
敵を知り己を知り戦えば……。
目は、心の鏡といわれるくらいにとても大切な器官です。
毎日パソコンの画面を見続けています。
絶えず手元の文字を見て判別して、絶えず画像を見て文字を入力しています。圧倒的に毎日目に負担がかかっています。
目に求められる能力が毎年上がってきてしまっているのを感じています。
目の都合が悪くなったら、本を読むことをはじめウォーキングやヨガなど、好きな行動を取ることが難しくなってきます。楽しく暮らしていきたいものです
だから、近視から老眼、白内障、緑内障、斜視、眼瞼下垂等までの目の病気や不調について気にするようになってきました。
いろいろと留意する情報を仕入れ気を付けていきたいがためにこれを手に取ったのです。
手遅れになる前に知っておきたい目の病気の予防と対処法です。
少しでも病気や不調で気になったら、専門家のところに行って早め早めに目を診てもらうのです。
5P 緑内障や白内障、黄斑変性、結膜炎などの目の病気やドライアイなどのひと通り目の不調について知っておき、その原因や対処法の知識があれば、事前に不調やトラブルにならないように対処できるものです。ちょっとした不調を避けることで、一生見えて、楽しく暮らせる目を手に入れることは可能です。目の知識をもつことで少しでも見える目を手に入れてください。
この本を読んで注意すべき点がありました。知ってしまうと怖いです。
目をこすることは日ごろよくやりがちかもしれません。こするよりも常に目に衝撃を受けているボクシングをしている方は気をつけるべきです。
240P 目をこすることほど怖いことない
目は、ほかの臓器とは違い、皮膚などに守られていない剝き出しの臓器です。目はとてもデリケートなので、こすってしまうと、目が大きく凹んだり歪んでしまったり、はたまた白内障の原因となっていたとしたらどうでしょうか。「こする」とった何気ない行為かもしれませんが、実は目にとって殴られたのと同じくらいのダメージとなっているのです。
日ごろのウォーキングが目を含めた体の健康に役に立つことがわかってうれしいです。
210P 視力を回復させるためのおすすめウォーキング法
激しい運動は眼圧を挙げてしまうため、目の健康を考えるとおすすめできませんが、軽く息が弾む程度の有酸素運動は、眼圧を下げる効果があり、緑内障の予防や進行を防ぐ効果があります。有酸素運動で一番手っ取り早く効果的なのがウォーキングです。普段意識していないものに目を向けることで脳が活発に働くようになるので、ぜひ観察しながら歩いてみてください。
終わりに、とっておきの目にまつわるうわさの正誤があったので紹介します。
×目の手術は大きい病院が安心だ → 〇実はそうとは限らない
×眼鏡をかけ始めると近視が進んでしまう → 〇眼鏡をかけても変わらない
×緑を見るのは目にとっていいこと → 〇緑ではなく、遠くを見るとよい
×暗いところで読書やゲームを行うと目が悪くなる → 〇近くで見るから目が悪くなる
<目次>
はじめに
第1章 自分の「目」の現在地を知ろう!
第2章 目のトラブル別 原因と対処法
第3章 「見える目」でいるために自分でできること
第4章 気を付けるだけで未来が変わる目の食養生法
第5章 40代以降が押さえておきたい目の手術&先進医療
第6章 知っておきたい!目によいこと・目に悪いこと
おわりに
平松 類さん
医学博士。眼科専門医。二本松眼科病院副院長。全国から受診を希望する患者さんが訪れる名医。「あさイチ」や「主治医が見つかる診療所」などのテレビやラジオ出演のほか、雑誌、WEBサイトなどの取材も多数。眼科医唯一のYahoo!ニュースの公式コメンテーター。YouTubeチャンネル「眼科医平松類」は25万人以上の登録者数を誇り、役立つ情報はもちろん、最新知見も精力的に発信中
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