朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -80ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

幸せは、自分がそう思うかどうかによる。

まずは、興味があり楽しいことをやり続けていきたい。

幸福は主観的なものの考え方によることがわかりこころに響き気持ちが楽になった。

 

和田秀樹さんが伝えたいこと。

5P

ある年齢を過ぎたら、仕事に邁進するよりも、自分で楽しいと感じられる時間を多くもてることのほうが老後の幸せにつながるのです。

24P

重要なのは本人が楽しいかどうかだけ。自分の本当に好きなものに取り組むことが、幸せな老後を迎えるための秘訣なのです。

187P

大切になるのは、幸せは主観的なものと認識すること。

周囲からどんなに貧乏で不幸だと思われても、あんなに立派だった人がボケて不幸だと思われたとしても、自分が幸せと思えばいいのです。財産をたっぷりと残し、子どもたちも出生して幸福に見えても、本人がむなしかったり、過去を引きずって自分は惨めだと思ったりしていれば、それは不幸と言えます。

 

 <目次>

はじめに 

プロローグ 「人は人、自分は自分」の幸せがかなう高齢期の素晴らしさ(老後はつらいものという幻想。心をラクにして生きたいあなたへ、不安に思うことは実際にはほとんど起きない ほか)

第1章 「老いの不安」とのつき合い方(ボケを受け入れることが幸福な老後への第一歩、認知症は大半が多幸的になる ほか)

第2章 老いを知る、受け入れる(男性が意欲を失うのはホルモンの影響、頭を使い続ければ認知症の進行が遅くなる ほか)

第3章 高齢者が生きづらい日本社会(高齢者を生きづらくする建前社会、自分より組織を優先してしまう日本人の価値観 ほか)

第4章 心をラクにして生きる方法(「勝ち負け意識」を捨てた先に真の充実感が味わえる、面白いか、面白くないかを人生の判断基準にする ほか)

おわりに

 

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。国際医療福祉大学大学院教授。川崎幸病院精神科顧問。「和田秀樹こころと体のクリニック」院長。医学だけでなく受験・教育の論客でもあり、映画監督としても活躍

 

【No1192】60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント 和田秀樹 朝日新聞出版(2021/04)

いままで1万冊以上読破され、読書量によって、まるで知識が身体の一部となっているような方です。

 

脳卒中を発症し右手右足が動かずほとんど話すこともできない状態から1年半リハビリをしてAPU学長に帰した出口さん。

理学療法士などの専門家からのアドバイスを素直に聞いたうえで、正式なリハビリ時間のあと、自主的トレーニングに励まれ苦労の数々を苦労だと言わないし弱音を吐かない様子を垣間見ました。

復職を目指した背景や自分で経験した復職までの道のりとその間に気付いたこと、新たに見えてきたことなどを赤裸々に語っています。

 

自分を冷静に観察されたうえで悲壮感なく書かれた物凄い闘病記でした。

 

この中から格言のようなものをいくつも発見しました。

出口さんのなかから発するからこそ、心に響いた意味がある言葉でした。

(これからもずっと楽しんで生きていこうと思います。)

 

16P 人間は川の流れに身を任せてたゆとうことしかできない。

 

17P 何より、人生は楽しまなければ損です。以前と同じように動けなくなったからといって、落ち込んでいる暇などありません。

実際、脳卒中で麻痺が残ってリハビリに取り組み、復職にチャレンジするプロセスではいままで見えていなかった事柄に気が付いたり、新たに学んだりしたことがたくさんあります。

 

58P 人間は最後に悔いが残らないことが一番幸福なのだと思います。

愚痴を言ったり、人を羨ましく思ったり、人に良く思われたいなどと考えることがなくなり、自分の精神をコントロールすることができるようになるはずです。そのとき、人間ははじめて健康で健全になるのではないでしょうか。

 

87P 将来何が起こるかは誰にもわからないなら、川の流れに身を任せるのが一番素晴らしい。人間にできるのは、川に流されてたどり着いたその場所で、自分のベストを尽くすことぐらいです。

だから川の流れに流されて学長にたどり着いた以上は、教育のことを一所懸命勉強して頑張るし、病気で倒れたら、復帰に向けて一所懸命リハビリに取り組むだけのことです。

なにより明確なゴールに向かってただ真っ直ぐに進んでいく人生より、川に流され、時には岩にぶつかったり濁流にのまれたりしながら、思いもよらない展開のなかで一所懸命いきていくほうが面白いに決まっています。何度も繰り返しますが、人生は楽しまなければ損です。

