○2024年4月18日は、霧島山高千穂峰に登って来た。
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○その帰りに、えびの高原に立ち寄り、ノカイドウの花を見て来た。
・テーマ「日向国の邪馬台国」:ブログ『ノカイドウ』
○ノカイドウの花は、前の年の、2023年5月1日にも見に出掛けている。
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えびの高原のノカイドウ | 古代文化研究所 (ameblo.jp)
○えびの高原のノカイドウの花を堪能していると、老人がやって来て、「今年のノカイドウはどうですかね。ちょっと早いかも知れないと思いながらやって来ました。」とおっしゃる。老人とは言いながら、私よりちょっと上くらいの年齢ではないか。
○話を伺うと、毎年、ノカイドウやミヤマキリシマの花を楽しみにえびの高原を訪れているとおっしゃる。今年の花は、二三日後くらいが満開では無いかと言う話だった。花の命は短くて、ノカイドウの花の命は一週間ほどだと言う。
○したがって、ノカイドウの花を見ることは容易なことではない。何しろ、このえびの高原まで来ないとノカイドウの花を見ることはできないのだから。その期間は、一年で、わずか一週間だと言う。これでは、なかなか実現することが難しい。
○そのノカイドウの花を、去年今年と続けて見ることが出来たことが、何とも嬉しかった。できれば、来年も見たいものである。そういう話をしていると、そのお年寄りが、思い出したかのように、「ここには、別に、ヒカゲツツジも咲いているはずですよ」とおっしゃる。
○私はびっくりして、「ヒカゲツツジと言うのは、どんな花なんですか。聞いたことも無い花の名前です。」と言うと、「一緒に見ましょう。すぐ先です。」と言って、連れて行ってくれたのが、本当に、ノカイドウの自生地から10mくらい離れた場所だった。
○それがヒカゲツツジの花だった。本当に、初めて聞き、初めて見た花だった。花の名とは対照的に、黄色の目立つ、豪華な花だった。それが集合して咲いているのだから、なおさら、華やかなのである。まさに、見惚れる花の美しさだった。
○ウイキペディアフリー百科事典が案内するヒカゲツツジは、次の通り。
ヒカゲツツジ
ヒカゲツツジ(日陰躑躅、学名: Rhododendron keiskei)は、ツツジ科ツツジ属に分類される常緑低木の1種。別名、サワテラシ、ヤクシマヒカゲツツジ。山地、河岸の岩場などに生える。日本では4月-5月にクリーム色ないしは淡黄緑色の花を付ける。
日本固有種。関東地方以西の本州から四国、九州にかけて分布。山地の岩場、崖地などに生える。
和名のヒカゲツツジは日陰に多く生えることに由来するが、日陰だけに生えている訳ではない。別名のサワテラシは河岸の岩場に生えることに由来する。シャクナゲに近い形態をしており、ツツジの名が付くが実際は有鱗片シャクナゲに分類されるべきものである。