菅野貴夫の野球電鉄 -4ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

お久しぶりです、どこ野鉄夫です。

遅くなりましたが本年もどうぞよろしくお願いいたします。



年明けから純烈さんの新春公演に裏方スタッフで付いてまして、怒涛の日々を過ごしております。

1月28日まで明治座で、2月は大阪の新歌舞伎座で催されます。純烈さん、ほんとにカッコ良くて面白いです!お近くの方々はぜひ。




さてようやく公演日程も中盤に入り少しずつ余裕も出てきましたので、やっていきましょう。




まずは日下さんからの1枚。

おなじみ跨線橋からの風景。

2面3線の線路配置。


とある要素からJR東日本確定。

背後の山はけっこうな高度がありそう=房総半島ではない。



線路奥を凝視。

単線…か?



JR東日本の単線電化路線で、

そこそこの駅の規模で、

遠くに高そうな山が見える路線……



両毛線。


2面3線の駅を捜索。


では問題の写真↓


見つけ出した写真↓

JR両毛線・山前(やままえ)駅、安定の確保。



この駅が出題されたのは2回目。

なぜこんなマイナーな駅が(失礼!!)




続いても日下さんから。

駅前すぐ海!

波が荒い。日本海側か?


右側、跨線橋のところに高い陸地と建物が見えてるけど、、

とにかく海に近い駅で有名なあそこに行ってみよう。

到着。

海に面しながら、少し先には陸地が飛び出ている…



では問題の写真↓


見つけ出した写真↓

JR信越本線・青海川(おうみがわ)駅、一発確保!

波の様子までほぼ一致!


青海川駅はこのとおり、海に近い駅として予讃線の下灘駅(愛媛県)と並んで有名な駅なのです。鉄道オタクはこのくらい小学生のときから知っているわけですね。


あと長崎県の大村線・千綿駅も海(大村湾)が目の前ですが、これはどこ鉄の問題で知りました。

皆様のおかげで無駄な知識がますます増えています。本当にありがとうございます!




さあ続きまして、北九州の新井さんからのこちら。

暗いなかでもアイスグリーンの西鉄電車であることは一目瞭然。


参考↓

へたくそな写真!

僕が撮ったものです。鉄道への愛がまったく感じられませんね。



さて2枚目の踏切を拡大。

文字発見。


以前西鉄に乗った時、こんな名前の駅があった気がする……



福岡へ。

うむ。



あとは付近の踏切をしらみつぶしに捜索するのみ。



では問題の写真↓


探し出した写真↓

住宅の様子が一致。


西鉄天神大牟田線・安武(やすたけ)〜大善寺間の踏切、難なく確保!


車両と文字情報は最大のごちそう!




すると新井さんからもう一枚到着。

行き止まり式のターミナル駅。

私鉄によくある風景ですね。



隅々まで凝視。

はい南海。


↓↓↓

当然の一発確保。



何度か言及しておりますが南海電鉄のなんば駅は、日本の私鉄駅では阪急の大阪梅田駅に次ぐ巨大ターミナル駅です。関西私鉄はターミナル駅が大きくて羨ましいですね。

(私は関東の京王→小田急ユーザー・新宿駅の混雑と動線の貧弱さにうんざり)




いけないいけない愚痴が出てしまいましたが、次行きましょう。

加瀬さんからの1枚。

車内から撮った車庫付近の線路だろうか。

架線がない。


非電化路線と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、違います。これは東京メトロ丸ノ内線の車庫。


丸ノ内線・茗荷谷(みょうがだに)駅付近の小石川車両基地、すぐさま確保。


(Wikipediaより)

聡明な読者の皆様におかれましてはご存じの事と思いますが、丸ノ内線と銀座線は上空の架線ではなく線路脇に設置された第三軌道(サードレール)から電気を取り入れているんですね。

あと線路幅が新幹線と同じ1435mmの標準軌であることも特徴です。(問題写真を見ればその2点はすぐ分かります)


丸ノ内線の車庫は中野富士見町にもありますが、あちらは営業列車が横を通る事はありません。

また銀座線の車庫(上野)も同様、営業列車は地下のトンネル内を走行するのみ。

というわけで茗荷谷一択となった訳ですね。




さて今回ラストは、奥川さんからの1枚。

バスのような扉と前面の傾斜は、JR西日本のキハ120で間違いないだろう。(拡大したら左上に表記あり)


(Wikipediaより)

JR西日本の非電化路線ほぼ全域で走っています。(この塗装は中国地方・山陰地方のカラー)



とは言えこんな写真で場所を当てるのは不可能。



そう思ってたんですが。



心に余裕ができたので試しに拡大してみると、

あ、221系がいる


(Wikipediaより)

もともと京阪神間のエース・新快速に投入された花形車両で、現在は新快速から退いて関西各地に転属しています。奈良県に多いイメージ。



キハ120と221系がホームを挟んで対面しそうな駅……



奈良県の木津駅か加茂駅?

