新日本キックボクシング協会 -13ページ目

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

HIROYUKI(藤本ジム)
VS
MASAKING(岡山ジム)

勝者 HIROYUKI 2R2分28秒 TKO

 

 

1R、HIROYUKIのローキック連打からスタート。ローを中心に前蹴りなどを積極的出していくHIROYUKI。

MASKINGも決してだまってはおらずに、互いにチャンスがあれば、すかさずラッシュに持ち込むという気持ちが。ひしひしと感じられる攻防が続く。

そんな中、跳び膝蹴りを繰り出したMASAKINGをHIROYUKIが投げ飛ばす。さらに、HIROYUKIのワンツーがクリーンヒット! MASAKINGからダウンを奪う。

再開直後、HIROYUKIが跳び膝でMASAKINGをロープに押し込む、負けじと繰り出したMASAKINGのミドルをガードしてから、再度跳び膝で押し込み、そこからフックをクリーンヒット。

追い打ちを掛けるように強烈なストレートをいれ、MASAKINGがよろめいたところで、とどめとばかりの膝! あわやということで、1Rが終了。

2R、うってかわって静かな立ち上がり。お互い様子見のような前蹴りやローの応酬かと思いきや、一転して激しい打ち合いが始まる。

HIROYUKIがスリップするものの、ノーダメージをアピール。

ここぞとばかりに打ち込んできたMASAKINGの前蹴りをとって、ワンツーからの左ハイキックがクリーンヒット。再度、MASAKINGからダウンを奪いTKOでHIROYUKIの勝利となった。

 

SOUL IN THE RING CLIMAX第8試合 メインイベントREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級タイトルマッチ

老沼隆斗(STRUGGLE)
VS
濱田巧(team AKATUKI)

勝者 老沼隆斗 判定 3-0

50-49
50-48
50-48

 

 

1R、タイトルマッチということで、お互い気合い充分。序盤から速い動きで攻撃を出していく両者。

積極的に距離をつめて攻撃を出す濱田にたいして、チャンピオンとしての貫禄を見せ、冷静に返していく老沼。

距離がつまり、組み合って膝の応酬の中で、至近距離から肘をいれる老沼。濱田も肘で対抗しようとするが、組み合った状況での肘の攻防は老沼が一枚上手といった感じ。

綺麗にボディを決めるなど、激しくパンチを入れていくる濱田にたいして、ミドルやハイを着実に返して老沼。

1R終了時点では、10-9で老沼がポイントを取った。

2R、積極的に攻めてくる濱田に呼応するように、老沼もパンチを入れていく。2ラウンド目に入ってもお互い闘争心は衰えず、タイトルマッチらしい試合が展開される。

1ラウンドの仕返しとばかりに、肘で老沼を押し込む濱田、しかし、老沼も負けてはいない、肘で逆襲を果たす。

ボディは打たせるものの、それ以外の場所はうたせずに、しっかりと守って攻撃に対応していく老沼をバックハンドブローなどで、果敢に攻める濱田。

濱田がコーナーに老沼を追い込んで、ボディからのラッシュを狙うものの、老沼は蹴りで距離をとって脱出。

大技の応酬もあった2Rは10-10で終了。

3R、積極的に攻めてくる濱田の出鼻を抑えて、攻撃を返していく老沼。試合も中盤にさしかかり、相打ち的な攻防が増えてくる。

ボディからのラッシュで濱田が押し込むが、老沼は肘と膝をうまくつかって逃れていく。

そんな中、ついに濱田のコンビネーションが決まる! 波に乗ろうとバックハンドブローを出す濱田、そうはさえじと後ろ回しで返す老沼。

お互い当たらないものの大技の応酬が繰り広げられた中、最後には老沼の後ろ回しが当たり、見せ場の多かった3Rも、10-10のまま互角で終了。

4R、まだまだ闘志の衰えない二人。パンチで狙い続ける濱田にたいして、キックをかえしていく老沼。

ローをひたすらいれていく老沼にたいして、濱田は負けじとハイを出すが空を切る。

着実にローをいれて、濱田の動きを削っていく老沼。一方、今回のラウンドでもバックハンドブローを出すが決定打とはならない濱田。

お互いに疲れが見えてきたかと思ったところで、老沼が胴まわし回転蹴りのような大技を繰り出して、チャンピオンの意地を見せたところで、4R終了。

5R、いよいよラストラウンド。タイトルを奪取したい濱田は、気合いでコーナーに老沼を追い込む。大技を繰り出していく濱田にたいして、着実にジャブをあわせていく老沼。

ローキックの応酬から、濱田が老沼に圧力をかけようとするが、パンチにカウンターでミドルをあわせられて不発。

時間も残りわずかとなったところで、お互い全力の攻防がはじまる。ミドルやハイを繰り出していく老沼にたいして、全力でパンチをいれていく濱田。タイトルマッチにふさわしい迫力のある強烈な打ち合いの末、最終ラウンドが終了。

