5/20(月)22時,太陽が黄経が[60度]に達し,占星術的には双子座」に,24節気的には「小満」になります。

(6/5(水)13:10,黄経75度:芒種入り)

(6/21(金)05:51,黄経90度:夏至&蟹座入り)

◎太陽は私達に時間をもたらし,季節を生み出す星で,私達の「土台」となる運勢を形作っていく特別な星です。

太陽は365日かけて12の星座(24節気)を旅し,そして,一ヶ月間で一つの星座(2つの節気)を移動します。

そして,一ヶ月間,一つの星座に滞在し,その星座特有の空気で世界を包み込んでいきます。

「風の星座:双子座の季節」の空気は,これまでの地の星座:牡牛座の季節とは一転し,軽やかで,自由で,スピード感に満ちたものとなるでしょう。

なので,停滞していた状況や淀んでいた関係性等が一気に動き始めるでしょう。

また,「小満」の時期の5月下旬は,太陽の光を浴び,すべてものもが成長して,ある程度の大きさになる時期で,「あらゆる生命が成長していく季節」です。

このように,太陽のもたらす季節の変化が私達に多大な影響を与えます

なので,季節に合わせて生きることで,運気もまた正しく巡っていくのです。

・・・・・・・・・・・・

私達は四季のある日本で暮らしています。
日本では,春に桜が咲き,梅雨に雨が降り,秋に紅葉が散り,そして,冬に雪が降ります。

日本には四季折々の自然のエネルギーに満ち溢れていて,私達はその自然の祝福をうけながら,日々生きています

日本人は,約150年前(1873年改暦)まで,その四季折々の美しい自然の変化を,そして,自然の中から生まれてくるこの国の美しさ24の季節に分けて見つめ,その美しさに触れてきました

私達日本人の先人達が使ってきた旧暦の中では,24の季節に沿った年中行事や風習と共に,風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に,自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性で,永遠に廻る四季の中で移ろい変わっていくものと,その変化の裏にある不変のもの(=自然や伝統の素晴らしさ)とを感じとっていたのです。

ますます季節感が失われていき、新しいものが溢れていく現代社会の中で,古くから日本にある伝統を見つめ直すことは,移ろう季節の中から不変のものを見つけ出すとと似ています。
24節気の暦を通じて,自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性を磨き(=取り戻し),伝統の素晴らしさとそれと共にある大切な文化を改めて見つめ直し,移ろう季節の中から不変のものを見つけ出しましょう♪

そして,24節季と72候を取り入れた暮らしをして,日本の豊かな精神性と同調し,霊性を高めましょう♪

 

【1】小満(しょうまん)とは?
5月20日(月)22時,二十四節気の【小満】です。
②「小満」は“期間”のことも言い,この小満の期間は 5月20日(月)~6月4日(火)16日間です。
二十四節気の「小満」とは?
①二十四節気の8番目の節気で、夏季の2番目の節気です。
・『夏』「立夏(5/5頃)⇒小満(5/21頃)⇒芒種(6/6頃)⇒夏至(6/21頃)⇒小暑(7/7頃)⇒大暑(7/23頃)」の2番目の節気になり,暦の上では,まだ夏に入ってすぐの時期で,梅雨に入る前にやってきます。
小満(二十四節気の「小満」が始まる最初の日)は…
現在広まっている[定気法]では…太陽が天文学的には「太陽黄経が[60度]になった瞬間」で,暦ではその瞬間が属する日で,この日を「小満」と呼びます。
※【恒気法】では冬至から5/12年(約152.18日)後で【5月23日頃】。
③西洋占星術では、小満を【双子座(双児宮)】の始まりとします。
※小満の頃に夜空を見上げると、双子座は西の空に見えるのですが,

都市部など高い建物が多い場所では見つけにくいでしょうが,見つけやすいのは、北斗七星を含む“大熊座”です。
春の大三角形スピカ(乙女座)」・「アルクトゥス(うしかい座)」・「デネボラ(獅子座)」も見つける事が出来るはずです。
④旧暦4月(巳の月)中(内)…現在の暦の5月下旬~6月上旬。
太陽黄経が30の倍数であるもの(春分・穀雨・小満等)を「中(気)」,そうでないもの(清明・立夏等)を「節(正節,節気)」と言い,節気から次の節気の前日までの間を一ヶ月とします。
月の区切り方を節切り、その月を節月と言います。
季語の分類も主として節切りで行われています。