(乗換路線図アプリより)

緑色と紫色の路線はともに関西本線なのですが、加茂駅から右側は本線とは名ばかりの非電化ローカル線になるので、ここで電車とディーゼルカー(キハ)の運用が分かれるわけです。

電車が走る大阪側の区間では【大和路線】という愛称のほうが今や一般的。



なぜ電化区間が複数路線の集まる木津から加茂まで1駅だけ延びているのか関東人として不思議ですが、平地の端っこだからここまで大阪通勤圏なのでしょう(勝手な推測)

加茂から先は山の中。



Googleで非電化区間の運行チェック。

だいたい加茂駅どまり。(亀山は反対側の終点)



よし、加茂に違いない!!


↓↓


よっしゃーっ!!!!



というわけでJR関西本線(大和路線)加茂駅、純粋な分析だけで確保!!!



※追記

読み返して気づいたんですが加茂駅は京都府でした。鉄道地理オタクなのに痛恨の失態。大変失礼いたしました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



久しぶりに書いたのでまた鉄分過多になってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。




今年もがんばっていきますのでよろしくお願いします。




ではまた!

こんにちは。どこ野鉄夫です。



出演する舞台・テッピン『ゼツボーのエンゲキ』いよいよ18日(水)から始まります!

6人の強力なおじさんたちによる壮絶な汗だくバトル推理劇(?)ぜひぜひお越しください!




そんな忙しい時期に何をやってんだという感じですが、本番前に書き上げたかったボス級編をお送りします。




それはワッティさんからの1枚。

ほぼ1年、手をつけられずにいた海外の路面電車。

前回の闘いで勢いがついたので、思い切って捜索開始。



海外編の基本・まずは言語チェック。

このosde 50……広告?

Sの下に見慣れない線。


とりあえず線は無視して検索、ホームページ発見。

……グラシアス?スペインか?


ハンバーガーの「PINCHE」は、店名かどうか分からないけどやはりスペイン語のスラングのよう。



スペインは確か、いろんな都市に路面電車が走っていたような……




飛び立つ前に他の要素はないか?

奥のほうに見えるのは車両か??

赤系統の車両に見える。



さらに写真左端。

車のナンバー。黒地にアルファベットと数字。

これを確認してみよう。



「スペイン 車 ナンバー」で検索。

あれ、スペインは白地で水色が入ってるのか。。


画面を進めると。

あった!黒地に白文字。

アルゼンチン!

うむ。

そしてアルゼンチンの公用語はスペイン語。



よし国がわかったぞ!!



お次は「アルゼンチン トラム」検索。

赤系統の電車!!

首都ブエノスアイレスを通ってるんだな。



(Wikipediaより)


なるほど、2系統の路面電車と。

もはや時間の問題だな。



いざブエノスアイレスへ。

さすが首都、路線網が充実!



 (なお日本とは違い、一般的な路線=長距離の列車が走る路線もカラーで出てくることは後から分かった事)



とりあえずメイン通りっぽい所を探し。

大通りの真ん中に駅っぽいもの!


どうだ?

バス停だったか!

専用道路で整備されてるから路面電車かと思ったよ!



マップで直接「tram」入力。

おっ、クラシックな車両が出てきた!


すぐさま現地へ。

単線だな。。

調べてみると、昔の車両を保存(観光)鉄道として走らせている路線のよう。

(昔は路線がいっぱいあったらしい)



いま一度問題写真。

日本とは逆の右側通行道路の真ん中に、路面電車が通っている。

並木とその向こうにビルも見えるから、やはり都市部だろう。そして現役の路線ぽい。



現役で営業している区間をちゃんと調べよう。

最初に出てきた路線は2012年に休止、というか5年しか運行してなかったって事?かなり新しそうなのに?どゆこと?



