連日のように、メディアでは中国の武漢市から感染者の報告が始まった新型コロナウィルスによる肺炎の患者数・死亡者数増加が各地に広がっていく様子が報じられていますが、具体的な治療法が見つかっていないのですから、まずは正確な情報を正しく知ると同時に、どうしたら感染しない、またはしにくくなるのかも知る必要があります。
とはいえ少ない情報の中で自己防衛策として出来る事と言えば、風邪やインフルエンザ・ノロウィルス等に対する予防策と同じような事位しかありません。
まずは基本の手洗い・うがい、それに加えてしっかり睡眠、適度な食事といった体調管理、必要以上に人混みを歩かないといった配慮も重要です。
マスク装着に関しては、鼻水・鼻づまりにより口呼吸になっている人や、咳やくしゃみ鼻を頻繁にかむなどで、のどや鼻の粘膜が炎症で傷ついている場合、その乾燥防止としては効果的です。
目・鼻・口など粘膜やその傷口からはウィルスが侵入しやすい状態となるので、20分程度で侵入するとも云われています。
また、自分が罹患していてくしゃみや咳をした際、もしマスクをせずに手で覆ったりしたら、飛沫から手に付着したウィルスが、電車やバス建物のドア・手すり・つり革といったところに付着して第三者に感染させる可能性もありますから、そういった配慮としては良いでしょう。
特に患者と接する機会の多い医療従事者は勿論、不特定多数の人と接触する可能性が高い公共施設や学校・幼稚園・保育園などの従事者が感染した場合、人から人へと爆発的に感染者が増える可能性があるので心配ですね。
ウィルスの侵入は通常の市販マスクだけでは防護出来ませんし。
むしろ、マスクをしなくても口呼吸していないのであれば、のど飴を舐めているだけである程度の効果はあるのです。
なぜなら、唾液には乾燥予防だけでなく、ウィルスや雑菌などの侵入を防ぐ抗菌作用等の成分が含まれているからです。
唾液分泌に関しては、厚労省のWEBサイト「e-ヘルスネット」を参照してみては?
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-004.html
アルコールが新型コロナウィルスに効果がるとの情報がありますが、家に持ち込まないという意味では、帰宅後のアルコール除菌は効果があるのでしょう。
ところが、出かけた先など外出中にこまめにアルコール除菌(アルコール成分入りのうがい薬・マウスウォッシュも同様)をすると、通常皮膚や粘膜にウィルスやばい菌の付着からバリアーの様に守ってくれている良性の菌である常在菌まで払しょくして無菌状態になる事で、かえって付着・感染リスクを高めてしまいますので、アルコール成分のある薬剤使用には注意が必要です。
業務で車を運転する人は、アルコール成分入りのマウスウォッシュは避けましょう。
というのも、酒気帯び運転の様にアルコール反応が出ますよ。
もし口をさっぱりしたいというならノンアルコールを選ぶか、うがいだけなら塩素成分が殺菌効果となる水道水でもある程度効果はあるのです。
水道水による予防効果の検証に関しては、京都大学環境安全保健機構健康科学センターのWEBサイトを参照して下さい。
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/organization-staff/research/doctoral_course/r-116/
私の知る人の中でも、潔癖症の人やその家族の方が、ちょこちょこ体調不良で風邪や下痢などを発症しているように感じますが、これも常在菌まで滅菌しているからなのかな?と感覚的には思っています。
ここ最近は、小春日和で日中はマフラーや手袋が邪魔になるくらい暖かで穏やかな日もあれば、翌日は天気が急変し気温は急降下、首都圏でも最高気温が10℃を下回る日があるなど、気温の変化に体が適応できず体調を崩しがちです。
そんな体調不良により免疫力・抵抗力が低下しているところに、ここぞとばかりに侵入してくるのが、風邪やインフルエンザ、ノロやロタなどのウィルスです。
学校・職場などでの集団感染も目立ってきましたが、演劇や音楽コンサート等の演者やスタッフがインフルエンザに感染した事から公演の中止や延期も起きています。
体調不良や免疫力低下がウィルスなどを引き寄せる事になりかねませんから、日頃の基本的な習慣で、周囲の人も含めて健康管理には気を付けたいですね。