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お金を貯める(ストック)ことで不安を解消できないなら、いったいどうすればいいのでしょうか?
それはリタイア後も入ってくるお金(フロー)をつくることです。
リタイア後も、年金以外のフローがあればいいということです。
リタイア後にも、できるだけ手元にお金がある方が気持ちは安定するのは間違いありません。でも、どれだけあってもまだ欲しいまだ欲しいという風に人の欲にはキリがありません。節約してお金を貯めるのも……。
この本のように賃貸の家賃収入等の不動産関係の所得があればよいのですが、なかなか真似できないものです。また、現役のようにバリバリには働くことはできません。
ぼくは、健康に留意しながら、できるだけ細く長く世の中で役に立ち働くことによって、年金のほかに定期的に少しでもわずかでもお金が入ってくるような仕組みがあれば、裕福ではないけれども「ほどほどに」がよいと思っています。
<目次>
はじめに
第1章 お金の不安はどこから来るのか?
第2章 お金に「働いてもらう」方法
第3章 もう、老後のために、お金を貯めなくてもいい
第4章 何もしないことは、「損をし続ける選択」をしているのと同じ
第5章 お金が増える「仕組み」をつくったら、人生がこんなに激変した
第6章 お金が増える「仕組み」は、こうつくる!
おわりに
白岩貢さん
世田谷で工務店経営者の次男として生まれる。大学在学中に世田谷区内にて、珈琲専門店を経営していたが、世の中のバブルに浮かれて株式投資の信用取引に手を出し、バブル崩壊と共に人生も崩壊。夜逃げ、離婚、自己破産を経てタクシー運転手になり10年、個人タクシー事業許可を取得したが、父親の急死により、土地の相続を受けアパートを新築。20年余で累計400棟を超える。現在、7棟60部屋の大家でもある。その経験を活かし、セミナーや講演会を不定期で開催。賃貸併用住宅、ガレージハウス、小規模旅館、無理のない身の丈に合った小さな不動産投資を提案している。
【No1665】お金が増える「仕組み」の作り方 貯蓄ゼロ&世帯年収500万からできる 白岩 貢 アスコム(2024/08)









