ATH-W10VTG(audio-technica)~大掃除で発掘 | A.V.C 64(Series181)

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大晦日に部屋の大掃除を命じられ、しぶしぶ掃除をしていたところ、普段は使わないフィルムカメラのアクセサリーやレンズなどを入れてある棚の奥から、昔買ったオーディオテクニカのヘッドホン「ATH-W10VTG」を発掘しました。
もう4~5年、あるいはもっと長い期間使っていなかったかもしれません。
我家にはペットがいるので部屋に出しておくとケーブルが噛まれてしまうおそれがあり、使用した後はいちいちしまっていたのですが、オーディオよりも鉄活動にかける時間が長くなり、いつしか全く使わなくなっておりました。
そして、今回、久々に引っ張り出してみると、イヤパッドとヘッドパッドが経年劣化によりボロボロ&ベタベタになっていました。
さすがにボロボロ&ベタベタのイヤパッドを耳に付ける気にはならなかったため、交換用のイヤパッドをネットで探してみると、現行モデル用の「HP-W1000」という型番のイヤパッドが使用可能なようでしたので、ヨドバシカメラに注文すると翌日(1月1日)には配達されて来ました。
ヘッドパッドはヨドバシカメラには在庫がなかったため、eイヤホンに注文しましたが、これも昨日(1月2日)には配達されてきました。
これによりボロボロだったヘッドホンを生き返らせることができましたが、遅ればせながら「ATH-W10VTG」についてご紹介させていただきます。
写真はイヤパッド交換後のものです。なお、ヘッドパッドは洗ったらボロボロ&ベタベタ部分が綺麗に剥離できたので交換しておりません。)
イメージ 1 イメージ 2

飛騨高山産ミズメ桜無垢材をハウジングに採用。
・ 世界初、スーパーハイクラスOFC8Nボビン巻きボイスコイルでワイドな再生帯域。
・ クラス最大級φ53mmドライバーでワイドレンジに再生。
・ 手にしっくりなじむ木製プラグ
・ グラスファイバー配合の高密度強靭バッフルで不要な共振を抑制し、クリアに再生。
・ ウイングサポート(PAT.)で無調整で頭にフィット。
・ かけ心地よい天然コラーゲン配合レザーヘッドパッド
・ 肌触りのよい天然コラーゲン配合イヤパッド
・ 圧迫感の少ないトータルイヤフィット設計。
・ しなやかなタッチのシルク100%シースの3.5mPCOCC入力コード。
・定価38,000円(税抜き)

こちらは木製プラグと劣化したイヤパッドです。
イメージ 3 イメージ 4

このヘッドホンを買ったのは、たしか1999年頃だったと思います。
それまで使っていたヘッドホンが壊れてしまったので、御茶ノ水のオーディオユニオンで(3割引だったか4割引だったか忘れましたが)安く売っていたので買いました。
今は5万円~10万円クラスのヘッドホンやイヤホンが普通に沢山売られていますが、これを買った頃はこの価格でも結構ハイグレードな製品だったと思います。
ただ、当時はオーディオテクニカのヘッドホンの評価自体がそれほど高くなかったため売れ残っていたのではないかと思われます。

イヤパッドを交換したので、久々にこのヘッドホンで音楽を聴いてみましたが、若干低域が強い気もしますがハイエンドまで伸びる高域や音の広がり感などは気持ちが良かったです。

なお、驚いたのは、今回このモデルの中古価格を調べたところ、傷だらけのボロボロの状態でも3~4万円、綺麗なものは6万円台で売られていることでした。
元箱も残っているし売ってしまおうかな。
でも、新しい製品を5万円も10万円も出して買えないのでやっぱり売るのはもったいないかな。

〔参考〕audio-technica Wシリーズの系譜
・1996:ATH-W10VTG ・1997:ATH-W10LTD ・1998:ATH-W11JPN ・1999:ATH-W100
・2000:ATH-W11R ・2001:ATH-W2002 ・2002:ATH-W1000 ・2003:ATH-L3000
・2005:ATH-W5000 ・2009:ATH-W1000X ・2011:ATH-W3000ANV ・2014:ATH-W1000Z
※メーカーのホームページはこちら

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