「小満」の頃はどんな時期?
①季節の特徴
⑴爽やかな五月晴れもあれば,ぐずつく五月雨もあり,どちらも命を育む大切な贈り物です。
⑵小満は「太陽の光を浴びていのちが満ちる」という意味で,草木も伸び始める頃です。
野山の緑はどんどん濃くなり,植物や動物の成長が実感できるシーズンが来たことを知らせる頃です。
前年の秋に蒔いた麦に穂がつく頃で「生育が順調で良かった」と少し満足したところから,小満と呼ばれるようになったそうです。
⑶「小満」の時期の5月下旬は,太陽の光を浴び,すべてものもが成長して,ある程度の大きさになる時期で,「あらゆる生命が成長していく季節」のことです。
⑷小満は「生物の季節」の変化を示す節気で,生物の季節」とは自然界の草花,樹木,鳥類,動物類が一定の季節によって活動し,このような活動が気候の変化と密接な関係があることを指します。
そのため,その様々な活動は季節の目印となり,例えば植物の「芽がふく」「葉が出る・黄ばむ・落ちる」「花が咲く」「実を結ぶ」,動物の「冬眠,蘇る,鳴く,繁殖・育成,移動」等は,いずれも気候の変化の制約を受けるもので,これらの現象を「生物の季節」と言います。
命(陽の氣)が次第に満ち満ちて,草木が天地に生い茂る
・木々は成長し,緑の葉が生い茂り,日に日に緑が濃くなる
・麦畑がだんだん育ち,緑黄色になってくる⇒麦も収穫の時期を迎える。
が眠りから覚めて,桑の葉をもりもり食べて成長する。
・虫たちが躍動し始める。
・紅花が一面に咲きほこる。
・山野の植物が花を咲かせて「実を結ぶ」。
・水田に米の苗を植え始める。
・気温も湿度も高くなり,少し動くと汗ばむ頃。
⑸このように,とても前向きで,エネルギーに満ちた時期なので,世の中のすべてのものが満ち始めるということで,「小満」と言われています。
②【気候的】には…
⑴小満は「陽気盛んにして万物次第に長じて満つる」(陽気が良くなって,万物の生長する気が次第に長じて,天地に満ち始める)という意味です。
この頃は,新緑は深さを増していき,満開の花に実を付ける等様々な動植物の勢いが強くなっていることを

見て取れるようになります。
・ようやく暑さも加わり,麦の穂が育ち,山野の草木が実をつけ始め,鳥がさえずり,花々も咲き乱れ,すべての生命力が「満」ちあふれてくる時期です。
・花等も躍動する時期で,やや汗ばむような陽気と言えます。
⑵この頃は関東でも真夏日になることもありますが,本格的な梅雨を予感させる走り梅雨のシーズンでもあります。
東京・5月下旬の平年値…最高気温:23.9℃、最低気温:16.5℃
⑶梅の実がなり,西日本では,走り梅雨がみられる頃で,田植えの準備を始める頃でもあります。
(※走り梅雨とは…本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のこと。

通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。梅雨の走り」ともいいます。)
走り梅雨が見られると、春は終わりです。