 

122P 僕は脳卒中を発症する前から、「何かについて知っているほど、人生の選択肢は増える。勉強はしんどいが、勉強した分だけ選択肢が増えていろいろな物事を自分で選べるようになる。選択肢が増えれば増えるほど、人生は楽しい」と考えていました。リハビリの入院生活も、僕なりに工夫を凝らしました。

 

 <目次>

はじめに―運命を受け入れ、前向きに生きる

第1章 突然の発症から転院へ

第2章 僕が復職を目指した理由

第3章 リハビリ開始と折れない心

第4章 言葉を一から取り戻す

第5章 入院生活とリハビリの「自主トレ」

第6章 リハビリ入院の折り返し

第7章 自宅への帰還からAPU学長復職まで

第8章 チャレンジは終わらない

 

1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒。立命館アジア太平洋大学学長。ライフネット生命保険株式会社創業者。著書に「生命保険入門」「哲学と宗教全史」など。

僕は、神社仏閣において、陰影のある仏像などを鑑賞することが好きです。

絵画、彫刻、工芸品、古文書、建造物など、現代にまで語り受け継がれた各種の名品には、創られた当時からときを超えた数々のドラマがあります。

焼失や海外流出などをせず、日本に受け継がれたこと自体が素晴らしいと思います。

困難を乗り越えてきた理由を知ると気持ちがワクワクします。

先人の思いがその物を通じて伝わってきます。

受け継ぐべき使命感かな!人としてのロマンのようなものを感じます。

 

「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるものを国宝に指定する」。

伝源頼朝像、風神雷神図、盧舎那仏座像、金剛力士像、平家納経、伊能忠敬関係資料、出雲大社本殿、平等院鳳凰堂、姫路城大天守など、ただ見た目が美しいだけでなく、美術品として、歴史資料としても価値の高い日本を代表する文化財のなかの文化財です。

本物を直に見ることに決して敵わないが、日本の美術や文化の素晴らしさや偉大さに、ちょっとだけ気づき触れたような気がしました。

 

ちなみに、最も大きな国宝は、東大寺金堂で、最も小さいのは。漢委奴国王の金印。

また弘法大師7件、雪舟6件、最澄4件、後宇多天皇は4件の国宝を残したとのことです。

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 知っておきたい国宝の基礎知識

第2章 国宝「絵画」の謎

第3章 国宝「彫刻」の謎

第4章 国宝「工芸品」の謎

第5章 国宝「考古・古文書」の謎

第6章 国宝「建造物」の謎

第7章 データでみる国宝の謎

主要参考文献

 

かみゆ歴史編集部

「歴史はエンターテイメント」をモットーに、雑誌・ウェブから専門書までの編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。扱うジャンルは日本史、世界史、近現代史、宗教・神話、アートなど幅広い。美術・宗教関連の主な編集制作物に『日本の神様と神社の謎100』、『日本の仏像とお寺の謎100』(イースト・プレス)、『日本刀ビジュアル名鑑』(廣済堂出版)、『流れが見えてくる宗教史図鑑』(ナツメ社)など。

どこにでもありそうな感じの会社で小さな営業所の毎日の光景にあるものかな。

芦川さんのような人はいそう。いるいる。

彼女と二谷と押川さんとの三角関係。こんなことありそう。あるある。

 

途中で二谷さんに近い食事の使い方をしてきたこと。

はっと気づいて反省したいと思った。

68P

ふたりで「いただきます」と手を合わせて食べ始める。二谷はきゅうりをつまんで「おいしい」と言い、からあげをつついて「おいしいなあ」と言い。味噌汁を飲んで「うまい」といった。

十五分ほどで食べ終わる。仕事から帰ってすぐ、一時間近くかけて作ったものが、ものの十五分ほどでなくなってしまう。食事は一日に三回もあって、それを毎日しなくちゃいけないというのは、すごくしんどい。だから二谷は、スーパーやコンビニに行けばそこに作られたものがあるんだから、わざわざ自分たちで作らなくたっていいんじゃないかと思っている。思っているけど、それを言う代わりに「おいしい」と言っている。ただ毎日生きていくために、体や頭を動かすエネルギーを摂取するための活動に、いちいち「おいしい」と感情を抱かなければならないことに、そしてそれを言葉にして芦川さんに示さなければならないことに、やはり疲れる。

