
オトナも大人で、これぐらいの歳になると恥をかきたくない気持ちが先に溢れ出てきて行動をちょっと躊躇します。
今までの通りでよいのだと。これから新しいことに挑戦したくない気持ちはわかります。
でもそうではなくて、チャンスをゲットするために、迷ったら恥ずかしい方を選んで成長してみたくなりました。
284P
この本を通してチャレンジしたかったのは、恥という一見ネガティブに見える感情をポジティブに捉え直すことができないかということです。誰でも恥ずかしい思いをするのは嫌です。しかしその恥を乗り越えた瞬間に、はじめてチャンスが目の前に表れるということに、十年間、広告の仕事をしている中で気づきました。だとすると、恥はチャンスを見つけるための目印になるかもしれない。そう思ったのです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とよく言います。
未来のため、自分の将来のためにあえてチャレンジをしていきましょう。
147P 恥をかくことは無料でできる投資だ
もしあなたが今恥をかいているとしたら、恥を先行投資したと思おう。今感じている恥は、未来の自分に先回りして、今の自分が引き受けた恥なのだ。
人は恥に免疫ができる。早めに恥に慣れることで、その後の自分がその恥に苦しめられずに済むようになる。そうすることで未来の自分は今の自分よりも積極的にチャレンジを選び取る体質になれるはずだ。
「ハマっていることは何?」と聞くことは日頃から会話でも使えます!
これは自己紹介をする際に話しがしやすくて話題が広がる役に立つフレーズだと思います。
184P 趣味ではなくハマっていることを聞いてみる
そもそも「趣味はなんですか?」という質問は意外と答えにくい。正解がないうえに、自分をさらけ出す必要もあるので、答えるハードルが高いのだ。
秘すれば花ではなく、自分のことをアピールのためには、成果をみんなの役に立つ話にすれば聞いてくれるはずだと。
192P 自分の成果の話は人の役立つ情報に加工する
成果そのものではなく、あなたの工夫と経緯から話すのだ。あくまで自分の努力自慢ではなく、みんなの役に立つ情報を提供しますという立ち位置で共有するのである。
資格や試験、技能も同様に掛け合わせることでないかと思います。
単体を集めて合わせることで、他にはいないかけがえのない重要な才能となり他と差別化できます。
21P
「ひとつの領域もまだまともにできないのに、他に手を出すなど中途半端になるだけだ」そんな声が今にも聞こえてきそうだ。複数の領域に強みを持つジェネラリストは、「その組み合わせにおけるスペシャリスト」なのだ。組み合わせられる領域の数が多ければ多いほど、その人の特異性は高くなり市場価値も上がる。この領域の組み合わせこそが、非連続的で別軸にある「変化」なのだ。
(中略)
それぞれの領域単体の力に勝ち目はなくても、組み合わせることで自分にしかできない仕事になる。複数の領域の知識と経験を組み合わせたことで、はじめて自分の強みに気づいた瞬間だった。
<目次>
はじめに
1章 恥は若者だけのものではない(変化の時代に試される「いくつになっても恥をかける勇気」、「恥をかきたくない」と思うほど感じる恥 ほか)
2章 恥は知らぬ間にあなたのチャンスを奪っている(チャンスの種を見分けるコツ、始められない人が始めない本当の理由 ほか)
3章 恥と向き合う6つの視点(わたしたちを待ち受ける6つの恥、「自分はどう見られているか」が生む外的恥 ほか)
4章 いくつになっても恥をかける人になる(恥ずかしいのはチャレンジできている証拠だ、恥をかくことは無料でできる投資だ ほか)
5章 今すぐ実践できる恥のかき方50
おわりに
コピーライター/PRアーキテクト。1988年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に入学。2011年に意識の高さが評価され、電通に入社したものの希望部署には配属されずスネる。5年後さらに営業局に配属されグレる。8年目で社内の転局試験に合格し、念願のクリエイティブ局に異動。12回目のチャレンジでようやく「カンヌクリエイティブフェスティバル」のU30プログラム、ヤングカンヌ・スパイクスの日本代表に相方のチカラで選ばれる。翌年再度170組出場の国内予選を勝ち抜き日本代表になり世界1位に。翌年、世界の若手クリエイティブ25人が参加するヤングカンヌアカデミーに日本人として初めて選ばれる。その後Googleにクリエイティブディレクターとして出向、帰任後、ユニクロ、サントリー、ホンダなどの広告を沢山の人たちに助けてもらいながら制作。
【No.922】いくつになっても恥をかける人になる 中川 諒 ディスカヴァー・トゥエンティワン(2021/06)