○今日、2024年5月27日に、『宮崎古民家レストラン:お食事処まえだ』で昼食をいただいた。これまで、何度も訪れている店である。今日は、偶々、従姉妹夫婦との会食だった。
○従姉妹から、叔父が保存していた古い写真をたくさん頂戴した。それが何とも珍しいものばかりで、嬉しかった。もう三十年とか四十年、五十年と言った年代物の写真である。こういうものを叔父が大切に保存してくれていたことに感謝した。まず、見ることの無い、写真だった。
○お陰で、話も弾んで、アッと言う間の会食だった。それでも、二時間ばかりお邪魔した。相変わらず、食事は美味しい。季節の物を存分に堪能することができた。
○こういうふうに、懐かしい人とゆっくり会食するのには、最高の場所である。写真には、今は亡き人々がたくさん出て来て、何とも懐かしかった。従姉妹なのだけれども、こういうふうに、打ち解けて会話したのは初めてだった気がする。
○思わず、つい先日書いたブログ『白居易:寄胡饼与杨万州』を思い出した。
テーマ「北京漫歩」:ブログ『白居易:寄胡饼与杨万州』
白居易:寄胡饼与杨万州 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)
【原文】
寄胡餅與楊萬州
白居易
胡麻餅樣學京都
面脆油香新出爐
寄與飢饞楊大使
嘗看得似輔興無
【書き下し文】
胡餅を寄せ、楊萬州に與ふ
白居易
胡麻餅樣は京都に學び、
面脆油香は新たに爐より出づ。
飢饞する楊大使に寄せ與へば、
嘗て輔興に似るを得たるを看る無からん。
【我が儘勝手な私訳】
胡餅は胡麻風味が特徴で、都長安で流行り、
サクサクした食感と胡麻油の風味は、竈から出したばかりだからである。
長いこと都長安の胡餅を食していない楊万州楊帰厚に、取り寄せ与えたら、
昔、都長安城の輔興坊で、二人で胡餅を食べた時と同じ顔をするに違いない。
○あいにく胡餅でも、長安でも無かったが、都城の『宮崎古民家レストラン:お食事処まえだ』で、昼食を従姉妹夫婦と頂戴した。写真のお陰で、多くの人々を偲ぶことができた。こういう機会を設けてくれた従姉妹に感謝するばかりである。