2つ目。

これはちゃんと路面電車。



3つ目は、

ちょっと最初のほう何言ってるかわからないけど、最後の一文が気になる。。



2路線と言いながら3路線あって、いちばん新しそうな路線が真っ先に出てきてしかも「廃止」と言われている、よく分からない状況。

これだから海外編は困る。



とにかく赤い車両が走ってそうだったのは、「最新なのに廃止されている」路線だったので、そこから着手。


うむ、赤系統の車両。

プエルト・マデーロとインディペンデンシア?というと所を走っていたと。


このあたりか?

既に線路がないのか、間違った場所を見ているのかも分からない。



モヤモヤしながら路線があったと思しき通りを追っかけて。

おおっ似たような建物!!…でもちょっと違うか!



要領を得ないまま2つ目の路線・プレメトロへ。

こちらはちゃんと線路がある!

しかしどうにも雰囲気が。問題のほうだと広告が多い=都市的なイメージ。

いっぽうプレメトロは全線を辿ってものどかな郊外ばかりで中心市街地からは遠い場所を通っている。

あと架線柱の形が違う。



3つ目(トレン・デ・ラ・コスタと言うらしい)は、

こちらも架線柱が違う。昔のスキー場のリフト支柱みたい。

そしてWikipediaの説明文どおり、道路上を走る区間は無し。



うーむ。



ここまで1週間ほど時間をかけて捜索した結果、わかった事。

ブエノスアイレスにある路面電車はこの3つ。


都市名にかぶっているのが廃線となった新しいやつ、

下でうねうねしてるのがプレメトロ(路面電車だけど郊外)、

上のがトレン・デ・ラ・コスタ(路面区間がない)。




行ったこともない、地球の裏側アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの路面電車を説明できるくらいの知識は獲得した。



とは言え迷子になっている状態。



どうしたものか。



本当にアルゼンチンなのか?という不安が湧いた日々もありました。

いま一度osde広告を検索、日本語訳にしてみると、

やっぱりアルゼンチンなのは間違いなさそう…!



ずっと心に引っかかっている(赤い車両が走っていた)廃線になった最新の路線を改めて慎重に捜索。

全部の交差点でご丁寧に時間をさかのぼって捜索した結果、この路線は単線だったという事実に到達。




クーッ!!




完全にブエノスアイレスでの捜索は詰んだ!


ひょっとして他の都市にあるのでは…とアルゼンチンの他の大きそうな都市(コルドバ・ロサリオ)を調べても、路面電車は無く。




捜索を開始してから2週間、寝ている時にもこの写真のことが頭をチラつきます。


「モンテビデオ……隣国ウルグアイの首都モンテビデオを調べてみるんだ…もしかしたらアルゼンチンの車も走っている可能性あるし…」そんな風にうなされて起きた朝もありました。



寝起きで調べみたらウルグアイには路面電車なし(というか電化された路線なし)



どこ鉄を始めて180本超の記事を書いてますが、夢の啓示が確保に繋がったことは一度もありません!

ただメンタルをやられているだけです!


一体どこなんだ?この都市は!



今まで積み重ねてきた要素を全てぶん投げるような検索。

もはやこれしか道はない。



とは言え未練たらたらの南米。

えっ……?



ブエノスアイレス以外に路面電車が走っている都市が簡単に出てきた…?今までの捜索は何…


ブエノスアイレス以外の都市を捜索した時にも目に付かなかったような小さい表記…



先ほどのWikipediaで路線を検索。

赤。

この路線を調べるまでもない確信。




いざ街へ降臨。

ここまで散々間違いを重ねてきたからこそ、街をチラッと見ただけでどこに路面電車が走ってるかは一目瞭然。



着陸。

この空気感。この街だったか……やっと着いた。。



ここからは単純作業、全部の交差点を逐一ストリートビューでチェック。

仕留められると分かったら執拗になるのがどこ鉄心。




それでは大変お疲れ様でした、問題の写真↓



ようやく辿り着いた写真↓

よっしゃーーーーっ!!!!



というわけでアルゼンチン・メンドーサ市のメトロトランビアの走る風景、確保っ!!!!!




いやー大変な問題だった!




さんざん苦労した割には簡単な検索で辿り着いてしまう、それもどこ鉄の醍醐味とご容赦ください!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回もお読みくださりありがとうございました。



これを読んだ方は自動的にお芝居を観に来てくださいね!