箸を置いて息を吐くと、芦川さんが立ち上がって冷蔵庫を開け、「デザートもありますよ」と言って、一口大に切ったスイカの入ったタッパーを持ってきた。

 

ぼくは、二谷とは違って、美味しいものを食べるために生活を選びたい派だ。

70P

「押尾さんっておいしいものが好きな人?」

変なことを聞く人だな、と思いながら首を傾け、

「おいしいものが嫌いな人なんています?」

そう聞き返すと、二谷さんが暗く笑った。

「おれは、おいしいものを食べるために生活を選ぶのは嫌いだよ」

「おでんが食べたいって日はあるけど、そのためにおでん屋まで行くのは、自分の時間や行動が食べ物に支配されてる感じがして嫌。コンビニにあるならそれで済ませたい。そう思う」

 

価値観が多様化する時代において、食事と職場を通して語られるおはなしだった。

価値観のすれ違いは、心のゆがみとなって少数派の生きづらさにつながるものだ。

心の奥にまったりと澱が溜まっていくような気持ちがなんだかな釈然としない。

職場の人間関係における、腹黒さ部分はリアルに感じる。

押尾さん、二谷、芦川さんの三角関係はやっぱりありそう。

いつも笑顔で優しく、お菓子作りが上手で、体調が悪くなるとすぐに早退したり、当日のイベントを欠席したりするようだけど、一部を除いて、みんなからは嫌われていない芦川さん的な人は、世間にはいそうな感じ。

二谷の微妙な感情の揺れ動きや他人には見せない素を垣間見れて面白かった。

全般的にどの職場や家庭にでも、ありそうでありがちな不満が丁寧に描かれていたと思う。全体を通してずっと続く壊れそうで壊れない不穏な空気感はぼくは好きだった。

 

1988年愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。2019年『犬のかたちをしているもの』で第43回すばる文学賞を受賞し、デビュー

著書に「水たまりで息をする」など。

文豪谷崎潤一郎になって考えてみたい。

「現代は、街にも家にも人の周りには、光が多すぎ眩しすぎ明るすぎる。

芸能人向けゴシップを象徴するかのようにあけっぴろげすぎ。

こころがまったく落ち着かない。

わびさびやもののあはれがあまり感じられない。

蛍光灯やLEDではなく、ロウソクのほのかな灯がいい。

大和撫子のような佇まいで奥ゆかしく静かに落ちつきたい。」

 

「陰翳」の極みによって、自分のDNAに組み込まれている古来の日本人の美意識が覚醒させられた。

神経質的に病的なほどに、谷崎氏は、陰影の観察眼が鋭い方だと感じる。

古きよき日本家屋の魅力は、陰影に見たり。光と陰の対比にあった。

座敷、床の間、和紙、漆器、羊羹からも。

「秘すれば花」風姿花伝の観阿弥世阿弥が頭に浮んできた。

漆黒の闇の広間。

そこにあった金屏風に当たり反射された懐中電灯の光。

そこはかとなくほの暗い美と趣を感じた。

ぼくには、煌々と照らされる月より、流れる雲の間からほのかに光るものの美しさ、妖しさが勝るなり。

 

 <目次>

陰翳礼讃

懶惰の説

恋愛及び色情

客ぎらい

旅のいろいろ

厠のいろいろ

解説 吉行淳之介

 

1886年東京都日本橋人形町生まれ。1965年神奈川県湯河原にて79歳で没。東京帝国大学国文科中退。小説家、劇作家、随筆家。明治末期から戦後の昭和中期まで、戦時中の一時期を除き、文壇の第一線で活躍。近代日本文学を代美する作家として、内外で非常に高い評価を受けている。豊富な語彙を駆使する端麗な文章と巧みな語り口、作品ごとに変化する題材や文体など、嘆美派、悪魔主義、古典回帰などと評されながら、「文豪」「大谷崎」と称されるにふさわしい業績を残した。1949年に文化勲章受章

