Whisky's Diary -13ページ目
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2011年11月30日



今日から少しでも日記を付けることにした。

とはいっても、毎日の出来事を記すものではなく、その日に飲んだ酒について記していきたいと思う。

様変わりな日記だが、酒に関して興味ある方が少しでも楽しんでいただけたら幸いである。

今現在、私の家には124本のウィスキーがある。

高価なものもあれば、希少なもの、一般的に手に入りやすいもの・・・。

私にはコレクションをする趣味はないので、惜しげもなく栓を開けている。

「飲みたい奴は家に来い」と言いたいところだが、人見知りなので勘弁していただきたい。

一人の細やかな趣味をとりあえずは、自分自身に発信することとして、今夜から少しいつもと違う酒の飲み方を楽しんでいく。




single-maltsさんのブログ

No.1 THE GLENLIVET 12年 OB(オフィシャルボトル)

緊張の一杯目、初めてにかけてTHE GLENLIVETにした。

というのも、このグレンリベット。イギリス政府公認第1号のシングルモルトなのである。その昔、スコットランドでは度重なる酒税の増加(戦争の資金補填のため)によりウィスキー生産者(当時は麦の再利用を図った農家が大半)は密造をしていた。そんな政府の目に怯えながら時が経つこと約1世紀。1823年、ウィスキー製造の免許取得料を妥当な金額に設定し、酒税を大幅に引き下げた。翌年の1824年、グレンリベットは、公認の免許を始めて取ることとなる。

実はグレンリベットの創業者ジョージ・スミスは、酒税法改正の提案をしたゴードン公爵の使用人、時の国王ジョージ4世も密造酒(リベット谷産)の愛飲家。なんだか、「国王が密造酒飲んでちゃまずいでしょ~」「じゃあ、もぅ公認にしちゃおうよ~」「とりあえず、使用人のジョージのウィスキーを公認にしちゃいましょうか?国王、あいつの造ったウィスキー好きでしょ?」みたいな会話が聞こえてきそうである。

現代でも、我々の期待を裏切らない確かなシングルモルトである。

このモルトには、まだまだ面白いエピソードがあるのだが、また今度リベットを飲んだ時に書くとしよう。



ウィスキーを飲むと、こんなにも頭の中はおしゃべりである。初日のためか、長々と書いてしまった。

次からは、もっとスマートに書かなくては・・・。と思いつつも、大好きなウィスキーについて書くのは意外に面白いかもしれない。

さて、今度はどのウィスキーの話をしようか・・・。



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