- つめたい雫
- 初出2005年12月08日03:55
あなたがただの二次元の存在としてのみ残っている
シュレッダーにかけても塵となったそれはそれとしてあなたを顕示する
いくら角度を変えてみても光源もかわらず視線もそらしてくれない
あなたが二次元の存在としてのみ残っているから
温度が湿度がいまいるそれでないから
つめたい雫をティシューでなぞってあげる
そしたら俺から溢れてくるのはなぜかあつい雫なのに
ココロも同じようにつめたいままだね
その二次元のあなたにそれが落ちても世界の冷たさには無力で
すぐに冷たいそれへと冷やされていく
無理矢理あつい雫を反復運動でたれながしても
残るのはただの冷えたカラダ
そのまま眠っても
冷えたカラダ
冷えたココロ
冷えた二次元のあなた
逆さになっても おれが狂っても
あなたはつめたく笑ってる
封じ込められたあなたは美しい
封じ込められたあなたは優しい
でも厚みがあるあなたはもう知らない
だから塵がのこらないよう
オイルライターでちぢこませる
二次元のあなたはまくろになるまでずっと
ずっと笑ってる
手をかざして 少しだけ熱いけど
でもあたたまるわけではない
俺はつめたい雫をたくさん落とす
えんえん落とす
おちた雫が
じゅっ
不完全にもえないあなたでなくなったものに
でもあなたはきえないんだ
あなたはこんなことではけせないんだ
つめたい雫をたくさん落とす
えんえんと
空に雫 瞳に雫 地に雫
えんえんと