「特別な日に限って、それを邪魔する出来事が起きるんです」

 

「特別いいことが起きると、決まってその後、特別悪いことが起きるんです」

 

「今を特別な時間だと思うと、何かよくないことが起きないか警戒してしまうんです」

 

 

とのお悩みをお持ちのクライアントさんがいらっしゃいましたチュー

 

 

 

実は、僕もかつてまったく同じ悩みを抱えていましたタラー

何かを特別視して、それについてあれこれ考え続けるという心の癖。

 

 

 

ただ、物事が特別かどうかっていうのは、

自分が勝手に貼ったレッテルであって、

 

そもそも物事は、どんなことであっても無色透明なんですね爆  笑

 

 

たとえば、

自分の誕生日を特別な日だと思っている人もいれば、

365分の1日だと思っている人もいるわけです。

 

もしくは、祝ってほしくない日だと思っているもいるはずですてへぺろ

 

 

そもそも、自分の誕生日の〇月〇日というのは

無色透明で意味などありませんよね。

 

そこに、おめでたいとか、お祝いとか、感謝とか

自分で意味付けしているんです。

 

 

誕生日だけでなく、

 

あなたがこれまでに経験したこと

あなたがこれから予定していること

 

はすべて無色透明な出来事です上差し

 

 

となると、

経験や予定にどう意味付けしていくかが大切になってきますよねウインク

 

 

この時に、冒頭のクライアントさんやかつての僕は

 

ある出来事=特別なこと

 

と意味付けしちゃったんですね。

 

 

 

特別なことと意味づけしちゃうと

どうなるか?

 

 

特別というのは、自分にとって起きる確率が低いことなので、

その現象に対する心理的な距離が生まれますえーん

それも、特別感が強ければ強いほど、距離は長くなります。

 

 

明日あなたが、好きで好きでしょうがなかった異性と食事できることになりました。

その出来事に対して「特別だ」という意識を持つと

その食事に対して、一氣に心理的な距離が生まれます。

 

 

するとどうなるか…

何となく予想は尽きますよねチュー

 

 

緊張が生まれたり

うまくいくか不安になったり

いつもと違うことをしてしまったり…

 

 

そして、

特別=起きる確率が低い

ということなので、

 

 

起きる確率が高い方へと心の揺り戻しが起きてしまいます。


つまり、極端な話、

「今回の食事は、自分にとってあるべきことじゃないんだ」という方向に振り子が戻ってしまうんですガーン

 

 

そうなると、結果は言わずもがなですよね。

 

 

宝くじで1等当選して何億と手に入れた人たちが

悲惨な末路をたどるという話をよく聞きますが、

 


正に、特別よいことが起こったと意味付けした後の

究極の揺り戻しと言えます。

 

 

また、

せっかく楽しいはずの旅行なのに、

普段の生活の愚痴や、行く先々で文句を言っている人を見たことありませんか?

 

 

これも、もしかしたら

旅行=特別

の揺り戻しかもしれません。

 

 

 

もっとも、中にはあえて特別なレッテルを貼っている人もいます。

 

あえて特別視して、緊張を限界まで持ってきて、自分を追い詰めて練習して、それを乗り越えて成長や結果に結び付ける。

 

アスリートや、何百人、何千人の前に立つ役割の人などに多いかもしれません。

ただ、このような人たちは、心のコントロールがしかりできているからこそできることでもあるんですね。

 

 

ですので、

大切なのは、

 

 

何かの出来事に対して、


無意識的に特別視しない


ということなんです爆  笑



非日常というだけで、何でもかんでも

特別というレッテルを貼らない。



 

 

すべての出来事は、

特別ではなく、自分にとって自然な出来事、ニュートラルな出来事

と解釈できれば、

 

余計な緊張や揺り戻しはありません。

 

 

好きな人と会食するのは自然な流れ


宝くじ1等が当たったのは必要なことだった


という解釈ができるわけです。



 

 

そして、

どうしてもあえて特別感を味わいたい

特別な世界を追究したい

のであれば、

 

意識的に特別視する。

 

細かいことを言えば、

多くのアスリートが言っているように、

 

最初に特別視をするんですが、

練習や本番の最中には「特別感」という意識はなく、

ただ、目の前のことに没頭すし、フロー状態になる。

つまり、結果として特別感は消えている。

特別感を持たないために、特別視する。

 

 

 

僕たち人間が、

この世界に生きていること地球

 

 

その確率をはじき出した科学者がいます。

 

 

その確率とは、


飛行機のボーイング機がハリケーンでバラバラになって、もう一度ハリケーンが来て、その風で機体が元通りに戻るくらいの確率なんだそうですびっくり

 

 



138億年前、無であった宇宙空間にゆらぎが起こり、粒子と反粒子が同数生まれたが、粒子の方がほんの少し多く残ったために、宇宙に物質が生まれた。

 

そして何億年もかけて、複雑な物質に発展し、やがて生命が誕生し、進化を遂げて人間までたどりつき、交配を何代と繰り返して、あなたが生まれてきて、

 

今、ここにいる。

 




138億年間、何が欠けても

今ここにあなたや僕は存在しなかった。

 

 

この事実を必然と考えるか、特別なことと考えるか、はたまた奇跡と呼ぶかは

あなたの解釈ですキラキラ

 

 

自然の流れには、特別なものなど何もありません。


植物はただ自然の法則に従って、生きています。

海や川は、自然の法則に従って、流れています。


自分を特別視することもありません。

誰かや何かを特別視することもありません。

 

 

解釈しているのは、人間だけです照れ




本当に特別なものは何なのか?



 

ちょっとでも考えてみると

人生が楽になるかもしれませんねグリーンハーツ

 

 

 

 

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