新日本キックボクシング協会 -14ページ目

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

“バズーカ”巧樹(菅原道場)
VS
イ・ボムギュ(韓国)

勝者 “バズーカ”巧樹 判定 2-0

29-28
30-29
29-29

 

 

1R、前蹴りを中心に、イを抑え、鋭いパンチを打ち込んでいく“バズーカ”巧樹。パンチだけでなく、勢いのあるミドルやハイで、常にイにプレッシャーをかけていく。

イはジャブでのカウンターを狙うものの、その狙いを砕くかのように、左右のミドルをクリーンヒットさせ、さらにハイも綺麗に打ち込む“バズーカ”巧樹。なんとか攻勢に出たいイだが、クリーンヒットを出せないまま、1R終了。

2R、開始早々に、ワンツーからのロー、そこからハイへと繋いで、イからスリップダウンを奪う“バズーカ”巧樹。

イは距離を詰めて、パンチを入れたいところだが、なかなか思うようにいかない印象。一方、イが入ってくるところを、的確にハイで迎え撃つ“バズーカ”巧樹。

中盤にようやくコーナーへと、“バズーカ”巧樹を追い込んだイのフックがクリーンヒット。体勢を崩した“バズーカ”巧樹だが、パンチをかえし、跳び膝で脱出。

後半になると激しいパンチの打ち合い! お互いにガードを固めてつっこみ、ひざげりを狙っていくものの、決定打を与えられずに、2Rが終了した。

3R、ゴングと同時に組み合って膝を打ち合う両者。手数の多いパンチコンビネーションの中に、強烈なパンチを組み込んでいくイにたいして、“バズーカ”巧樹はしっかりとブロックして、的確な一発を返していく。

後半に入り、イが、ローで“バズーカ”巧樹の足を狙い、意識をそらしてからの跳び膝蹴りで“バズーカ”巧樹をコーナーに押し込むが、決定打は不発。

さらに戦いはヒートアップし、ハイの同士討ちや、“バズーカ”巧樹のバックハンドブロー炸裂、終了間際には、イのジャンプパンチなど大技が繰り出されたものの、お互い倒しきれずに判定へ。

2-0で“バズーカ”巧樹が勝利を得た。

 

 

今年の興行は全て終了しましたが、来年も新日本キックボクシングは、後楽園ホールにおいて、熱い闘いをお届けします!

 

2/2(日):後楽園ホール
3/8(日):後楽園ホール
4/12(日):後楽園ホール
5/17(日):後楽園ホール
7/12(日):後楽園ホール
9/27(日):後楽園ホール
10/25(日):後楽園ホール
12/13(日):後楽園ホール

※現時点の予定です。予告なく変更または中止になることがあります。

 

正式な興行名称や、対戦表などは随時ブログでもお知らせしていきます。

炎出丸(クロスポイント吉祥寺)
VS
MITSURU(WSRフェアテックス三ノ輪)

勝者 MITSURU 判定 2-0

28-30
28-30
29-29

 

 

1R、開始早々、MITSURUがハイキックで炎出丸からスリップを奪う。その勢いを殺さず、積極的に攻めるMITSURUにたいして、前蹴りで距離を取りながら様子を見る炎出丸。

MITSURUはボディからのコンビネーションを中心に攻め、炎出丸のガードをかいくぐってアッパーがクリーンヒット! 炎出丸の頭をゆらす。距離を取りたい炎出丸は前蹴りを出すが、うまく前蹴りをみて、着実にパンチをいれていくMITSURUという状況のままで、1R終了。

2R、前半、1Rと同じように前蹴り中心の炎出丸にたいして、それをかいくぐりカウンターでパンチを入れていくMITSURUといった展開が続くが、炎出丸が近距離の攻撃へと切り替えたことで、短距離での打ち合いから組み合いが増える。

気合いで押し込んでいく炎出丸にたいして、ハイやバックハンドブローなどの大技で対抗するMITSURU。お互い気合い充分な戦いを見せて、2Rが終了。

3R、相変わらず気合いで距離をつめていく炎出丸だが、体力的に厳しいか? 一方、3Rになっても、ガードの隙間を狙ってパンチをいれていくMITSURU。

1分を切ったところで、MITSURUがラッシュ! 残り時間わずかというところで、バックブローからのハイキックを見せるが、これは、決定打にはならずに判定へ。

2-0でMITSURUが勝利をもぎ取った。

与座優貴(橋本道場)
VS
稲石竜弥(team OJ)

勝者 与座優貴 判定 2-0

29-28
30-28
29-29

 

 

1R、お互い様子見といった感じの静かなたちあがりからスタート。


スイッチしながら、稲石の出方をうかがう与座にたいして、観客の声に応えてアピールする稲石。

静かな出だしだったが、ラウンド後半に突入すると蹴りを中心とした与座と、ボディを中心としながらも、ミドルを狙う稲石が激しい打ち合いをみせた。


2R、前ラウンドの勢いを活かしたまま、稲石が与座をコーナーに追い込んでのラッシュ。

 

決定打を避けて、コーナーから脱出した与座は、スイッチを繰り返しながらローで左足を狙っていく。

ローで下段に意識をちらしておいた成果か、与座の上段前蹴りがクリーンヒット。

 

負けずと、稲石はボディを積極的に狙っていく。そのまま、至近距離での戦いとなりお互い派手なパンチの打ち合いとなりながら2R終了。


3R、最終ラウンドに入っても、キックを中心とした与座、パンチの稲石という構図は変わらず、積極的な打撃を交わしていく2人。

 

お互いにクリーンヒットが入るものの、倒すまではいかない。

双方、体力的に限界が近いのか、稲石にスリップが増えていき、最後にはお互い大振りのパンチの応酬! もつれあうようにお互いパンチを打ち合って終了。

 

判定の結果2-0で与座が勝利を収めた。

 

 

 

 

第12試合

○緑川創(藤本ジム) VS ガムライペット・アヨタヤーファイトジム(泰国)

 

2019年を締めくくるWKBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。

 

激しい戦いながら、お互いに決定打を与えられないまま、5Rを戦い抜き、ガムライペットの攻撃を着実にガードし、攻撃を重ねていった緑川が判定で防衛に成功した。

 

判定

48-48
49-48
49-48