ではまた!

こんにちは。どこ野鉄夫です。



もう11月も終わりですね。

ひしひしと寒さを感じつつも急に暑い日があったりして戸惑いますが、皆さまもお身体ご自愛ください。

先日行ってきた福島県いわき市にて。

涼しくはあったんですが、これだけ見ると「まだ夏?」と思ってしまうような空でした。



さあそれでは、今回もやっていきましょう。



まずは久しぶりに加瀬さんからのこちら。

ホームに映るパンタグラフの影。

駅の後ろには緑。

ホームの乗車目標のシール。おそらく私鉄。

画角的にはかなり厳しいけど、何とかなるだろう。



まずはホームの乗車目標を検索。

右上に似たものが出てきたけど、写真素材を販売するサイトかつ場所の情報は皆無なのでスルー。



シンプルに内容を眺めてみよう。

8両・6両編成で2ドア・1ドアが来る、だと?



関東の私鉄で2ドア・1ドアの車両が走るのは東武鉄道と西武鉄道。1ドアというのは特急専用車両だろう。

ただ、西武の乗車案内表記には会社のロゴが入っていたような…



そこでひし形のパンタグラフ

(乗りものニュースより)

子供の絵にもよく描かれる、おなじみの形。


一方で最近の電車では「くの字」のシングルアームが増えています。

(Wikipediaより)

特に関東ではJR私鉄問わず新車のほとんどがシングルアームになっていて、また古い車両でもひし形からシングルアームに換装する例も多いです。

部材が少ないので費用が安い・構造がシンプルになり故障箇所が減る・軽量化・空気抵抗低減などメリットが大きいんですね。



またまたWikipediaより↓

西武の特急車10000系(1ドア車)。

こちらもひし形からシングルアームに換装された車両。

2ドアの4000系でもシングルアーム化されている事を確認。やはりあの影は西武ではない。




東武日光線へ出発。1ドアの特急車両や2ドアの6050系(ベテラン車両)が走る区間を捜索開始


線路の外側にホームがある駅を全捜索、撃沈



うーむ、情報が濃い割に推理が甘かったか?



素直に乗車目標を徹底検索。

あるやん。



三浦海岸、京浜急行か!

ん、京急に1ドアの車両なんて無いけど…?

↓↓↓

3ドアがかすれてるだけだった!痛恨の確認ミス!



気を取り直して大先生召喚

何となくだけど、南太田駅より南側な気がする。


とは言えホーム外に緑が多く見えてたから、末端の三崎口・浦賀側から攻めていこう。


それにしても線路の外側にホームがある(対向式ホーム構造)駅の多いこと。


さらに京急は起伏の激しい三浦半島や横浜市南部を貫いているため、駅の片側は高架でも反対側が堀割やトンネルだったり、いろんな表情がありすぎて捉えづらい。


とにかくひたすら北へ。

駅の外側を撮った写真なんてのも、ほとんど無いんだよな…(当たり前)。

果たしてこの捜索で「これだ」と思える瞬間が来るのか?



捜索範囲の北限に設定した南太田駅へ徐々に近づき、あと2駅となった弘明寺(ぐみょうじ)駅。

駅名になっているお寺があり、駅の両側に緑。


これは、、急に匂いが来た。



すかさず構内へ。

あっ!

ホーム外側の壁が低くて緑が見えてる!!


問題写真↓

絶妙な柱の色も……これはやっと来たか!!



苦労して見つけ出した写真↓

プレハブ屋根と複雑な樹木、右側の茶色い建物。



京急本線・弘明寺駅、なんとか確保!



中途半端な知識のせいで回り道をしてしまった!

というか京急にひし形パンタの車両ってあるのか?

(Wikipediaより)

うん、シングルアームだよな。

代表的な車種2100・新1000・600形はおそらく全部シングル。


てことは一番古株の1500形?

ひし形残ってたっ!

キミだったんだな!




