腎臓のお話です
いい栄養を体に入れることも大事だけど
体の老廃物や毒素などをきちんと出してあげることも、同じくらい大事なこと
これに大きく貢献してくれているのが肝臓と腎臓です。
(肝臓の解毒作用については前に描いた記事 で・・・)
体のバロメーターとしてよく便の状態をチェックするってありますけど、出すものはもうひとつありますよね
そう、おしっこです
腎臓は尿をつくるということは知っている人多いと思います。
腎臓は、いらない水分の排泄をするための器官。
血液中から、尿素や窒素などの水に溶けている老廃物などをこしとって、余分な水分と一緒に尿を作っているんです。
いわば、体の浄水場です
ここがちゃんと働いてくれることで、体に綺麗な水が流れてくれるのですね~
体内流れている水と言えば・・・
血液、ですよね
腎臓には、1日に通常約1500~1700ℓもの血液が流れ込み、約1.5ℓの尿を作っているんですって
これを聞いて、あれ?入る量と出る量が違うの?と思う人もいるかな・・・
あとの浄化された水分はまた体内へと戻っていくんです(再吸収)
だから、この戻っていく水分が汚ないと、その汚れた水がまた全身をめぐることになります。
逆に体に必要な物まで、尿に排出してしまう場合もありますね。
それが、血尿とか、糖尿、たんぱく尿だったりします。
腎臓には毛細血管が毛糸玉のように絡まった糸球体という塊がいくつもあり、そこで血球やたんぱく質などの大きな分子を選別し体内に戻します。
分子の小さいアミノ酸やブドウ糖などは、そのあと通る細尿管というところで再吸収します。
細尿管は、こういう大事な物質を失わないようにしてくれているんですね
だから、糸球体や細尿管に問題があると、血液や糖、たんぱく質などが尿に多量に出てしまうと言う訳です。
腎臓の働きは他にもたくさんあります
なので、何回かに分けて書いていきますので・・・
何やら、大事なんだ!腎臓って
と、そう思ってもらえたかな・・・?
「腎臓は体の浄水場」
今日の話を簡単に言うと、これですね