こうした雨期は世界中で見られますが,日本の梅雨の場合,雨足がそれほど強くなく,長期間続くのが特徴です。
梅雨が明けた後のぐずついた天気を「残り梅雨」,梅雨が明けた後,再び梅雨のような天気に戻ってしまうことを「戻り梅雨」,返り梅雨」とも言います。)
また、「天気雨」が起こりやすいのもこの季節の特徴です。
⑷米との二毛作を行う地域では,梅雨入り前のこの時期は麦の収穫に大忙しです。
⑸本州に比べて梅雨の時期が早い【沖縄】では、古くから、次の節気と合わせた約30日間の【小満芒種(すーまんぼーすー)】という語が「梅雨」の意味で使われます。
【梅雨入りと梅雨明け・沖縄】平年の入り:5/9頃~明け:6/23頃…沖縄の梅雨入り時期は、小満より少し早めです。
※東日本編…関東から東では、小満から芒種までの梅雨入り前(5月下旬~6月中旬)が一年で最も過ごしやすい季節で、薄暑(うっすらと汗をかく)の時期で,5月の南風「薫風」と併せて,入梅前の過ごしやすい季節の例えです。 
③江戸時代に太玄斎(常陸宍戸藩の第5代藩主:松平頼救)が記した暦の解説書『暦便覧』には「万物(ばんぶつ)盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されていて,「すべてのものが勢いづき,草木が生い茂る頃」という意味です。
㈠「盈満」は,「物事が満ち溢れること。また,そのさま」で,「陽気がよくなり,草木などの生物が次第に生長して生い茂る」という意味です。
つまりは,万物(全てのもの〈命〉)が次第に成長して,一定の大きさに達して来て,天地に満ち始め,燦々と輝きを放つ頃を表した言葉です。
㈡陽気が良くなって,万物の成長する「気」が次第に長じて,天地に満ち始めることから小満といわれています。
㈢秋に蒔いた麦の種などが,ちょうど穂をつける時期で、
㊀麦はすでに実を結んで粒は入っているが,まだ成熟していない。あと少しで満になる状態の時期の為,小満と名付けられました。
㊁(今も昔も、農作物の収穫の有無は生死に関わる問題だったので)穂が出始めた麦を見て,胸をなで下ろし,「よかった!今年も無事に、順調に育っている」と,ほっと一安心した(「少し満足して」喜んだ)のが,小満の語源とも言われています。
⑤梅雨の初め頃にかかるため、室内は少し湿気気味なので、湿気対策を…
⑴水まわり以外で,住まいの中で湿気が溜まりやすいのは押入です。
特に、毎晩使っている布団をしまっている場合は、就寝中にかいた汗が布団に吸収されているのでなおさらです。
その押入の湿気対策に有効なのは、スノコ

スノコを敷いて、押入の中を風が通るようにしましょう♪
晴れた日には押入の襖を左右を少しずつ開けて,風を通しましょう
雨樋が詰まったり,破損したりして,途中から雨が漏っていないか,雨の日にチェックしましょう♪
⑥風水的には,自分の頑張りを振り返り,成長過程を確認・反省する時期です。
これまでいろいろと頑張ってきた人,行動してきた人は,ここで少し立ち止まって振り返ってみると,自分が成長したことを感じることができるでしょう。
逆に「成長が感じられない」「そもそも行動が足りてなかった」と思ったなら,反省して,ここから改めて仕切り直すべき時です。
反省は成長を促しますので,やる気を出して頑張れば,収穫につなげていくことができます。
昨秋に蒔いた麦はこの季節にはたわわに実りますし,「麦は踏まれて強くなる」と言われます。
人間もその気持ちで,逆境をバネ強みに変えていけると,ものすごく成長するという時期でもあります。
⑦小満が過ぎれば、次に訪れるのは,しっとりとした梅雨で,そして,その次は暑い夏です。
それまでのつかの間,一年で最も気持ちのいい今,いつもより少し長く歩いたり,空を見上げてみたり,道端の草木に目を向けてみましょう♪
普段,つい忘れてしまいがちな自然の息吹に耳を傾けてみましょう♪
ただただ太陽に向かって伸びる,生き生きとした生命の美しさに,きっと元気を頂くことができるはずです。


「小満」七十二候
二十四節気をさらに5日毎の3つ(初候・次候・末候)に分けて,それぞれに(気象や動植物を表す)季節の変化を知らせる言葉を当て、一年を72の候に分けたものを七十二候と呼びます。
これも元々古代中国で考案されたものですが、長い歴史の中で,何度も変更され,日本では日本の風土に合ったように変えられ,
これらも農作業の目安として暦に書き込まれていきました。 
二十四節気よりも細かい期間の季節によって姿を変える自然の姿を,より解り易い言葉を用いて,それらを候と呼ぶのですが,小満の間には下記のように移り変わります。
日本の七十二候は…「蚕が桑の葉をたくさん食べ始め,紅花が盛んに咲きほこり,麦が熟し,金色の穂をたっぷりとつける時節」という意味です。
中国の七十二候は…「苦菜秀靡草枯麦秋至(くさいしょうじびそうかればくしゅういたる)」で,「にがなは生じ,春に咲いたナズナは枯れ,麦秋即ち厳冬を雪の下で耐え過ごしてきた麦が穂をつけて,収穫が近くなって来ている」という意味です。


