朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -94ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

先の大戦後、日本人はモノの豊かさを求めすぎて、ココロの豊かさをどこかにおいてきた感は否めません。

アナログよりもデジタルへと時代はかなり変遷してきました。

インターネットバンキング、キャッシュレス、ポイント支払などできるだけ利用して賢く生きていかねばなりません。

 

生活費や退職金、社会保険、130万の壁、NISA、iDeCo、年金など、お金に関する憂いは尽きません。

「消えた年金」「少子高齢化」「医療費の削減」「生活保護の縮小」「当面はデフレ(物価が伸び悩む状態)が続く。しかし物価が高騰する可能性も」などの将来のおぼろげながら不安、漠然とした老後への不安は、何かしら行動するとともに自分の老後を具体的にイメージすることで解消できないかと考えています。

 

マネーライフを豊かにするための人の一生に必要なお金の基本的知識のガイドライン。

この本を読むと、基本的なお金の悩みの解決策へのヒントが得られるものと思います。

 

「サラリーマンで定年退職した人は、生活をダウンサイジング(規模を小さくする)させ、なるべく年金の範囲内で生活しましょう。もしそれでも足りなかったら、アルバイトなどの「プチ稼ぎ」で生活費を補うことを考えましょう。」と言われた、

経済ジャーナリスト荻原博子さんが書かれた本。今後の自分に参考になりそうな箇所や面白そうな処を取りあげてみました。

 

50P 特売品は「Z」で見つける 日々の買い物をおトクにしよう!

スーパーが最も売りたいお得な商品は、左上にあり、そこから視線が右に流れ、右上から左下に移り右下に行く。このZの線上にその日の目玉品がある可能性が高い。

 

78P 住宅購入、子どもの教育費、老後のお金の3つのハードルを順番に越えよう。

 

83P 

投資に向く人

・生活に左右されない、余裕のお金を持っている人

・チャートを見て値動きしたらチャンスを摑む時間的な余裕がある人

・経済の流れに敏感で世の中のことを興味がある人

・ネットなどで情報収集でき、投資もネットできる人

 

投資に向いていない人

・余裕のお金が少なく、投資をすると一発勝負になりやすい人

・誰から教えられた投資情報を鵜呑みにする人

・ひたすら貯金が増えることを望んでいる人

・インターネットが苦手でうまく使いこなせない人

 

88P 損失回避の法則。

人間は損をした時の失望感がトクしたときの喜びより、2,25倍大きい。

これを「プロスペクト理論」と呼ぶ。

大きく増えるチャンスより、何ももらえず損をすることを回避することを優先するということです。

 

124P 72の法則、お金を倍にする計画を立てる

72÷金利=お金が2倍になる期間。

 

142P パーキンソンの(第2)法則を知ろう

収入が増えたとしてもそれをすべて使い切るまで支出が増大する。

収入が増えるほど貯金ができると思ったら大間違いだ。

 

 <目次>

はじめに

第1章 「ズボラ」さん向けお金ベスト10

第2章 「節約系」お金ベスト10

第3章 「キャッシュレス」お金ベスト10

第4章 「臆病」さん向けお金ベスト10

第5章 「パート・主婦」向けお金ベスト10

第6章 「おひとりさま」向けお金ベスト10

第7章 「もしものときの」お金ベスト10

第8章 「やってはいけない」お金ベスト10

第9章 「20代」向けお金ベスト10

第10章 「60代」向けお金ベスト10

 

1954(昭和29)年、長野県生まれ。経済ジャーナリスト。大学卒業後、経済事務所勤務を経て独立。著書に「投資なんか、おやめなさい」「払ってはいけない」「私たちはなぜこんなに貧しくなったのか」など。

平野さんは、補聴器の悩みを気軽に相談できる認定補聴器技能者です。

彼のモットーは、

「聞こえにくくなった方に適切に補聴器をフィッティングすること」だけでなく、大切にすべきは、「聞こえの大切さを伝えること」「コミュニケーションが取れるようにサポートすること」です。

 

視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚などの五感のうち聴力も大切でしょう。

徐々に年を重ねてきて、わずかに聞こえにくくなってきていますが、ある日突然聞こえなくなったら、病院に行くはずです。

ところが、加齢とともに少しずつ聴力が衰えてきて、徐々に耳がこえなくなってきたならば。日常生活に少しは支障を感じながらも、本人や家族、周囲の人も気づかずに聴力低下がけっこう進んでいることがあります。

 

髪の毛、肌のシミや皴、老眼などの老化現象は、誰にでも現れてきます。

耳が聞こえにくい状態を難聴といい、加齢以外に特別な原因がないものを加齢性難聴と言います。

 

健康が一番。

こんな習慣を身につけると最強だ。

ブレスローの7つの健康習慣

1 喫煙しない

2 定期的に運動をする

3 飲酒は適量を守るか、しない

4 一日7~8時間の睡眠を

5 適正体重を維持する

6 朝食を食べる

7 間食をしない

 

