20歳で法的には大人とはいえ、まだ親に養われている学生も多い事でしょう。
いくつになっても我が子は我が子。
それが当たり前のように社会では大きな影響を及ぼしています。
親から見れば、成人でも未成年でも子どもは子ども、親も年齢に関係なく親ですが、家族に犯罪を起こした人がいた場合、家族は犯罪加害者と同様かそれ以上に、社会から非難や誹謗中傷という制裁を受けてしまう可能性があります。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い・・・江戸時代など武家社会にあった一族郎党御家断絶みたいに
家族親族にまで共同責任を負わす慣習が、今の時代にもどこか残っているのでしょうか。
法的責任は事故や事件の加害責任を当事者が負うにしても、道義的責任は犯罪加害者・
被害者といった当事者間だけでなく、全く関係のない第三者までが正義をかざして何かしらの行為に及ぶのまではどうにも防ぎようがありません。
現在(令和2年1月)放送中のTVドラマでも、殺人事件を犯した少年の加害者家族が、様々な社会的制裁を受けてきた様子が描かれていますが、成人しても法的責任とは関係なく、それ以上の社会的・道義的責任や制裁を、犯罪加害者の家族親族が負う羽目になる可能性があるという事は留意して欲しいですね。
また、商取引などでも成人になると様々な契約行為が自己責任で行えるようになります。
という事は、それだけ大きなリスクを負いますから、高額商品の購入や割賦契約(分割ローン)等を利用する際には注意が必要です。
契約内容によっては請負契約の様にクーリングオフが効かない、つまり一旦契約してしまえば契約の取り消しやキャンセルによる代金の払戻しが難しい契約もあるからです。
気軽に署名押印しただけで、多大な責任や金銭リスクが生じる事も珍しくないので、何事も慎重に。
特に連帯保証人に関しては、契約した当事者より連帯保証人の方が債務返済に関しては取り立てが厳しいですからね・・・もし、保証人を頼まれたとしても、知人の云う事だからと信用してすぐに署名などせず、公的機関や弁護士などに相談する事も考えた方が良いでしょう。
相談は市町村によって法律無料相談窓口を開設していたり(曜日や日時指定、予約制の場合もあり)各都道府県にある弁護士会で無料相談(30分程度)も受け付けていたりします。
また、法テラスでも各種相談窓口を紹介してくれます。
日本弁護士連合会(日弁連)
https://www.nichibenren.or.jp/index.html
法テラス
大人になったからといっても、なんでも自分だけで責任が取れて解決ができる訳ではありませんから。