あるがままでよい、あるがままよりほかにない、ありがままでなければならない。

高年でいてそうであるならば、いまからもそうであってもいいのではないか。

こころとからだは表裏一体。

こころだけでなくからだも整えるべき。からだだけでなくこころも整えなければいけない。

 

精神科医として長年の経験と治験、そして知見を基にして、和田秀樹さんが高齢者=高年者の生き方の処方箋をつくって、転ばぬ先の杖として心と体の持ちようなどをうまく読み手に伝えていたものと思います。

 

59P 人は心から老化する

脳の部位で最初に老化するのが前頭葉であることを確信するに至りました。

感情の老化による意欲の低下は、単にメンタル面での不調にとどまらず、頭や体を使わなくなることにより、フィジカル面でも弱りロコモティブシンドローム(運動器障害によって歩行困難など要介護になるリスクが高まる状態)につながります。

前頭葉が本格的に壊れると、同じことを繰り返す保続という現象が起きてきます。

高世代にとって、感情の老化は、ある意味で身体の老化よりもシリアスな問題だと私は考えています。

 

139P 運動は面倒だが役に立つ

高年になってからの運動に関して、大切なことを一つ指摘しておかなければなりません。それは、過度な運動は老化を進め寿命を縮めるということです。なざなら、細胞の天敵である活性酸素を大量に発生させるからです。運動もし過ぎると寿命を縮めます。

掃除や洗濯、料理といった家事を率先してやることから始める。地域のボランティアに参加するのもいいでしょう。とにかく、毎日意識的に少しでも体を動かすようにしてください。

 

 

157P 金は墓場まで持ってはいけない

使える金は自分や妻のためにどんどん使うべきです。無駄使いをしろというのではありません。幸せな人生だと思えるような充実した時間のために使うべきです。できればモノよりコト、すなわち体験に使うべきでしょう。モノはアンチエイジングに影響を与えませんが、コトは確実に心身を活性化します。友人との交際、美味しいものを食べる、旅、映画や音楽、美術の鑑賞、学びたかったこと学ぶ等々、よく考えれば自分の人生を豊かで充実したものにするコトはいくらでもあるはずです。

 

178P すべてを疑え

政府やマスコミによって流される言説に対してはまず疑ってみる、自分アリに考えてみるという癖をつけるべきです。日頃から常識らしき言説に対する異論や反論を意識的にチェックするべきです。そうした習慣をつけることにより、高年者は老化しつつある脳を活性化できるのです。

 

 <目次>

序章 人生百年と言うけれど

第1章 高年世代よ、反逆の旗を振れ

第2章 老化と病気

第3章 心の整え方

第4章 体の整え方

第5章 暮らしの中の知恵

あとがきにかえて あるがままに

 

1960年大阪生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業後アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェロー。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。アンチエイジングとカウンセリングに特化した『和田秀樹こころと体のクリニック』を開業し院長に就任

 

【No1187】六十代と七十代心と体の整え方 良く生きるために読む高年世代の生活学 和田秀樹 バジリコ(2020/06)

定年を迎えた後に成功した先輩たちの足跡を真似したければそうすればいい。

でも、厳密にはその手段ではなく目的を知りたい。

なぜそうしたのかという崇高な理念のようなものを参考にしたいのです。

 

定年後にどのようにすればよいのかと不安を抱えている人へのひとつの指南書です。

 

定年後の3大リスク、お金・仕事、孤独、健康に対して、具体的な例を取りあげそれを乗り越える方法を伝授してくれていました。

 

好印象を持たれる素敵なシニアになる秘訣とは。

1 上から目線でなく、人から学ぼうとする謙虚な気持ちを持って対応する。

2 若い人に偉そうにせず自分の弱みや失敗をさらけ出す(自己開示)と、相手からの印象が良くなる。

3 褒める、感謝を口に出して伝えることを習慣化する。相手も自分も幸せになる。

4 相手のことに関心を持って、積極的に質問をすることでお互いの関係性が高まる。

5 ネガティブに思っていることをポジティブに変換することで前向きで明るい味方に変えることができる。

 

趣味や就職について(声を出して)伝えておくことなど勉強になりました。

 

85P 再就職先をスムーズに決められるように現役時代にやっておくべきこと

一番強いのは、知人からの紹介であり、再就職がうまくいっている人で、楽しく仕事をしている人は知人の紹介で働いている人が多いと言われる。

普段から先輩方とのつながりは絶やさないようにしておくこと、自分が再就職をしたいことを声に出して伝えておくことです。

 