79P 聞こえの改善はアンチエイジング

脳への刺激となる。健康寿命が延び生活の質が向上する。

人とのコミュニケーションや自身の心の健康、脳への影響などさまざまな問題と深く関係している。

 

103P 補聴器にできること

雑音抑制機能、指向性マイク機能、周波数変換機能、自動音量調節機能、プログラム、チャンネル、ハウリング抑制機能

116P 補聴器にできないこと

難聴の治療はできない。以前の聞こえ方を取り戻すことはできない。装用してすぐに聞こえるようにはならない。

 

眼鏡を作る時のように、眼科に行かなくてもいきなり眼鏡屋に行くこともできます。

しかし、どうして耳が聞こえなくなったのかという原因が病気で難聴となっていないかどうか。この場合は、治療することになります。

まずは耳鼻科を受診し耳の状態を把握するための検査と診察を受ける。

 

「どんな場面で聞き取りを改善したいのか」

 

音の大きさ 音圧でデシベルという単位で表わされます。

音の高さ 周波数でヘルツで表わされます。音色。

この3つの要素を判断し、音として認識するのが耳と脳です。

 

人によって聞こえ度合いが違います。

高機能、多性能で、ただ音を大きくして聞こえればよいというのではありません。

認定補聴器技能者がいる補聴器販売店を訪れて、その人の聞こえたい度合いを踏まえてカスタマイズされた補聴器を購入するという流れが、間違いがない快適な聞こえを手に入れる近道ではないかと思いました。

 

人として悩みや要望を素直に打ち明けられるような信頼関係が築けるかどうかが課題でしょうか。

132P

認定補聴器技能者に相談する際には、「いくらのものを買うか」から入るのではなく、まずは自分が困っている状況がどんなもので、補聴器をつけることでどうなりたいのかを伝えてみてください。親身になって相談に乗ってくれるプロの認定補聴器技能者がいるお店で探すことが大切です。

 

 <目次>

はじめに 

序章 聞こえの課題をゼロにしたい!

第1章 意外と知らない自分の“聞こえ具合”

第2章 聴力と認知症の関係

第3章 聞こえの課題を乗り越える

第4章 こんなときどうする?家の中でのコミュニケーション

第5章 こんなときどうする?外出先でのコミュニケーション

おわりに 

参考文献

 

認定補聴器技能者。1971年6月、三重県生まれ。大学卒業後、国内最大(当時)の補聴器専門店をもつ補聴器販売店に入社。補聴器の販売や修理の他、医用計測器の販売メンテナンスに従事。10年間補聴器の販売を経験後、世界最大手の補聴器メーカーの日本法人起ち上げに参画。補聴器メーカーでは営業、教育担当、製品導入責任者など多くの職種を経験。17年間の補聴器メーカーに在籍する中で、日本国内の補聴器供給に課題があることに気づき、その課題解決に挑戦するために東京・荻窪に「耳のそうだん室JINO(ジーノ)」を開業。理想の補聴器の供給スタイルを構築するために日々研鑽している。補聴器販売店を運営する傍ら、NPO法人日本補聴器技能者協会の理事も務め、認定補聴器技能者の養成事業での講師、指導員としても活動。さらに「聞こえの大切さ」を伝えるためのセミナーを実施している。

 

【No1053】50歳を過ぎたら要注意!「聞こえづらい」をほっとかない 認知症予防のカギは聴力にある! 平野幸生 産業能率大学出版部(2022/01)

ズルはできない、俺が見ているから。松井秀喜(プロ野球選手)

 

すぐやる。必ずやる。できるまでやる。永守重信(日本電産グループ創業者)

 

少しずつ高度順化すると徐々に(ヒマラヤの)高峰が眼前に迫ってくる。時間さえかければ年寄りでも最初は考えられないほどの高みに近づける。斎藤茂太(精神科医)

 

「きょうよう」があることに感謝しています。教養ではなく、今日用があることです。樹木希林(俳優)

 

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬ時節に死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。良寛(僧侶、歌人、書家)

 

どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。松下幸之助(実業家。パナソニック創業者)

 

本物の人格は、安楽と平穏からつくられることがない。挑戦と失敗の苦しみの経験を通してのみ、精神は鍛えられる。夢は明確になり、希望が湧き、そして成功が手に入る。こうして初めて本物の人格ができあがるのだ。ヘレン・ケラー(社会福祉事業家、教育者、著述家)

 

人間は夢を持ち、前へ歩き続ける限り、余生は要らない。伊能忠敬(測量家、天文・地理学者、商人)

 

初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後の矢をたのみて、始めの矢になおざりの心あり。毎度ただ後の矢なく、この矢に定まるべしと思え。吉田兼好(歌人、随筆家)