22候[初侯]…5/20頃~24…「(かいこ)(おこって〈おきて〉)食桑(くわを くらう〈はむ〉)
⑴意味…(孵化した)蚕が桑の葉を盛んに(たくさん)食べ始め,成長する頃。この季節は、桑の葉もまた摘み頃でした。
⑴蚕(大きな毛虫)はこの時期桑の葉をもりもり食べて繭(まゆ)を作り、この繭がやがて絹(シルク)になります。
㈠絹の手触りは他の繊維とは全く違い,ツルツルしていて,皺にならず,それでいて化学繊維の安っぽさが全くなく,上品,上質な絹糸を使った服は,肌に優しいだけでなく,通気性吸湿性に優れています。
気温と湿度が高くなってくるこの時期にはピッタリな素材です。
㈡カイコガという蛾の毛虫から吐き出されたものから,初めて絹を作り出したのは古代中国人です。
絹が「シルクロード」という中国と中東やヨーロッパを結ぶ道を作り出しました。
㈢絹の製法が日本に伝わったのは弥生時代と言われていて、絹織物は卑弥呼の時代には作られていたといいます。
絹糸の生産が盛んになると共に、専業の養蚕農家も出てきたほどですが、元々は農家の副業として行われていました。
繭は、農家にとって重要な収入源で人々の暮らしを支えていた為、

おかいこさま」と敬称をつけて呼ぶ地方もありました。
⑵パウダー状にして、化粧品や食品に使われていたり、絹糸は医療用道具としても活用されてます。

⑶蚕は大きな音をたて、猛烈な勢いで、桑の葉を食べ、1日3回の食事をし、急激に成長した蚕は数回の脱皮を繰り返した後、口からシルクを出してを作り、蚕は繭の中でサナギとなり、その中でしばしの眠りにつきます。
そして、目覚めると同時に、美しい繭を破って、羽化するのです。

運命学では脱皮という現象に人間の精神的な成長との類似という大きな意味を見出します。

つまり,「真の精神的成長を遂げるには,日々をなんとなく過ごすのではなく,現在の殻を破って成長しなければならない」と考えたのです。

⑵[この時期の季語]…木の葉採り月(このはとりつき)・(きす)・空豆(そらまめ)・テントウ虫・田毎の月(たごとのつき)など。
⑶[この時期の時候の挨拶文例]「小満の候」「蚕起食桑の候

「蚕起食桑、蚕が元気に育つ季節になりました。」

「木の葉採り月の候、」「キスの旬の季節にになりました。」

「空豆の美味しい季節になりました。」

「テントウ虫が元気に動き始める季節になりました。」

「田毎の月の候、」「万物が日を浴びて輝く季節になりました。」
⑷[中国]…苦菜秀(くさい ひいず)…苦菜がよく茂る。


23候[次候]…5/25頃~30…「紅花(こうか〈べにばな〉)(さかう)
⑴[意味]…あたり一面に紅花が盛んに咲きほこる頃。
㈠紅花は古代エジプト時代から染料として利用されていました。
㈡シルクロードを経て日本に伝わり、かつて口紅などの原料として栽培されました。
㈢昔は「呉藍(くれのあい)と呼び、つまり、(中国)から来た染料という

意味で、「くれのあい」が「紅(くれない)」になったと言われています。
㈣別名を「末摘花(すえつむはな)」とも言い、『源氏物語』の登場人物の名としても有名です。
紅花を末摘花と呼ぶのは,茎の先端につく花を摘み取って染料にするからです。
花びらの水に溶ける黄色の色素と水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。

ただ、紅花が咲く時期は実際に6~7月にかけてなので、この72候でいう紅花は別の花ではないか、という説もあります。

紅花の産地の山形では花の頃は7月となっていて、紅花祭りなどもその時期に開催されます。
⑵[この時期の季語]…五月晴れ(さつきばれ)・紅花(べにばな)・車海老(くるまえび)・紫蘇(しそ)・潮干狩り(しおひがり)
⑶[この時期の時候の挨拶文例]…