115P 経験・趣味や会社のスキルがお金になる

知識やスキルを教える教室やお店がある「ストアカ」などのスキルシェアサイトを活用する。

 

124P 趣味や遊びのネットワークを作る

新たなジャンルに挑めば、今までやってこなかったことを始めると、今まで付き合ったことにない人たちと話すことで、視野が広がるメリットがある。

自分と近い世代とだけの付き合いだけでなく。いろいろ世代と触れ合って刺激をもらうことの意義は大きい。

 

リスクを取らないのは最大のリスクかな!?

199P

起業すると苦労するのではないかとリスクを必要以上に気にするのですが、定年後の起業はリスクはない。

最低限の生活は年金があるので、どんなことがあっても食べていける。

 

 <目次>

はじめに 

1章 しくじりからの逆転人生―これがリアルな定年活動だ!

2章 好印象を持たれる素敵なシニアになる秘訣

3章 仕事・お金の不安を解消!生涯現役を目指して

4章 孤独を解消!つながりを作ろう

5章 定年活動の先輩たちに学ぶ!

6章 定年活動の第一人者 大江英樹さんに聞く

あとがき

参考図書

 

セカンドキャリアコンサルタント。モチベーション総合研究所代表/東京定年男女の会主宰。1957年兵庫県生まれ。同志社大学を卒業後、34年間製薬会社で営業、人事、社員教育を担当する。57歳で早期退職し再就職するも、多くのつまずき、苦労を経験する。しかし試行錯誤を重ねることで乗り越え、リスクなく独立する道をつかみ取る。この定年活動がマスコミに注目され、多くのメディアに掲載される。モチベーションを高め、セカンドキャリアに自信を持たせる研修講師として5,000人の受講者に明るい未来と希望を与え、行動変容につなげてきた。特に、東京都主催の「東京セカンドキャリア塾」などで行った自らの定年活動の苦労体験に基づくセミナーは、受講者から「多くのサラリーマンの実態が反映されていて納得かつ共感を覚えた」「アドバイスが具体的なので、すぐにでも実践できる」と好評を博している。また、「東京定年男女の会」を主宰し、定年活動、セカンドキャリアのサポートを行っている。現在は全国のシニアに向け、定年活動に役立つ情報を発信し続けている

 

【No1186】定年1年目の教科書 退職後の不安を取り除く 高橋伸典 日本能率協会マネジメントセンター(2022/06)

「死に物狂いで熱中できるものに出合ってしまって、気がついたら結果的にうまくいった」

こんな風になれたらしめたものだなと思います。

 

すぐに行動できないのは性格や能力の問題ではありません。

脳の仕組みからしかたがないものであって、ちょっとした行動をするきっかけを与えて、少しでもできれば次への行動とつながるのです。

そのための簡単なコツがまとめられていて、すぐやるためのヒントがいくつも紹介されていました。

 

行動できずにうまくいかない悩みを持っている人にとって、こんな風にやればできるよとちょっと背中を押してくれる優しい内容でした。

 

9P

ほんの少しでもかまいません。あなた自身が行動することではじめて、変化、成果、フィードバックが得られます。それをきっかけに、あなたの夢や目標の実現、悩みや課題の解決は、いい方向に向かっていきます。

心配はいりません。性格や意志の強さに関係なく、誰もがラクに動ける、もしくは動きたくなる方法を紹介していきます。

 

とっかかりにすること、思考の方向性、ちょっとした仕組みづくり等々、アラカルトです。

 

36P 同じ場所で同じことをする。

同じ行動を続ければ続けるほど、その刷り込みが強化されていく。アンカリング(条件付け)。特定の仕事と場所を紐づけてルーティン化する。

 

40P 新たに習慣づけたいことは、すでに定着している習慣にくっつける

すでに習慣化している行動の最後とこれから習慣化したいことの最初の行動を明確にする。「通勤電車に乗ったら本を開く」といったように。

 

46P 朝は初速をつけるのには最適である。

「朝の時間に何をするか?」をあらかじめ決めておく。ヨガ、ストレッチ、瞑想、散歩など好きなことなので、日々のルーティンに組み込んでしまえば、簡単に習慣化できる。

 