 

すべて八分目、この限度を守ってさえいれば、たとえ成功しても調子に乗りずぎて、失敗する憂はない。小林一三(実業家、阪急東宝グループ創始者)

 

どんな悲しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では『日に薬』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです。瀬戸内寂聴(小説家、天台宗僧侶、本名晴美)

 

215P 斎藤(茂太)先生の言葉は、いまもなお輝きがあり、含蓄があるのです。

モタさんと呼び親しまれた齋藤さんは、約15年前の2006年にお亡くなりになられています。

いまの心に響く言葉に触れたいと思って手に取りました。

座右の銘となるようなくらいの人生における金言は、そんな簡単に出会うものではありません。

精読した本や乱読した本のなかから、そのときの自分の心の粋に似合う言葉をふと偶然に出逢うことができれば御の字だと思います。

 

 <目次>

第1章 心に火を点ける言葉―逃げる前に跳べ!

第2章 気持ちの切り替えができる言葉―次はうまくやろう

第3章 不運を幸運に変える言葉―逆風が吹けば反発心が燃え上がる

第4章 明日の希望につながる言葉―苦労の中に喜びがひそんでいる

第5章 しんどいときに読む言葉―モットーは「ほどほど」

第6章 人間関係が楽になる言葉―人を好きになれば人から好かれる

あとがき 一粒で二度おいしい

 

斎藤茂太

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。著書には『いい言葉は、いい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去

柏耕一

1946年に生まれる。出版社勤務を経てライターに。フリー編集者としても25年近くにわたり斎藤茂太氏の著作にたずさわり20冊以上を担当する。自身の著書には、ベストセラーになった『交通誘導員ヨレヨレ日記』(三五館シンシャ)などがある

 

【No1052】折れない心をつくるいい言葉 モタさんのワンポイントアドバイス 斎藤茂太 柏耕一 さくら舎(2022/01)

本をもっと多くもっと深く読みたい、そして仕事や人生にも役立てたい。

著者の言葉を借りてこの本を紹介すると、

「おすすめ本を人におすすめできるようにするために、最初におすすめする本」です。

 

簡単に手に入らない、めんどくさいところに、自分のためになる読書法の肝がありました。

33P 読書の「ファスト思考」「スロー思考」

面倒だから「こそやる、必要、選ぶ」といった基準が、今の時代には重要なのではないか?

ファスト思考=とびつき、浅い、茫然思考

スロー思考=めんどくさい、深める、没頭思考

 

一般的な動詞を使うのでではなく、具体的な動作でアウトプットできるようにする。

68P 行動に移せる読書に必要な意識改革

「動詞」でごまかさない、「動作」に変換する

「動詞」は、行動に「移せない」表現。例:責任を取る。

「動作」は、行動に「移せる」表現。例:失敗に終わった時何をするか、契約書等に明記しておく。

 

読者が中心にある感想を知りたいものです。その人がこの本を読んで素直にどう思ったのか。

90P 読解には3種類ある

1 作品中心

2 作者中心

3 読者中心

 

4つのいずれかに基づいて本を選んでいきたいものです。

136P 選書の目的を3つに分けてみる

1「未知」を「既知」に変えるために読む。不安を解消する。

2「既知」を更なる「既知」へと強化するために読む。身につけるため、同様な内容の本ばかり読む

3「無知」を自覚することで「未知」を増やすために読む。「問い」を得るため。何が分かっていないのかすら、分かっていない状態から何が不明か明確になる。

・セレンディピティ・セレクト。説明不可能な選書。意図せざる偶然・御縁を意図的に演出する選書

 

問い合わせを本にしながら読んでいければ、深く没頭した読書ができるようです、

195P 3つの記号でどんな本も読めるようになる

・「言いかえ・具体例」は何を主張するための「=」か?

・「対比・逆説」は、何を主張するための「⇔」か?

・「根拠・因果関係」は、何を主張するための「⇒」か?

 

読書をしていく上での選書の目的、本への取り組み方などが参考となりました。

また、漫然と読むのではなく、目的意識をはっきりさせて読んでいく必要性を強く感じました。

 

 <目次>

プロローグ READ FOR“DEEP DIVE”

第1部 「紙1枚」にまとめるだけで、読書は「忘れない」「実践できる」「説明できる」体験になる(DEVOTE 思考を深くする読み方とは?―オンライン時代だからこそ「ディープ・ダイブ」読書の勧め、ISHEET 「紙1枚!」フレームワーク―書くだけで「忘れない」「実践できる」「説明できる」知識になる、REQUEST 「仕事や人生に読書を活かす」を「紙1枚」書くだけで実現する方法とは?―目的を最速で達成する「パーパス・リクエスト」)

