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[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

そんな暮らしに
初出2006年02月28日23:18
わたしが誰だか わかる?

同じ名をもつ あのこがいう

生きてるニオイが 届きもしないのに
暮らしが息づいてる

また あいにきてよ

同じ名をもつ あのこがいう

生きてるニオイで いっぱいなのに
遺伝子が見え隠れしてる

あのこの擬態があいつで
あいつの同位体があのこで

結局どっちも必要としない

暮らしと暮らしているのと
存在とただあるというのでは

みるひとがみると別世界

暮らしはいいから
あいつもいいけど

ただあのこの蜜は味わいたい かな

それはあるものどうしのありえる事象

リップサービスって残酷なコトバだ な

そんな毎日を撹拌してみる

春がのこる さ
気持ちいい眺め
初出2006年01月08日07:33
 いつもあんな遠くに見えてるのにあなたはとても大きい

 波動で包んでくれる かぎりなくやさしく

 気持ちいい眺め


 目の前のあなたは消え入りそうで切なく小さい

 ぎゅっと握り締めたら

 そっと握り締めたら

 もっと小さくなりそうで・・

 そんな気持ちいい眺め


 大きくて小さくてやさしげで切なげで
 そんな気持ちいい眺め

 今日もどこかで見せてるんだろな

 大きくて小さくてやさしげで切なげな

 そんな気持ちいい波動で
No Feel
初出2006年01月12日03:29
ただある

失望が感情でなくて 目の前数メートルで図形としてはじけた

あつい さむい? いや ここにモノがいれる ずらす

それだけ

頭もいたいという文字

朝にはそれはあるはず

ないとこまるという文字

利に聡いものはだれだ

ただね こういう構造はヒトを憎まないから

Coolはいい
ただいまは それとはちがう という皮膚感覚
未完
初出2006年01月12日20:11
溶け出した身体は大地に帰ろうとするけど

アスファルトは染みこむ隙間もくれずに

側溝から私を油だらけの暗闇へと舞い降りさせる

ここが地獄か

反吐がでるまえにヘドロだらけ か

未だ 完了には到らず

浮かんでも沈んでも下にはかわりない

お似合いの世界

この世界は結構反響するのだな

ならばうたおうか

撹拌したカラダで 粒子が汚水と同化するまで
木偶の胸の穴
初出2006年01月14日00:39
どうして貴方達はその言葉とキモチを簡単に吐けるのだろう

俺には無かった

今はある 唯一の対象物に対してだけ

けどそれも言葉にしたとたんはじけるのだろうか

今まであったのだろうか 記憶をたどることはしない

ただ無いような気がする
いつからモノなんだろう

もうずっとモノだ

誰にもそのキモチをあげれないから
それを持てないのか

持たないからあげれないのか

でもあいつはいったなその言葉を
この穴に埋まってるものが風でとばされそうだ

おれは違う方を手に入れてしまった か
そういう詩なんて書いてたな なんだ別のそれって

満たされもしないくせに
ちょと嘲る 自分を嘲る 
半透明のカラダ
初出2006年01月31日01:12
じぶんのそんざいがどういうものか

なんとなくでもしっかりとわかったきがする

おもさがないのは

たぶんはばたきをしているからなんだろう

はねはたたむことなく

はばたきをやめることなく

あとをにごさずに

わたしはつぎのこはんにしずかにとびたつ んだね

ありがとうも さよならも なにもいわないけど

それがにごさず だけど

けど しずくだけは

ひとつぶだけ おとして いくね
つめたい雫
初出2005年12月08日03:55
てのひらでなぞるこの表面はとてもつめたくて

あなたがただの二次元の存在としてのみ残っている

シュレッダーにかけても塵となったそれはそれとしてあなたを顕示する

いくら角度を変えてみても光源もかわらず視線もそらしてくれない

あなたが二次元の存在としてのみ残っているから

温度が湿度がいまいるそれでないから

つめたい雫をティシューでなぞってあげる

そしたら俺から溢れてくるのはなぜかあつい雫なのに

ココロも同じようにつめたいままだね

その二次元のあなたにそれが落ちても世界の冷たさには無力で
すぐに冷たいそれへと冷やされていく

無理矢理あつい雫を反復運動でたれながしても
残るのはただの冷えたカラダ

そのまま眠っても

冷えたカラダ
冷えたココロ

冷えた二次元のあなた

逆さになっても おれが狂っても
あなたはつめたく笑ってる

封じ込められたあなたは美しい
封じ込められたあなたは優しい

でも厚みがあるあなたはもう知らない
だから塵がのこらないよう

オイルライターでちぢこませる
二次元のあなたはまくろになるまでずっと

ずっと笑ってる
手をかざして 少しだけ熱いけど
でもあたたまるわけではない

俺はつめたい雫をたくさん落とす

えんえん落とす

おちた雫が

じゅっ

不完全にもえないあなたでなくなったものに

でもあなたはきえないんだ
あなたはこんなことではけせないんだ

つめたい雫をたくさん落とす
えんえんと


空に雫 瞳に雫 地に雫

えんえんと
夜は静
初出2005年12月18日04:27
嵐は過ぎ去る
ヒトもまた

そういうものさ
そういうものなの か

土竜として
土竜の見えない目で
手探りで這って 
カラダで温度を感じる
春が欲しい

狂い咲く 
いつわりでもいい春が欲しい

「夜は静 ヒトは死んで そしてこの世に一人きり」

狂い咲きの
我は冬には無力すぎる
ココロのおはじき
初出2005年12月18日23:00
おはじきで遊んでて

キミからたくさん奪ってしまったから

泣いていたから
ひとつだけ僕のおはじきをあげた

キミはうれしくないみたいだ
ひとつじゃだめなのかな


それ僕の一番大事なおはじきなのに

色もついてなくて何度も机からはじかれて
ひび割れてきたなくて

それでもそいつだけはいつも僕の手の中にあって

それをあげたのに

じゃ見た目が奇麗なおはじきをたくさんあげる
緑や 赤や 黄色や 橙色の

それはいらないよね

いつもこのおはじき返されるんだよね
汚れて傷つきながらもいろんな苦しさをはじき返してきた大事なおはじきなのに な

なんかそのあとみんなに均等に奇麗なおはじきを
わざと取られた

たくさんあったのに
それ一個のみ残して

帰りにアーチ橋の上から遠くに投げ捨てた
ちゃぷ

決しておはじきに飽きたんじゃ ないよ

おはじきに飽きられたんだ

もうおこづかいないから
僕はしばらく放課後はひとりでいるよ

ちょっぴりお年玉もらったらまたナニか玩具を買うんだ

今度は玩具に飽きられないようにしなきゃ

そう思ったら橋の下におりて必死にあのおはじきさがしてた

見つかると いいなぁ
ROBI-TA
初出2005年12月19日18:48
ワタシハニンゲンダ

シカシダンナサマ

アナタノウタはニンゲントシテナノ??

ワタシハヨウコウロニムカウ

ワタシハナニモミエテナイ
ワタシハナニヒトツリカイデキテナイ

ワカリマシタ ワタシハニンゲン 
ワタシハヨウコウロニムカウ

ホントハマゼラレタダダノモノ