腎臓は、尿をつくったりいらない老廃物なんかを排出してくれるところ。
でもこのほかにも大事なものを排出して体を調整してくれています。
それが塩分などの電解質、です
これは、塩分やカルシウムやカリウムなどの、体液に溶けるとプラスイオンやマイナスイオンに分かれるもののことです
腎臓は、細胞外液の電解質の濃度が一定に保たれるように調整してくれています
人間の体で理想的な状態は「弱アルカリ性」
それを保つように、過剰なものは排出するんですね。
この理想的な電解質の濃度は、
細胞が元気に生きていくためにとても大事な「環境」
なんです
「弱アルカリ」保ちたいですね~
そしてよぶんな水分を排出して水分量を調整しているというのは・・・
血圧の調節にもつながっています
だって、流れる水分(血液)の量が増えれば、血圧は上がりますよね
血圧が上昇すると、排出する尿を増加
そうやって血流量を減少させて、血圧を正常に戻すんです
こんな風に腎臓は、体の恒常性の維持にとても貢献してくれています
大事にしていきたいですね~
これだけでもすごいのに、腎臓の働きはまだ他にもあるんです
長くなるので、それはまた次の話に・・・