第2部 読書で知識の深掘りをする(SELECT 「何を読んだらいいか分からない…」を解決する「紙1枚」選書術―「セレンディピティ・セレクト」で知識を広げる、QUOTE 「紙1枚」で古典を身近なものにする―「クラシック・クオート」で名著の内容を忘れずに、仕事や人生に活用する、DIGEST 難解な本も「3つの記号」を駆使するだけで自分のものにできる―「マクロ・ダイジェスト」で本を「紙1枚」に要約・ストックする)

第3部 読書で毎日が変わる(CONNECT 他の人の感想や読書会で視野を広げる―1人で終わらない読書法、CONTRIBUTE 「周囲に選ばれ、キャリアを切り拓く読書」を実現するカギとは?―「パーパス・コントリビュート」で仕事力=他者貢献力を上げる、CONFIDENT 読書で自信をつける―紙1枚読書を続けて自信のある自分になる)

エピローグ LEAD TO“SKY DIVE”

 

 

作家・社会人教育のプロフェッショナル。「1枚」ワークス(株)代表取締役。「1枚」アカデミア・プリンシパル。動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰。愛知県名古屋市出身。旭丘高校、立命館大学卒。在学時はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学留学。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。同社の「紙1枚」仕事術を修得・実践。米国勤務などを経験したのち、(株)グロービスへの転職を経て、2012年に独立。現在は社会人教育のフィールドで、ビジネスパーソンの人材育成やキャリア開発を支援。講座・講演・研修等の累計受講者数は10,000名以上。著名企業での登壇実績多数。2017年には海外(中国・広州)登壇、2018年にはルーツであるトヨタとパナソニック合同の管理職研修への登壇も実現。2015年からは、作家としてのキャリアもスタート。月間ランク1位・年間4位・海外5カ国翻訳となったベストセラー『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』等、これまでに9冊を上梓。著者累計45万部超

 

【No1051】早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書法 浅田すぐる SBクリエイティブ(2021/12)

 

「本を読んで、情報強者になる。これがお金の不安を解消し、お金持ちになるいちばんの近道なのです。」

 

139P 1冊の本がまるまる全て、一言一句、素晴らしいなんてことはまずありません。1冊のうち、1行でも2行でも素晴らしいと思うことがあれば、その本は素晴らしい本なのです。多読を心がけ、良書に出会う確率をどんどん挙げていってください。

1、2行だけでなく何ページも素晴らしいと思う箇所がありました。

久しぶりに素晴らしい良本に出合いました。

勝間さんは、読書に関して今まで僕が思っていたこと、考えてきたこと、感じてきたこと、言いたいことなどを代弁してくれていました。

読書をする効果はこうなのだということをはっきりと語ってくれています。

ごもっともだと納得できます。

彼女の意見にはもろ手を挙げて賛成です。

読み方、感じ方などには大いに共感することが多々ありました。

 

彼女のお金持ちの定義は、たくさんの金融資産を持っているということだけではありません。

以下のとおりです。

33P

「日常生活のなかでお金の不安を感じずに暮らすことができる」

「自分を幸せにするために必要なものは一定の予算内であれば無駄な我慢をせずに購入することができる」

「老後や病気になったときなど自分にとって何かあった場合においても、不安を感じないだけの資産をもっている」

お金に対して「健康体」な人、無駄に借金という名の脂肪を蓄えていない人、蓄える必要のない人のことを言います。

「お金の流れというのは、情報の一種であり、お金にまつわる情報を読み解ける人は、お金に不自由することがなくなる」ということであり、

お金を稼ぐためには、情報を得る必要があるのです。

お金は、信用やサービス内容を情報化したものであり、その情報としての本質を把握することができれば、お金を稼ぐことにも、お金を使うことにも不自由がなくなるのです。

 

3P

私は、先祖代々の遺産によって生まれながらの資産家である人でない限り、本を読むこと、つまり読書量の累積が、お金持ちになるための、簡単でいちばん手っ取り早い方法のひとつだと考えています。

さまざまな本には、直接的・間接的な、お金持ちになるための方法とそのヒントが含まれているから。

 

 

「集合知」は大事です。大いに活用していきたい。

87P 読書を通じて「集合知」を活用する

知性のあり方のひとつとして、集合知や集団的知性と呼ばれる考えがあります。ひとりの人間が経験し思いつくことなど、実際にはたかが知れています。しかし、いろいろな人たちの経験や知識を持ち寄って、総合的に判断することができれば、それはひとりで考えたことよりも、より良い判断になるのではないか。集合知を活用するということはそういうことなのです。

(中略)

私たちは一回きりの人生を、自分の人生として生きることしかできません。しかし、生きている中で、さまざまな集合知を活用することで、私たちは他者の人生を体験し、自分の人生に役立てることができるのです。このような集合知を得るための一番の近道が、読書なのです。

 

 

