Whisky's Diary -10ページ目

2010年12月17日

今日も帰りが遅くなってしまった。

24時頃に仕事が終わり、食事などを済ませるとどうしてもパソコンに立ち向かう時間がこの位になる。(今日は一度書いたブログを間違えて消してしまったので尚更・・・)

そんな私のブログでも、昨日は最高アクセス件数を記録した。

酩酊しながらのブログではあったが、皆様が読んでくれているのだと思うと、嬉しくも恥ずかしく思った。(昨日はグダグダ・・・)


さて、本日は約束通りこちらをきちんと・・・


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No.7 MACALLAN 1988(GORDON&MACPHAIL 蒸留所ラベル21年)


「シングルモルトのロールスロイス」とも形容される、国内輸入シングルモルト1位のウィスキー。である。

品種の大麦にはゴールデンプロミス種のみ使用・4種類の酵母をブレンド(通常2種類)・スペイサイド最小の蒸留器で中溜16%のみを使用・そして、100%シェリー樽熟成といったこだわりを持ってい・・・た。

というのも、最近では原料のゴールデンプロミス種の使用は数パーセント、シェリー樽にしても、自らシェリー樽用の樹木を育て、南スペインにあるシェリー業者に2~3年程タダで貸し出し(大半をドライオロロソで熟成させ)それを製樽会社に依頼し専用の熟成樽を利用する、といった恐ろしいまでのこだわりも現在ではシェリーの売れ行き不振のため100%シェリー樽とはいかなくなってきている。

オフィシャルから「FINE OAK」なるものが出てきた時は目を飛び出したものだ・・・。


他にも、マッカランの歴史や、天才ブレンダーのこと、色々あるが、我が家にはまだまだ他のマッカランがあるので、折角だからオフィシャルのボトルを紹介した時にでもしよう・・・。


本日のこのモルト。

昨日のものとはビンテージ違いで熟成年数も違う。

昨日紹介したマッカランに一撃で奴隷にされた私は、もっと手軽にと思いこちらのボトルを購入した。(人には見せられない程やらしい顔をしながら)


ところがどうだろう。


・・・全然別物である。


柔らかく穏やかに全てを包み込んでくれる彼女はそこにはいなく、鉄のように冷たく、乾いて何か物言いたそうな彼女がそこにはいた。


ツンデレ?


いや、違う。


改めて今飲んでいるが、どうやらリフィルシェリーによるものか、はたまた・・・。

マッカランにしては珍しくピリッとくる舌触り、はちみつレモン、ジンジャー、パンに塗ったマーガリンの様な・・・がちょっと物足りない。

私の友人のマッカラン党に飲ませると面白い反応をみせる。


「あれ?帰るの?明日クリスマスだよ?一緒に・・・え?」


そんなウィスキー。



・・・昨日とたいして変わらぬ内容。

これからもご支援よろしくお願いいたします。

2010年12月16日

今日のような寒い日は、なにか温かい物を食べたくなる。

そして、ウィスキーも一際おいしく感じる。


そんなことを考えながら一人帰路に着く。


今日は湯豆腐にした。

ポン酢にラフロイグを少しだけ入れていただく。(BAR SMOKE SALT佐々木 剛さんのマネ)

ハイボールがたまらなく旨い!

今日という日が寒くてよかった・・・。


せっかく気持まで満足しているので、どうせならば・・・とこちらを手にした。


No.6 MACALLAN 1970(GORDON&MACPHAIL蒸留所ラベル 39年)



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グラスに注ぐだけで香ってくるシェリーの芳香。

口に含むまで甘くとろけるような香りで胸が高まり、ゆっくりと、長く、深く、濃く、幾多の香りと味がほどけながら喉を過ぎていく・・・。

濃厚な麦の甘味。 マーマレード、ブルーベリージャムの様な苦みと甘味が舌に乗り、甘い紅茶の様な香りと共に余韻がいつまでも続く・・・。

過去にも一口飲んだことがあったが、あの頃よりも風味が増してきたようだ。(こんな女性が世の中にいたら・・・失礼。)


長期熟成のモルトを飲むと、まずこういった現象が起こる。

つまり、ボトルの開栓時と、ちょうど中間位、10分の1位の時では味がわずかに違う。

これは、酸素に触れている時間に影響するもので、長期熟成のモルトは香りが開くのに多少時間がかかる。

逆に、酸素に触れている時間が長すぎるとアルコール分が蒸発し劣化しはじめるので、残りが少なくなったモルトを保存するのであれば小さな瓶に移し替える必要がある。(ワインの保存用キャップを利用しても可)


大切なモルトは大切に保管しておきたいものだ。

私も、引っ越し先で部屋を決める基準が、「日当たりの悪い所」である(笑)。

室温・湿度にも気を配り、1週間に一度は棚とボトルを拭く。

こうした愛着がウィスキーをより一層美味しくしてくれていると勝手に思っている。   ただ、この一時は間違いなく幸せである。


マッカランについて書くつもりが脱線も脱線、訳の判らない話になってしまった。

期待されていた方、申し訳ない。

明日はちゃんとマッカランの話をします。


2010年12月15日


引っ越しもようやく終わり、今日からブログの方も再開である。

引っ越してみると、自分のイメージしていた部屋の感じと違い困惑気味ではあるが、少しずつ落ち着いてくるのだろう・・・。

さて、そんな状況にちなんで私が本日選んだのが、こちら



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No.5 BRUICHLADDICH 16年(LINKS OB)


再開と言えばやはりブルイックラディ。

元ボウモア蒸留所のマネージャー、ジム・マッキューワンによって2001年5月に再開されたアイラ島にある蒸留所である。

ジム・マッキューワンはボウモア蒸留所の退職金と数人の仲間から資金を出し合い、マーレイ・マグダビッド社の協力のもとJBB社からの買収に成功した。

「蒸留所は地域社会の要。蒸留所が閉鎖になれば人々は自信を失い、経済も立ち行かなくなる。ブルイックラディはインダール湾を挟んでボウモアの対岸に見えている。日々ブルイックラディを眺めながら、その姿が寂れていくのが私には堪えられなかったのだ・・・。」

と、ジム・マッキューワンは言う。

ウィスキーに人生を捧げ、アイラ島を心から愛している男の生き方は、羨ましくも実に尊い。

最近では完全にポートシャーロットを独立させ、今後は麦まで全てアイラ産のモルトが出てくるだろう・・・。

現在62歳。  彼の夢はまだ始まったばかりである。


そんな彼の造ったウィスキーは飲むとやはり元気が出てくる。

商品としては正直まだ迷走中かな?とも思えるが、前述した通り、このウィスキーを飲めることにまずは感謝したい。

香りはオイリーで麦。少しピーティな口当たりからドライフルーツのような甘さが充分に広がる。フィニッシュに穏やかな潮。


このボトルのラベルにはゴルフの聖地St.Andrewsが描かれている。

他にも様々なラベルのボトルが発売されているので飲み比べてみるのも面白いかもしれない。



20年間程コレクトするも良し。私のようにガバガバ飲むも良し。

ひとつ言えることは、過去の味を評価されがちなウィスキーの中でも、未来に大きな期待ができる数少ない蒸留所だということだ。   だからこそ、現行のモルトは貴重に思う。



久々のブログとパソコンの不具合も手伝って、かなり時間が掛かってしまった。

読み返してみると、まだまだの内容。

私も時間と愛情をかけて、少しずつ皆様に愛されるブログを書き綴っていきたいと思う。



これからも、よろしくお願いいたします。