“バズーカ”巧樹(菅原道場)
VS
イ・ボムギュ(韓国)
勝者 “バズーカ”巧樹 判定 2-0
29-28
30-29
29-29
1R、前蹴りを中心に、イを抑え、鋭いパンチを打ち込んでいく“バズーカ”巧樹。パンチだけでなく、勢いのあるミドルやハイで、常にイにプレッシャーをかけていく。
イはジャブでのカウンターを狙うものの、その狙いを砕くかのように、左右のミドルをクリーンヒットさせ、さらにハイも綺麗に打ち込む“バズーカ”巧樹。なんとか攻勢に出たいイだが、クリーンヒットを出せないまま、1R終了。
2R、開始早々に、ワンツーからのロー、そこからハイへと繋いで、イからスリップダウンを奪う“バズーカ”巧樹。
イは距離を詰めて、パンチを入れたいところだが、なかなか思うようにいかない印象。一方、イが入ってくるところを、的確にハイで迎え撃つ“バズーカ”巧樹。
中盤にようやくコーナーへと、“バズーカ”巧樹を追い込んだイのフックがクリーンヒット。体勢を崩した“バズーカ”巧樹だが、パンチをかえし、跳び膝で脱出。
後半になると激しいパンチの打ち合い! お互いにガードを固めてつっこみ、ひざげりを狙っていくものの、決定打を与えられずに、2Rが終了した。
3R、ゴングと同時に組み合って膝を打ち合う両者。手数の多いパンチコンビネーションの中に、強烈なパンチを組み込んでいくイにたいして、“バズーカ”巧樹はしっかりとブロックして、的確な一発を返していく。
後半に入り、イが、ローで“バズーカ”巧樹の足を狙い、意識をそらしてからの跳び膝蹴りで“バズーカ”巧樹をコーナーに押し込むが、決定打は不発。
さらに戦いはヒートアップし、ハイの同士討ちや、“バズーカ”巧樹のバックハンドブロー炸裂、終了間際には、イのジャンプパンチなど大技が繰り出されたものの、お互い倒しきれずに判定へ。
2-0で“バズーカ”巧樹が勝利を得た。