勝間流の速読法です。フォトリーディングです。

122P 速読のススメ

・一行ずつ読まないこと

・頭の中で音読をしないこと

一言一句読むのをやめる。たとえば、新聞の見出しを読むときのことを想像してみてください。

全体のイメージを読み解くような感じ。

一行ずつ読むのではなく、2行ずつ読む、3行ずつ読むということをまずはやってみてください。そこから少しずつ一度に読む塊を増やしていく。徐々にブロックで、あるいは1ページ単位で読めるようにしてみてください。

 

 

著者講演会参加時も同じです。

何を得たいのかという問題意識を持って参加し行動しインプットアウトプットしていくのです。

133P 目的意識を持ち問題設定する

自分は「どのようなことをこの本の著者に聞きたくて、この本を読んでいるのか」という目的意識、問題設定が最も重要になるわけです。

目的意識がないまま本を読むならば、結局、隅から隅まで読まなければならなくなりますし、問題設定ができなければせっかく読んだとしても内容が頭に残りにくいのです。

 

ハウツーもののようにすぐ真似できることは、すぐに忘れてしまうとか、効果が薄いとか。どういう意味なのかと突っ込まられると、答えることができない。

つまり付け焼刃で身についていないと、行動が浅はかになります。

読書は、じわっと肩に効いてくるお灸のようなものかと思います。

136P 読書は遅効性であることを理解する

良い本を読めば読むだけ、その情報が無意識に蓄積されていくので、ある一定の臨界点を超えれば、無意識はガラッと変化していきます。

無意識を買えるのは、やはりそれなりの読書量と時間がかかります。読書が効いてくるのは、この無意識が変わった時なのです。

読書に即効性を求めるよりも、「読書は遅効性である」と覚悟しなければならないでしょう。

 

昔読んだ本とさっき読んだ本の知識がクロスして体の中でぱっと弾けるような感じ。

181P 未来を先取りする情報ハックは読書

さまざまな人達の知識や体験を、読書を通じて共有することで、それが自分の無意識のなかで組み合わされ、そこから出てくる情報や行動に、結果的に未来を先読みするような要素が含まれているというだけなのです。

 

賛成と反対と中庸の意見をそれぞれ聞いて、自分で判断する姿勢を持ち続けたい。

◎189P 勝間流読書の心得

その情報をそのまま鵜呑みにはせず、それとは真逆な情報を改めて確認し、本から得られた仮説を必ず自分で実行して、その実効性を確かめるようにすることです。

本から得られた情報について、他者と共有する際には、自分で実践してみて効果があったもの、信頼性があるもののみを共有するようにしています。

(中略)

本さえ読めば、たった53年間で200から300年分の知識を得ることが可能になる。

 

歴史上からの成功よりも、むしろ失敗から学ぶべきことが多いと思います。

◎195P リスクヘッジのための読書

社会的・経済的なリスクに関するさまざまな歴史やリスクマネジメントについて書かれた書物を紐解き、学ぶべきなのです。

人間心理として、私たちがどんな失敗を犯しがちなのか、また失敗したときにはどのようにそれに気づき、どのように対応すればよいのか、いくらでも先人たちは経験し考えています。

 

人生100年と呼ばれて久しいのですが、そうはなく、人生120年の時代なのです。

さらに読書をしていく時間があります。 

217P 人生120年時代のお金持ちのなり方

最近の寿命に関する予測をした本や生命科学の本をいくつか読んでみると、私が生きているうちに人生120年時代が来ることも決して不可能ではないということがわかります。

人生120年時代を考えた場合、とてつもない量の本を読み、膨大な知識を手に入れることが可能になるのです。

 

読書とともに、このように知識と経験に優れ、良い判断ができるリッチな人生を歩んでいきたい。

221P 読書のあるリッチな人生

金融資産を積み上げることだけが、お金持ちなのではありません。

知識と経験に優れ、良い判断ができる。より良い人間関係がつくれる。社会の問題に対して、自分なりになんらかの解決手段を講じることができます。

このような能力を身につけること自体が、リッチなことだと思います。

 

 <目次>

はじめに 

序章 お金持ちになる方法は読書で学習できる(お金を稼ぐための「情報強者」になる、情報を制する者がお金を制する ほか)

第1章 絶対的読書のススメ(私が「読書」を絶対的に勧めるわけ、読書嫌いの人の理屈―なぜ人は読書をしないのか? ほか)

第2章 どんな本をどんなふうに読むのか(読書は知の最先端テクノロジーである、読書は翻訳書がオススメな理由 ほか)

第3章 今すぐできる!読書ハック(読書というフロー体験を味わうために、読書をする暇がない!という人のための時間術 ほか)

第4章 お金持ちになる読書術 実践編(私が実践してきた読書術、行動的読書家のススメ ほか)

 