「紅花栄、紅花が咲き誇る季節になりました。」

「紅花栄の候、/紅花が黄色い花を咲かせる季節になりました。」

「五月晴れのさわやかな季節になりました。」

「車海老の旬の季節、」

「五月晴れの抜けるような青空が目に染みる今日この頃、」

「潮干狩り日和の季節になりました。」
⑷[中国]…靡草死(びそう かる)…薺など田に生える草が枯れる。


24候[末候]…5/31頃~6/4…「麦秋(ばくしゅう〈むぎのあき〉)(いたる)
⑴[意味]…麦(の穂)が熟し、たっぷりと金色の穂をつける頃。

麦秋(金色に輝く、麦の収穫期)。
㈠「秋」には「穀物が実る時」(収穫期)という意味があり,「麦秋」は「麦が実る時」(麦の収穫期)という意味になります。
この時期に穂を揺らしながら、吹き渡る風を「麦嵐」「麦の秋風

といい,また,この時期に降る雨を「麦雨(ばくう)」と呼びます。
二毛作の農家では、短い秋を過ごしてもうひと仕事です。
雨の少ない季節ですが、もうすぐそこに梅雨が迫っています。
小津安二郎監督の名作映画にも『麦秋』(1951年:「紀子三部作〈『晩春』(49年)と『東京物語』(53年)」〉の一つ)があります。
年頃の娘(紀子)を持った家族が縁談を心配していたら、立て続けに結婚話が舞い込んできます。
生育の早い麦手間入らずの孝行娘のようなもので、まさに

実りを迎えた娘の複雑な思いを原節子さんが演じていました。
⑵[この時期の季語]…衣替え(ころもがえ)・枇杷(びわ)・四十雀(しじゅうから)・遍羅(べら=倍良)・麦嵐(むぎあらし)など。
⑶[この時期の時候の挨拶文例]…

「麦秋至、」「麦畑が黄金色に色づく季節になりました。」

「麦秋の候、」「麦畑が黄金色に染まる季節になりました。」

「衣替えの季節、」「麦嵐の候、」「麦の実りの季節、」

「シジュウカラの鳴き声が初夏を告げる今日この頃、」

「四十雀の鳴き声に初夏を感じる今日この頃、」

「ビワの旬の季節になりました。」
⑷[中国]…小暑至(しょうしょ いたる):ようやく暑さが加わり始める。
昔中国では、小満を三候 (⑴苦菜秀⑵靡草死⑶小暑至) に区分し、苦菜 (にがな) が山野にはびこり、なびきぐさが枯れ、暑さを感じる時期という意味です。


「小満」時候挨拶俳句季語
日本は一年を通して季節の変化が微妙で多様な非常に珍しい国です。
昔から手紙の書き出しは,季節の挨拶から始まるのが常識でした。
私達は季節の変化を敏感に感じ取り、それを生活に取り入れ、

自然と共に生きてきたのです。
では私達日本人は一年を通じて,どのように季節を受け取り,それを暮らしに生かしてきたのでしょうか?
基本になったのはこの「二十四節気」という暦で,二十四節気から生まれた季節の表現語の数千語に及ぶ俳句の季語は世界に例がありません。
また旬の味覚二十四節気と密接な関係にあり、日本独自のものです。
①「小満」は、手紙やはがきを出す際に時候の挨拶に使う言葉で、「小満の候」や「小満のみぎり」などの言葉が使われます。
小満は他の節気に比べてあまり聞き慣れない言葉である分、使う時は間違えないようにして使いたいものです。
小満の候」という言葉を使う時期は、もちろん小満の間(2020年は、5/20~6/4)になります。
手紙やはがきが届く日が5月20日よりも前なら「立夏の候」、6月4日を過ぎるなら「芒種の候」と節気の言葉が変わります。
具体的な使い方としては、下記のような挨拶文がよく使われます。

