連日報道されている、新型コロナウィルスによる肺炎の感染騒動が大きく取り上げられるのは、国民の健康や安心した生活を脅かす事態ですから当然ですが、タレントや俳優たちのゴシップネタや、国会の事前通知した質問に役人が作成した文書を大臣という名の発言者が読むだけのつまらない答弁をだらだら見聞きするTV中継を公共放送が流す価値があるとは思えません。
どうせ中継するなら、TV中継していない、本会議前の小委員会などを放送しないとね。
(一部はネット中継で観られます)
これは地方議会も同じですが、目の当たりにすると結構がっかりする事も多いですよ。
そんなだから、一般人がネットなどメディアで見聞きすれば情報集は出来ちゃうような地方自治体や海外の取組みも、慰安旅行か観光地巡りの様に“視察”という名目で公費を使って一応情報収集して政治に活かします!などと云うのでしょう。
メディアではあまり大きく取り上げていないのが残念ですが、昨年来続けているかんぽ生命の違法・不正契約の社内調査報告では、その違法・不正契約件数は2020年1月時点で22万件を超えるとの事。
通常、違法行為が発覚すれば処罰が下されるのは当然ですし、金融庁なり検察なり外部の調査が入るのが当然だと思いますが、そこは元公社だからなのか、総務省などの天下り先として”ずぶずぶ”の関係だからなのかは分かりませんが、判っているだけで22万件以上の契約で不適切または利益を損ねるような契約を交わしていたのですから、もっと厳しい目で見ても良いのでは?
私の知る限りですが、昔の簡易保険時代から、高齢者が子どもや孫名義で積み立て型の学資保険や養老保険に加入するケースはよく見かけていました。
特に養老保険や学資保険など貯蓄性が高い保険の予定利率(実質利回り)が高かった頃は、満期を迎えた積立定期預金を、そのまま郵便局の預入してしまうと限度額を超えてしまう為、そんな現金資産を持つ高齢者には、自分だけでなく子どもや孫名義の通帳を作成(架空名義もあったようですが)して、保険料(掛け金)を引き落とす口座として簡易保険に加入、それを貯金代わりの資産運用になるからと勧めていたようです。
でなければ、民間の銀行や証券会社などに資金が流出してしまいますから、それを防止する策だったのでしょうかね・・・
現在は、金融機関の通帳発行に関して身分証明の提示や複数枚の通帳発行の禁止など、以前に比べると預金通帳の発行も随分厳格化されていますから、そういうことはないと思いますが。
不正・不法・不適切な契約の中身も、1人の契約者が5件以上の複数契約を交わしていて、短期間で別の契約に乗り換えているなど、どう見ても契約者の利益を損ねている契約も多数発覚しています。
年賀状同様、ノルマ達成の為に、自分や家族・親戚だけでなく、顧客の契約も成績の為に利用していたとしか思えません(個人的な見解です)
その中には、高齢者が契約乗り換え等をすると不利益になる事を十分説明をしないまま契約を交わしていたとか、最悪なケースでは、今までの契約を解約して新たに契約をしようとしたら、健康状態などを理由に(詳細は分かりませんが)引き受け謝絶という新たに契約が出来なくなる無保険状態になっている事例が4,000件もあったという事です。
高齢者ですから、若い人以上に保険の保障がない空白期間に入院・手術または死亡してしまう事も十分に起こりえるのですから、それを考えると怖いですね。
詳しくはかんぽ生命のWEBサイト「業務改善計画について」を参照ください。
https://www.jp-life.japanpost.jp/information/press/2020/abt_prs_id001507.html
かつては大手生命保険会社でも違法・不適切契約が大量に発覚、保険業界全体が一斉に調査公表した上で業務改善をした経緯があったのですが、かんぽ生命はその時、対岸の火事位にしか思わなかったのでしょうか。
それとも、保険会社の監督官庁が財務省金融庁だったのと違い、そもそもの監督官庁が総務省だったから対応が遅れたのでしょうか。
今は共済も金融庁管轄ですが、生命共済などの事業を行う共済組合も、JA共済(農協)は農水省、全労済(労働金庫)とコープ共済(生協)は厚生労働省が本業とともに管轄する許認可事業でした。
それ故、監督官庁が共済事業だけ金融庁に権限を移管する際には、様々な省庁の抵抗もあったようです。
中央省庁のトップは政治家の大臣でも、実際にはコロコロと大臣が辞任しようが、行政組織が機能しているのは、事務次官以下の行政が機能しているからでしょう。
同様に、いくら社長が変わっても、代表権のある実権を持つ副社長などの役員が、総務省の天下り先として既定路線を続けている間は、元公社という中央省庁と同じような組織構造ですから、かんぽ生命の業務改善なんて遠い未来になるのかも知れませんよ・・・もちろん個人的な見解ですけど。