経済評論家、株式会社監査と分析取締役、中央大学ビジネススクール客員教授。1968年生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を行う。主宰する「勝間塾」にて、なりたい自分になるための教育プログラムを展開するかたわら、麻雀のプロ資格取得、YouTuberなど、活躍の場をさらに拡大中。テレビや雑誌で専門知識をフル稼働させた節約法や、自身の体験と研究をもとにした家事、家電選びのアドバイスも人気。

どんなに多忙な部署においてでも、風通しが良いなど人間関係がうまくいっているならば、些細な事で相談ができるし楽しく仕事をしていくことができます。

職場の人間関係は、個別性が強くて相手によって態度や距離感が変わってきます。

見方を少し変えるだけで、自分で自分を守ることができます。

 

作家の伊集院静さんが以前語っていました。

いろんな対応をしても、めんどくさいほどにダメな人がいます。

体と精神を壊すくらいならば、会社を辞めるなど思いっきりそこから逃げることも必要なんだと。

25P めんどくさい人の思考・行動パターンを知る

・悪口・陰口ばかり言う人 歪んだ正義感で自分自身の承認欲求を満たしている。

・ことあるごとにマウンティングしてくる人 自分自身を過大評価、能力を過信している。

・ハラスメントをしてくる人 相手が嫌がる行為をする

・むちゃぶりをしてくる人 自分本位、共感性や想像力が乏しい

・責任を押し付けてくる人 傷つくことを驚嘆に恐れている。

 

道徳心を持った気配りができる人に憧れます。

39P 道徳心がある人には品がある

自分の言動によって相手がどのような気持ちになるか想像することができる。相手への配慮を持って行動できる人のことです。

 

できないことの意味を含み曖昧に答えると、相手はちょっと考えこんでしまうらしい。

65P 波風を立てずにむちゃぶりを回避するマジックワード

相手もどうにかして自分の要求を飲ませようとしますし、上司・部下という関係である以上、きっぱりと断ることができないこともあるでしょう。

そうして時に試していただきたいのが。

「これはちょっと……」というセリフです。

最後まで言い切らずにぐっと我慢して言葉を濁してみましょう。

 

クレーマーに思いの丈を喋らせたのち、自分の非を認めず相手の気持ちだけには共感することだ。

192P

相手が怒りを大体吐き出したと感じたら、次のステップに進みます。

相手の「怒りたくなる気持ち」にだけは共感を示して、

「お気持ちはよく分かりました。不快な気分にさせてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪をしてみてください。

ここで謝るのは、「せっかく来てもらったのに、相手を不愉快な気持ちにさせたこと」だけであり、こちら側に全面的に非があることを認めるのではありません。

 

それぞれがそれぞれでストレスの解消法を持っていて既に実践しているはずだ。

246P ストレス耐性をアップする方法

大切なのは、何事も柔軟に受け流せる。柳の木のようなしなやかなメンタルを持つこと。ストレスをうまく受け流し、解消するコツを身につけることで、ストレス耐性の高いメンタルを作ることができるのです。

また、ジムでヨガ、本を読む、カフェに行くなど、人それぞれのストレスの解消法を持つことだ。

 

相手は変えることができなくても、自分は意識して変えることができます。

終いには、自分を変えると相手も対応が変わってくるのです。

254P

職場での人間関係は、簡単に変えることができないからこそ、とても厄介な問題です。ただ、その厄介ごとに目をつぶって、あなただけがずっと我慢して、心身をボロボロにする必要はありません。

Aさんのように心身の調子を崩す直前まできていても、ちょっとした考え方や振る舞いのコツを知っているだけで、随分と居心地が変わることをあなたにも経験してほしいのです。

ただ、それでも蓄積するダメージはあります。だからこそ、自分のこころのケアはしっかりしてください。辛い環境で頑張っているからこそ、自分褒めてあげてください。褒めるのが苦手な場合は自分を労わることから始めてみましょう。

 

【No1049】職場のめんどくさい人から自分を守る心理学 井上智介 日本能率協会マネジメントセンター(2021/12)

ことばの意味や使い方が分からない時には、紙の辞書・辞典を引きます。

その周辺のことばを併せて同時に知ることもあるので面白いのです。

またネットで検索して調べる方法もあります。

デジタル大辞典などいくつもの辞典にヒットすることで、対比してことばの意味を詳しく知る際に役に立ちます。

 

日本語を使うこと自体はそう怖くありません。

その意味を取り違えて使っていくのがこわいのです

取り上げられていたそれぞれの本来の言葉を知ると、僕の心にその意味の大切さがこだましました。

正確な意味を分からずに使っていたことに反省しながら……。

例えば、「景色」「風景」「光景」の使い方はとても勉強になりました。

早速区分けして使っていきたい。

 

5P

人々が日本語を怖がるのは、ことばに顔を近づけすぎているからじゃないかという気もします。少し距離を置き、客観的に観察すると、答えが出ることもあります。奇妙な言い方だと思ったが、実は似たような言い方は昔からあった、ということも珍しくありません。