上記➌七十二候も参考にして下さい。
「小満の候、貴社においては

 ますますご興隆のこととお慶び申し上げます。」
「小満の候、皆様におかれましては

 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」
「小満を過ぎ、梅雨入り前の貴重な晴天です。」
「五月もあと数日。今年の新茶は格別に美味しく感じられます。」
「皐月の花も盛りを過ぎ山の緑も濃くなって参りました。」
「拝啓 風薫る季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。」
と文頭の時候の挨拶に入れ、後に、

相手の安否や体調などを気遣う文面を続けます。
手紙やはがきを送る相手が親しい友人であれば、このような文章

でなくてもよいかも知れませんが、会社の取引先や恩師等の場合

には、しっかりと丁寧な挨拶で始めるのが礼儀です。
③文末には、小満の候の季節柄に触れ、相手を気遣う文章で締めくくります。
結びの例文としては、「これから暑い季節へと向かいますので、ご自愛ください」などの文章があります。
④小満に関係のある季語上記➌七十二候も参考にして下さい。
小満はあまり聞きなれない言葉ですが、季語でもあります。
小満を表す季語には、農作物が実ったり、植物が生い茂る風景が描ける言葉が多いです。
麦の収穫時期である初夏が、麦にとっての秋になり、麦秋は初夏の季語になっています。
「麦の秋」「麦刈(むぎかり)」「麦打(むぎうち)」「麦扱(むぎこき)」「麦車」

「麦笛」等麦の収穫に関する言葉はみな初夏の季語になっています。
・「小満」「薄暑」「新緑」「青葉」「若葉」「薫風」「風香る」「風薫る」
「小満」や「麦」を季語にした俳句には、下記のようなものがあります。
「小満の まるき柱を 抱きをり」(柿本多映:滋賀県出身)
・小満や どの田も水を 湛へをり (小島雷法子)
・小満や 一升壜に 赤まむし (齊藤美規)
・小満の みるみる涙 湧く子かな (山西雅子)
・麦車 馬におくれて 動き出づ (芝不器男)
・髪立ちて 嵐の男 麦刈れり (平畑静塔)
・裾とほく ライ麦刈れり 浅間山 (石田波郷)
・麦刈りし 畑かさなりて 島となる (篠原梵)
・麦笛を 馬柵(ませ)に凭(もた)れて 吹きにけり (篠原鳳作)
↓◇続きは
◎②5/21~6/4=小満の旬の行事は?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12598389114.html

◎③5/21~6/4=小満の旬の食材は?

https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12598403241.html

◎④5/21~6/4=小満の旬を感じるものは?

https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12598413542.html

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 3695(Go:嬉し楽しのみろくの世界へ行こう)
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毎日毎日、本当に幸せで、ありがたい 
今起きていることは、自分に必要なこと 
感謝すべきことしか、起きていない。 
気付いて感謝、学んで感謝、成長して感謝 の繰り返しで、 
だんだん 満たされているって、すべて愛だって…。 
幸せだって 感じる 

ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう)  

【図書館カフェ ハビロード】の店主[平井克也]の著書『成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。』が2017年12月13日(ひふみの日)に,【徳間書店】から出版されています。

店主の平井は1961年12月30日生まれですが,生年月日の数字を入れ替えると,01112369(いいひふみロッカー)になります。
なので,平井はひふみ祝詞の申し子なのです。

一二三(ひふみ)とは…[限りなき神の弥栄]であるぞ、 
一(ひ)は始めなき始[ミクロ(極小)]であるぞ、ケは終りなき終り[マイクロ(極大)]であるぞ、
[神の能(はたらき)]が一二三であるぞ、始なく終なく弥栄の中今(なかいま)ぞ。

一二三は[神の息吹]であるぞ,一二三唱えよ,

神人共に一二三唱へて岩戸開けるのざぞ,

始め一二三あり,一二三は神ぞ,一二三は道ぞ, 

一二三は祓ひ清めぞ, 祓ひ清めとは弥栄ぞ,神の息ぞ,

 

「ひふみ祝詞」についての詳しい説明は下記ブログを是非ご覧下さい!
↓【1】(ひふみ祝詞➀)最強の浄化祝詞:ひふみ祝詞をマスターし,1日3回唱えよう♪
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12293466163.html
↓【2】(ひふみ祝詞➁) ひふみ祝詞の唱え方
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12534751377.html

 

 

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