でも、シートの座り心地はセレガのほうがいいです(多少古いですが)。ちなみにセレガはかつて八戸~東京間の路線高速バス「シリウス」で運用されていたものです。
でも、結局自分は飛行機を選んでしまうんだなぁ。バスは見て楽しむものなのかも。




