 

・ご質問→お尋ね、ご依頼→お願いなど、和語(大和ことば)を使うと好印象を与えられる。

 

・「いたします」は、自分だけでするときに使う。「申し上げます」は、相手がある場合に、ただし、「お(ご)~いたします」は、相手に対しても使える。

 

・目上の人には「伺う」も「参る」も謙譲語として使える。「参る」は古風で使いにくいけれど、聞き手に対しては改まった気持ちを示す場合は適切。

 

・自分の配偶者は「夫」「妻」。相手の配偶者は「お連れ合い(さま)」「パートナーさん」がお勧め。それほど親しくない段階では「ご家族」もあり。

 

・「苦笑い」不愉快だけど笑うしかないときの笑い

「失笑」相手を少しばかにして思わずもらす笑い

「爆笑」どっと笑うことで何人で笑うかは関係ない

 

・「景色」静的な眺めに使われる。

「風景」静的な眺めにも、動的な眺めにも使われる。

「光景」印象に残る動的な眺めに使われえる。

 

・普通に○○は、特別な条件をつけていない時に使う。「普通においしい」は、褒める言葉で無条件に文字通りの意味でおいしいということ。

 

189P

自分の考えや思いを一番うまく表せることばこそ「正しい」

自分自身の「正しい」を決め、相手に届く表現を目指そう。

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 敬う日本語―敬語だって変化する(「ご質問」が失礼ならどう言えばいい?「ご」も「お」も両方使えることば ほか)

第2章 書き分けたい日本語―ルールはあるけれど(漢字で書くか、仮名で書くか?「受け付け」の「け」はいる?いらない? ほか)

第3章 似ている日本語―どこか違うらしい(「おざなり」「なおざり」はどう違う?「重い」「重たい」1字の有無で違いは? ほか)

第4章 こわくない日本語―正しさはあなたが決める(「ら抜きことば」を見分けるには?「全然」の下は肯定も否定も「アリ」 ほか)

 

 

1967年、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程単位取得。2005年、『三省堂国語辞典』編集委員に就任、国語辞典編纂のために、さまざまなメディアや、日常生活の中などから現代語の用例を採集し、説明を書く毎日。著書に「日本語をつかまえろ!」「知っておくと役立つ街の変な日本語」「辞書を編む」など。

バカの壁などの「壁」シリーズ。養老さんのエッセイです。

ランキング上位にいつも入っています。

日々の中でよくモノや人を見ているな、深く考えているなあ、うまく文字に著わしているなという印象を持ちます。

人生、時世、宗教、AI、死、自殺、コロナ下、愛猫など、養老先生が過ごしている日常のなかで起こる出来事について味のある言葉で書き記しています

哲学的な要素があるので理解しにくい部分もあるのかなと思います。

取り立てて新しい感想はありません。

壁シリーズを読むと、なにかしら安心します。ほのぼのとしてきます。

また本が出ると読みたくなる不思議な魅力を持っている著者さんです。

84歳になられましたがこれからもお元気で過ごされますように。

次の壁シリーズも楽しみにしております。

 

 <目次>

はじめに 

1 人生は不要不急か

2 新しい宗教が生まれる

3 ヒトはAIに似てきている

4 人生とはそんなもの

5 自殺する人とどう接するか

6 なせばなる日本

7 コロナ下の日常

8 ヒト、猫を飼う

あとがき 

 

1937年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。同大学名誉教授。著書に「からだの見方」「唯脳論」「バカの壁」など。

著者の髙橋洋一さんは、コロナ禍で以下の発言をして炎上し内閣官房参与をお辞めになられた方です。

「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」

「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな。」

発言が家族からも下品な表現だとお叱りを受けたそうです。

読んでみてわかったのは、感情論だけではなかった。日本だけでなく諸外国の感染状況など科学的なデータ・エビデンスを踏まえた上での発言だったということです。

 

彼の意見が分かる箇所です。

感情だけでなく正しいデータや知識に基づいて物事を判断していかねばならないことを学びました。

5P

感情だけの議論などは、時代時代によっても答えが異なる、それこそ何の生産性もないものなのに、いまの日本のテレビや新聞などメディアの場においては、そんなことばかりが繰り返されています。メディアの人間の大半が文系出身者で、理系のようにデータやエビデンスを重視する論理的思考ができないことが大きな要因なのでしょう。

そして、そんなメディアが垂れ流す感情論によって政治家が右往左往させられるようなケースが近年は多々見受けられます。データに従えば簡単に解決策が見つかるようなことが、メディアの論調に歪められてしまう。感情論によってつくられた「民意」なるものが実際の政治の場にも影響するとなれば、これは由々しきことです。