続いてこちらの写真も投下されました↓

また京急だ。

最初、横浜(高島町)にある京浜急行本社ビルかと思いましたが、隣に西武鉄道の2000系が並んでいるのがおかしい。



素直に検索。

出た。


池袋にあるビルとなっていますが、調べを進めると現在ではビルのテナントも入れ替わり、現存していないとの事。残念。

ストリートビューの年代を切り替えたら出てきた在りし日の姿。2022年まではあったんだな。


というわけで池袋の電車ビル、確保。


追記:加瀬さんから「今年9月に撮ったんだけど」と連絡が来まして調べたところ、改装工事で一旦撤去されたものの、新テナントの「アニメ東京ステーション」で再び展示が復活したもようです!失礼しました。

今度いってみよう!






さあ続きましては、影アーティストのサトちゃんから1枚。

気が引き締まる海外編。

地下鉄だろうか?緑色の帯を巻いている。


拡大して文字を読むと中国語のよう。


中国本土はちょっと得体が知れないから、、、まずは台湾から探そう。

はいはい出た出た。


台北ではなく台中市か。

地下鉄はグリーンライン一本のみ。

ふん、時間の問題だ。

余裕の捜索開始。

うーむ。


感じは悪くない。


なかなかヒットせず。

あらかた捜索したところで大変な気付き。


帯の場所が違う。


問題写真(左側)では窓下にグリーンライン、しかし台湾の地下鉄では窓の上だけにグリーンライン。


やはり窓下には無いか、、


台湾地下鉄全体の車両を検索で再確認したところ、窓下にグリーンラインの車両は存在せず。


くそーっ初動ミス!!!



改めて検索。もう中国まで入れざるを得ない。

おや、上海の地下鉄、ホームドアに黄色と黒の注意喚起ラインが。


問題写真↓

これは、、ホームドアの形状が違うとは言え、上海の地下鉄という事か?



同じ検索でベトナム・ハノイのよく似た車両も出てきますが、

帯の黒と緑の間が開いているのでギリギリスルー。

これは大きな差ですよ!



上海の地下鉄を徹底検索。

(Wikipediaより)

この車両だな。やっと見つけた!


問題写真↓

うむ。


上海軌道交通2号線という地下鉄とのこと。



とりあえずGoogleマップで上海上陸。

さすが大都市、地下鉄路線もたくさん。



しかし。

明らかに駅がありそうな所にもマークはなく、出てくるのはバス停のみ、写真もなし。



ストリートビューをON。

そうか…中国はストリートビューが無い国だったか……!(青い丸はおそらく個人がアップした単発の画像)


同じ状態で日本の都市↓

どこ鉄にとって最重要ツールであるGoogleマップが使えない。極めて厳しい状況!



どうするか?



とりあえず今回特にお世話になっているWikipedia先生を頼りにする以外にないか。。

一番下は空港駅だろう。

観光客は必ず通る場所。まずはここから始めよう。

ホームの写真はあった。

比べてみてどうだろう…?

床の色合いが違うか…?

こちらは赤みがかったタイルでアクセントがついている。

(点字ブロックが緑色なのは日本人的には珍しく感じる)


1駅1駅捜索を継続。

乗り換えのない駅では写真が無いことも。

これは困る!



いろいろ迷った結果、思い切って導入。

中国版Googleマップみたいな百度地図。


これなら行けるか?

まず開いてみたら日本にも対応していて驚き。



いざ上海へ。

よしよし、ちゃんと駅のところにマークがあるぞ。

期待を込めてタップ。

あれ…?

駅の画像みたいなものは無いのか?


いろいろな機能を起動しようと試みるも、

ダメだ読めん!

"地鉄駅"ってのが地下鉄なんだろうけど、タップしても乗り換え案内が出てくるのみ。


地上のストリートビューには対応しているけど、地下の画像はどう探しても出て来ず。



このセンも駄目だったか……!




覚悟を決めて、Wikipedia先生の全駅を確認するしか道は残っていない。

この中のどこかに正解の駅があると信じるしかない。


違う。



ここもホームの質感が違う。



画像が出て来ない駅は一旦諦めて、出てくる駅だけでも目を通していく作業。


おおっ赤みがかったタイル!


ここはどうだ……?



問題写真↓

うーむ、床のツヤがちょっと違うか…?



次。字が小さかったから一旦通り過ぎていた龍陽路駅。

ああーっ!!


↓↓↓

赤みがかったタイルが一直線!!


ついに見つけたっ!!!!!



問題写真↓

ここだろう!



念のため画像が出る駅を全部調べた結果、やはりこれ以上の駅は出て来ず。



上海軌道交通2号線・龍陽路駅、回答。



送られてきたトリミング前の写真↓

やったー!!!


