SOUL IN THE RING CLIMAX第8試合 メインイベントREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級タイトルマッチ
老沼隆斗(STRUGGLE)
VS
濱田巧(team AKATUKI)
勝者 老沼隆斗 判定 3-0
50-49
50-48
50-48
1R、タイトルマッチということで、お互い気合い充分。序盤から速い動きで攻撃を出していく両者。
積極的に距離をつめて攻撃を出す濱田にたいして、チャンピオンとしての貫禄を見せ、冷静に返していく老沼。
距離がつまり、組み合って膝の応酬の中で、至近距離から肘をいれる老沼。濱田も肘で対抗しようとするが、組み合った状況での肘の攻防は老沼が一枚上手といった感じ。
綺麗にボディを決めるなど、激しくパンチを入れていくる濱田にたいして、ミドルやハイを着実に返して老沼。
1R終了時点では、10-9で老沼がポイントを取った。
2R、積極的に攻めてくる濱田に呼応するように、老沼もパンチを入れていく。2ラウンド目に入ってもお互い闘争心は衰えず、タイトルマッチらしい試合が展開される。
1ラウンドの仕返しとばかりに、肘で老沼を押し込む濱田、しかし、老沼も負けてはいない、肘で逆襲を果たす。
ボディは打たせるものの、それ以外の場所はうたせずに、しっかりと守って攻撃に対応していく老沼をバックハンドブローなどで、果敢に攻める濱田。
濱田がコーナーに老沼を追い込んで、ボディからのラッシュを狙うものの、老沼は蹴りで距離をとって脱出。
大技の応酬もあった2Rは10-10で終了。
3R、積極的に攻めてくる濱田の出鼻を抑えて、攻撃を返していく老沼。試合も中盤にさしかかり、相打ち的な攻防が増えてくる。
ボディからのラッシュで濱田が押し込むが、老沼は肘と膝をうまくつかって逃れていく。
そんな中、ついに濱田のコンビネーションが決まる! 波に乗ろうとバックハンドブローを出す濱田、そうはさえじと後ろ回しで返す老沼。
お互い当たらないものの大技の応酬が繰り広げられた中、最後には老沼の後ろ回しが当たり、見せ場の多かった3Rも、10-10のまま互角で終了。
4R、まだまだ闘志の衰えない二人。パンチで狙い続ける濱田にたいして、キックをかえしていく老沼。
ローをひたすらいれていく老沼にたいして、濱田は負けじとハイを出すが空を切る。
着実にローをいれて、濱田の動きを削っていく老沼。一方、今回のラウンドでもバックハンドブローを出すが決定打とはならない濱田。
お互いに疲れが見えてきたかと思ったところで、老沼が胴まわし回転蹴りのような大技を繰り出して、チャンピオンの意地を見せたところで、4R終了。
5R、いよいよラストラウンド。タイトルを奪取したい濱田は、気合いでコーナーに老沼を追い込む。大技を繰り出していく濱田にたいして、着実にジャブをあわせていく老沼。
ローキックの応酬から、濱田が老沼に圧力をかけようとするが、パンチにカウンターでミドルをあわせられて不発。
時間も残りわずかとなったところで、お互い全力の攻防がはじまる。ミドルやハイを繰り出していく老沼にたいして、全力でパンチをいれていく濱田。タイトルマッチにふさわしい迫力のある強烈な打ち合いの末、最終ラウンドが終了。
判定の結果3-0で老沼がベルトの防衛に成功した。