そのような状況を少しでも是正するためには、まず国民一人ひとりが、感情論に流されることなく、正しいデータや知識に基づいた世論を形成していくことが大切になるでしょう。

 

そのほかに、「単純化思考」、物事を判断する際に参考となる箇所です。

39P 複雑な事柄から「解答」を導き出すには

私は予想を立てる時に、二つか三つかの要素だけを使うようにしています。「単純化思考」でものごとを捉えるのです。

そして、他人に意見をあまり聞きません。周囲の情報を聞いてばかりいると、それで一層混乱して複雑になってしまいます。

 

最近話題の年金について2点ほど触れています。

年金① 破綻しない「長生き(したときにもらえる)保険」

年金② (繰り上げて60歳から)早くもらっても(繰り下げて70歳から)遅くもらっても違いはない。

 

238P 理不尽なレッテルに対する三つの論破術

1 相手の言うことは逆のことだけを言う。

相手のやったことの反対を言うだけで、短期間のディベートならもたせることができる。

2 一般的な真理だけを言う。

「長期的な視点を持って戦略的に行うべし」等なんの意味のないことであっても、その言葉に明らかな間違いがなければ相手は否定のしようがない。

3 レッテル貼りをする。

あの人は〇ですと批判的ニュアンスで決めつけて言う。

論破術も身につけられています。

判断する際には、エビデンスを踏まえ自分の信念に基づいてはっきりと物事を言われ、相手として対応するときにはなかなか厳しい方のように見受けられます。

 

例えば、「○○反対、○○賛成」など、どんな立場でも誰にでも言えるような一般論の話は、聞きたくありません。

「私は~だからこういうふうに思う」と、判断基準がはっきりと自分だという人がぼくは聴いていて面白いのです。

 

テレビのコメンテーターとして炎上する恐れがあって敬遠されるとか遠慮されるかもしれません。

髙橋さんが歯に衣着せぬそんな方だからこそ、大変気に入って味方になってくれる日本人がいるものだと思いました。

 

 <目次>

はじめに なぜ、「経済オンチ」に政策が右往左往させられるのか?

第1章 「経済オンチ」が気づかない「あたりまえ」の真実―なぜ、「ファクト」より「イメージ」が優先されるのか?

第2章 「経済オンチ」の「おかしな理屈」に騙されるな!―経済学的にありえない論説が称賛される理由

第3章 「経済オンチ」が誤解している経済用語の本当の意味 前編―経済学的に正しい「経済政策」キーワードの読み方

第4章 「経済オンチ」が誤解している経済用語の本当の意味 後編―経済学的に正しい「国民経済」キーワードの読み方

第5章 「経済オンチ」が犯した「ド文系政策」の大罪―経済学的にありえない「レッテル貼り」が日本を滅ぼす

第6章 「経済オンチ」国家・日本が世界で生き残る方法―経済学的に読み解く「困った隣人」とのつきあい方

 

嘉悦大学教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。その後、2020年10月から2021年5月まで内閣官房参与を務める。著書に、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)ほか。

 

【No1046】「経済オンチ」が日本を破壊する!間違いだらけの「ド文系」経済政策 髙橋洋一 清談社Publico(2021/11)

京都弁ではありません。京ことばです。

このはんなりしたイメージとは裏腹に、柔らかい言葉に強烈な皮肉を込めて話す京の人たち。

京ことばの美しさ、優雅さ、はんなりしたイメージの裏側には、怖い「毒舌針」が仕込まれています。

 

「もういっぺん寄ってみとくりゃす」→お断りさしとくりゃす

「嫁はんに訊いてみんと」→うちの嫁はコワイで

「お茶もださんと」→さっさと往んどくれやっしゃ。

「縁があったら、またよろしゅー」→これっきりでっせ。

「今度、会うたら聞いとくわ」→そんな可能性ないわ

 

謙遜、説諭、口撃、困惑、自重、チャラにするような言葉のうちから、入門者、初級レベルから中級者、上級者レベルまでの柔らかい言葉遣いや物腰を使った京ことばについて、「ヨソさん」として類推力を発揮し京ことばに親しみたいと思って……。

 

 <目次>

はじめに 

1章 「謙遜」する京都ジン

2章 「説諭」する京都ジン

3章 「口撃」する京都ジン

4章 「困惑」する京都ジン

5章 「自重」する京都ジン

6章 「チャラ」にする京都ジン

おわりに 

索引

 

富山の山奥に産し、京は西陣の上七軒にて生長。立命館大文卒。コピーライターや編集者としての経験をもとに80年代後半から唱え始めた“意匠ことば学”の見地から京都ジンの言語生理を読み解く。京に住いすること半世紀以上に及ぶ「非」京都人としてユニークな京都人論、京ことば論を唱える。2000年に上梓された『丁寧なほどおそろしい「京ことば」の人間関係学』は京都本ブームの先駆けとなった。