龍陽路駅、なんとか確保!!




やはり中国の写真は手ごわすぎる!



その後もらった別の「ヒント写真」。

「これだと簡単かなーと思いまして」とおっしゃいますが簡単ではありませんよ!


そう、解ける前までは。

今では上海トランスラピッドの軌道終点だと一瞬でわかります。

百度地図のストリートビューで一発確保。

やっと機能を高いこなせた。



この龍陽路駅は空港から来る上海トランスラピッド(リニア高速鉄道)の終点であり地下鉄との乗り換え駅なので、このように軌道がプッツリ途切れる場所もあるだろうと読んでの事ですね。




ホクホクしているとさらに写真が投下されました。

いやいやいや、肝心なところにピントがあってませんよ!!

こちらにとっては南国風の美味しそうなドリンクより線路の様子のほうが重要なんだから!



と言いつつ、この景色みたことある。


ここだ。


では問題の写真↓


10分で探し出した写真↓

これが本気のどこ鉄精度。

「こわいっす」頂きました。ありがとうございます。


……今まさにここ?ベトナム旅行中ですか!

今後も厄介な海外編が届きそうで戦々恐々です!




なお、あんな写真が10分で当てられた理由は。


記事にはしていませんが、以前にここトレインストリートを調べる機会があり、この壁の出っ張りと室外機を一致させるためだけにストリートビューで何往復もした経験があったからです。




海外旅行を楽しむ人と、その写真を当てるために自宅で何時間もウンウン唸っているだけの人。



人生の時間の使い方ってなんなんでしょう。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回は以上です。


海外編に火がついたので他の写真にも手をつけてみましたが、アルゼンチンの市街地で手掛かりを失い途方に暮れている現状です。



12月出演舞台の稽古も着々と進んでおります。

こちらもぜひ。



ではまた!


こんにちは。どこ野鉄夫です。



12月に出演する舞台の稽古も始まりまして、ヒーヒー言いながら過ごしております。

12/18〜22という年の瀬ですが、ぜひぜひお越しくださいませ。




それでは今回もやっていきましょう。


まずは映画監督GAZEBOさんからの1枚。

運転台!


整然と並んだ計器類に、景色よりも先に目が行ってしまいますね!



そしてこの運転台に最大の特徴が隠れています。

右手操作型ワンハンドルマスコンであるという点。


(運転士さんの右手で握っているのがそれ。左手の金属棒は手の置き所のために設置されているバー)




かなりシンプルに言うと、鉄道を動かすのはマスコン(アクセルのようなもの)とブレーキなわけですが、一般的には左手がマスコン・右手がブレーキとなるよう配置されています。これは昔も今も。



そんな中1969年に東急8000系で、T型ワンハンドルマスコンが(量産型車両で)初めて採用されました。

(Wikipediaより)

手前に倒すと力行(進む)、奥へ倒すとブレーキ。



その後JR東日本をはじめ、左手操作型のワンハンドルマスコンも増えていきます。

(Wikipediaより こちらは小田急3000形運転台)

左手になっている理由は、指差し確認などで右手(利き手)を使う機会が多いから、と一説に言われています。



機関車や新幹線はマスコンとブレーキの配置が逆だったり、JR西日本はワンハンドルを採用せず独自の縦型ツーハンドル(横軸ツインレバー式というらしい)だったりといろいろ喋りたいことが山ほど出てきますが、本題から逸れるので心を鬼にして黙ります。



要するに右手操作型のワンハンドルは珍しいということ。



検索。

(こちらもWikipediaより)

ほう、京急800形…!



問題写真↓

運転台のほかにもう一つ注目する点が、大きな窓の中央に一本だけピラーが通っていること。

すなわち2枚窓の顔である。


京急800形の顔↓

この色合いや面構えから「ダルマ」と呼ばれ愛された車両です。

大きな2枚窓の中央にピラー。

こういう事だ!



しかし京急800形は既に引退している。

京急の引退車両が譲渡される先といえば、香川県の高松琴平電鉄(ことでん)だけど、800形は行ってたか?

それ以前に京急もことでんも線路幅が1435mmの標準軌。



問題写真↓

一般的な1067mm狭軌に見える。



ことでんを調査しても800形譲渡の確証は得られなかったし、このセンで追いかけるのは断念。




他に右手ワンハンドル車はどこにあるんだ?


