2010年12月7日
やってしまった。
引っ越し前の挨拶に、軽く1・2杯のつもりで伺ったBARで心行くまでたっぷりと楽しんでしまった。
無理もない。
まず最初の1杯目にイチローズモルト ファイナルビンテージ10年のハイボールで乾杯。
2杯目からは次の通り。 左から、
・CRYNELISH20年(ダグラスレイン ビッグスタンプ1990)
・HIGHLAND PARK28年(ハートブラザーズ1977)
・BOWMORE20年(ダグラスレイン ビッグスタンプ1990)
・LONGROW12年(スプリングバンク ソサエティ1996)
・LONGROW12年(サマローリ1996)
・GLEN TARET30年(TWA1980)
・BOWMORE10年(田中屋・八重洲オリジナル1999)
・GLEN SCOTIA36年(ディスティラリー・コレクション1974)
・GLEN LIVET32年(リンブルグ・ウィスキーフェア1978)
・CRYNELISH38年(TWA プライベートストック1972)
である。
以上のモルトをいただき、本日の会計約1万円!!
J’Sバー(通称モルト侍さん)、もうけを知らない江戸っ子である。
興味のある方はぜひ一度ご来店を。
本日は書き方が少々雑であるが勘弁していただきたい。 さかいの連中が3時間後に来る。
ゴミをまだ整理していない・・・。
では。
2010年12月6日
明日横浜に引越しをするので、お礼を言いに最寄りのBAR BLUE BOSSAに先ほど行ってきた。
ここのBARのマスターは私にとって親父のような存在なので、きちんと挨拶をしたかった。
とはいっても、今生の別れというわけではないので、いつも通りの会話の中に引越しの話をした。
「向こうでも、ちゃんと君のBARがあるよ。」と、最後まで私を励ましてくれるマスターに感謝の言葉がすぐには見つからなかった。
沈黙が続き、私は思い出の酒をオーダーした。
No.4 ROSE BANK 20年(RARE MALTS 1981)
惜しまれつつも1993年に閉鎖された、今もなお人気の高いローランドの蒸留所である。
スコットランドの首都エジンバラとグラスゴーの中間の町ファルカークに流れるフォース・クライド運河沿いにこの蒸留所はあった。
かつてこの街は運河を利用した物流により賑わっており、フォース・クライド運河沿いには鮮やかなバラが咲き誇っていたという。
創業当時は18世紀後半、キャメロン蒸留所を名乗っていたが、1840年、ワイン商のジェームズ・ランキンが新しく蒸留所(製麦棟)を建てたことによりローズバンクに改名した。
ランキンの息子の代には、ローランドを代表する人気蒸留所に成長していたが、20世紀、ウィスキーに不況の波が訪れ、ローランド地域で”スコティッシュ・モルト・ディスティラーズ”といった、いわば町内会を発足し奮起したが、グレンキンチー以外、「クライスデール」「St.マグデラン」「グランジ」そして「ローズバンク」はすべて閉鎖へと追い込まれてしまった。
ウィスキー(特にシングルモルト)について調べると、よくこのケースの話が出てくる。 つまりいくら人気のある蒸留所でも閉鎖の危機に立たされ、その通り閉鎖してしまうか、買収されるかのどちらかの道を辿る。
蒸留所経営とはそれほど難しいものなのだろう。
我々が無い物ねだりで、例えばローズバンクをもっと造って欲しいというのは、あまりにもエゴである。
だからこそ、今思う存分味わい楽しもうじゃないか。
そんなことを、BLUE BOSSAのマスター宮崎さんに教えてもらった。
今好きじゃないウィスキーが今後好きになったり、今好きなウィスキーが今後飲めなくなるかもしれない。
同じオフィシャルのボトルでもラベルが違えば味も違うこともまた事実。
ただ、あの時と変わらない感動を維持することに日々努力する蒸留所やBARがそこにはある。