90P 姿勢に意識を向けてみる

・姿勢がよくなることで脊髄の神経回路の伝達がスムーズになる。脊髄には重要な神経が集まっており、第二の脳とも言われる。姿勢がよくなることで神経伝達がスムーズになる。

・気管の通りがよくなり呼吸が深くなる。その結果、血液の循環がよくなり。脳へ供給される酸素量が増え、集中力が向上する。

 

114P 他人ではなく、過去の自分と今の自分を比較する癖をつける

焦り、劣等感、自信喪失、慢心、優越感などが湧いてきて行動がとまらないため、人と比べることではなく、過去の自分と比べるようにすればいい。

 

118P わずか10秒でできる自己肯定感が上がる行動

1 自分にダメ出ししてしまうときには→「わかる、わかる」と合いの手を入れる

2 認めてもらいたいときは→自分で肩をポンポンとしながら「頑張ってるね」

3 頭でっかちな自分に→おいしいものを食べた瞬間を思い出す

4 イヤなことを忘れたいときは→口角を1ミリ上げる

5 疲れている自分に→上を見て大きく伸びをする

 

156P 頭(普段考えていること)、体(体の状態やコンディション)、心(感じていること、気持ち、したい、ほしいという欲求)の声を分けて聞く

実現したいかどうか。本当はどうしたいかと問いかけてみる。

 

160P 目的と取り組み内容を明確にする

○○のために××ををするという思考が行動の原動力になる。

 

 <目次>

はじめに

第1章 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法(考えすぎて動けない人は、仮決め・仮行動でよしとする、どうしても一歩踏み出せないときは、試しに10秒だけ動いてみる ほか)

第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方(机上のモノの定位置を明確に決める、月に1回、パソコンのデスクトップを整理しよう ほか)

第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方(結果に振り回されそうなときは、「打率」で考える、何をしてもうまくいかないときは、物差しのメモリを小さくする ほか)

第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方(自分が何に時間を使っているかを把握しよう、時間割をつくって原則を守る ほか)

第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方(人生を変えるには「ぶっとんだ目標」が必要、目標を立てる、 「欲望」にフォーカスすると、本当にやりたいことが見えてくる ほか)

巻末付録 目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方

おわりに

超要約!キーワード索引

 

株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきたほか、人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が殺到。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供。これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、日本を元気に!」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。10冊の著作の累計発行部数は23万部を超える。

 

【No1185】やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に「先延ばし」をなくす技術 大平信孝 かんき出版(2021/10)

例えば不老不死。秦の始皇帝のころからもあります。

人類の飽くなき探求心は、いつの時代も果てしないものです。

そうしないと人類が進化したり、前向きに発展していかないと思います。

知的好奇心をくすぐられます。

好奇心を大いに刺激されました。

科学者たちが行ったさまざまな実験や研究をまとめたものです。

健康面や社会面で役に立つような実験があれば、面白いのだけれどなにの役に立つのかはわからないものまで色々と紹介されていました。

生理学、心理学、脳科学、人工知能、再生医療、教育など、広範囲で多岐に渡る内容であって、とてもユニークなもの、びっくりするような結果、エキセントリックに感嘆符がつくような話などいろいろと耳知識となり勉強となります。

詳細は、参照して読んでいただくこととして、気に留めた内容です。

 

・皮膚年齢を30歳巻き戻す若返り技術。山中伸弥さんが発見した山中因子には体の細胞を幹細胞化させる機能があり、これを使うと一気に若返りが起こる。将来、若返り薬が発売される可能性がある。

・床に落ちた食べ物は、5秒ルールで問題ないのか?床が汚染されている場合、数秒で拾っても食べるのはかなり問題あり。

・脳の扁桃体で分泌されるオキシトシンが、母親が自ら子を助ける原動力となっている。

・バナナの皮を踏んだら滑って転ぶのか?出る粘液が摩擦を減らし、6倍滑りやすくなる。

・カロリー制限を行うと健康で長生きができるのか?食事回数を減らし、空腹時間を設けることで一定の効果はありそう。

・ジェットコースターに乗ることで排出されることにより腎結石や尿路結石の予防になる。

・週に30分から60分程度の筋トレが、がんや糖尿病のリスクを低下させる。

・ネズミの実験から天敵のいないユートピアは生物を絶滅させる。物質的に恵まれた環境は生物を絶滅させるかも。

・体の中で蜂に刺されると一番痛いのは、鼻。

・能力の低い人ほど自分の能力を過大評価する。能力が低い人ほど、能力が低いことに気づかない。正しい自己評価ができず、自分の能力を過大評価してしまうという優越の錯覚に関する認知バイアス。ダニング・クルーガー効果