改めて検索。


質問者の方がまず圧倒的な知識を見せるという珍しい展開。



ありがとうございます!あなたの質問文自体が私の欲しい答えです!



(これだから鉄道趣味の世界は怖いんですよ。僕が「オタクとしては全然、、」とか言ってるのは謙遜ではなく畏怖からです)



さて、この中で引っかかったのが伊豆箱根鉄道。

コンクリート仕事でよく伊豆へ行くので月イチくらいは乗っている路線。

2枚窓の車両もよく知ってます。

(Wikipediaより)

右手ワンハンドルだったのか…そう言えば運転台をまじまじと見た事はなかった…いつも乗り込んだら席にドカッと座ってた…鉄道オタクとして何たる不覚!!!



反省の念を抱きながら捜索開始。

配線略図大先生召喚。なじみ深い駿豆(すんず)線。

1面1線の駅は2つのみ。

そのうち三島広小路駅がカーブの区間にあることは熟知している。



では問題の写真↓

修善寺から三島へ上ってくる列車だ。


TrainView列車展望チャンネルさんの動画から合わせた写真↓

バッチリ。

というわけで伊豆箱根鉄道駿豆線・三島二日町駅、鉄道要素満載で充実の確保!!

しかしよく乗っている路線なのにすぐ気づけなかったのは忸怩たる思いもあり。



回答後GAZEBOさんから送られてきた写真↓

このクラシックな塗装、かわいいですよね。


内装(鉄夫撮影)↓

この車両に限らず、いずっぱこの車両は国鉄車両の雰囲気が残っている車両が多く、たまりません。


今度乗る時は運転台をじっくり眺めてみよう!





お次は日下さんから「気持ちいいとこにいます」と1枚。

確かに空気おいしそう。



配線略図大先生召喚。

怪しいのはこのあたり。



2駅目の塩沢駅。

あ、もうここだな。

跨線橋からの写真も↑あるけど、恐らく問題写真とは逆側。



というわけで問題の写真↓


見つけ出した写真↓

山の形も完璧。

JR上越線・塩沢駅、ほぼ一発の確保。



すぐに分かった理由は、以前に日下さんから頂いていた小千谷駅(こちらも上越線)の写真↓

融雪溝・レール間の謎に白い部材・ホームと線路の配置(向こう側のホーム、手前の線路がほぼ使われていない)。これらが同じ匂いだったので、上越線の新潟県区間以外考えられなかったという事ですね。


同じような地域から2度目は通用しません!





続きましてKANSさんからの1枚。

ただ真っ直ぐに延びる線路。


右端にだけ見えるホーム、駅構内の幅が広い。

昔はもう一本線路があったのかな。


「これは厳しそうですね…」と返信しつつ、写真徘徊開始(今日中に解けるとは思っていない)。

奥のほうに、煙突のようなものが複数見える。


四日市あたりの工業地帯か?



こちらも以前KANSさんから頂戴した写真↓

当時は奥の二股煙突を徹底的に調べ上げ、四日市に辿り着いたものです。



今回も似た匂いがする。

配線略図大先生召喚。


問題写真をチェック。

奥のほうで右側の線路がギュッと曲がっている→左側の線路に合流するのであろう=単線区間

左側の線路からは側線が分岐している。



これらの要素を満たしそうな駅を捜索。




では問題の写真↓



見つけ出した写真↓

JR関西本線・河原田駅、思いのほか順調に確保!

よし!



同じような地域から2度目は通用しませんよ!



なお、この右側の土手の向こう側には、

前回解いたばかりの鈴鹿駅へ向かう伊勢鉄道の線路が隠れていました。思わぬところで錯綜。





さあ今回ラストは、てっしーさんから「意外と簡単かも、、」と1枚。

すごいパイプ。


鉄道運行にまつわる重要なケーブルが通っているんだろう。

とは言えこんなもので場所を解明していくのは無理。全然簡単じゃない。



背後にはビル群。都市部だろう。

撮影地点より線路が高いところを通っているのも気になる。



最初に注目するのはこれ。

ビルの上に建っている?赤白の鉄塔。



これはNTT系の電波塔じゃないか?

検索開始。

あの塔に似たやつを、じっくり探していく作戦。



しかしNTTの塔は幅が太いものが多く、思っていたより難儀。



神戸の塔が気になって見に行ったものの、


ちょっと違う。



他にも「鉄塔 赤白 アンテナ ビルの上」など様々な語句で検索したものの。

やっぱり太いな……!



