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​アラカン真っ只中 もりべちさこです。
3人の子供は巣立ち旦那さんと2人暮らし。
隣に義母が住んでいます。
還暦を過ぎ保育士パートしています。

4年前のことなのに

記憶が飛んでいる部分があります。

 

 

ダウン症の孫愛しい存在

ダウン症の孫吉が生まれた日

ダウン症かもしれないと言われた日

 

 

 

次の日も病院に行きました。

 

病室に入ると婿殿も一緒で

「大丈夫?」としか

声を掛けられないわたし。

 

 

やはり孫吉は大きな病院にうつされた様です

 

 

心臓の動きや肺の状態が異常である

黄疸が出ている

また未熟児だという事で

保育器の中に入っているようです

 

 

娘はたった一人病院の病室に残されました

産んだ我が子を抱くことも出来ないまま

離れてしまってその上

想像もしていなかった現実があって

 

出てくるのは涙ばかりで

その涙は何の涙なのか

 

わが子を抱くことのできない寂しさか

 

子供の容態を心配してなのか?

障害を持って生まれた子供の事を

憐れんでいるのか

 

不安なのか

悲しみなのか

その全てなのか・・・

察することは出来ません。

 

 

私自身も娘の母でありながら

どうしていいのかわからない状態でした。

 

 

突然、婿殿が改めて座りなおし

「お義母さん。

孫吉は、僕とゆみと二人で大切に育てます」

とはっきりと、きっぱりと言いました。

安心はしなかったけど、この二人なら大丈夫

という確信を持ちました。

 

 

でも、また泣いていました。

 

 

その日、婿殿の母上から電話がかかってきて

「ゆみちゃんのせいではない」

と言うような言葉をかけてくれました

(と言うか本当に記憶が曖昧です)

 

 

 

娘はきっと自分を責めていたと思います。

 

もともと口数の少ない娘なので

わたしもまともな励ましも出来ず

ただ、頷いてばかりでした。

 

 

娘の気持ちを想像すると

今でも苦しくなります。

 

 

 

 

そして出産してから4日目に

たった一人で早々に退院をし

 

実家である我が家に帰ってきました。

産後里帰りという訳です。。

 

 

お産で身体が疲れているだろうに

こころも休まる事も無く

 

 

重く苦しい日々がまだ続いていました。

 

 

 

 

■ダウン症の合併症は

 

様々ありますがその時点では、

孫吉は幸いなことに

心室中隔欠損(心臓の心室中隔と

呼ばれる部分に穴があくもの)と

哺乳がうまくできないことぐらいだった

のではないかと記憶しています。

 

もしかしたら他にも有ったかもですが。

 

その心臓の穴も程なく塞がり

手術に至る事もなく現在まで

元気に育っています。

本当にありがたいです。

 

 

 

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