明日は成人の日。
わが家の長男も成人式を迎えるのですが、なんせ男なので、スーツなどを揃える位で特にこれといってやる事もありませんが・・・
そんな成人式を迎える20歳の皆さんの中には、すでに就職して職場などで生命保険や医療保険の勧誘を受けた人も多いでしょう。
死亡・後遺障害・入院・手術・がんや脳卒中といった健康上のトラブルが起きてしまった際の事を考え、金銭的なリスクを少額な保険料(掛け金)で転嫁する事が可能な保険を利用しようと考えるきっかけ、いわゆる加入動機が、結婚・出産・就職・家の購入といった人生におけるイベント時に増えるという事をよく理解しているので、ここぞとばかりに勧誘してくるのです。
一般的に加入時年齢が高くなればその分保険料も高くなるので、保険外交員や代理店が生年月日を知りたがるのも理由の一つですし、キャンペーンなどで景品を配るのも、豪華賞品が当たるなどと云って、応募時に住所・氏名・生年月日・性別・職業・家族構成等を聞き出すのも、そのアンケートで提供された情報から、リスクを類推して保障内容や保障額を見積もるのです。
これに資産状況などが加われば完璧でしょう。
社会人になり成人したからといっても、保険に加入する必要があるとは限りません。
むしろ子どもを持つ親の方は、学資など子育て費用の負担が軽くなる分、保障額を減らしても良いくらいです。
個人的には、若くして親を養っているような家族の大黒柱となっているならともかく、独身で扶養義務者も居ないうちは、生命保険や医療保険に加入するにしても、ケガや病気により収入が減った、または無くなった時や、医療費の負担リスクを出来るだけ少なくする為に、死亡保障ではなく、ケガや病気の入院・手術保障をカバーする医療保険などだけでも良いのでは?
ただし、自動車ローンなど、もしも本人が死亡した場合に、遺族に借金(負債)が残るような短期・中期の借金残高がある場合には、借金を相殺できる程度の死亡保障保険に加入しても良いでしょうけど。
わが家の子どもが大学を卒業して独り立ちしたら、毎年新車のファミリーカー1台分程度の金銭負担が無くなるのですから、その分保障額は減額して、余裕資金を預貯金・投資・レジャー等に回しますけど・・・
私が以前保険代理店として保険に携わっていた頃良く言われていたのが、
「貯金は三角、保険は四角」
月々コツコツと積立てて残高を増やす銀行等の預貯金は、残高が増えていく形をグラフにすると、階段を上がる様に右肩上がりの三角形になります。
月々10万円ずつ積み立てをすれば、1年後に120万円、10年で1,200万円+利息となります。
今のご時世、超低金利なので利息は見込めない上、利息に源泉分離課税が適用され20%は控除されてしまいます。
もし10年積立を継続していって実質10%、120万円の利息があったとしても、24万円差し引かれて手取りは96万円になってしまいます。
一方、契約手続きをして保障期間が始まれば、それまでに支払った保険料(掛け金)や経過日数に関係なく、契約時に約束した死亡保険金額が受け取れる死亡保障保険や生命共済なら、契約開始からずっと同額が保障されるので、これをグラフにすると満期までずっと同額の四角形となります。
こちらは預貯金程の金銭的負担はない上、支払った保険料は所得控除という税金面の優遇措置がるので条件や上限額はあるものの実質負担額は軽減されます。
もっとも、契約時から満期又は解約時までずっと同じ保険金額(保障額)の場合はこれに当てはまりますが、保険の種類によっては、契約期間に応じて右肩上がりの階段上に保障が増えていく逓増型、満期までの期間に少しずつ保険金額が減っていく下り階段のような逓減型、金利や為替、運用実績などで保障額や満期金が変動する変動金利型があります。
これを実績でグラフにすると、株式相場みたいにギザギザになるのでしょう。
生命保険もグラフの様に形にすると分かりやすくなるので、生命保険の営業担当や保険外交員と呼ばれる営業職員が持ってくる、保障内容と保険料を記載した提案書では色分けするなどして見やすくしているのでしょう。
もし、過去の保険契約時に受け取った提案書を保険していたら、ご自身で方眼紙等に死亡保障金額と同じ比率で書いてみると、提案書との違いが大きくてびっくりする事も珍しくないのです。
貯蓄性の高い終身死亡保障の比率が実際より厚くなっていて、反対に10年・15年といった一定期間が経過すると保障が終了する、または自動更新で更新時の年齢で保険料を再計算する、掛捨ての定期保険を同比率にせず見せないようにしている保険会社も少なくありませんから、自分が契約時にイメージしていた保障と違っているなんていう事も珍しくないのです。
もっとも、保険好きで生命保険・共済を合わせると、国民の80%以上が加入していると云われている日本。
さて、あなたの加入している生命保険はどんな形ですか?
生命保険は、死亡時またはケガや病気による入院・手術といった経済リスクを軽減する手段の一つですから、ご自身や家族のリスクを見極めると必要な保障も見えてきます。
保険を見直すというのは、新しい保険に加入する事では無く、まずは現在・将来のリスクをしっかり把握、どこまで保険にリスク転嫁するかを見極めてからですよ。
2020年が始まりました。
年初ですから、今年の抱負といきたいところですが、SDGs2030年のゴールに向けてあと11年で日本が出来る事、達成しなければならない事を考えると、行政のように、調査草案から予算化・議会採択・実行と、始めるまでに概ね3年かかるようなスピード感では、11年後の達成に間に合わないのでは?と思うと、愚痴っぽくなりますね。
予算措置も含め周知・広報政策は始まっていますが、環境分野以外ではまだ始まったばかり。
教育分野でもやっと授業に取り入れられるようになった位ですから。
SDGs2030アジェンダは、2030年までに国連で採択された具体的な数値を含む17の目標(169の具体的なターゲット)を設定していますが、これらは2030年までに達成すれば良いというより、2030年には当たり前となっている世界(社会)が目標ですから、既に達成していてもおかしくないような分野も多数含まれています。
参考:国連広報センターWEBサイト“SDGsとは?”
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/
例えば、1番目の目標である貧困をなくそう、とするなら何をすればよいか・・・
お金を渡せば一時的には解決しても、それを持続させる為には経済的な保証が必要です。
誰がどれだけの経済支援を、自国ならまだしも他の国や地域に継続的に続ける事は難しいでしょう
それより、収入を得る手段や環境づくりの手助けをした方が持続的な支援になるでしょう。
貧困地域では、水を運ぶために学校に行けない子ども達や。干ばつにより農作物が育てられない土地に住んでいる人たちに井戸や用水路があれば、農作物などを作って食べるだけでなく、それを販売して収入を得る事も可能になりますし、水や収入に余裕が出来れば子ども達は学校に通えるようになるでしょう。
国や地域による差異はあっても、貧困を解消又は改善するだけで教育や健康にまで大きな影響があるのです。
GOAL1の貧困の解消が達成するだけで、GOAL2の飢餓を無くす、GOAL3の健康、GOAL4の教育、GOAL8の働きがいや経済成長。GOAL11の住み続けられるまちづくりなども達成する可能性があるのです。
それゆえ、なるべく早い段階で達成する項目(GOAL)が増えていく方が、未達成の項目を減らしていく事にもつながるのです。
2019年6月時点で日本の達成状況は15位。
掛け声や広報だけで実行しなければね・・・
参考資料:サステナブル・ブランドジャパン
世界のSDGs達成度ランキング
https://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1193050_1501.html
SDGsの今とこれからが見える体験型イベント「エコメッセ2020inちば」
11月1日幕張メッセで開催です。