問題↓

柱の部分が丸くて細い。



うーむ、電波塔からのセンは一旦諦めよう。



改めて。

面倒だけど東京の街から地道に探してみるか。。

ビルが見えるけど空は広い。

撮影地点と線路には高低差。



JRの複数路線が並走している区間と予想し、まず思い浮かんだのは中野駅付近。ちょうど駅に近づくところでガードになるので、高低差があるんではないか?

おおっパイプらしきもの!!

やはりJR沿線か?

(この後高低差がつく地点はすでに駅ホームがあったので撤退)



次は、高田馬場駅付近。

ビル・パイプ・高低差の3拍子揃ったけど赤い鉄塔は見つからず!



問題写真で気になっているのが、

架線柱の外側にも、オマケのように架線が張られている。

これは本線(営業列車が走る線)とは違う、留置線や側線があるという事ではないか?


(中野も高田馬場も、そういう可能性があると思って探したんだけど…)



その後も山手線や中央線を軸に数地点を探すも、そう易々と辿り着けることはなく。


この検索も撃沈。

NTTの塔じゃないなら何なんだ?すっごい気になる。



東京じゃなかったらどうしよう…という迷いも生まれますが、まずは東京を徹底的に洗おう。



とにかく山手線に照準を定め、池袋〜新宿〜渋谷〜品川と内回り電車に沿って捜索継続。

おおっ赤い鉄塔発見と思ったら工事用クレーンだった!



山手線のほかに京浜東北線・東海道線そして新幹線も並走する港区の区間。この辺は高架(ガード)が大部分だと思うんだけど…

地道な捜索で麻痺してきた指で何気なくタップした地点。


ああーーーーっ!!!!!


ついに見つけた赤い鉄塔っ!!!!!




では改めて問題の写真↓



ようやく辿り着いた写真↓

パイプがギュワッとなっている地点も確認!

(ビル敷地内のためこれ以上のストリートビューは存在せず)


というわけでJR浜松町駅付近の適当な景色、確保!!!!



さらに最も気になるあのビルへ接近。

そうだったのか!!!


このくらいの超重要インフラ会社の本社ともなると、自前でアンテナを持っているという事か!知らんけど。



都心なのに手前の空がやけに広かったのは、芝離宮があった為だった。さすがに解く前には分かりませんね。



いやー厳しい問題だったけど解けてスッキリ!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。


他にも多くの写真を捜索中なのですが。




難しすぎる写真やひどい写真に悩まされ続けております。



ではまた!

12月に出演する舞台のご案内です。



JACROWで以前共演させていただいた吉田テツタさんの個人ユニットで「面白いことが浮かばない限りやらない」テッピンに出ます。



共演の皆さまは全員はじめましての方々、しかも私が最年少。

強力なおじさんたちの壮絶ミステリーバトル?を楽しんで頂ける作品になると思います。



年末のお忙しい時期とは思いますが、ぜひぜひお越しくださいませ。



テッピン公演第6弾は、ミステリー?!


小劇場の上演中に起きた殺人事件。

容疑者は出演者・スタッフ全員?

さあ、どんな展開に?



テッピンvol.6

『ゼツボーのエンゲキ』


作・演出:吉田テツタ


【出演】

池田ヒトシ/菅野貴夫/佐久間淳也/佐野陽一/牧野達哉/山口雅義


【日程】

12月18日(水)~22日(日)

18(水)15:00(有料公開ゲネ)/19:30

19(木)19:00

20(金)14:00/19:00

21(土)14:00/18:00

22(日)13:00

日時指定・全席自由席

受付開始・開場は開演の30分前予定


【会場】

中野スタジオあくとれ

中野区中野2-11-2サン中野マンションB1

JR、東京メトロ東西線 中野駅南口改札より徒歩5分


【料金】

一般:4,000円

学割:3,000円(要学生証提示)

※有料公開ゲネ:3,000円

★財力者様 助けてチケット:5,000円

(吉田テツタ特製感謝状付)


【ご予約】

https://www.quartet-online.net/ticket/teppin-zetubo-?m=0mjafdh


【ホームページ】



【お問合せ】

office_mube@yahoo.co.jp



よろしくお願いします!