判定の結果3-0で老沼がベルトの防衛に成功した。

 

 

瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム)
VS
NOWAY(ネクストレベル渋谷)

勝者 瀬戸口勝也 判定 3-0

30-28
30-27
30-28

 

 

1R、お互いにジャブで距離を測りながら、相手の出方を見るという感じの立ち上がり。

ローキック中心で攻めるNOWAYにたいして、懐に飛び込んでパンチをいれにいく瀬戸口。瀬戸口が勢いをたもったまま、NOWAYの懐に入ると、そのままロープ際に押し込みパンチラッシュ!

NOWAYもまけじと、飛び込んでのパンチを見せてくれるが、瀬戸口はいっぽも引かずに上下にパンチを打ち分け、クリーンヒットもいくつか出たところで1R終了。

2R、至近距離での組み合いからスタート。鋭い肘を狙っていくNOWAY。一方、1Rと同じようにボディからのパンチコンビネーションなど、パンチを中心に攻めていく瀬戸口。

NOWAYは蹴りを中心にしながらも、決定打となる肘をいれたいところだが、なかなかいれることができない。

そんなNOWAYの攻撃をよく見て、しっかりとかわした上で、カウンター気味のアッパーからボディへとつなげ、着実にポイントを重ねる瀬戸口といった感じで2Rが終了。

3R、なんとか肘をいれようと、蹴りを出しながらも縦肘も狙っていくNOWAY。しかし、最終ラウンドになっても、冷静さを失わずに、肘を交わしていく瀬戸口。

攻撃を、しっかりとかわしては的確にパンチをいれる瀬戸口が、アッパーをクリーンヒットさせて、NOWAYを押し込む。

なんとか肘で迎撃しようとするNOWAYだが、そうはさせじと瀬戸口が大技の跳び後ろ回し蹴り!

そのままパンチから、アッパーへと怒涛の攻撃を見せるが、倒しきれずに判定へ。1Rからしっかりとポイントを積み重ねていた瀬戸口が3-0で勝利した。

ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
VS
ペットチョンプー・モー・クルンテープトンブリー(泰国)

勝者 ぱんちゃん璃奈 TKO(1R2分20秒)

 

 

1R、ぱんちゃん璃奈が序盤から積極的に攻める。ミドルやハイなどキレのあるキックを中心に、一気にペットチョンプーを押し込んでいく。

このとき、ぱんちゃん璃奈のハイでペットチョンプーの顎下が切れて出血があったために、一時試合中断。

試合再開と同時に、ぱんちゃん璃奈の勢いに負けじと、ペットチョンプーも手を出してはいくものの、スピードのあるハイキックを中心にぱんちゃん璃奈が迎え撃つ。

そして、1Rも残りわずかというところで、ぱんちゃん璃奈のハイキックがクリーンヒット! そこからのラッシュで一気にダウンを奪う。

ペットチョンプーは立ち上がったものの、戦闘続行は難しく、1R2分20秒でぱんちゃん璃奈がTKOで勝利となった。

 

ジョニー・オリベイラ(トーエルジム)
VS
津橋雅祥(エスジム)

勝者 津橋雅祥 判定 3-0

29-30
28-30
28-30

 

 

1R、パンチの打ち合いからスタートした第4試合。積極的にパンチを出していくオリベイラにたいして、序盤は様子見というところか、手数の少ない津橋。

そんな津橋にたいして、ハイなど大技を狙っていくオリベイラだが、どれも綺麗に防御され、静かな展開のまま1Rが終了。

2R、前ラウンドに引き続き、積極的に打ち込んでいくオリベイラだが、なかなかクリーンヒットが入らない。

綺麗に打撃を裁きながらも、自らは積極的に攻撃を出していかない津橋とは、まさに対極といった感じ。

打撃が入らないことに業を煮やしたのか、オリベイラが至近距離に入り組み合おうとするが、津橋とのリーチ差もあり、膠着はするものの効果的な攻撃は出せないまま、2Rも静かに終わった。

3R、ハイや上段回し蹴りなど大技を出していくオリベイラにたいして、相変わらず綺麗に避けていく津橋。

大技を連発してオリベイラに疲れが見えてきたところで、津橋が攻勢に転じる。

中盤すぎてからは、津橋がハイや跳び膝などの大技を見せて、疲れてきたオリベイラを押し込むが、倒すまでにはいたらず、最終的に組み合ってもつれたまま3Rが終了。

判定の結果3-0で津橋が勝利した。