先日、流行りのオンライン飲み会に参加しました
実際には会っていないんだけど、リアル感やワイワイ感があって
とっても楽しかったです
物理的にはプライベート空間なのに、
意識的には共有空間という
新しい感覚だな～と感じたところです。
その飲み会の中で、
「へ～、なるほどな！！」と思ったことがあったので、
あなたとシェアできたらと思います
「今回のコロナでどう変わった？」
という話題になった時に、
仲間の１人がこんなことを言っていました
「コロナが来てから、みんないろいろな感情が湧き出てるよね」
「それも人によっていろいろ」
「不安とか不満とか、逆に快適とかチャンス到来とか…」
「考えることもいろいろで」
「健康とか、お金とか、人間関係とか…」
「常日頃、意識はしていないけど
無意識の奥にあって、実はいちばん氣にしていることが湧き出てきてるよね」
これを聞いて、なるほどと思いました
今回のコロナウイルスの感染拡大によって
自分が感染して苦しい症状にならないか心配している人は
いつも無意識的に、自分の健康を氣にしている
この先収入は大丈夫かなと不安に感じている人は
いつも無意識的に、お金のことを不安に感じている
人と会わないから関係が崩れてしまうんじゃないかと心配している人は
いつも無意識的に、人間関係について不安に感じている
逆に
在宅勤務になって、快適だと感じている人は
いつも無意識的に、快適な環境や過ごし方を求めている
新しいビジネス、業務改善、創意工夫などのチャンス到来と思った人は
いつも無意識的に、チャンスを伺っている
という感じです
心理学では、
出来事や他人の言動によって自分が感じていることは、
自分がその要素を持っているからだ
という理論があります。
量子論でも、
自分が内側で意識したことが
外側の世界で現実化する
という法則があります。
でも、
平常時には、外の世界で起きる出来事や他人の中に
自分の持っている要素を見出したり
感じたことをいちいち分析したり
ほぼしないですよね
やることいっぱいあるし、出来事や人間関係は複雑に絡み合っているし。
しかも、
いろいろな感情、特にネガティブな感情を感じたとしても
友達と会ってしゃべくったり
飲みに行ったり
旅行に行ったり
ストレス解消したりして
自分の感情に向き合うことをなかなかしませんよね。
しかしながら
今回のコロナウイルス感染拡大のこの状況下では
友達と会ってしゃべくったり
飲みに行ったり
旅行に行ったり
ストレス解消したり
が極めて難しい状況ですよね
友達にはなかなか会えないし
飲みにも行けないし
旅行はもってのほかで
むしろストレスは溜まるし
ますます、感じた感情をため込むような状況。
となれば、
湧き出た感情を受け容れて、感じ切るしかないんです。
感じ切って、自分が無意識的にいちばん氣にしていたことに向き合う
自分にとって意外だけど、実は
〇〇のことを氣にしていたんだ
〇〇に不安を感じていたんだ
〇〇を求めていたんだ
と氣づく。
氣づけば、その部分を日常的に意識的に、
良い方向に持っていくことができますよね
たとえば
健康を氣にしていたんだったら
栄養、睡眠、運動の質を上げていくとか
こういうことって、
カウンセリングやコーチングを受けて初めて氣づいていくことが多いのですが、
そう考えると、
大げさかもしれませんが
今回のコロナは、
人類全員へのカウンセリング
とも言えるんじゃないでしょうか？
逃げ場のない強制カウンセリング
自分の内側を見つめるために設定された時間。
もちろん、
このカウンセリングを受けるにも受けないのも
個人の自由で、個人の意識によりますし、
どちらが良い悪いでも全くありません。
今回のコロナは
恐ろしい病氣をもたらす災難とも
パンデミックをもたらした悪魔とも
地球を浄化する天使とも
人類を進化させる突然変異とも
様々な解釈があって当然ですが、
個人レベルでは
本当の自分が深い部分で意識していることを教えてくれる
よきカウンセラーとも解釈できるわけです
ニュースや記事を見て、考えることや感じることは
自分や地域、社会にとってもちろん大切ですが、
意識領域としては、自分の浅い部分です。
それよりも
自分の身体や本能的な部分が、今の自分の状況をどう感じているかを見つめる。
そこに、本当の自分は何を必要としているのか、重要なヒントがあると思います。
家にいる時間がある、自分の時間がある、今だからこそ
意識を
外側ではなく
内側に向けてみてくださいね
今後のあなたの方向性を示しているかもしれませんよ
