「死に物狂いで熱中できるものに出合ってしまって、気がついたら結果的にうまくいった」
こんな風になれたらしめたものだなと思います。
すぐに行動できないのは性格や能力の問題ではありません。
脳の仕組みからしかたがないものであって、ちょっとした行動をするきっかけを与えて、少しでもできれば次への行動とつながるのです。
そのための簡単なコツがまとめられていて、すぐやるためのヒントがいくつも紹介されていました。
行動できずにうまくいかない悩みを持っている人にとって、こんな風にやればできるよとちょっと背中を押してくれる優しい内容でした。
9P
ほんの少しでもかまいません。あなた自身が行動することではじめて、変化、成果、フィードバックが得られます。それをきっかけに、あなたの夢や目標の実現、悩みや課題の解決は、いい方向に向かっていきます。
心配はいりません。性格や意志の強さに関係なく、誰もがラクに動ける、もしくは動きたくなる方法を紹介していきます。
とっかかりにすること、思考の方向性、ちょっとした仕組みづくり等々、アラカルトです。
36P 同じ場所で同じことをする。
同じ行動を続ければ続けるほど、その刷り込みが強化されていく。アンカリング(条件付け)。特定の仕事と場所を紐づけてルーティン化する。
40P 新たに習慣づけたいことは、すでに定着している習慣にくっつける
すでに習慣化している行動の最後とこれから習慣化したいことの最初の行動を明確にする。「通勤電車に乗ったら本を開く」といったように。
46P 朝は初速をつけるのには最適である。
「朝の時間に何をするか?」をあらかじめ決めておく。ヨガ、ストレッチ、瞑想、散歩など好きなことなので、日々のルーティンに組み込んでしまえば、簡単に習慣化できる。
90P 姿勢に意識を向けてみる
・姿勢がよくなることで脊髄の神経回路の伝達がスムーズになる。脊髄には重要な神経が集まっており、第二の脳とも言われる。姿勢がよくなることで神経伝達がスムーズになる。
・気管の通りがよくなり呼吸が深くなる。その結果、血液の循環がよくなり。脳へ供給される酸素量が増え、集中力が向上する。
114P 他人ではなく、過去の自分と今の自分を比較する癖をつける
焦り、劣等感、自信喪失、慢心、優越感などが湧いてきて行動がとまらないため、人と比べることではなく、過去の自分と比べるようにすればいい。
118P わずか10秒でできる自己肯定感が上がる行動
1 自分にダメ出ししてしまうときには→「わかる、わかる」と合いの手を入れる
2 認めてもらいたいときは→自分で肩をポンポンとしながら「頑張ってるね」
3 頭でっかちな自分に→おいしいものを食べた瞬間を思い出す
4 イヤなことを忘れたいときは→口角を1ミリ上げる
5 疲れている自分に→上を見て大きく伸びをする
156P 頭(普段考えていること)、体(体の状態やコンディション)、心(感じていること、気持ち、したい、ほしいという欲求)の声を分けて聞く
実現したいかどうか。本当はどうしたいかと問いかけてみる。
160P 目的と取り組み内容を明確にする
○○のために××ををするという思考が行動の原動力になる。
<目次>
はじめに
第1章 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法(考えすぎて動けない人は、仮決め・仮行動でよしとする、どうしても一歩踏み出せないときは、試しに10秒だけ動いてみる ほか)
第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方(机上のモノの定位置を明確に決める、月に1回、パソコンのデスクトップを整理しよう ほか)
第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方(結果に振り回されそうなときは、「打率」で考える、何をしてもうまくいかないときは、物差しのメモリを小さくする ほか)
第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方(自分が何に時間を使っているかを把握しよう、時間割をつくって原則を守る ほか)
第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方(人生を変えるには「ぶっとんだ目標」が必要、目標を立てる、 「欲望」にフォーカスすると、本当にやりたいことが見えてくる ほか)
巻末付録 目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方
おわりに
超要約!キーワード索引
株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきたほか、人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が殺到。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供。これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、日本を元気に!」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。10冊の著作の累計発行部数は23万部を超える。
【No1185】やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に「先延ばし」をなくす技術 大平信孝 かんき出版(2021/10)