・事故など危険を感じた時、周りはスローモーションに見える。

・フェイスブック上で正直な自己表現をしている人が高いレベルの幸福感を得ている。SNSでは、見栄を張って違う自分を演じるより正直な気持ちを表現したほうが幸せになれる。

・自分と相手がお互いに友達同士だと思っているのは約半分。自分が思っているほど、相手は友達だと思っていない。

・刺青を入れるのは、自分が優れているのをアピールするため。

・物理的に離れると心理的な距離も離れてしまい、遠距離恋愛はうまくいかない。

・行列を見ると並びたくなるのは、バンドワゴン効果により流行に乗りたくなるから。

・占い師はなぜ言い当てれるのか?誰にでも当てはまるような一般的であいまいな回答をするバーナム効果を利用し、相手を信用させているから。

 

 <目次>

はじめに

1章 生活に関係する実験&研究(不老不死は実現する?、人はどれだけ権威に弱い? ほか)

2章 人体に関係する実験&研究(赤ちゃんも公平を重んじる?、赤ちゃんも“強キャラ”を見分けることができる? ほか)

3章 動物に関係する実験&研究(天敵のいないユートピアは生物を絶滅させる?、核戦争が起きてもゴキブリは生き残ることができる? ほか)

4章 人間の心理に関係する実験&研究(ナッジで省エネを実現?、人は自分の利益よりも公平性を重視する? ほか)

現実は甘くない。

仕事のない日々が続いたと。

これらのノウハウが開業当初からわかっていたらと。

ただ漫然と資格取得し開業しただけでは食っていけない。

行政書士として売上があがるまでには時間がかかるものだ。

 

行政書士としてのビジョンを持つこと。

どんな未来を実現したいか、

専門業務を決めて独自性が重要だった。

①誰を助けたいか

②どんな喜びを与えたいか

③自分にとって幸せとは何か

④最終的に何を達成したいのか

 

これら「売上の5つのフレームワーク」は、仕事をしていくうえで、このとおりで、まさしく虎の巻のようなアドバイスだと思う。

①知ってもらう

②問い合わせをもらう

③会ってもらう

④買ってもらう

⑤また買ってもらう

 

 <目次>

はじめに 

読者特典のお知らせ

序章 開業するということ

第1章 知ってもらう(フレームワーク1)

第2章 問い合わせをもらう(フレームワーク2)

第3章 会ってもらう(フレームワーク3)

第4章 買ってもらう(フレームワーク4)

第5章 また買ってもらう(フレームワーク5)

第6章 もっと知りたい!開業Q&A

おわりに 

 

かみやま行政書士事務所。株式会社エフ代表。「ひとりで自由に働く」をモットーにあえて規模を大きくしないスタイルで活動中。40代で起業を決意し、会社勤めをしながら行政書士試験勉強を開始。翌年の試験に合格、2013年9月に人脈なし、経験なしで開業する。試行錯誤する中、遺言書作成、障害福祉サービス施設申請を柱に、行政書士の10%と言われる年商1000万円超えを3年目に達成。行政書士が安定した売上を手に入れるノウハウを見つける。「売り込まずに買ってもらうしくみ作り」のノウハウを伝え、行政書士の活躍の場を広げたいとの想いから、行政書士の勉強会、行政書士専門ホームページ制作講座を開催。全国から参加があり、好評を得ている。自分のペースでオンラインで学べる「ホームページ制作オンライン講座」も開講。行政書士の悩みを解消する「ショッシーブログ」は、行政書士試験受験者や行政書士から愛読され6年目に入る。会員制オンラインコミュニティ「ショッシーオンライン」では、仕事に生かせる詳細情報を発信。全国から行政書士と受験者が参加している。起業開業やマーケティングに関する講演も多数

 

【No1183】ひとり行政書士の開業、集客、受任ガイド 年商1000万円をめざす 上山雅子 中央経済社(2021/01)