先日長女に孫吉2号が生まれてから、突然一家で初めての里帰りしてきました
孫吉2号はこの1ヶ月半の間に驚く程丸々していて、驚いたのですが
それよりも
とにかく、泣く!
やたらと飲む!
寝ない!
婿殿と娘は毎日大変だと言うことを改めて知りました
さてそのお泊りの夜
いつものように婿殿と、娘と3人で飲んでおりました(飲んでいるのは私と婿殿)
突然婿殿が「孫吉2号が生まれて、救われたんです」と溢したのです。
「え?」(どうした?婿殿?)
「ここまでの4年間。。他人は簡単に、孫吉1号君は、少しだけミルクを飲んだらすぐ寝るから、手が掛からなくて良いね」
とか「楽でいいね」とか言われ続けてきたけれど
それが僕にはとても辛かった
孫吉2号が生まれて、改めて1号がどんなに良い子で、僕たち初心者の親にとってこの1号がありがたい子供なのかを改めて感じたんです。
でもドクターにお兄ちゃんの病気は無いですと言われた時号泣してしまった。
これからやんちゃな2号を1号はきっと見守っていくと思う」
と・・・いう様な話を、しみじみし始めました。
娘曰く
「この人2号が生まれた瞬間からずっと延々泣いていたのびっくりしたわー」と冗談交じりに言ってましたが。
わたしには彼の気持ちが痛いほどわかりました
そう、孫吉1号が生まれてから、私たちを励まし続けて明るく対応してくれていた婿殿は、婿殿なりに、とても悩んでいた。
娘が2号を身ごもった時(本当は3号なのです、間に一人流産していて)、ダウン症の出生前検査の話になったのですが
「僕たちはそんな検査はしないと決めています。生まれてくる子供は僕たちを選んでくるのだからどんな子供でも僕たちの子供だから」と言っていました。
婿殿も苦悩があったのにね。
娘も口には出しませんでしたが正直きっと不安はあった事だろうと思っています
恥ずかしいけど、3人も子育てして、保育士歴も長いばぁばも、不安はあったし
2号が生まれてから、やっとダウン症の子供と健常児の違いを、実感している様な状態です。
(凄い寝相の孫吉1号)
現在の孫吉1号は2号のことを「弟」と認識しているのかはまだ定かではないけれど
大切な家族だと感じていることは確かです。
そして孫吉2号の頭を撫でるとき、
信じられないくらい優しくなでている姿は孫吉1号のその優しさが
動かす手に現れているの。
ばぁばは。。
守りたい気持ちが益々大きくなるよ
孫吉1号とはダウン症の私の大切な孫です。
ダウン症の孫吉、愛しい存在 私の初孫はダウン症で生まれてきました
ダウン症の孫吉の生まれた日 過酷なスケジュールの中母に頼らず一人で産前の生活を乗り越えた娘は無事安産で孫吉を出産したのです
ダウン症かもしれないと言われた日。出産の翌日婿殿から電話がかかってきて何かが有ったと思い慌てて病院に行きました。
ダウン症の孫の記憶を辿りながら書いています。普通なら一週間で子供と退院するのですが4日で娘は一人帰ってきました。
ダウン症の孫吉と健常児の孫吉2号を比べるわけでは無いけれど違いは有って当たり前
孫吉を連れた病院の待合で泣きそうになったばぁば
ではまた!