Iさん
芋掘りは何度かしたことがあったのですが、でも今回のお芋はなかなか手強いお芋で掘っても掘っても引っ張っても抜けず、途中「足が痛い」などと言い出しあきらめかけたりもしていました。でも、芋の頭が見えるとヤル気がわいたようです。
一つ目はコツがわからずポキっと折ってしまったんだけど、二つ目は慎重に、慎重に!私があわてて無理に引っこ抜こうとすると、
「ママ!まだっ!」
と怒られ、娘は慎重に周りの土を掘っていました。
そして、一本のきれいなお芋を掘ることができました!
そして、いよいよ柴刈り体験!
娘はおいそを持って山へ!
本当に逞しくなりました!
草むらの中も、坂になった道幅の狭い薄暗い山道もドンドン進みます!私も少しは逞しくなりました。
草の生い茂った道なき道も、先生は視覚だけでなく脚の感覚で歩くと教えてもらっていたのでそう意識して歩くと以前よりは、不安がなくなりました。
未就園児~小学生までいろんな年齢の子どもたちがいましたが、柴の量も様々でしたが、柴を背負って山を下りました。
みんなみんなそれぞれに頑張っている姿が印象的です!
昔の人はその柴を燃料に火を起こしていたとのお話を聞き、焼き芋をいただきました!
親も子も、ほっこり笑顔です!
それからたき火。
「近づくと危ない」と厳しく注意いただき、子どもたちは火の危険なことを子どもなりに理解したと思います。
これからも採った柴で焼き芋体験が予定されています。
今回は暖かく汗ばむくらいの陽気でしたが、寒い日は危険なことだけでなく、火のありがたさも身にしみて体験するのではないでしょうか。
親の私たちも、ガスや電気に慣れすぎていて、柴を採ってきての生活・・・ちょっと、考えられないです。ですが、この現代の状況に感謝しつつ、無駄遣いを減らさないと!といろいろと気づかされたイベントになり、参加させてもらえてよかったです!
Tさん
芋掘り&柴刈り、貴重な体験、ありがとうございました。
まず、親子で芋掘りを参加者の前で行うということを知った時、娘は不安そうでしたが、無事にできて、その時点で満足感いっぱいでした。
準備の時に、初めて背負子を背負わせてもらい、すごく気に入り、柴刈りに行くときにどうしても背負子を背負いたいと譲りませんでした。
山へ入るときは、少し手助けをしましたが、柴を背負って帰るときは、フラフラしながらも自力で頑張りました。
お月見集会の時は、笹の中を歩くのを戸惑っていた子どもたちも今回はみんなへっちゃら!すごいですね。
なごみに戻り、焼き芋を食べて、充実した一日でした。
日ごろ、年上の子どもと遊ぶ機会がほとんどない娘にとって、小学生たちも参加されていて、背負った柴を狭いところは体を横にカニ歩きしている姿を見るなど、学んだことは多かったようです。
冬休みは、おばあちゃんところで背負子を使った作業をしてみたいと楽しみにしています。
Nさん
〈芋掘り、焼き芋〉
年長の長男は2回目の、三歳の次男は初めての芋掘りでした。
土の中からお芋が見えてきたら喜んで、一生懸命掘っていました。
下の子は、なかなか思うように掘れませんでしたが、小さいお芋を一つ掘れました。
土の中からいろんな虫が出てきてワーキャー言いながら周りのお友達と一緒に掘って、親子ともども楽しかったです。焼き芋もとてもおいしかったと言っていました。
〈柴刈り〉
子どもたちは楽しかったと言っています。
初めは大丈夫かなと少し心配でしたが長男が背負子を背負って山道をドンドン歩いて行くのを見て、逞しいなと思いました。
全然重くなかったと言っていたので驚きました。
急斜面も一人で登っていき、弟も兄について行っていました。
子どもって、親から離れた方が逞しいなと実感しました。
二人とも、帰りもしんどいとか、重いとか弱音を一切吐かずに山を下りました。
昔は、柴刈りが子どもの仕事でもあったとおっしゃっていましたが、三歳の子でもちゃんとできるのだと驚きました。
普段、子どもの底力を甘く見すぎていると反省。
昔は、子どもに責任ある仕事を任せていたから子どもも早く自立したんだろうな~と思いました。
昔話の言葉の意味を体得するだけでなく、昔の暮らしを通して子どもへの接し方を考えさせられるイベントでした。
今後は、子どもを子ども扱いしすぎないでいよう、もっといろんな事を任せていこうと思います。